変態紳士 白嘉の価値観

変態紳士 白嘉(HAKKA)

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働かずに給料をもらい続けたいのは、世界中の誰もが思ってる事だろう。

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働かずに給料をもらい続けたいのは、世界中の誰もが思ってる事だろう。


Yahooニュースの記事で、
「このまま働かずに給料をもらい続けたい」コロ●禍新入社員の本音
という記事があって、自宅待機が続いていた新入社員が、
そんな本音をこぼしてるという内容だった。

コメント欄は、そんな本音をこぼす新入社員に否定的なコメントが、
圧倒的に多かったけど、こういう事思うのは普通だと思う。

だって、世の中の大半の人は、働きたくはないでしょ。
働かずに、お金が入ってくればいいのに。
働かずに、遊んで生きていたい。
そんな事を考えるのは、当たり前だと思うんです。

だから、わざわざYahooニュースの記事にするような事でもないし、
それを真面目に捉えて、本気のコメントするのも、
個人的には、こんなの受け流せばいいんだよって思った。
それは普通の事であって、コロ●だから考えてしまう事ではない。
コロ●が無くても、働かずにお金が入ってくればいいのにって言うのは、
誰しもが思う事です。

だからコロ●は関係ない!



あと、Yahooニュースの記事で、こんな記事があった。

ーーーーーーー

キングコングの西野亮廣さんは、『西野亮廣エンタメ研究所Voicy』のなかで、
「メールの返信が遅い人とは仕事しない」と語っています。

お笑い芸人として、絵本作家として、オンラインサロンの運営者として、
日々数多くのプロジェクトを成功させている西野さんは、
どのようにチーム作りをしているのでしょうか?



仕事ができない人は、なぜメールの返信が遅いのか?
ボクは、「メールの返信が遅い人とだけは絶対に仕事をしない」と
決めています。
よく、「メールの返信が遅い人は仕事ができない」と言われていますよね。
あの話は本当で、たしかに返信が遅い人はことごとく仕事ができません。

返信が遅い人は、そのプロジェクトのことがそこまで好きじゃないんです。
口では「やりたいです!」と言うかもしれないけれど、
実際はその人にとって、やりたくてやりたくてたまらない
プロジェクトではありません。
やりたくてやりたくてたまらないプロジェクトではないから、
返信が遅れてしまうし、結果も出せない。
これが、「メールの返信が遅い人は仕事ができない」理由です。

「やりたくてやりたくてたまらない」と言ってくれる
メンバーと仕事をするほうが、よっぽどコスパがいいのです。
だからボクは自分で会社を作り、ボクの手がけるプロジェクトを
やりたくてやりたくてたまらないスタッフさんだけを集めています。

プロジェクトの目的とスタッフさんの思いとが両思いの関係なので、
当然、仕事のスピード感もパフォーマンスの高さも段違いにいいです。
もし、あなたのチームの中に返信の遅いメンバーがいても、
その人は1ミリも悪くありません。
メンバー自身ではなく、そもそもの配属先、配置に一番の問題があります。
状況を改善したいのであれば、配置から見直してみたほうがいいでしょう。

ーーーーーー


キングコングの西野氏が言ってる事って、
一般企業で、普通に働いてる人間にとっては、
こういうのって特殊な世界でしか通用しない事だなって思う。

まず、普通の仕事で、『仕事できる人としか一緒に働かない』
『仕事できない人とは働かない』なんて選択はできないから。
今いる人の中で、一緒に働くしかないから。



一般社会は、いろんなタイプの人達と共存をしなければならないし、
一緒に働く仲間にしても、クライアントや取引先や顧客にしても、
特定の個人を選べるような社会的な仕組みにはなってないので、
キングコングの西野氏が言ってる事が通用するのって、
特殊な世界の仕事だけだと思う。

キングコングの西野氏って、若い人に尊敬されていて、共感されてるけど、
西野氏の理想を持ったまま一般企業で働くと、多分仕事が嫌になると思う。
一般企業では、現実的に実現が難しい事を語ってるから。
それを実現したい人は、起業するとかフリーランスになるしかない。

ただ、フリーランスであっても、個人事業主であっても、
仕事をするうえで、自分にとって都合の良い人とだけ付き合うなんて事は、
現実的に難しいと思う。
仕事って、自分一人では成り立たないし、必ず何かしらで人と関わるし、
なおかつ人の入れ替わりもある事を考えると、
いろんなタイプの人達と、うまく付き合える能力は必須だと思うんです。

会社の中で、一緒に働く人達にも、これは当てはまること。
一緒に働く人達も、取引先もクライアントも、人の入れ替わりはあるし、
新しい顧客だってできるわけだし。

自分達のやってる仕事をできる人って、正直、面接だけじゃ分からない。
自分達のやって欲しい仕事のやり方で、その人が仕事できるのか。
それは面接では分からないんですよね。
面接の時は良かったけど、働かせてみたら何か違ったとかもあるだろうし。
面接は表面的な部分しか見えないしね。

また、仕事できる人が辞めてしまう場合もあるし、
ずっと同じ人と永遠に一緒に同じ仕事ができるわけではないので、
仕事に関しては、どういう人に対しても適応できるような
自分になってた方がいいのは確かです。

『メールの返信が遅い人とは仕事しない』というのも、
これが一般企業だと、メールの返信を早くする必要があるのなら、
ルールを作って、早く返信しないといけない仕組みにしてしまうわけです。



一般企業は、できない人の事も、できるようにする仕組みを作る。
そういう仕事のやり方を構築するわけです。
そういうふうにせざるを得ないわけです。

今いる人の中で仕事をしないといけないから、
今いる人の中でできる仕事のやり方を構築しないといけない。
しかも、みんなが同じ事ができるようにしないといけない。
なぜなら、会社にはいろんなタイプの人達がいるから。
いろんなタイプの人達がいても、みんなが同じように仕事できるようにする。
そういう仕事のやり方が、一般企業では必要なんですね。

だから、西野氏の言うような、
メールの返信が遅い人とは仕事しないというのは、
一般企業だと、そんなふうに人を選べないから、
若い人達で、西野氏の言うような仕事の理論を尊重したい人達は、
一般企業で働くのは難しいと思う。

とにかく、いろんなタイプの人達と関わってた方がいいと思う。
仕事できる人、仕事できない人の両方に触れておく事も大事。

僕も、もともと仕事できない人を否定して、見下してたタイプだけど、
チームリーダーを長年やってきて、
『仕事ができる人』を当たり前に思っちゃいけなくて、
『仕事できない人』を当たり前に思ってた方がいいと捉えるようになりました。
なぜなら、最初から『できない人』の方が多いからです。

『できない人』に照準を合わせてた方が、いろんな人に適応できるんです。
『できる人』に照準を合わせちゃうと、適応できる人が限られる。
それだと、めちゃくちゃ苦しむんです。

だから、できない人もできるようになるマニュアルを作ったり、
できない人もできるようになる仕組みを作ったり、
できない人もできるようになる教え方を身につけたり、
そういう事ができるようになっている方が、仕事の幅も広がるし、
他の人が苦戦するようなタイプの人でも、
自分だったら対応できたりするわけです。



仕事って、そういうのが大事なんです。
仕事できないからって、切り捨てちゃダメなんです。
仕事できない人を否定しちゃダメなんです。
そういう人の事も、仕事できるようにしていける人こそが、
本当に仕事ができる人なんです。

仕事ができない人を、いかに仕事できるようにさせてあげられるか。
このスキルが、仕事においては一番必要なのかもしれない。
だけど、それが一番難しい。

どんな仕事でも、どんな会社でも、どんな業界でも、
人の入れ替わりは、必ずどこかしらである。
だから、いつか必ずできない人に当たってしまう。
だから、できない人に適応できる自分になってた方がいいんです。


そういうわけで、キングコングの西野氏を尊敬する若い人達に思うのは、
一般企業に就職するような人は、西野氏を参考にしない方がいいという事です。
特殊な世界で生きてる人の仕事とは・・・って発言は、
一般企業で働くうえでは、的を得てない事が正直多い。


だから、なぜ尊敬されてるのか、僕には分からないんです。
僕は、キングコングの西野氏は、ネットワークビジネスで
セミナーの講師をする人達と同じ雰囲気を感じる。



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