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金融庁が夫婦で95歳まで生きるには約2000万円の資産が必要だとの 試算を示した報告書について、与党の反応に思う事。
しおりを挟む『金融庁が夫婦で95歳まで生きるには約2000万円の資産が必要だとの
試算を示した報告書について』
ネットやニュースでも多く取り上げられてますが、
これが発表されたあとの政府の反応に、僕はかなりの不信感を抱きました。
ーーーーーー
【麻生太郎金融相】
「正式な報告書として受け取らない」と金融庁に対して
事実上の撤回を求める考えを明らかにした。
公的年金制度を巡る表現に関して「政府の政策スタンスとも異なる」とも述べた。
高齢者の世帯ごとに資産形成が異なるなかで
「平均として出すには無理がある」と指摘。
【自民党の二階俊博幹事長】
報告書について党として金融庁に抗議したと表明した。
「国民に誤解を与えるだけでなく不安を招いており大変憂慮している。
撤回を含め厳重に抗議している」と述べた。
【公明党の山口那津男代表】
「与党に説明がなかった。いきなり誤解を招くものを出してきた。
猛省を促したい」と批判した。
【安倍晋三首相】
報告書について「不正確であり誤解を与えるものだった」と答弁。
ーーーーー
参院選前という事もあって、与党が自分達にとって不利な情報を出されて、
かなり怒ってます。
金融庁が発表している事に対して、政府が感覚で否定するのって
何か変だと思う。
老後は年金だけでは生活できない事自体、多くの国民は分かってると思う。
だから、金融庁の発表したもの自体は、『やっぱりか』と思った人が、
多いと思うんですよね。
政府・与党は、国民の生活よりも、自分達の立場を最優先で考えている。
この情報が、選挙に悪影響になると考えた。
だから、こういう反応になったと思う。
こういう発表が行われた場合に、政府・与党はこういう反応をすべきだった。
◾️金融庁からこういう試算が出されました。
政府の見解と相違するものだった為、政府としても再調査を行います。
◾️金融庁がどういう試算でこういう結果になったのか、
政府としても確認を行い、この試算が正しい試算だった場合、
新たにできる対策はないか検討をする。
⬆︎のような反応をしておけば、世論もちょっと違った反応をしたと思う。
政府・与党が、金融庁の発表を感覚で否定をしてしまってるから、
政府・与党は、自分達にとって都合の悪い情報は素直に認めないという
国民が、それに対して不信感を抱くわけです。
また、公明党はそもそも福祉の党を謳ってます。
金融庁が発表するような内容って、本来なら公明党が細かく調査して、
それを政府に追求して、もっと深い対策が必要だという事を
政府に訴えるのが、本来の公明党の役割だったはずなんですよね。
それなのに、公明党の山口代表は・・・。
「与党に説明がなかった。いきなり誤解を招くものを出してきた。
猛省を促したい」
自民党と同じように、金融庁を否定しちゃってる。
こういうところなんです。
自民党のブレーキ役になってない。
自民党のやる事に、アクセルを踏んでいるって。
アクセルを踏んでおきながら、ブレーキ踏んでるって言い張ってるんだって。
自民党のブレーキ役なのであれば、金融庁が発表した事を、
自民党が否定している事に対して、
政府として再調査しましょう!もっと深い対策が必要かもしれない!
そんなふうに、自民党に訴えるべきなんです。
それなのに、自民党と足並を揃えてしまって、
金融庁の発表内容を否定してしまった。
自民党と一緒になって、自分達にとって都合の悪いものは隠蔽しようと、
党としても、そういう方針なのかなと思ってしまう。
公明党は中道らしいけど全くもって、中道じゃない。
筋が通ってないんです。
誰がそんな政党を応援しようと思えますか?
誰がそんな政党に投票しようと思えますか?
創価学会だから、公明党を支援する。
学会員だから、公明党に投票する。
それが固定されてるのが、やっぱりおかしい。
政治運営を見て、応援するしない、投票するしないを判断すべき。
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