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地震が発生したあとに思う事。人間は本当に自然に対しては無力なのか?僕はそうは思わない。
しおりを挟む大きな地震が発生したあとに、いろんなデータが急に出だして、実はこの地域は地震が発生する可能性が高まっていたというような情報が、後付けで出てくる事が結構多い。
僕は、この地震が発生する可能性とか確率って、どういう意図があって、発信してるのだろうか?と、いつも疑問に思う。
南海トラフとか首都圏直下型とかもそうだけど、地震が発生したら、こういう事態になって、これくらいの被害が予想されるって、そこまで分析して分かってるなら、その被害が極力抑えられるような対策に、そのデータを活用しろよって思うわけです。
これくらいの被害が予想されてるから気をつけてくださいねって言われても、個人でやれる事はたかが知れていて、正直気をつけようがないです!
特に今回の北海道の地震のように、寝てる時間に発生しちゃうと、どんなに個人で準備していても、寝ていて気付かずに、死んじゃうじゃないですか。
例えば、土砂災害が発生する可能性がある事が、あらかじめ分かってるような地域なら、大きくて頑丈な何かをあらかじめ作っておくような事も、できたわけじゃないですか。
津波対策として、堤防を高くしてたりもするわけだし。
東日本大震災の時は、想定外の大きな津波だったから通用しなかったけど、今後は想定外の規模で起きる可能性も考えて、対策を打つ必要があるだろうけど。
地震だけでなく、台風だけでなく、日常的に記録的な大雨や大雪が発生しやすい状況なんだから、全ての地方公共団体でそこまでしっかり対策を打つって、当たり前にやらないといけない事だと思うんです。
だって、みんな住民税払ってるんだから。
住民税って、住民の生活を守るために、徴収してるんでしょ?
これだけ大きな規模の、これだけ最悪な被害が予想されるという不安を煽るための情報の発信じゃなく、そういうデータは各地域の地方公共団体とも共有して、地震対策、耐震対策に力を注ぐために、利用すべきではないかと思うんです。
僕らがそういうデータを知ったとしても、「あっ、そうなんだ」としか思いようがないし、「警戒しておかないといけないな」って思うくらいしかできない。
実際はいつ発生するか分からないし、当たり前に過ごせる日常に慣れちゃってると、そういうデータだけ知っても、今日来るとは思わないし、毎日毎日そんな警戒してられないし、そんな窮屈な日々も過ごせないし。
個人に対策を委ねる以前に、組織として住民を守る大きな対策を、金をたくさん使ってでも、やってほしいです。
あと、もう一つ思う事。
大きな地震が発生すると、電気・水道・ガスが停まったり、電話が繋がらなくなったり、生活が出来ない状況になる事が多いのも、本当にそれってどうする事もできないのか?っていう疑問があります。
住民に向けて、日頃から震災が起きた時のために、いろんな準備をしておいてくださいと、自治体や政府等も働きかけてたりするけど、それが大事なのは分かるけど、根本的な問題として、大きな地震が発生しても、そういったライフラインが止まらないような対策って、政府とか業界とか企業が本当にやってるのか?というのも疑問に思う。
住民は最悪な状況を想定して準備する必要はあるけど、住民の生活を守るために働かないといけないのが、政府であり、業界であり、企業であるわけだから、そういう自然災害が発生しても崩れない、倒れない仕組みって本当に構築できないんだろうか?って思う。
何の支障もない、何のハプニングも起きてない中で、日常生活を送れるの当たり前じゃないですか?
忙しくない時に、通常通りに仕事ができるのは当たり前であるように。
でも、仕事って、忙しくても、どんな状況でも、いろんな手段を使って、通常稼働ができる体制を構築しておかないといけないわけです。
サービスを利用しているユーザーがいる以上は、そうせざるを得ないわけです。
それって、電気・ガス・水道・電話もそうだと思うんです。
ネット環境もそうだし。
だって、企業はそれを提供することで、売上や利益を生んでるわけでしょ。
消費者は、お金を払って使ってるわけでしょ。
一番必要な時に使えるようにしておくのって、サービスを提供する側として、一番大事にしなきゃいけない事だし。
お金払ってる利用者に、我慢させるって事自体、おかしくないか?って思う。
自然災害だからしょうがないという人もいるだろうけど、そういう災害の時こそ使えないと困るわけだから。
人々の生活に欠かせないもの、人々の命を守るために必要なものだからこそ、どういう状況でも崩れない、倒れない仕組みって構築する必要があると思うんです。
想定外の自然災害が発生したりする場合もあるだろうけど、自然の脅威には逆らえないのかもしれないけど、それでもやるべきこと、やれることってあると思うんです。
日本中、世界中には、いろんな業界があり、いろんな専門家もいて、様々なデータもあるわけです。
いろんな分野でいろんなデータが蓄積されていて、いろんな人が様々な分析をしているわけです。
日本だけでなく、世界中でそういう事が行われてる。
そういったものが繋がって、連携をして、そういったものが組み合わされば、人々の生活を守るための何かが生み出せるんじゃないか?とも思うわけです。
災害の時に止まるのが当たり前、繋がらなくなるのが当たり前じゃなく、災害が発生しても止まらない、繋がり続ける環境を構築することを考えてよって思う。
当然、安全面も考慮したうえで!
ガスや電気は火事になる可能性もあるので、火事が発生しないような何かしらの対策とかも含めて。
電気・ガス・水道を提供している会社が、住民に努力してもらうだけで良しとするのは、サービスとしてどうなの?
住民はお金払って使ってるんだから、お金払ってるユーザーに安心してもらえるサービスを提供するのが、仕事だし、企業としての役割だし。
携帯業界も同じことが言えます。
政府が、そこまで考えて真剣に取り組んでるのか?
業界や企業が、そこまで考えて真剣に取り組んでるのか?
つまり、真剣に仕事をしてるのか?という事。
組織全体として、お客様に安心していただけるサービスを提供する事に、本気で取り組んでますか?
国民や住民の生活を守る事に、真剣に取り組んでますか?
そこに対する本気度・真剣度・意識が低いんじゃないんですか?
他のことを優先していませんか?
いろんな地域で起きてる自然災害や過去に起きた自然災害などに対して、自分ごと化してますか?
僕は、どの会社で、どういう仕事をしていても、よく思うことがあります。
様々な事に対して、自分ごと化する人が少ない!
しかも、自分のところしか見てない人が多い。
視野が狭い!
もっと全体を見渡せる人、もっとお客様の事を考えられる人が、この日本社会には必要です。
そういう人達が、もっともっと増えないと!
だから組織全体としても、視野が狭くなっちゃうんでしょうね。
お客様に安心してもらうこと、お客様に笑顔になってもらうこと、住民の生活を守る事、国民の安全を守ること、そこに対して、組織全体として本気じゃない、真剣じゃないから、21世紀になった今でも、自然災害で同じような苦しみが続いてしまう。
自然に対しては、人間は無力というけど、ただ単にそういった対策を、真剣にやろうとしてないだけじゃないのか?
日本中、世界中に、様々な分野の専門家・プロフェッショナルがいるのに、どうする事もできないわけがないと思う。
これだけ科学技術が発展していて、時代が進化していて、多様なものがある時代だからこそ、真剣に取り組めば、自然災害が起きても、最小限に被害を抑えられるような環境って構築できるはずじゃないのかなって思う。
自然に対して、個人は無力かもしれないけど、業界として、企業として、大きな組織としては、大きな取り組みをできるはずじゃないのかと思う。
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