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彼女いない歴=年齢を更新中の童貞男と、女性経験のある男の大きな違い。
しおりを挟む性的な事に対して、オープンな女性がいるとします。
下ネタやエロトーク、性癖などを話すのが好きな女性や、ヤリマンぶりをオープンにしたり、経験人数の多さをオープンにしたり。
AV業界で働いてたり、風俗で働いてたり、キャバクラなどで働いてたり。
そういう女性を見た時に、彼女いない歴=年齢が長い童貞男と、女性経験がある男では、その女性に対する捉え方が大きく違ったりします。
女性慣れしてる男や女性経験がある男の場合、そういう女性に対して、『自分もやれるチャンスがあるんじゃないか?』『この女性はSEX好きそうだから、やらせてくれるんじゃないか?』と思うわけです。
当然、人によるけど、そう思いやすい傾向にあると思います。
そして、男はワンチャン狙って、女性に近付くわけです。
男は希望を持って、期待をして、楽観主義で女性に近付くわけです。
冷静に考えると、どんなヤリマンでも、どんなに経験人数がある人でも、無条件で誰とでもSEXする人間なんて存在しないと思うんです。
どんなにSEXが好きだったとしても。
どんな人にも好き嫌いがあり、どんな人にもストライクゾーンがあるわけだし、どんな人にも許容範囲ってあるはずだから。
風俗で働いてる人、キャバクラで働いてる人、AV業界で働いてる人だって、仕事でやってるだけで、お金が発生してるからやってるだけで、無条件で誰とでもやる人間なんているわけがないと思うんです。
でも、男の人は、そういうので、そう捉えてしまう人も、それなりにいる。
その女性も、自分と同じ感覚なんだろうと思ってしまう男性もいる。
彼女いない歴=年齢が長い童貞男の場合、まず根底として『女性に相手にされないことに対する』コンプレックスがあります。
そのコンプレックスが根底にあるので、そういう女性を見ても、自分にもチャンスがある、自分もやらせてもらえるとは思えないんです。
他の男の人は良くても、自分はきっと対象外だろう。
他の男の人はやれても、自分はきっと断られるだろう。
自分は他の男よりも劣っている事を分かってるから、自分が女性に寄っていったところで、相手にされない、断られることを分かってるから、わざわざ自分から傷つきにいくようなことをしないわけです。
20代前半くらいの彼女いない歴=年齢&童貞は、もしかしたらワンチャンの期待をする人もいるかもしれないけど、30代で彼女いない歴=年齢&童貞だと、自分は相手にされないだろうと思っちゃう人が、多いんじゃないかと思う。
当然、人によるけど!
彼女いない歴=年齢なんて気にしなくていい。
童貞なんか気にしなくていい。
そういうふうに言う女性も確かにいます。
嫌われてるなんていうのは思い込みだし、女性はそこまで悪く思ってないという女性も確かにいます。
彼女いない歴=年齢がなぜコンプレックスになるのか。
童貞がなぜコンプレックスになるのか。
女性に嫌われてる気がするという思い込みだけで、コンプレックスになってるわけじゃないです。
気の持ちようとか、そういうレベルじゃないです。
コンプレックスになるきっかけがあるから、コンプレックスになるんだし。
誰にも何も言われなかったら、コンプレックスにならないだろうし。
実際に、女性から、傷つくようなことを言われたことがあるからです。
ある程度の年齢で彼女いない歴=年齢になってる人って、その期間が長ければ長いほど、誰かしらに何かしらを言われてます。
特に、30代で彼女いない歴=年齢の人で、無傷の人はいない気がする。
有り得ないとか。
キモいとか。
その他諸々。
ショックを受けるような言葉を言われたことがあるからこそ、その傷が深く、女性不信だったりするわけです。
現に若い女性も、20代までは彼女いない歴=年齢&童貞はいいけど、30代はさすがにやばいっていう意見も多いし。
30代で彼女いない歴=年齢&童貞は、世間的にも、若い女性達の間でも、ヤバイ!有り得ない!問題がある次元と思われてるわけです。
今まで女性に言われてきたぐさっと刺さる言葉にプラスして、世間や若い女性から、そういうイメージを持たれてる事を考えると、本当に心が苦しくなります。
一度も異性から好きだと言われたことのない人間だからこそ余計に、女性に傷つけられた言葉、ショックを受けた言葉は、自分の人生において、大きく強いインパクトが残るのです。
自分のことを好きだと言ってくれる女性がいたら、自分のことを好きになってくれる女性もいたからと思えて、そこまで気にならなかったのかもしれない。
でも、そういう女性が1人も一度もいなかった場合、傷つけられた女性のことしか印象にないから、好きだと言ってくれる女性に出会えるまでは、ずっと引きずるわけです。
そんなことないよと優しい言葉を言われても、言葉でそう言ってるだけで、心の底から思ってる言葉じゃないと、受け止めてしまう。
魅力あるよ、良いところあるよと言われても、そういう言葉すら信じられなかったりする。
言葉だけで女性を信じることは、できないわけです。
現実として、自分の目の前に、自分のことを好きだと言ってくれる女性が現れるまでは、そのコンプレックスって引きずり続ける。
彼女いない歴=年齢が長くなればなるほど、そのコンプレックスは強くなるし、卑屈度は増すばかりです。
しかも、年齢を重ねるほど、相手にされにくくなっていくから、余計に!
絶望感が強くなっていく。
しかも、厄介な事に、彼女になってくれるなら、誰でもいいと思えないわけです。
エッチやらせてくれるなら、誰でもいいとはならないわけです。
ここまで更新しちゃうと、逆に妥協ができなくなっちゃうんです。
ここまで更新しちゃうと、逆に後悔したくないって思うから。
一生に一度かもしれない。
一生で1人かもしれない。
その人を逃すと、もう次はないかもしれない。
だから、自分のストライクゾーンで、構ってくれる女性、相手してくれる女性がいた時に、自分の欲を満たすことよりも、その人に嫌われたくないって気持ちが先に来るから、やりたいとか、やらせてくれるみたいな発想にならないわけです。
いかに喜んでもらえるか。
いかに笑顔になってもらえるか。
そういう発想の方が強くなるわけです。
女性慣れしていて、女性と仲良くなるのが当たり前の人って、女性と接するのも当たり前のことだし、その女性に嫌われても、他の女性に当たる事ができるので、一人一人の女性に対しては、正直そこまで貴重だとか、そこまで重くは考えないと思うんです。
これが、女性に相手にされない人生を生きてきた身からすると、自分のストライクゾーンの女性が、自分と仲良くしてくれる、自分に構ってくれる事自体が、夢のような話だから、SEXなんて雲の上の話なわけです。
僕は、そういう運命で、そういう人生なんだと思うしかありません。
彼女いない歴=年齢を更新するほど、年齢を重ねるほどに、闇が深くなります。
これを真面目に、真正面から受け止めて、そのまま真面目に生きようとすると、元気になれないし、当然病むし、生きる気力も持てないし、楽しく生きれないし、笑顔にもなれない。
誰からも愛されない人生を真面目に生きても、幸せを感じれないですから。
こういう状況に追い込まれてる時、人の人生はいろんな生き方に分かれます。
1つは、精神的に病んで、引きこもりになる。
1つは、世の中への恨みつらみを、不特定多数の人にぶつけて、世の女性を傷つける。
僕は、どちらにも属しませんでした。
僕には好きな事があり、歌を唄うことが得意でもあったので、せめて自分の好きな事くらいは、魅力のあるものにしたいと思うわけです。
だけど、歌を唄っても、なかなか愛されないし、興味を抱かれない。
男として異性に愛されないだけでなく、音楽をやっても愛されないわけです。
そうなると、もう開き直るしかないわけです。
誰かに愛されるための生き方が無理なら、自分の好きなように生きた方がいい。
自分のやりたいように生きた方がいい。
全部さらけ出して、ありとあらゆるものをさらけ出して、その姿でステージに立ち、その姿でいろんなことを発信する。
もう、僕にはそれしか残ってない。
そう開き直って、ソロボーカルとしての音楽活動をやるわけです。
僕の人生には、幸せも不幸もない。
愛なんてものもない。
どうせ幸せになれないなら、どうせ愛されないなら、好きな事やって死ぬ。
それでいいと思う。
長生きなんか必要ない。
今日死んでもいい。
明日死んでもいい。
今が全て。
未来なんか必要ない。
僕の人生で、彼女ができたら奇跡。
SEXなんかできたら奇跡です。
僕は、自分の人生に奇跡なんて信じてない。
奇跡なんて起きなくていい。
もう、何も起きなくていい。
自分の人生には何も期待してない。
ただ、死んで人生終わったら、それでいい。
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