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セフィアルクラスチェンジ その2
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セフィアルに続いて、スノウにも変化が起きた。
セフィアルがクラスチェンジした次の日、スノウの調子がおかしくなった。
朝からジッとうずくまって、何も食べようとしない。
触ってみると体が熱を帯びて熱くなっている。
「どうしちゃったんだ。何か病気にでもかかったのか」
「いえ、これはおそらく・・・とにかく、少し様子を見て見ましょう。」
正午ごろになると突然スノウの体がうっすらと光りはじめた。
側についていた俺達が驚いて見ていると、光はだんだんと強くなって、目も開けられない程になると、
最後にピカッと強く光り輝いた。
輝きが消えて目を開けると、そこには大きく変化したスノウがいた。
体の大きさは変わらないが、額の結晶が一回り大きくなって形状も変化した。
結晶の形がダイヤモンドのブリリアンカットのようになり、以前より強く輝いている。
そして、最大の変化はといえば、背中に生えた翼だろう。
小さいがスノウの体の色とおなじ真っ白な翼が、背中の真ん中でパタパタと羽ばたいている。
「結晶獣は成長するにつれて、体が大きく変化することがあると言われています。
今回のスノウもそうなのでしょう。」
俺達がクラスチェンジしたように、スノウも第二形態?に進化したのか。
変化後のスノウは、大きくパワーアップ。
動きはより敏捷になった。
以前から壁や天井を利用して飛ぶように空を駆けていたが、変化後はさらに何の足場のないところでも
小さな翼を利用して、完全に空を駆けている。
さらにスノウが「ヴーーー」と低く唸り声を上げると、体が光り輝いて、帯電状態になる。
そして「ワウッ」と一声、額の結晶から稲妻を発生させると魔物を感電させた。
「凄いじゃないか、スノウ!」
俺が褒めると、スノウはエッヘンとばかりに胸を張って尻尾をフリフリする。
進化したスノウの稲妻は結構威力があって、ブラッド・ベアくらいなら一撃でノックアウトできる。
さらにレクイルにも小さな変化が、
セフィアルやスノウほどではないが、ここまで何度も戦闘に参加してきたのでレベルアップして
初めてのスキルを同時に2つ習得した。
予見と識別だ。
予見とは文字通り未来の出来事を予測するもの、近い将来に何が起こるか見通すことができるようになる。
これだけ聞けば凄いスキルのように思えるが、当然そんなには甘くはない。
予見が成功するのはごくまれで、大半は何も起こらないとか、的外れとか、という結果になる。
まあ、占いと同じように当たるも八卦当たらぬも八卦といったところなのである。
識別は、相手の隠された敵意やウソを見破ることができるというもの。
こちらもレベルが低いので、かなり顔に出る相手や明らかに動揺してウソを言っている者を、
見分けるのが精一杯である。
それならスキルは必要ないんじゃ?というツッコミもあるが、
あくまで現時点での話である。将来は大化けする可能性のある能力だ。
○レクイル 銀狼族
職業 巫女
LEVEL 7
HP 45
MP 281
STR 20
VIT 25
INT 28
AGI 42
WIS 74
LUC 5
魔法 無し
スキル
予見 (小) (Lv1)
識別 (小) (Lv1)
もちろん成長したのは仲間だけではない。
それまでの冒険に加えて、アント族との大乱戦を潜り抜けた俺のレベルも26まで上昇した。
そしてたっぷりと回収した魔石の報酬を使って、魔法を2つ習得したのだ。
一つ目はアクセル・ムーブ(Tier2)。
憶えているだろうか、Tierの設定された魔法は使い込んでも成長はしない。
そのランクによってのみ威力が決まる。
そして今回俺がこの魔法を取ったのは自分に使う為ではない。
俺がこの魔法を覚えることで、眷属であるセフィアルは、俺の魔力を使ってアクセル・ムーブを使用可能となる。
二つ目はグラビティ・コントロール、その名の通り重力を操作する魔法である。
効果範囲内の重力を操ることで、敵の動きを封じ込めることができる。
この魔法は完全に対集団用で、個々に対する効果はそれほどでもない。
この魔法だけで敵を倒すことは難しいだろう。
ただ今回のアント族のような大量の魔物が向かって使う場合は絶大な効果がある。
欠点といえば、アステル系のスペルなので例のごとく魔力消費が激しい。
こいつはMP6150を消費する。
もう何も言うまい、アステル・メイガス・・おそるべし。
○タケル・オオミヤ
職業 アステル・メイガス
LEVEL 26
HP 8
MP 37309
STR 10
VIT 10
INT 3109
AGI 10
WIS 10
LUC 18
スキル
MP自動回復(中) (Lv4)
魔法適正向上(中) (Lv3)
魔法耐性向上(中) (Lv1)
魔法詠唱速度上昇(中) (Lv4)
使用魔法
第一階梯 フォトン・ブラスト (C2)
サード・アイ (C2)
プロテクション・スフィア(C2)
ファイア・ジャベリン (C2)
第二階梯 アイス・バレット (C2)
スリープ・クラウド (C2)
ウィンド・トルネード (C2)
第三階梯 アクセル・ムーブ (Tier2)
アステル系 コメット・ストライク
メテオ・サークル
グラビティ・コントロール
称号 守護魔法者
セフィアルがクラスチェンジした次の日、スノウの調子がおかしくなった。
朝からジッとうずくまって、何も食べようとしない。
触ってみると体が熱を帯びて熱くなっている。
「どうしちゃったんだ。何か病気にでもかかったのか」
「いえ、これはおそらく・・・とにかく、少し様子を見て見ましょう。」
正午ごろになると突然スノウの体がうっすらと光りはじめた。
側についていた俺達が驚いて見ていると、光はだんだんと強くなって、目も開けられない程になると、
最後にピカッと強く光り輝いた。
輝きが消えて目を開けると、そこには大きく変化したスノウがいた。
体の大きさは変わらないが、額の結晶が一回り大きくなって形状も変化した。
結晶の形がダイヤモンドのブリリアンカットのようになり、以前より強く輝いている。
そして、最大の変化はといえば、背中に生えた翼だろう。
小さいがスノウの体の色とおなじ真っ白な翼が、背中の真ん中でパタパタと羽ばたいている。
「結晶獣は成長するにつれて、体が大きく変化することがあると言われています。
今回のスノウもそうなのでしょう。」
俺達がクラスチェンジしたように、スノウも第二形態?に進化したのか。
変化後のスノウは、大きくパワーアップ。
動きはより敏捷になった。
以前から壁や天井を利用して飛ぶように空を駆けていたが、変化後はさらに何の足場のないところでも
小さな翼を利用して、完全に空を駆けている。
さらにスノウが「ヴーーー」と低く唸り声を上げると、体が光り輝いて、帯電状態になる。
そして「ワウッ」と一声、額の結晶から稲妻を発生させると魔物を感電させた。
「凄いじゃないか、スノウ!」
俺が褒めると、スノウはエッヘンとばかりに胸を張って尻尾をフリフリする。
進化したスノウの稲妻は結構威力があって、ブラッド・ベアくらいなら一撃でノックアウトできる。
さらにレクイルにも小さな変化が、
セフィアルやスノウほどではないが、ここまで何度も戦闘に参加してきたのでレベルアップして
初めてのスキルを同時に2つ習得した。
予見と識別だ。
予見とは文字通り未来の出来事を予測するもの、近い将来に何が起こるか見通すことができるようになる。
これだけ聞けば凄いスキルのように思えるが、当然そんなには甘くはない。
予見が成功するのはごくまれで、大半は何も起こらないとか、的外れとか、という結果になる。
まあ、占いと同じように当たるも八卦当たらぬも八卦といったところなのである。
識別は、相手の隠された敵意やウソを見破ることができるというもの。
こちらもレベルが低いので、かなり顔に出る相手や明らかに動揺してウソを言っている者を、
見分けるのが精一杯である。
それならスキルは必要ないんじゃ?というツッコミもあるが、
あくまで現時点での話である。将来は大化けする可能性のある能力だ。
○レクイル 銀狼族
職業 巫女
LEVEL 7
HP 45
MP 281
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INT 28
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WIS 74
LUC 5
魔法 無し
スキル
予見 (小) (Lv1)
識別 (小) (Lv1)
もちろん成長したのは仲間だけではない。
それまでの冒険に加えて、アント族との大乱戦を潜り抜けた俺のレベルも26まで上昇した。
そしてたっぷりと回収した魔石の報酬を使って、魔法を2つ習得したのだ。
一つ目はアクセル・ムーブ(Tier2)。
憶えているだろうか、Tierの設定された魔法は使い込んでも成長はしない。
そのランクによってのみ威力が決まる。
そして今回俺がこの魔法を取ったのは自分に使う為ではない。
俺がこの魔法を覚えることで、眷属であるセフィアルは、俺の魔力を使ってアクセル・ムーブを使用可能となる。
二つ目はグラビティ・コントロール、その名の通り重力を操作する魔法である。
効果範囲内の重力を操ることで、敵の動きを封じ込めることができる。
この魔法は完全に対集団用で、個々に対する効果はそれほどでもない。
この魔法だけで敵を倒すことは難しいだろう。
ただ今回のアント族のような大量の魔物が向かって使う場合は絶大な効果がある。
欠点といえば、アステル系のスペルなので例のごとく魔力消費が激しい。
こいつはMP6150を消費する。
もう何も言うまい、アステル・メイガス・・おそるべし。
○タケル・オオミヤ
職業 アステル・メイガス
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魔法適正向上(中) (Lv3)
魔法耐性向上(中) (Lv1)
魔法詠唱速度上昇(中) (Lv4)
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第一階梯 フォトン・ブラスト (C2)
サード・アイ (C2)
プロテクション・スフィア(C2)
ファイア・ジャベリン (C2)
第二階梯 アイス・バレット (C2)
スリープ・クラウド (C2)
ウィンド・トルネード (C2)
第三階梯 アクセル・ムーブ (Tier2)
アステル系 コメット・ストライク
メテオ・サークル
グラビティ・コントロール
称号 守護魔法者
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