異世界に転生して神となる

lemon

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2章

第6話

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 無事に、ルルに送ってもらって、下界に降りた。降りた場所は森林で木が生い茂っている。

  「ねぇ、ルルここはどこ?」

ルルはどこに送ってくれたんだろう。見渡すかぎり、森林なんだけど

  「分かりません。適当に降りれそうな場所でおりましたので。」

えぇ、ルル、まぁ降りたもんは仕方ないし、ずっとルルで空を飛んでるのは目立つし、仕方ないとりあえず移動するか

  「わかった。とりあえず移動しよっか、」

そういえば、ステータスのことどうしよ、偽装した方がいいよね、、まぁまた後でいっか。

  「とりあえず、近くの街に入りたいんだけど、どっちに街があるんだろう。」

  「私もあまり、下界に降りていないので、詳しいことはわかりません。」

  「そっか、とりあえず影に入っておいていいよ。」

  「了解しました。なにかあればお呼びください。」

  「うん、わかった。」

とりあえず移動しながら考えるか

 だいぶ、移動して日が落ちて暗くなってきた。今日は、この辺で野営だね。

  「全員出ておいで~」

みんなでご飯食べるために、神獣達を全員呼んだ。実際神族である、ティアナと神獣は食べなくても生きていけるけど、せっかくだし、みんなでご飯を食べたいじゃん

  「どうしましたか?主上」

  「ふふ、せっかくだしみんなでご飯食べようー」

その日は、神獣達みんなでご飯を食べ眠りについた。




次の日、ティアナはまた森林を歩き出した。

  「あぁ、もう、ずっと森林、どこに街があるのよ。ここは、だいぶ森の奥なのね」

文句を言いながら森を歩いていると、どこからか声が聞こえてきた。そこに向かってみると、冒険者らしき人達が魔物と戦闘をしていた。あれは、熊かな。

  「つ、強い」

  「どうすんのよ、ポーションきれたわよ」

  「どうしようもねぇだろ、相手はビックベアやぞ」

困ってそうだし、助けようかな、

  「(ウィンドカッター)」

風の魔法を無詠唱で発動した。すると、ビックベアの首はきれいに切断された。冒険者の人達はめちゃめちゃ驚いていた。

  「は?」

  「え、Aランクの魔物の首を切断、、」

  「一体何が起こったんだ??」

  「えっと、大丈夫ですか?すいません、困ってそうでしたので」

すると、冒険者のリーダーらしき人が話しかけてきた。

  「君は一体何者?」

あーやりすぎたかな、どうしよ

  「ただの旅人です。あの、森で迷ってしまって、ここから近い街ってどこにありますか?」

  「あー旅人か、まぁ魔法のことはとりあえず後で聞くとして、まずは自己紹介だな。俺はBランク冒険者でパーティのリーダーのアレクだ。よろしくな」

  「次は私ね、私はリアよ」

  「次は、俺だな、俺はガレンという。よろしく頼む」

  「次は、私だね。私の名はアリサだよ。みんなで、風の刃というパーティ名で活動してるよ」

なるほどBランク冒険者なのか、Bランク冒険者ってどのくらいの強さなんだろう。

  「えっと、私の名前は、ティアナと言います。」

  「ティアナちゃんね、よろしくね」

  「はい、よろしくお願いします」

みんないい人そうでよかった。街までこの冒険者の人達が送ってくれるみたい。ようやく森からぬけだせる。今日は野営らしく準備をして、ご飯食べてから就寝した。
  

  

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