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台風時の対応に思う。これが平日だったら・・・。
しおりを挟む今回の台風。
まだ、台風が遠く離れた場所にあって強風域の段階だったのに、
雨風が結構強かった。
強風域の段階で、ここまで雨風の強い台風は久しぶりかも。
暴風域に入ったら、もっと大変な事になるのかと思った。
暴風域に入る前から、川の氾濫が発生している場所もあって、
暴風域に入ったら、どうなっちゃうんだろうかと思った。
自分の住んでる地域でも避難勧告の緊急速報は何度も受信していたし、
大雨特別警報もあらゆる地域で発表されるし。
そんな中、地震まで発生するし。
ずっと家にいたけど、大変な1日でした。
ちょうど台風が通過する21時前後あたりから、今まで経験した事のないような
風の音がゴーゴー鳴り響いて、かなりヤバかったです。
自分が住んでる地域では、最大瞬間風速が43mを超えてたみたいで。
自分の家は停電はしなかったけど、テレビのアンテナが受信できなくなったり、
Wi-Fiが繋がらなくなったり。
この時思ったのが、Wi-Fi繋がらなくて、キャリアの電波も繋がらなかったら、
エマージェンシーコールとか災害掲示板の安否報告って、
使えないじゃんって思った。
特に台風の時って、電波の繋がる場所に移動できないじゃない?
待機するしかないじゃんって思った。
そういう時、至急で報告はできないなって思った。
そういう状況の時、どうするのか。
課題ですね。
朝になってテレビを見ると、あらゆる地域で川が氾濫して、
住宅にまで水が浸かってる地域がいくつもあって、
東日本大震災の時の津波と重なって見えてしまいました。
自然災害を前にすると、本当に人間って無力だなって思った。
台風が過ぎ去っていく事を、家で待つしかないんだもん。
あと、やっぱりこういう時は、NHK見ちゃいますね。
NHKをぶっ壊すって言ってる人もいるけど、
こういう時は結局NHK見ちゃうなって思った。
今回の台風で、ネットニュースではこんな報道もありました。
『都内直撃なら死者8000人、被害総額115兆円の予測も 東京23区は3割浸水』
こういう報道を見ると、いつも思うのは、こういう被害予測をするのは、
台風が来る事が分かってからする事ではなく、もっと早い段階でやる事でしょって。
日本は世界一の災害大国。
毎年のように、自然災害が発生している国。
地震にしても台風にしても、今発生してなくても被害予測はできる時代じゃない?
科学も発展して、地震や台風で、どんな被害が起きるのかも予測できる時代。
その被害予測をもとに、国や地方があらかじめ様々な対応をしておいて、
いざ台風や地震が発生した時に被害を最小限にするのが、
国会議員や地方議員達の仕事ではないのかな?って思う。
台風が発生してからの素早い対応も大事だけど、
そもそも、台風が発生する以前から先読みして、先手を打って、
国民の住民の安全を守るのが、政治家達が本来やるべき事だと思う。
死者何人予測とか、被害総額何円とか国民に知らされたところで、
国民は何もできないしね。
だから、そういう情報を持っている専門家やメディア・マスコミは、
不安を煽るために情報を発信するのではなく、政府と連携して、
国民の生活を守るために、そういう情報は扱ってほしいなって思う。
国民は、自分の家を守る事、自分の命を守ることしかできないじゃない?
でも、国とか地方は全体を守ることを考えないといけないでしょ。
全体を守るのって、地震や台風が発生してからじゃ守りきれないじゃない?
そういうのが発生する前から、様々な事を想定して、対策を打って、
地震や台風が発生しても大丈夫ですよって安心感を与えるのが、
国や地方がやるべき事なのかなって思う。
税金払ってるんだから、それくらいの事やれよって思う。
それが、政治家の仕事だ!
あと、ラグビーW杯の一部の試合が中止になって思った。
来年オリンピックあるでしょ。
時期的にも、台風発生する可能性あるでしょ。
台風発生した時の事も想定して、サブ会場も抑えてた方がいいなって。
日本の場合、移動距離も海外ほど長時間かかるわけじゃないから、
中止せずにやれる方法って、いろいろ模索できるんじゃないのかって思う。
もう、間に合わないかもしれないけど。
オリンピックで試合中止は、有り得ないかなって思うので。
アスリートファーストならば!
災害大国のわりに、スポーツの国際大会でそれを想定せずに、
中止するしかないっていう判断は、世界的に見ても、
日本って、その程度の国なのかと思われるんじゃないかな。
逆に、日本が世界に模範を示せるチャンスでもあるので。
自然災害を前にすると人間は無力ではあるけど、
自然災害を想定して、様々な対策や事前の準備は、
人間ができる事でもある。
それから、今回の台風は休日だったけど、もし今回の台風が平日だったら、
自分のとこの職場は、果たして自宅待機になっただろうか?
うちの会社は、今までの傾向として、自己判断に委ねられていて、
会社から指示出しされる事がなかったので、もし平日だったら、
仕事行かなきゃいけなかったんじゃないかなって思った。
午前中は電車が動いてたから余計に。
基本的に、どんな仕事も、納期が決まっていたりするし、
納期が決まっているからこそ出勤せざるを得ない状況になるので、
そういうのも、状況に応じて変動できるようになっておかないと、
いつまで経っても、会社が指示出しできずに、自己判断に委ねる状況が、
ずっと続くんじゃないかなって思う。
それって、会社として従業員を守る責任を果たしてると言えないし。
<労働契約法の第5条 条文>
「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ
労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。」
労働者の生命・身体等の安全を確保するのが会社の責任なら、
台風が来るって分かってる時に、普通に出勤させてしまうのは、
労働者を大事にしていないと思われてもしょうがない。
以前も書いたけど、台風は事前に情報が入手できる。
事前に情報が入手できるからこそ、調整ができる時間もある。
その調整を、先手を打って対応しておけば、台風が来る日は休みにできる。
それを、個人の判断に委ねるのではなく、会社としてできてないといけない。
国も地方も会社も、事前の準備を怠りすぎです。
前もってできる事をやらなさすぎです。
それをやらないから、国民が住民が従業員が困るんです。
台風や地震が発生してから、いかに迅速に動くかも大事だけど、
それ以上に、事前にどれだけの対策を行い、どれだけの準備を行なって、
国民・住民・従業員の安全を、組織として守ってあげられるか。
それをやらないと、組織の意味がない。
自己判断に委ねられるなら、組織に属してる意味ないからね。
組織が責任を果たさないのなら、何の為に組織は存在しているのか。
今回、僕は台風が接近する日とライブの出演日が重なってました。
ライブハウスからは、ライブ出演予定日の2日前に中止の連絡がありました。
僕も台風情報を逐一チェックしていて、出るべきか迷ってたので、
ライブハウスから早めの連絡が来て、助かりました。
ライブハウスに行く事はできても、帰れない可能性が高かったので。
これは、アーティストだけでなく、お客さんもそうだもんね。
ライブハウスやイベントの主催者って、
総合的な判断でジャッジしないといけないから、
なかなかこのジャッジは難しいだろうなって思う。
今回、ただ中止の連絡だけじゃなく、別日でのライブ出演も調整でき、
とても、良い対応をしてもらえました。
地震は突然起きる事なので、こういった対応を行うのは難しいけど、
台風のように、事前に情報を入手できるものに関しては、
社会全体が、ちゃんと活かして欲しいなって思う。
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