変態紳士 白嘉の価値観

変態紳士 白嘉(HAKKA)

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小池都知事が再選。都知事選で、僕が小野泰輔氏に投票した理由。

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都知事選。
メディアでは、あまり取り上げられてなかったようですが、
世間的には、結構注目してた人は多いのではないかと思います。

小池都知事が再選確実ということで、大方の予想通りでした。



今回の都知事選での注目は、まず投票率。


今回のコロ×で、都知事の判断・対応によって、
都民の仕事・生活・プライベートに直接影響を及ぼして、
都知事の判断・対応によって、都民のやれる事が左右する事を知って、
都知事選に関心を持つ人が増えるのではないかと思ってました。

今まで知事という存在に対して、自分の生活に影響があるなんて、
全く思った事無かったし、誰でもいいやって思ってた方なので、
都知事選で、今回ほどちゃんと調べて投票しようと思った事は、
過去にもありません。


投票所での感染を恐れて、投票に行かない人が多いだろうから、
投票率は低いのではないかと、メディアや専門家達は言ってたけど、
僕は、投票率70%くらいは、いってほしいなと思ってました。

今回は、メディアがあまり都知事選を取り上げなかったと言われてるけど、
僕とか若い人達は、そもそもテレビのニュースはそんな見てないし、
見るとしたらネットだし、ネットのニュースでは都知事選の記事はあったので、
メディアが取り上げない事と投票率は、あまり関係ないかなと思ってます。


正直、メディアや専門家の人達は、投票率が低いという予測とか、
感染したくないから有権者は行かないんじゃないかという憶測ではなく、
投票所では、こういう感染対策をとってるから、投票行きましょうって、
そういう働きかけをして欲しかったなって思います。

鉛筆は、投票用紙を受け取る時に、消毒済みの鉛筆を受け取るので、
今回の選挙は、感染対策をとられてますので、安心して投票行ってください。
そういう情報を伝えて欲しかったなって思う。


予測とかの情報はそもそも要らないしね。
メディアとか専門家って、予想するために存在してるのか?
結果で判断すればいい事だから、事前の予測は要らないよって思う。


事前にあった都知事選の世論調査も、なぜか調査対象が全国になっていて、
都民にしか投票権ないのに、全国に聞く必要あるか?と思ったし。

都外とか全国から東京に働きに行ってる人もいるから、
全国に調査するのは意味あるって意見もあったけど、
都外とか全国から東京に働きに来てたとしても、
都知事選の投票権は、東京に住民票がある都民だけだから、
全国に調査しても、投票権ないんだから意味ないでしょって思った。
やるなら投票権ある人に聞けよって思う。


そういう意味では、誰が総理にふさわしいかっていう世論調査も、
本当は意味ないんだけどね。
国民が投票できるのは、国会議員を選ぶ選挙であって、
誰を総理大臣にするかを選ぶ権利まではないので。

誰を総理大臣にしたいかを聞くなら、国会議員に調査するのが良い。


メディアって本当に、無駄な情報ばかり発信する。



もう一つ注目すべきは、選挙活動のあり方です。
小池都知事は、街頭演説してなくて、ほぼ選挙活動無し状態。
他の候補者は、街頭演説したり、選挙カーでまわったり。

もし、小池都知事が再選したら、街頭演説とか選挙カーって、
有権者が投票先を決める判断材料にはならない事の証明ではないかと思った。
知名度がない人が、どれだけ飛びまわっても、知名度のある人に勝てない。
小池都知事が落選したら、街頭演説とか選挙カーは効果あるって思うけど。


そういう意味では、候補者は普段から知名度を広げる活動をしてないと、
選挙の時だけ飛びまわっても、広がりきれないなって思う。
知事選は特に、いつあるのか前もって分かってるので、
そういった準備をする時間はあるんじゃないかなとは思います。


あと、僕が最近思うのは、都知事選だけじゃないんだけど、
誰でも立候補できる選挙制度は改め直した方がいいなって思う。

国政選挙も地方選挙も首長選挙も、試験に合格した人だけが、
立候補できるようにした方がいいなって思う。
つまり、勉強をしないと立候補できない!

それくらいの事しないと、選挙で遊ばれちゃう。
国民・都民の仕事・生活・人生を左右する政治の選挙なので、
いくら民主主義で自由だとはいえ、選挙を軽く扱われるのは、
ダメだと思う。

国政選挙とか地方の選挙でも、新人の候補者がよく、
これから勉強しますみたいなこと言うけど、
勉強してから立候補しろよって思うもんね。
議員の仕事を勉強の時間に使うんじゃねぇよって思う。
仕事なんだし、その仕事でお金もらうわけだから。

学生気分で、ノリで選挙出るのは本当に辞めて欲しいです。


ここ最近の都知事選は、知名度のある有名な候補者ばかり当選してる。
正直、これってどうなんだろうかと思う。
東京だからってのもあるだろうけど、政治の選挙を名前で投票先決めるのって、
僕は変だと思ってるので。
しかも、知事ですよ。

知事とかみたいな首長選挙って、全国的に見ると一般人が知らないような
誰?って人が、だいたい選挙出るじゃないですか。
知事が地元で有名になっていくのも、知事やってる期間が長くて、
地元に名前が浸透していくって感じだから、
東京みたいに初めから一般人の誰もが知ってるような候補者が選挙に出て、
その人が当選して、そのまま知事になるって、東京だからだろうなって思う。


よく政治を変えるって言うけど、政治を変えるには、
有権者の意識がまず変わらないと、政治って変えられないんですよね。
有権者の意識とは何か?

それは、有権者の投票先を決める基準です。
有権者の投票先を決める基準が変わらないと、政治は変わらないです。

有名だからとか、名前を知ってるからとか、頑張ってそうに見えるからとか、
メディアによく出てるからとか、そういう基準で政治の選挙の投票先決めるって、
変なんですよね。
やっぱり、仕事をしてくれる人を選ばないといけないですよね。


有権者の意識を変えるって、一番難しいですが。
いい加減、ちゃんと調べて投票先を決める人が増えてほしいなとは思う。




ちなみに僕は、7月4日(土)に期日前投票に行きました。
今回の都知事選の投票先の選択肢は、僕の中で3択でした。


■元熊本県副知事の小野 泰輔氏
■元介護職員の込山 洋氏
■作家でオンラインゲーム運営会社役員の沢 しおん氏


なぜ、この3名だったのか。
理由は、選挙公報に書かれてる政策がまともで、
現実的に対応可能な政策が書かれてると思ったから。



最終的には、小野泰輔氏に投票をしました。
小野泰輔氏に投票した理由。



①熊本での副知事としての経験。
 熊本地震の時に災害対策の対応も行ってるし、
 有事の経験がある事もプラスだと思った。



②東京には若いリーダーが必要。
 東京は日本の首都であり、世界を代表する都市でもある。
 世界から注目を浴びるからこそ、若いリーダーが運営して欲しい。

 若いリーダーが必要だと思ってたので、
 この時点で、宇都宮氏は選択肢にありません。

 山本太郎氏も若いかもしれないけど、山本太郎氏は極端すぎる。
 山本太郎氏は、東京のトップに立つよりも国会で暴れて欲しいタイプ。
 権力側に立つより、権力に立ち向かう側にいる方が力を発揮するタイプ。
 そのため、個人的には山本太郎氏は知事向きじゃないと思ってたので、
 山本太郎氏は、今回は投票先の選択肢は初めからなかった。



③大阪の吉村知事・北海道の鈴木知事と同じ雰囲気を持ってる。

 今回のコロ×の対応で、吉村知事と鈴木知事は、国の動きを待たずに、
 スピーディーに自分達で判断・行動を行った。
 これは、若いからこそできた事だと思う。
 有事の時は、国の判断を待たずに、自分達から能動的に動く事も必要だと思う。

 特に、国は日本全体のことを考えて判断するでしょ。
 地域ごとに状況が違うので、各地域の長が自分達で調査・判断して、
 自分達で、何をやるべきかを考えて、国を待たずに自分達から動くのが、
 あるべき姿ではないかと思いました。


④政策がかなり具体的に書かれており、問題提起してる部分も
 自分の考えと似ている。

 小池都知事は、ほとんどパフォーマンスばかりで、
 新しいネーミングを使うだけで、
 それ何の意味あるの?って思う事ばかりやってるから、
 小野氏のように具体的に書かれていると、
 小池都知事のアバウトな表現と比較すると、小野氏は分かりやすく感じる。


以下は、小野氏の公式HP書かれてる政策から一部抜粋したものです。


ーーーーー

【小野氏が掲げてる政策の一例(これは一部分です)】

●コロ×対策について、科学的なエビデンスに基づき、
特定業種に絞った規制を行うと同時に、
対象業種の従業員を中心とした補償を実施し、
経済活動や学業と新型感染症対策を両立。

●発令条件が不明確な「東京アラート」や、時間がかかりすぎる
ロードマップについては即時に見直し。

●現場のIT化の徹底、区の保健所の支援と東京都との情報共有などを通じ、
明快な指標と数値目標を設定・公開。

●第二波、第三波の感染拡大に備えて都内に新型コロ×ICUセンターを整備し、
重症患者への十分な対策を講じる。

●PCR検査については、医師が必要と判断した全員が、
速やかに受けられるように機器と体制を拡充。

●抗原検査等、感染を迅速に調査する方法の普及に取り組む。
大規模な抗体検査・大学、研究機関等と連携し、
新たな感染症発症動向指標の開発を行うことで、
科学的な感染拡大対策がとれるようにする。

●コロ×によって「夜の街」全般が不当な風評被害を受けたことに鑑み、
正確かつ緻密な情報公開に基づき、東京の魅力の一つである
「夜の街」の風評被害を払拭したうえで、
ウィズ・コロ×の時代の新しい魅力を創出し、
ナイトタイムエコノミーを推進。

●ウィズ・コロ×を見据えた「オープンウェア」な都市計画を策定。
特に道路にオープンカフェや屋台などを設置する「パークレット」の開設、
野外公園のトレーニング器具の充実などにより、
屋外でも完結するライフスタイルを東京から発信。

●テレワークのさらなる導入推進等を図ることで、
密を避け感染リスクを下げるとともに、
多様なライフスタイルに柔軟に対応できる働き方を普及、定着させる。

●満員電車解消を実現するための、隣県をも巻き込んだ
サテライト都市整備構想により、満員電車解消の実現、
都心の過密の解消、就労と保育の両立を実現。
ダイナミック・プライシング(時間別価格設定)の導入や
自動運転技術なども積極的に検証し、
渋滞や満員電車に悩まされない次世代交通都市を実現。

●知事報酬・期末手当の50%カットだけでなく、
退職金のカットにも着手し、真の「身を切る改革」を実行。

●印鑑とFAXは順次廃止し、公文書はすべてデジタル化をするなど、
都庁内のITと労働環境を刷新し、
生産性と都民向けサービスを向上。

●都庁の政策立案・政策意思決定過程や有識者会議・審議会など、
都政の情報公開を徹底。
公文書については、重要性の高いものは原則として廃棄をせず、
ブロックチェーン管理に取り組むなど永久保存のルールを設ける。

●首都直下型地震など、いつ来るかもしれない災害に強いインフラ、
社会システムを副知事時代に発生した熊本地震の経験を生かし再構築。
特に木造密集地域やゼロメートル地帯のハザードマップの充実化を
早急に行う。

●茨城県や大阪府を参考に、同性パートナーシップ都条例を制定。
 同性間に限らず使えるパートナーシップ制度(東京版PACS)も
 合わせて検討。

●自身のがん患者としての経験に基づき、
がん検診受診率の向上やがん患者の就労継続支援を積極的に行う。
子宮頸がん(HPV)予防ワクチンについて、正しい知識の周知を徹底し、
接種の促進と公費助成の対象年齢外となった都民への助成を行う。

●妊娠、出産、子育てへの大胆な投資を行う。
特に保育士・教師の事務負担軽減および生徒の学びの充実のための
事務簡素化・ICT化、不妊治療助成拡大、妊産婦支援・
割引制度(マタニティパス等)の拡充、子育て応援券の導入、
保育士の待遇改善(直接給付)など、サポートの拡充を図る。

●相対的貧困率の高いひとり親家庭の経済的支援・自立支援を積極的に行う。
また、民間金融機関と連携し、養育費の不払いを一定期間立て替える
制度の導入を検討。
さらに、ひとり親家庭の子どもの学習支援の場を提供。

●大阪で先行する「学校外教育バウチャー」を導入し、
生活困窮世帯の教育機会を徹底的にサポート。
また、都立大学は国の基準を大幅に上回る範囲で無償化を推進。

●タブレット端末の一人一台支給の早期実現や
各家庭のインターネット環境整備を推進し、
コロ×による学力格差拡大を防ぐ。
集団教育のあり方や部活動のあり方を検証し、
時代にあった教育方法を提示。

●児童相談所について、職員の充実、警察との連携、
常勤弁護士の配置など強化をはかり、
虐待致死事故を徹底的に防ぐ体制を構築。
また、里親委託・特別養子縁組の普及、促進を図る。

●手話言語条例を制定し、聴覚障害者の方とともに歩む東京都を実現。
障害者雇用の向上のため、分身ロボット等のテクノロジーを使った就労、
超短時間労働制度などを公共事業から導入。

●在宅での医療・介護を受け、看取りもしてもらえる
持続可能な地域包括ケア体制の構築。

●コロ×によって就労先を失った在京外国人技能実習生等と
労働力不足の地方の農家等をマッチングし、
都と地方が一体となってコロ×を原因とする労働問題を解決。

●まだ多くの保育所で対応が困難な病児・病後児保育を拡充するため、
対応施設を設置する民間事業者・基礎自治体にさらなる財政支援を行う。

●自らも双子を育ててきた経験から、
多胎児支援のモデルケースを東京都から構築。
今年度から都も打ち出した多児ピアサポート事業・
家事育児サポーター事業など、基礎自治体と連携し
速やかに実現されるよう適切に支援。

●医療的ケアを必要とする障害児に対して、
縦割りになっている保育・療育の垣根を超えて対応できる
施設・事業者を増やし、そのための専門人材育成に努める。

●区市町村連携や東京都外の自治体との連携により、
高齢者向け介護施設の確保を進め、「待機高齢者」を減らします。
また、介護・福祉の現場へのロボットの導入を支援するなど、
介護人材への負担の軽減と介護離職防止を図る。

●東京オリンピック・パラリンピックについては、
2024年への延期も視野にIOC等と再交渉を行い、
十分な感染症対応の時間を確保しながら、
都民の希望である東京大会は確実な開催を目指す。

ーーーーー


まあ、でも僕みたいにここまで調べる人って、少数なんだろうなって思う。
大半の人が、表面的な事だけで決めるんだろうなぁって思う。
政党とか右翼・左翼、与党・野党とか。


そういう表面的な情報だけで判断せずに、
もっと中身を調べて判断して欲しいなって思う。


人間は中身が大事って言いながら、選挙は中身見ずに投票するのか?
そんなふうにも思ってしまいます。


小池都知事に投票した人達は、いったい小池都知事の何を評価したのか。
僕は、東京アラートを出してきた時に、小池都知事の選択肢は無くなりました。

緊急事態宣言を行ったあとに、緊急事態宣言よりも軽い
単なる注意喚起的な東京アラートなんかやったところで、
何も響かないと思ったからです。

それでも、小池都知事を評価して投票する人が多いわけだから、
僕の方が、多数派ではないんだろうなとは思います。


小池都知事の再選が決まってしまったので、
小池都知事に都の運営をお任せするしかないですが、
今後も、衆院選等の様々な選挙があるので、
有権者の質があがってくれる事を望むばかりです。


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