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M1グランプリ2020の感想。正直ネタの面白さがあまり入ってこなかった。その理由は・・・
しおりを挟むM1グランプリ。
第一回から、だいたい毎年見てるけど、誰が優勝するかよりも、
面白いネタが見れればいいと思って毎年見てるので、
誰が優勝するかは、毎年興味ないです。
お笑いは、人それぞれ笑いのツボが違うし、
笑いに求めてるものも人それぞれ違うから、
審査員がどんなジャッジするかとかも、
ふーん、そうなんだ程度にしか見てないです。
芸人やってる人達にとっては、巨人師匠とか松ちゃんに、
どんな評価されるかって重要だと思うけど、
一般人にとっては、プロが評価したから面白いと感じるわけでもないし、
一般人とプロで、ネタに対する見方も違うと思うので、
各々で楽しめれば、それでいいんじゃないかなと思います。
昔は、オンエアバトルとかを見てたので、
M1も知ってる芸人さんばかりだったんですが、
今は、テレビほとんど見なくなったので、
M1で初めて知る芸人さんが多いので、
M1は面白い漫才をする芸人さんを初めて知る機会でもあります。
M1で知ってから、YouTubeとかでネタを見るようになる感じです。
なので誰が優勝するかよりも、面白い漫才する人がいないか。
それを発掘するのが目的で見てる感じです。
今回のM1では、東京ホティソンが個人的には好きでした。
あのツッコミが何か笑ってしまう。
今回のM1で全体的に少し気になったのは、
ボケのインパクトが弱いコンビが多いかなぁって思いました。
何かボケの印象があまりなくて、ツッコミで笑わせるという。
ツッコミで笑わせるのって、ちょっと力技って感じするから、
正直、全体的にボケでもうちょっと笑いが欲しいなって思いました。
特に前回のM1が当たり年だったから、
今回のM1は正直、ちょっと物足りない感じはしました。
あくまで僕の主観ですが、僕が面白いと感じる漫才って、
ボケの段階で笑えるんです。
ボケで笑えて、ツッコミで笑いを増してくれる。
フットボールアワー、アンタッチャブル、ブラックマヨネーズ、
チュートリアル、麒麟、パンクブーブー、ナイツ、花丸大吉、
かまいたち、和牛、サンドイッチマンなどなど。
面白いと感じる漫才師は、だいたいボケが面白い。
ボケの面白さに加えて、新たにツッコミで笑いを加えてくれる。
今年は、そういうコンビあまり見なかったです。
あくまで僕の主観ですが。
何より、今回のM1はネタに集中できなかったんですよね。
なぜ、集中できなかったのかというと、
M1の決勝が、感染対策してなかったから。
ステージ上のアクリル板は無くてもいいんだけど、
お客さん入れてる状況で、ステージと客席の間に何もなくて、
ビニールカーテンとかも見えなかったので、
芸人さんの飛沫が客席に飛ばないのかなって、
それがめっちゃ気になって、ネタ見てもあまり笑えなかった。
これが無観客とか客席の前にビニールカーテンがあれば、
そういう事を気にしなくていいんだけど、
今回のM1は特に、ツッコミが大声で叫んでる系が多くて、
だから余計に、飛沫が客席に飛ばないかの心配をしてしまった。
特にテレ朝って、モーニングショーとかで散々不安を煽っていて、
感染対策してない事をめっちゃ問題視してたテレビ局だから、
M1の決勝の感染対策無しって、ちょっとなぁって思いました。
客席に飛沫が飛ばないかばかり気になって、
芸人が大声で叫べば叫ぶほどネタが入って来なくて、
芸人が大声で叫べば叫ぶほど笑えないから、
途中で、テレビ消しちゃいました。
だから、ファイナル見てない。
感染対策をやってもらってた方が、僕はネタを純粋に楽しめてたかも。
感染対策されてなかったがために、ネタと違う事が気になってしまった。
視聴者に純粋にお笑いを楽しんでもらうためにも、
感染対策って必要だったんじゃないか?と思う。
ただ、今日のM1決勝で出演者もお客さんからも感染者出なかったら、
アクリル板無しでビニールカーテン無しで大声で叫んで飛沫飛ばしても、
感染者は出ない事の証明になるとは思う。
もし感染者出たら、テレ朝はモーニングショーなども含めて、
コロ●対策の文句言えないと思うけどね。
感染対策云々言っても、説得力ないもん。
テレビ局として、感染対策やってなかったわけだから。
しかも、準決勝進出者とか敗者復活出場者から、
感染者出てるわけじゃないですか?
それで、決勝で感染対策やってないって凄いですよね。
本当に、感染対策云々の文句を言う資格がない!
ただ、もしM1で感染者が出たとしても、芸人には罪はないと思います。
だって、芸人は場を与えられた側だから。
この場で、この環境の中で、ネタをやっていいですよって、
主催者側がその場を提供してるわけだから、芸人さんとしては、
与えられた場の中で、思い切りネタをやるしかないですからね。
だから、M1の決勝から感染者が出たとしても、
決勝でネタをした芸人さんには、責任はないと思います。
感染者が出たら、完全に主催者側の問題です。
テレ朝は、もうコロ●の事何も言いませんって言わないと!
それから、M1って毎年、これ漫才なの?って議論あるけど、
これに対して、サンドイッチマンの伊達さんとか、
スピードワゴンの小沢さんとかが、漫才の定義なんて、
どうでもいいという主旨の発言をしてましたが、
正直どうでもよくはないかなと、個人的には思います。
理由として、M1は漫才日本一を決める大会と謳っちゃってるから、
漫才が好きな人にとっては、面白い漫才を期待するから、
漫才じゃないものが含まれると、それ漫才じゃなくない?って思っちゃう。
M1が漫才日本一を決める大会じゃなくて、
1番面白いお笑いを決める大会とか、
1番面白いネタの日本一を決める大会って謳ってたら、
漫才かどうかとかの議論は起きないんです。
漫才の日本一を決める大会って謳っちゃってると、
漫才かどうかの議論は起きちゃいます。
でも、これは昔からあるもんね。
テツアンドトモがM1に出た時も、
テツアンドトモは漫才じゃないだろって言われてましたからね。
M1が漫才の日本一を決める大会を謳うのであれば、
『※M1では、コント漫才も漫才に含まれます』とか、
『※ボケとツッコミが成立してるものは漫才と捉えます』とか、
そういうふうに書いておけば、審査する人も漫才かどうかなんて考えずに、
純粋に面白かった人に投票できるんじゃないかなって思います。
そんな細かい事まで明文化する必要あるのかと思うかもしれないけど、
今は、そういう細かい事まで明文化しておいた方がいい時代です。
それを書いてた方が、みんなが分かりやすかったりもするから。
せっかくネタが面白くても、主催者側の欠陥があると、
ネタの面白さと関係ない部分が大きな話題になったりして、
かえって芸人さんがかわいそうだと思うんです。
今回の感染対策やってなかったのも含めて、
M1を主催している側にいる人達は、
芸人が余計なことで、不幸な想いしなくていいように、
運営のあり方をちゃんと考えて欲しいなって思う。
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