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学会厳護とは何なのか?
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創価学会は、このコロ●の対応は結構早かった。
2月中旬くらいには、小単位の会合を含めて、
全面的に中止の連絡がきてた。
2月中旬から、ずっと何ヶ月も会合無し。
僕はもともと会合出てないので、あまり影響ないですが、
牙城会員として会館の着任をしてるので、
着任の有無くらいは関係してきますが。
5月末頃に、緊急事態宣言が解除されて、
6月から一般社会も通常稼働を再開し始めた。
そんな流れの中で、6月13 日付の聖教新聞で、
こんな記事が出ていた。
《聖教新聞の記事(一部抜粋)》
ーーーーー
全国方面長会議が12日午後、テレビ中継で結んで、
東京・信濃町の学会本部別館で行われた。
ここでは7月の活動について協議した。
コロ●の感染防止に留意しながら社会活動が再開され、
イベント参加人数の上限も段階的に拡大される政府の指針を踏まえ、
7月10日以降、学会としても徐々に活動を再開すると言及。
各会館の使用を開始し、その第1弾の行事として、
池田大作先生の第3代会長就任60周年の「記念映像上映会」を
7月10日から26日まで、全国の会館(個人会場を含む)で行うと発表した。
開催日時等の詳細は今後、各県・区で検討・決定される。
ーーーーー
この記事を読んだ時に、さすがに時期尚早ではないかと思った。
特に学会の場合、高齢者が多いので、こういう会合しちゃうと、
高齢者が会館に集まっちゃうでしょ。
結構リスクが高い。
学会の会館で会合に参加したって、感染経路が特定しやすいので、
この情報は即広がりやすいとも思う。
創価学会が仮にメディアに圧力かけたとしても、
ネットの力で、そんなものはすぐにバレる。
しかも全国でやるわけでしょ。
全国で創価学会の会合で学会員が集団感染になってしまうと、
当然、大きなニュースとして取り上げられてしまうし、
当然、ネットでもめちゃくちゃ叩かれるとも思う。
特に、創価学会を嫌ってる人が多いので余計に。
だから僕は、自分の地域の組織と、創価学会のHPに、
7/10が自分の会館着任予定日でもあったので、
こういうメッセージを送りました。
《自分が送ったメッセージ(抜粋)》
ーーーーーー
7/10に上映会が行われる場合、自分がその日の着任になってます。
もし、そこで感染者が出た場合、そこで着任してる人も、
会合参加者もPCR検査を受けないといけなくなる可能性があります。
もし、その検査で陽性だった場合、会社を休む事にもなります。
学会の会館の着任で、コロ●に感染して仕事休む事になると、
世間的なイメージ悪化もありますが、着任者の社会的信用にも、
大きな影響を与えることにも繋がります。
この事によって、創価学会自体が余計な敵を増やしたり、
会館自体が使用しづらくなったり、会合自体が行いづらくなることにまで
発展する可能性もあります。
全国の牙城会員・全国の学会員に同じリスクがあります。
当然、絶対無事故の唱題はやりますが大きなリスクがあるのも確かです。
個人的にはそのリスクを冒してまで、時期尚早にやらないといけないほど、
記念上映会は重大なものなのか?とも考えます。
本当に慎重に判断しないと、細かいとこまで対策打っても、
見えない敵なので、どこで入り込むか分からないので、
何が起きるか分からないです。
特に高齢者が多いので、会員さんを守る、三代会長が築きあげてきた
学会を守る観点で考えても、本当に慎重に判断して欲しいと思います。
ーーーーー
こういうメッセージを送ったわけです。
仮に、牙城会員などの会館着任者がコロ●対策をやったとしても、
会館に来館する会員さんがちゃんとやってくれるとは限らない。
特に、高齢者が全員ちゃんとやってくれるか分からない。
会館着任者は徹底できても、来館される会員さんまで徹底できるのか。
だからこそ、本当にやって大丈夫なのか。
ちゃんと検討して、慎重に判断しておくれって伝えました。
祈るしかない!
信心で乗り越えるしかない!
そんなふうに言われたとしても、そういう次元の話じゃないから。
現実問題として。
そんな事は言われてないけども。
特に、創価学会の会館着任者って、大変なんです。
会館着任するために、仕事有休とったり、早上がりさせてもらったり、
職場に迷惑かけて、会館着任してる人も中にはいるわけです。
そんな中で、学会の会館でコロ●に感染したってなったら、
会社にどう思われるか想像できるでしょ。
社会的立場を失う可能性もあるし、社会からの信用失墜の可能性もある。
そうすると、人生が生活が、めちゃくちゃになる。
そんなリスクを冒してまでやらなきゃいけないほど、
記念上映会って、今やるべきことですか?
そんな重大な会合なんですか?ってなるわけです。
だから僕は、すんなり分かりましたと言うわけにいかないので、
自分の地域の組織と学会のHPに、上記意見を伝えたわけです。
だいたい記念上映会って、会館じゃなくていいし。
創価学会のHPやYouTube等で、期間限定でVODか何かを公開して、
会員さんに「見ておいてね。見たら報告してね」って、
連絡すればいいじゃん。
活動家の人達は、そういう連絡きたら、だいたいちゃんと見るから、
そういう対応で、充分イケるでしょって思うんです。
いや、でも高齢者はネットとか見ないから、高齢者に関しては、
会館で見るしかないんですって意見もあると思うけど、
高齢者が一番、人が集まる場所に行っちゃダメでしょ。
高齢者は感染すると重症化しやすいのだから。
だから余計に、今、会館でやる必要あるのか?
そう思うわけです。
本日7月10日ですが、地域によって予定通り開催してるとこもあれば、
首都圏は感染者数が増えてるので、開催を中止してる地域もあるそうです。
2週間後あたりに、全国で創価学会の会館でクラスターが発生。
そんなニュースが出なきゃいいですが。
でも、本当にこの対応は慎重にやらないと、
創価学会の弱体化が急激に進む原因にもなりかねないです。
そうすると、創価学会を辞める人も増えるかもしれない。
衆院選で公明党が議席を大きく減らす可能性もある。
本当に、ここの対応・判断は、それくらい大きく左右する。
だから僕は、学会厳護とは何なのか?って思うんです。
僕は別にほとんど活動してないし、会合も出てないし、
選挙も公明党に投票してないし、都知事選も小池氏に投票してない。
創価学会という組織自体も、正直好きではない。
だけど、立場的にも、学会を守る側にいるので。
池田名誉会長は、牙城会に対して、こんな指導があります。
《池田名誉会長の牙城会への指導(抜粋)》
ーーーーーーーー
■牙城会には、本部・会館・学会員を厳然と守る使命がある。
全神経を研ぎ澄ませ、注意力を働かせて、どんな小さな事も、
決して見過ごしてはならない。
注意力というのは、一念によって決まる。
■牙城会があったから、学会は護られた。
増上慢の幹部が護ったのではない。
■何を聞いても見ても、その本質を見抜いて勝利への手を打ち、
価値を創造していなければ、世界公布の指導者にはなれない。
■信仰は観念ではない。
人間が生き生きと働き、生活を豊かにし、職場を発展させていく。
信心は即生活であり、仏法は即社会である。
■信心は一人前、仕事は三人前。
先輩方は、この心意気で仕事に挑み、職場で実証を示してきた。
だからこそ、今日の創価学会がある。
■事故を起こすのは愚かである。
あらゆる点に目を配り、断じて事故を起こさないよう、
万全の準備をしていく。それがリーダーの責務である。
特に、大勢の人が集まる場合は、細心の注意が必要である。
無理をして大勢を集めるより、もっと価値的な方法を
考えていったほうが良い場合もある。
ーーーーーー
上記に書かれてるような事が、牙城会精神と呼ばれてるわけです。
「信心は一人前、仕事は三人前」「職場で実証」
つまり、社会の信用を失墜してはいけないという事。
学会厳護とは、仕事で職場で社会で信頼されてこそ成り立つわけです。
「無理をして大勢を集めるより、もっと価値的な方法を~」と、
思いきり書いてある。
学会厳護のためには、そういう判断も必要という事。
果たして創価学会の中央・上層部に、学会厳護の意識はあるのだろうか?
学会厳護の意識があったら、この時期にわざわざ会員さんを会館に集めて、
記念上映会を開催するだろうか?
僕は同じ信仰・信心をしていて、ほぼ活動してないし、会合も出てない。
それなのに、これくらいのことは考えられる。
僕よりも活動していて、僕よりも会合出てる人達は、
僕よりも勉強し、僕よりも学んでるはずだから、
僕よりも深く考えられてないとおかしいのです。
僕はそう思ってる。
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