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正論は、いつも誰かを傷付ける。
しおりを挟む正論は必ず誰かを傷付けることになる。
幸福は不幸な人を傷付ける場合もある。
SNSで言いたいことを言うのも大事だけど、
人を傷付けないような配慮、言葉選びも大事。
とは言うものの、どんなに言葉を選んでも
誰も傷付けない言葉って、多分あまりない。
特に正論は、たいてい誰かしらを傷付ける。
どんなにそれが良い言葉だったとしても、
それって僕の事言ってるのかな?と思って、
自分に向けた言葉ではなかったとしても、
自分の事なのかなと受け止めてしまって、
それで傷付いてしまう場合もある。
特に正論って、言葉そのもにパワーがある。
その言葉に共感する人達が多いほど、そのパワーは増す。
それはまるで多くの人達が、自分を良く思ってないような。
そんな錯覚になる場合もある。
正論って、何かに触れて言いたくなるでしょ?
何かしらの影響を受けて言いたくなる。
衝動的に発してしまう言葉です。
そういう時にいちいち、誰かを傷付けるかもとは考えない。
正論は無意識で衝動的に発してしまう言葉だから、
実はあまり周りに配慮をせずに発してしまう言葉。
だから実は、正論が一番人を傷つけてるんじゃないかとも思う。
だけど、そんな事を気にしてたら、何も発信できなくなる。
極端な事を言うなら・・・
今日食べたご飯をアップする。
それに対して、純粋に美味しそうと受け止める人もいる。
自分は病気で、自分は貧乏で、そんなの食べれないと、
その投稿を見て、自分は不幸だなと思ってしまう人もいる。
恋人同士の画像をアップするとかもそうですよね。
恋人ができない人間にとっては、逆に落ち込んだりするし。
何事もそうなれる人と、そうなれない人がいる。
そうなれない人の事をいちいち気にしてしまって、
言いたい事を何も言わないのも、変だもんね。
SNSって、いろんな人が見ているからこそ、
どんな投稿しても、誰かしら傷付ける可能性はあるんですよね。
だから、誰も傷付けないような投稿って、物理的に無理な気がする。
気にしてたらキリがない。
それは音楽も同じです。
たとえば、僕は西野カナの曲の歌詞があまり好きじゃない。
惚気にしか聴こえなくて、西野カナの曲を聴くと気持ちが沈む。
でも、その歌詞に共感する人達はたくさんいるわけです。
ということは、ほんの一部の傷付けてしまう人を気にしてたら、
何もできないし、何も言えないってことだと思うんです。
自分の言いたいことを言う、自分のやりたいことをやる。
それをやる限り、誰も傷付けない完璧な配慮は無理だと思う。
そこはもう割り切るしかない。
自分のやりたいことをやる。
自分の言いたい事を言う。
そこで傷付く人がいたとしても、それはそれ。
割り切るしかないのかなと思う。
そうじゃないと、自分というものは貫けない。
人を傷つける事が目的の悪口は、
当然言わない方がいい。
そうじゃなくて、正しいことを言いたい時や
幸せな報告をしたい時は、素直に発信した方がいい。
それで誰かが傷付いたとしても。
人を傷つけようと思って、発した言葉じゃなく、
自分が良い意味で伝えたいと思った言葉は、
心のあるままに発した方がいい。
それで傷付く人がいたとしても、
そこまで気にしてられないから。
そこまで優しくある必要もないと思うし。
自分のやりたいことはやる。
自分の言いたい事は言う。
見たくないものは見ない。
聞きたくないものは聞かない。
触れたくないものは触れない。
そういうものはミュートする。
そういうものはフォローを外す。
そういうものはブロックする。
それくらい自分というものを強く持ってないと、
自分らしく生きれない。
それくらいじゃないと、自分の人生は生きれない。
自分らしく生きる。
自分を貫く。
それはやっぱり、それなりの強さが必要な
生き方なんだろうなって思う。
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