変態紳士 白嘉のオリジナルの詞

変態紳士 白嘉(HAKKA)

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『No. 1になりたかった』

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No. 1になりたかった
でもNo. 1になれなかった
オンリーワンじゃ満たされなかった
オンリーワンは寂しかった
人より優れていたかった
一番の注目を浴びていたかった

人は人 自分は自分
人と比較する必要なんてない
そんなこと言われていても
夢を叶えて 輝いていく人達を
気にせずにはいられない

自分には何が足りないのだろう
輝いている人達は 何が優れてるのだろう
自分の方が実力があるように感じるのに
なぜ 選ばれるのはいつも他の人なんだろう

僕は誰にも勝てなかった
いつも人に負けっぱなしだった
自分にも優れてるものはあるはずなのに
僕が求められることはなかった

自分は特別な人間だと思っていた
だから特別なことが起きると思っていた
だけど それは全て気のせいだった
自分の勘違いだった

僕は 僕の輝きたい場所で輝けなかった
僕は 僕のやりたいことで求められなかった
年齢だけを重ねて 僕は大人になっていった

僕の純粋な夢は 大人の欲望に利用され
無駄にお金を吸い取られて
苦しみと絶望ばかりが残っていった
お金を使うだけ使って 何も得られなくても
そのお金が返ってくる事はない

子供の時は 大人がうらやましかった
自由に何でもできる大人がうらやましかった
大人になってみると 子供がうらやましかった
純粋な気持ちで夢中になれる 子供がうらやましかった

大人も子供も大変だ
どっちが楽しいとか どっちが楽だとか
そんなものは存在しない
どっちの人間も大変だ

せめて どこかでNo. 1になりたかった
せめて 何かでNo. 1になりたかった
オンリーワンは もう飽きたんだ
オンリーワンは 満たされないんだ

限られた時間の中で
いったい僕は何を残せるのだろう
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