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第一話「お茶会レディース」②
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……けど、ちょっと今のは危なかった。
リーチの差でセーフ。
「……このヤカン……とっても熱い。す、素手で触ったら……手が……その……ステーキや焼き肉みたいになってた。あ、あと……火は直接触ったら駄目……大丈夫?」
さすがに、これは頑張って言葉を綴った。
危ないことはちゃんと伝えないと……お互い不幸な事になってしまう。
お姉ちゃん達いわく、ユリの言葉はいつも断片的かつ簡潔なんだけど、その分頑張って身振り手振りでちょこちょこやってるから、そこから何を言いたいのかを見当付けるらしい。
実際、お姉ちゃん達やお母さんは、そこら辺まるでエスパーみたいに、ユリの言いたい事を解ってくれるし、お姉ちゃん達は私の独特の間が解ってるから、意外と普通に話せる。
でも、普通の人はそうはいかない。
断片的だったり、主語がなかったり……ユリの言葉は、かなり難解らしい。
けど、この人達は、一生懸命私の言いたい事を理解しようとして、私の言葉もちゃんと聞いてくれる。
要するに、私とコミュニケーションを取るべく、努力してくれているのだ。
この時点で、ユリにとっては超いい人認定なのです。
何より……お友達、こっちに来て、始めてできたお友達と言っていい先輩なのです……。
一年の同級生は、私のことをむしろ避けてて、アンタッチャブル扱いしてるのに……。
キリコ姉が、気を回してこの子達に私を紹介してくれたみたいなんだけど、正直、かなり救われてもいた。
「あら……ホントですわね。なんだか、手が香ばしいような……」
うん、一瞬だけど炎が部長の手を炙ってったのは、確かだった。
多分、産毛が燃えて、チリチリになってると思う……実際、タンパク質の焼ける香ばしい匂いが薄っすらとしてる。
「エリーっ! それ焦げてる言うんやっ! あっぶなっ! 確かにそりゃ、恐ろしいなぁ……手が焼き肉みたいにジュワ~と焼けるなんて、想像もしたくないわ。うちら、火傷とか言われても、ピンと来んけど、そう言う喩えだと解りやすいわ。エリーも危なかったんやでっ! 反省せいっ!」
アヤメ先輩は……一見、ピアスとか派手なお化粧とかしてて近寄りがたい雰囲気……要するに不良って感じで、口調も乱暴なんだけど、見た目にそぐわず、すごく面倒見も良くて、優しい人。
特徴:色々(胸とか)デカい。サイドテールの黒髪キレイ……女の子にモテモテ。
うん、女の子にモテモテってのは、ユリの主観も入ってる。
先輩、男の子だったら……ユリ、お嫁さんになってもいいなって思ってたりするのです。
……私も根っからの末っ子気質なので、基本年上は嫌いじゃないので、この二人には何となく気を許してしまっている。
ある日、何の予告もなく教室に押し掛けてきて、割と問答無用で連行。
サラサラっと入部届を書かされた当日に、実機経験ゼロ時間のペーパードライバーにも関わらず、地表降下船なんかで大気圏突入させられて、地上降下とか……もうむちゃくちゃなのです。
なお、コロニーではすでに日付が変わってる時間だったけど。
明日は土曜日で学校はお休み……保護者のキリコ姉の許可も取ってたりと、めっちゃ周到だった。
私、めでたく朝帰り確定!!
「そ、そうですわね。火傷なんてした事もないですけど。どんな感じなのかしら……熱くて痛い。重度になると命の危険もあるって、習ってますけど……。でも、この仄かな炎の温かみ……これが、そんな恐ろしいものだなんて思えませんわ」
「だから、言ってる矢先から、手を炙ろうとするなっちゅーのっ! 火が服や髪に燃え移ったらヤバイって言われとるやろっ! ……いたッ! なんか飛んできたでっ!」
アヤメ先輩が、やたらと火に近づきたがる部長を止めるべく、身体を張ってたら火の粉が当たったらしく、騒いでる。
火の粉くらいなら、制服が焦げるとか、当たった所がちょっと赤くなるとかその程度で済むだろうから、問題ないと思う。
「ば、爆発とかしませんよね? わ、私は、こんな炎、全然平気ですけどね」
「んなこと言って、人を盾にすんなやっ! ってまたっ!」
さすがに、少しは火の怖さを解ってくれたのかな?
適度にビビってくれた方がいい……本来、動物だって火は怖がる。
人は、痛い目や熱い思いや寒い思いをして、学習するのだから。
そう言う意味では、この活動ってのは意味はあると思う。
……これが宇宙世紀の純粋培養の宇宙育ち、なんだっけ……スペースノイドって言うんだっけかな?
私みたいな地上世界出身者と違って、完全に管理された人工環境のスペースコロニーで、今まで育ってきたコ達。
スペースコロニーは内部環境も徹底的に管理されてるし、基本的に火気厳禁。
タバコも駄目、花火も駄目、銃火器なんて論外だし、焚き火なんかしようものなら飛行消火ドローンが団体でやってくる。
なにせ、万が一コロニーの中で火事なんてなったら、逃げ場のない住民は全員酸欠で死んじゃいかねない。
酸素と炭素の化学反応……火ってのは、宇宙空間の命綱……酸素を大量に消費する。
酸素の消費ってのは、文字通りの死活問題なのだから、火の管理は徹底する……当然といえば当然だった。
地上世界はその辺、緩いんだけど……宇宙じゃそう言うのは、超厳格かつ徹底されている。
ちょっとライターの火をつけただけで、厳罰に処されたりなんて話も珍しくない。
宇宙航行船も似たようなもんで、お湯をわかすのも電気ヒーター。
食事だって、電子レンジやレトルト食品が基本。
星々を繋ぐエーテル空間は……むしろ、地上環境に近いって話だけど……。
落ちたら10秒で死ぬ、水っぽいなにかに満たされた空間は、民間船と称しながら、戦闘艦みたいな重装甲の船が当たり前って時点で人が住めるような世界じゃないのはお察し。
あんな空間で戦ってる人達がいるってのは……ちょっと信じられない話だった。
さすがにコロニーの食事は、電熱調理器とかで、それなりのものが出来るみたいなんだけど、合成食材中心で焦げ目も少ないヘルシーなのが出て来る。
可燃物は極力少なめにって事で、市街区に並んでる植物ですら、実はイミテーション。
季節に応じて、夜時間にこっそり植え替えてーとかやってるんだから、意味わかんない。
とにかく、そこら辺は割と徹底してて、皆が着てる服なんかも、難燃素材で出来てる。
身近な燃えそうなもの……リアル書籍やティシュペーパーくらい?
そんな訳で、彼女達はこれまで火を見たことも無かった上に、自然ってもんに触れ合う機会が無かったのだという。
と言うか、そもそも、地上世界の常識ってもんが全然わかってない……その上、ここに来て、始めて見る自然に、もうずっと子供みたいに騒ぎっぱなし。
おまけに、自然環境を肌で感じるとか言って、制服の環境保護シールドをオフにしてるから、とっても寒そう。
今の外気温は、約10度……ひんやりしてて、防寒具必須。
なんだけど、二人共普通に制服姿。
おまけに、生足ミニスカ状態……私的には色々ありえない。
酸素の問題は、酸素タブレットを口に含んでるから、まだ大丈夫みたいだけど……。
あれってば、あくまで緊急用であって、間違っても常用するようなもんじゃない。
結論:とっても危なっかしい。
コロニーってのは、何もかもが程よい環境で、気温は20度から28度と快適そのもの。
きっとにゃんこだって、コロニーなら幸せだと思う……ユリは、にゃんこになりたいです。
リーチの差でセーフ。
「……このヤカン……とっても熱い。す、素手で触ったら……手が……その……ステーキや焼き肉みたいになってた。あ、あと……火は直接触ったら駄目……大丈夫?」
さすがに、これは頑張って言葉を綴った。
危ないことはちゃんと伝えないと……お互い不幸な事になってしまう。
お姉ちゃん達いわく、ユリの言葉はいつも断片的かつ簡潔なんだけど、その分頑張って身振り手振りでちょこちょこやってるから、そこから何を言いたいのかを見当付けるらしい。
実際、お姉ちゃん達やお母さんは、そこら辺まるでエスパーみたいに、ユリの言いたい事を解ってくれるし、お姉ちゃん達は私の独特の間が解ってるから、意外と普通に話せる。
でも、普通の人はそうはいかない。
断片的だったり、主語がなかったり……ユリの言葉は、かなり難解らしい。
けど、この人達は、一生懸命私の言いたい事を理解しようとして、私の言葉もちゃんと聞いてくれる。
要するに、私とコミュニケーションを取るべく、努力してくれているのだ。
この時点で、ユリにとっては超いい人認定なのです。
何より……お友達、こっちに来て、始めてできたお友達と言っていい先輩なのです……。
一年の同級生は、私のことをむしろ避けてて、アンタッチャブル扱いしてるのに……。
キリコ姉が、気を回してこの子達に私を紹介してくれたみたいなんだけど、正直、かなり救われてもいた。
「あら……ホントですわね。なんだか、手が香ばしいような……」
うん、一瞬だけど炎が部長の手を炙ってったのは、確かだった。
多分、産毛が燃えて、チリチリになってると思う……実際、タンパク質の焼ける香ばしい匂いが薄っすらとしてる。
「エリーっ! それ焦げてる言うんやっ! あっぶなっ! 確かにそりゃ、恐ろしいなぁ……手が焼き肉みたいにジュワ~と焼けるなんて、想像もしたくないわ。うちら、火傷とか言われても、ピンと来んけど、そう言う喩えだと解りやすいわ。エリーも危なかったんやでっ! 反省せいっ!」
アヤメ先輩は……一見、ピアスとか派手なお化粧とかしてて近寄りがたい雰囲気……要するに不良って感じで、口調も乱暴なんだけど、見た目にそぐわず、すごく面倒見も良くて、優しい人。
特徴:色々(胸とか)デカい。サイドテールの黒髪キレイ……女の子にモテモテ。
うん、女の子にモテモテってのは、ユリの主観も入ってる。
先輩、男の子だったら……ユリ、お嫁さんになってもいいなって思ってたりするのです。
……私も根っからの末っ子気質なので、基本年上は嫌いじゃないので、この二人には何となく気を許してしまっている。
ある日、何の予告もなく教室に押し掛けてきて、割と問答無用で連行。
サラサラっと入部届を書かされた当日に、実機経験ゼロ時間のペーパードライバーにも関わらず、地表降下船なんかで大気圏突入させられて、地上降下とか……もうむちゃくちゃなのです。
なお、コロニーではすでに日付が変わってる時間だったけど。
明日は土曜日で学校はお休み……保護者のキリコ姉の許可も取ってたりと、めっちゃ周到だった。
私、めでたく朝帰り確定!!
「そ、そうですわね。火傷なんてした事もないですけど。どんな感じなのかしら……熱くて痛い。重度になると命の危険もあるって、習ってますけど……。でも、この仄かな炎の温かみ……これが、そんな恐ろしいものだなんて思えませんわ」
「だから、言ってる矢先から、手を炙ろうとするなっちゅーのっ! 火が服や髪に燃え移ったらヤバイって言われとるやろっ! ……いたッ! なんか飛んできたでっ!」
アヤメ先輩が、やたらと火に近づきたがる部長を止めるべく、身体を張ってたら火の粉が当たったらしく、騒いでる。
火の粉くらいなら、制服が焦げるとか、当たった所がちょっと赤くなるとかその程度で済むだろうから、問題ないと思う。
「ば、爆発とかしませんよね? わ、私は、こんな炎、全然平気ですけどね」
「んなこと言って、人を盾にすんなやっ! ってまたっ!」
さすがに、少しは火の怖さを解ってくれたのかな?
適度にビビってくれた方がいい……本来、動物だって火は怖がる。
人は、痛い目や熱い思いや寒い思いをして、学習するのだから。
そう言う意味では、この活動ってのは意味はあると思う。
……これが宇宙世紀の純粋培養の宇宙育ち、なんだっけ……スペースノイドって言うんだっけかな?
私みたいな地上世界出身者と違って、完全に管理された人工環境のスペースコロニーで、今まで育ってきたコ達。
スペースコロニーは内部環境も徹底的に管理されてるし、基本的に火気厳禁。
タバコも駄目、花火も駄目、銃火器なんて論外だし、焚き火なんかしようものなら飛行消火ドローンが団体でやってくる。
なにせ、万が一コロニーの中で火事なんてなったら、逃げ場のない住民は全員酸欠で死んじゃいかねない。
酸素と炭素の化学反応……火ってのは、宇宙空間の命綱……酸素を大量に消費する。
酸素の消費ってのは、文字通りの死活問題なのだから、火の管理は徹底する……当然といえば当然だった。
地上世界はその辺、緩いんだけど……宇宙じゃそう言うのは、超厳格かつ徹底されている。
ちょっとライターの火をつけただけで、厳罰に処されたりなんて話も珍しくない。
宇宙航行船も似たようなもんで、お湯をわかすのも電気ヒーター。
食事だって、電子レンジやレトルト食品が基本。
星々を繋ぐエーテル空間は……むしろ、地上環境に近いって話だけど……。
落ちたら10秒で死ぬ、水っぽいなにかに満たされた空間は、民間船と称しながら、戦闘艦みたいな重装甲の船が当たり前って時点で人が住めるような世界じゃないのはお察し。
あんな空間で戦ってる人達がいるってのは……ちょっと信じられない話だった。
さすがにコロニーの食事は、電熱調理器とかで、それなりのものが出来るみたいなんだけど、合成食材中心で焦げ目も少ないヘルシーなのが出て来る。
可燃物は極力少なめにって事で、市街区に並んでる植物ですら、実はイミテーション。
季節に応じて、夜時間にこっそり植え替えてーとかやってるんだから、意味わかんない。
とにかく、そこら辺は割と徹底してて、皆が着てる服なんかも、難燃素材で出来てる。
身近な燃えそうなもの……リアル書籍やティシュペーパーくらい?
そんな訳で、彼女達はこれまで火を見たことも無かった上に、自然ってもんに触れ合う機会が無かったのだという。
と言うか、そもそも、地上世界の常識ってもんが全然わかってない……その上、ここに来て、始めて見る自然に、もうずっと子供みたいに騒ぎっぱなし。
おまけに、自然環境を肌で感じるとか言って、制服の環境保護シールドをオフにしてるから、とっても寒そう。
今の外気温は、約10度……ひんやりしてて、防寒具必須。
なんだけど、二人共普通に制服姿。
おまけに、生足ミニスカ状態……私的には色々ありえない。
酸素の問題は、酸素タブレットを口に含んでるから、まだ大丈夫みたいだけど……。
あれってば、あくまで緊急用であって、間違っても常用するようなもんじゃない。
結論:とっても危なっかしい。
コロニーってのは、何もかもが程よい環境で、気温は20度から28度と快適そのもの。
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