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『今、好きな人はいますか?』と聞かれると、 どう答えようか考えてしまう。
しおりを挟む『今、好きな人はいますか?』と聞かれると、
どう答えようか考えてしまう。
『好きな人』=『今、恋をしてる人』だとしたら、
今そこまで深く好きになってる人はいないから、
『いない』と答えるのが正解なのかな。
人を深く好きになる。異性に恋をする。
アラフォーともなると、なかなかそこまで深く人を好きになる機会がない。
恋をすること自体が、ほぼないなぁって思う。
見た目が可愛くて美人で、目の保養になって癒される女性はいます。
TwitterやインスタやYouTube、街や電車の中、会社にもいます。
だけど、見た目が可愛くて美人で、目の保養になって癒されても、
それだけじゃ恋はしない。
だいたい、それどまりになるし、そこから深く好きになるって、
なかなかない。
人を深く好きになるとか、誰かに恋をするって、
本当に貴重なんだと思う。
幼稚園、小学生、中学生、高校生のそれぞれで、好きな人はいた。
20代半ば、20代後半でも、好きな人はいた。
だいたい好きになるのって、一緒に遊んでいた友達か、
同じクラスの女子か、同じ職場で働いている女子か。
でも、30代になってからは、誰か特定の異性を好きになるって、ほぼない。
目の保養にはなっても、そこまで深く人を好きにならなくなった。
異性に対して、淡い期待をしなくなったから余計に、
好きになったところで、何か良い想いができるわけじゃないからって、
冷めた気持ちを持っている部分もあるとは思う。
もともとは惚れやすく、すぐ好きになっちゃう人間だったけど、
今は、冷めてる感じです。
僕が人を深く好きになって恋をした時って、
だいたい相手の内面に触れた時だった。
例えば、優しくされたとか感謝されたとか心配してもらえたとか。
自分のために相手が何かをしてくれた時に、心から好きになってしまう。
それが僕にとっての恋であり、人を深く好きになる瞬間だった。
僕が28歳~29歳くらいで恋をしてた時って、こういう条件が重なってた。
①もともと見た目が僕のストライクゾーンだった。
②僕がたくさん仕事を抱えていた時に、何も言わずに、
僕のデスクから仕事をとって、僕の仕事をもらってくれていた。
③体調崩して仕事を休んで、翌日出勤した時に、体調の心配をしてくれた。
④他の男の人と仲良く話をしてるのを見て、嫉妬してしまった。
①の時は、目の保養になっていて、可愛いと思っていた程度。
②の時に、好きになりかけた。
③の時に、僕はその人を好きになった。
その人が好きで心配されたくて、体調崩してたのもある。
④の時に、好きな気持ちが抑えられなくなって、
どうしても好きな気持ちを伝えたくて、ラブレターを渡した。
相手が彼氏と同棲中である事を知っていたが、
好きな気持ちを知って欲しいと思い、我慢ができなかった。
人生唯一の告白で、人生唯一のラブレター。
39年の人生の中で、その人にしか好きな気持ちは伝えてない。
恋愛も相手のある事だから、マナーが大事だとか常識が大事だと言われるけど、
正直、好きな気持ちが爆発してしまうと、それを超えてしまうのも事実です。
人を深く好きになりすぎてしまって、気持ちが抑えられなくなってしまうと、
突き抜けてしまう部分も確かにある。
そこまで好きになったのは、その人だけだったけど。
よく人は、誰かに愛されたいと思う。
好きな人に愛されたいとか、ファンに愛されたいとか。
人に好かれたいとか。
でも、人を心の底から本当に好きになる時って、
やっぱり内面に触れた時だと思う。
何かをしてもらったり、何かを与えてもらったり。
心配してくれたり、優しい言葉をかけてくれたり。
そういうのって、特別だから好きになるんだろうなって思う。
なかなか、自分のためにそういう事をしてくれる人っていないでしょ?
そういう事をしてくれる人に出会うのって貴重。
だから、好きになっちゃうんだろうなって思う。
アーティストとかアイドルとかは、遠い存在じゃない?
しかも、全ての人を平等に扱うでしょ。
特定の人を特別扱いするのは、禁止されてる場合が多いし。
特別扱いが許されない人達だし、みんなと浅く広く接するわけでしょ。
だから僕は、見た目が可愛くて美人で目の保養になる女性であっても、
なかなか恋をするところまでいかないんだと思う。
特別感がなく、内面にも触れる機会がないから。
だから、恋って遠い存在よりも、身近な存在にするものなんだろうなって思う。
まあ、でも今は恋はしてないです。
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