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クラスチェンジ その2
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「よしッ、決めたッ!」
悩みに悩んだ結果、俺はアステル・メイガスへクラスチェンジすることにした。
アーク・メイガスやエレメンタル・メイガスにも引かれる物があったが、
やはりアステル・メイガスの「INTが非常に高い者にのみ選択可能」というところが気に入った。
貧乏性の俺は昔から特別とか、限定とか、閉店セールとかにはどうしても体が反応してしまうのだ。
「アステル・メイガスは習得するのが難しい職業なので、前例が少ないのですが、タケルさんがそれを選ぶというのであれば仕方ありません。」
エクレールは不満そうだったが、渋々認めてくれた。
すまんエクレール、これからもサポートヨロシク。
クラスチェンジ自体は、拍子抜けするほど簡単に済んだ。
書庫の設備から青色の光が、俺に向けて放たれる。
すると俺の体が一瞬、光輝いて・・・
クラスチェンジ完了である。
結果、クラスチェンジを終えた俺のステータスはこんな感じになった。
○タケル・オオミヤ
職業 アステル・メイガス
LEVEL 20
HP 8
MP 21060
STR 10
VIT 10
INT 1755
AGI 10
WIS 10
LUC 18
スキル
MP自動回復(中) (Lv1)
魔法適正向上(中) (Lv1)
魔法耐性向上(小) (Lv8)
魔法詠唱速度上昇(中)(Lv1)
使用魔法
第一階梯 フォトン・ブラスト (C2)
サード・アイ (C2)
プロテクション・スフィア(C2)
ファイア・ジャベリン (C2)
第二階梯 アイス・バレット (C2)
スリープ・クラウド
ウィンド・トルネード
称号 守護魔法者
まずレベルアップに加えて、クラスチェンジの恩恵もあり、
いつものごとくMPが大幅上昇、ついに2万の数値を超えてきた。
他の魔術師と比較できないのでよく分からないが、これはかなりの魔力ではないだろうか。
MP自動回復等の、これまで使用してきたスキルも効力(小)から(中)へと昇格。
魔法耐性向上のみ(小)のままだが、これは魔法を使う魔物が少ないのでもう少し時間がかかりそうだ。
さらに習得済み魔法のいくつかが、C2に昇格した。
C2では魔法のコスト、つまりMPの消費量が大きく上昇する。
もちろん、それに応じて威力も大幅アップだ。
個々の魔法の変化についてはおいおい紹介していこう。
決して、現時点ではなにも決まっていない・・・ということではないのだ。
さらにさらに、称号なる物も獲得した。
称号は、今までの戦闘から特に大きな戦果や特徴のある行動が認められた者に与えられる。
俺の場合は、常時、プロテクション・スフィアを展開していたことから、
防御系魔法の適性が上昇する守護魔法者の称号を得た。
プロテクション・スフィアは俺の生命線ともいえる魔法なので、称号で強化されるのは頼もしい。
こうして無事アステル・メイガスへのクラスチェンジを成功させた俺の戦闘力は、大幅アップしたのだった。
悩みに悩んだ結果、俺はアステル・メイガスへクラスチェンジすることにした。
アーク・メイガスやエレメンタル・メイガスにも引かれる物があったが、
やはりアステル・メイガスの「INTが非常に高い者にのみ選択可能」というところが気に入った。
貧乏性の俺は昔から特別とか、限定とか、閉店セールとかにはどうしても体が反応してしまうのだ。
「アステル・メイガスは習得するのが難しい職業なので、前例が少ないのですが、タケルさんがそれを選ぶというのであれば仕方ありません。」
エクレールは不満そうだったが、渋々認めてくれた。
すまんエクレール、これからもサポートヨロシク。
クラスチェンジ自体は、拍子抜けするほど簡単に済んだ。
書庫の設備から青色の光が、俺に向けて放たれる。
すると俺の体が一瞬、光輝いて・・・
クラスチェンジ完了である。
結果、クラスチェンジを終えた俺のステータスはこんな感じになった。
○タケル・オオミヤ
職業 アステル・メイガス
LEVEL 20
HP 8
MP 21060
STR 10
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INT 1755
AGI 10
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スキル
MP自動回復(中) (Lv1)
魔法適正向上(中) (Lv1)
魔法耐性向上(小) (Lv8)
魔法詠唱速度上昇(中)(Lv1)
使用魔法
第一階梯 フォトン・ブラスト (C2)
サード・アイ (C2)
プロテクション・スフィア(C2)
ファイア・ジャベリン (C2)
第二階梯 アイス・バレット (C2)
スリープ・クラウド
ウィンド・トルネード
称号 守護魔法者
まずレベルアップに加えて、クラスチェンジの恩恵もあり、
いつものごとくMPが大幅上昇、ついに2万の数値を超えてきた。
他の魔術師と比較できないのでよく分からないが、これはかなりの魔力ではないだろうか。
MP自動回復等の、これまで使用してきたスキルも効力(小)から(中)へと昇格。
魔法耐性向上のみ(小)のままだが、これは魔法を使う魔物が少ないのでもう少し時間がかかりそうだ。
さらに習得済み魔法のいくつかが、C2に昇格した。
C2では魔法のコスト、つまりMPの消費量が大きく上昇する。
もちろん、それに応じて威力も大幅アップだ。
個々の魔法の変化についてはおいおい紹介していこう。
決して、現時点ではなにも決まっていない・・・ということではないのだ。
さらにさらに、称号なる物も獲得した。
称号は、今までの戦闘から特に大きな戦果や特徴のある行動が認められた者に与えられる。
俺の場合は、常時、プロテクション・スフィアを展開していたことから、
防御系魔法の適性が上昇する守護魔法者の称号を得た。
プロテクション・スフィアは俺の生命線ともいえる魔法なので、称号で強化されるのは頼もしい。
こうして無事アステル・メイガスへのクラスチェンジを成功させた俺の戦闘力は、大幅アップしたのだった。
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