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ゴブリン大討伐?

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見張りのゴブリンを始末した俺たちは洞窟内部を進んでいく。
途中、何度か哨戒中のゴブリン共に遭遇した。

視界の悪い洞窟内だが、スノウの魔物発見センサーは有効だ。
遠くから接近してくるゴブリンを、感知するとすると、すぐに俺に知らせてくれる。
敵はまだこちらには気づいていない。俺たちは岩陰に隠れつつ、スリープ・クラウドで敵を眠らせてからとどめを刺す。

しばらく進んでいくと、ボロボロの扉が設置された部屋を発見。
中に入ると・・・
いきなり炎の矢が飛んできた。

薄暗い部屋の奥に杖を持ったゴブリンが1匹。
魔法を使う魔物は初めて見たが、ゴブリン・シャーマンだろう。

必死に杖を振り回すと、杖の先端に炎をまとった矢が何本も発生、こちらに向かって飛んでくる。
俺の魔法障壁にバンバンと魔法の矢が当たる。
しかしながら、これが弱いのだ。
そうまったく効いていない。

例えるならば、鉄の鎧を着込んだ戦士に爪楊枝の矢が当たるかのような、まあそんな感じである。
要は全く痛くも痒くもない、ノーダメージということだ。
俺のプロテクション・スフィアが強すぎるのか、ゴブリン共の魔法が弱すぎるのか。

魔法が効かずに焦りまくっているゴブリンに向かって、スノウがプロテクション・スフィアの守りから飛び出した。

颯爽と部屋の壁から天井へ駆けあがると、
魔法の杖を持つゴブリン・シャーマンの手首に、噛みついた。

杖を落として慌てている隙に、フォトン・ブラストをお見舞いする。


すると騒ぎを聞きつけて、新たに数匹のゴブリンが部屋に飛び込んできた。

「アイス・バレットッ」

氷の礫が先頭のゴブリンをカチカチに凍らせると、後に続く魔物たちにも降り注ぐ。

「ファイア・ジャベリンッ」

凍って動きの鈍くなった所に、こちらから急接近すると、炎の槍で複数のゴブリンを一度に仕留めた。


すると騒ぎを聞きつけて、新たに数匹のゴブリンが部屋に飛び込んでくる。

「アイス・バレットッ」

氷の礫が先頭のゴブリンをカチカチに凍らせると、後に続く魔物たちにも降り注ぐ。

「ファイア・ジャベリンッ」

凍って動きの鈍くなった所に、こちらから急接近すると、炎の槍で複数のゴブリンを一度に仕留めた。


すると騒ぎを聞きつけて、新たに数匹のゴブリンが部屋に飛び込んでくる。


すると騒ぎを聞きつけて・・・


なんだこれ・・・
学習効果が働かないのだろうか・・・
ゴブリンは同じ攻撃パターンを、繰り返してくる。
小さな群れで部屋に飛び込んでくる敵を、何度も何度も撃退。
終に全滅したのか、洞窟内はしんとなった。

ゴブリンを撃足して魔石の回収を終えた俺は、部屋の隅にに小さな宝石箱のような物を発見する。

「これは、宝箱か?」

スノウは、ワクワクした目で見つめながら、尻尾を振る。

「これは開けられそうもないな。書庫でエクレールに見てもらおう。」

「ウォンッ!」

ゴブリン共の洞窟で破壊神さながらに、暴れまくった俺のレベルは3つ上がってレベル18に到達。
ドロップした大量の魔石とアイテムを回収した俺は、ホクホク顔で書庫へと帰還したのだった。

タケル・オオミヤ

職業 メイガス

LEVEL 18

HP 8
MP 14500 

STR 10 
VIT 10 
INT 1450 
AGI 10 
WIS 10 
LUC 18 

スキル

MP自動回復(小)   (Lv8)
魔法適正向上(小)  (Lv7)
魔法耐性向上(小)  (Lv3)
魔法詠唱速度上昇(小)(Lv7)


使用魔法

第一階梯 フォトン・ブラスト
     サード・アイ
     プロテクション・スフィア
     ファイア・ジャベリン
第二階梯 アイス・バレット
     スリープ・クラウド
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