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後日談・メス堕ち元帥の楽しい騎士性活・前編
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「──おお、国王の正規軍だ」
「立派なもんさね」
戦場から帰還してきた勇壮な軍勢の姿に、街道沿いの村の人々や停泊する街の人々から感嘆の声が上がる。
「伯爵様が宮廷に復帰してからは、臣下に裏切られ続け、人生そのものに負け癖がついていた陛下も連戦連勝。笑いが止まらないだろうよ」
「今回も敵軍は伯爵様の名前を聞いただけで這う這うの体で逃げ帰ったらしいな。いい気味だ」
「こうして侵略者と戦うだけでなく、街道荒らしのような無法者も取り締まって下さるし……ありがたいことで」
「まさに〈正義の人〉……素晴らしいお方だ」
凱旋を果した軍の先頭で馬を進める金髪の美丈夫が、人々の賞賛の声や眼差しに軽く手を上げて応えると、更に黄色い声が人ごみの中から上がるのだった。
「ああ……!伯爵様が手を振って下さったわ!素敵!」
「お隣にいる騎士様もなんて綺麗な方なのかしら。お二人ともまるでおとぎ話に出てくる王子様みたい」
「きっと奥方様方もお美しいんでしょうね……羨ましいわ」
そんな風に女達が囁き合うのを耳にしながら、付き従う歩兵の一人がげんなりとした顔で溜息をつく。
「いいよなぁ……生まれも育ちも顔かたちすら恵まれている人間は……それなのに俺ときたら……」
「ぼやいたって仕方がないだろ。お偉方にはお偉方なりの苦労もあると思うぜ、きっと」
男が嘆くのを横で聞いていた同僚が、脇をつつく。
「これから俺達が勝利の美酒に酔っている間も、あのお二方は、国王に報告を済ませて次の作戦の指揮を執る為の準備にとりかかるんだ。
俺には真似できないし、したくもないよ」
「へえ。すごいな」
「実際すごいんだよ。
伯爵様も横にいる男爵様も厳しい方だが、俺達下っ端には意外とおおらかだしな。改革派だから他の貴族からのやっかみも凄いって聞くぜ。
あの方達が街道あらしを取り締まってくれるようになったおかげで、俺の故郷も助かってるんだ。
このまま安全地帯でふんぞりかえっているだけの連中に負けないで頑張ってほしいもんだ」
「そうかぁ……じゃあ俺達もその誇り高い軍勢の一人として貢献しないとな」
「そうそう」
「なんだよ、偉そうに。
でも……帰ったらまずは酒だな!やっぱりここは祝杯をあげないと!俺達の指揮官様達に乾杯だ!」
「おまえってやつは……だがそれについては俺も賛成だ!今夜はとことんつきあうぞ」
──さて、これから安酒をあおる俺達と違って、あの立派な騎士様達は一体どんな美酒を愉しむのだろう。
さぞうまい一本を上品に空けるに違いない、と、やはり男は羨ましく思いながら、隊列の先頭を飾る貴公子達を見上げたのだった。
■■■
「ジルっ……♥♥んんっ、んァッ♥♥……はぁ♥♥はぁ♥♥……んっ……ちゅっ♥♥」
「アルテュール……っ♥♥だめですっ♥♥
まだ仕事が残っ……てェエ♥♥あぅッ、んんんっ……♥♥ぁあっ♥♥♥♥あうンッ♥♥」
豪奢な長椅子の上。軍服を纏った男達の身体が荒々しく重なり合っている。
金髪の美丈夫に身体を抑えつけられ、唇を奪われた白髪の貴公子の喉から抑えようもない甘い嬌声が上がった。
ぴちゃ……くちゅ……くちゅり……
何度も角度を変えながら、形の良い朱色の唇同士が触れあい、吸い付き、舌で舐め合いながら、互いの唾液を混ぜあい、流し込む。
長い脚を絡ませ、擦り付けあう腰の奥から湧きあがってくる官能の響きに、均整のとれた長身が歓喜に震えた。
力のない抗議の声を上げる貴公子の脇には、ベネチア産の見事な細工を施されたグラスが、無造作に転がっている。
その中に残されていた飲みかけのワインが、毛足の長い絨毯の上にじわじわと広がりながら、血のように紅い染みを作っていた。
しかし部屋の主達の関心は既に芳しい酒精にも漆黒の卓上に広げられた報告書にもなく。
ただ、己の内で渦巻く無限の快楽への欲求に衝き動かされるまま、互いの身体を貪り合っている。
「じりゅぅ♥♥じるりゅう……っ♥♥♥♥
ホントはしたいクセにッ♥♥こんなにおちんぽ♥かたくしてるクセにッ♥♥ガマンするなんて悪いコッ♥♥
悪いコなんだぁあああ♥♥」
白皙の麗貌を妖しい色に染めながら、美丈夫が淫靡に微笑む。
その表情も低俗な言葉遣いも、馬上にあって人々の尊敬のまなざしを一身に集めていた人物と同じ者とはとても思えない。
「悪いコちんぽ♥はおしおきしちゃうっ♥♥
ちゃあんと、おちんぽ♥みるく、ぴゅっぴゅっ♥して♥♥『エッチなのに、ガマンしてごめんなさい♡』するまでゆるさないんらからぁ♥♥」
「んあ♥♥あ、あぁああァァあああ……ッ♥♥♥♥
あるてゅーるっ♥♥らめぇっ♥らめなのっ♥♥シコシコしないれっ♥♥じるの早漏チンポシコシコしないれっ♥でちゃうっ♥♥もうでちゃうッ♥♥♥♥メスチンポからミルクでちゃうのォオッ♥♥」
服を着たまま、布越しに股間を巧みに擦り上げられて、白子のような長い髪を揺らし、組み敷かれた青年がむせび泣く。
否──果たして彼を青年と言っていいものか。
軍服に包まれた身体はどこか中性的で肉感に満ちていて、特に腰回りからは男を誘うような淫猥な雰囲気が漂っている。
「だしてっ♥♥みるく出してっ♥♥あるてゅーるに、じるがおもらし♥するところ、みせてっ♥♥♥♥
おもらしぱんつ♥クンカクンカさせてぇ♥♥♥♥
んっ♥ちゅ……ッ♥♥」
「ヒ……ッ♥♥ひ、ひどいぃっ♥♥♥♥
ぬぐからぁっ♥♥自分でぬぐからぁああッ♥♥やめれェ♥やめれよォぉおおッ♥♥
おもらしいやらぁっ♥♥♥いやらのォおおお……ッ♥♥
あぁ、やァっ、いやぁああああ─────ッ♥♥♥♥」
──ぴゅるるるっ、ぴゅるううううううっ!
追い詰められた青年が、不本意な官能の高みへと到達する。
じわじわと下履きに生温かい感触が広がっていくのを感じながら、恥辱と快感に塗れて貴公子が喘ぐ。
「あ……あン……ッ……♥♥あぁぁ……でちゃったぁ……おちんぽみるく出ちゃったよぉおお♥♥♥♥♥とまりゃないいぃ♥♥
みりゅくぴゅるぴゅる♥♥気持ちいいのッ♥♥とまりゃないのぉおおおッ♥♥♥♥」
腰をへこへこ動かしながら無意識のうちに己を嬲る指先に股間を擦り付けてしまう。
一時の快楽に負けた事で、この後、己が痴態を曝した証である臭いを纏わりつかせたまま、部屋を出なければいけない。それを想像するだけで、恐怖とそれ以上の快感が貴公子の全身を駆け巡る。
彼もまた、組み敷いた男と同様、歪んだ性欲に支配された存在であり、既に男に種付される事を至上の悦びとする在り方を骨の髄まで刷り込まれたメス奴隷であった。
「んはぁあああああッ♥♥じるのみりゅくっ♥♥おちんぽみるくの匂いがしゅりゅうううう♥♥♥♥」
達したばかりの湿り気を帯びた股間に、見事な金髪を揺らしながら美丈夫が鼻先を押し当てるようにして、むしゃぶりつく。
ちゅぱちゅぱと、下品な音を立ててそこへと唇を吸い付かせながら、気が狂ったように腰を振っている。
見れば男の下肢の中心も熱を発しながら大きく膨れ上がり、逐情する瞬間を待ち望んでいるようだった。
「ンぁあああっ♥♥おいちぃいいいっ♥♥♥♥ちんぽっ♥♥ちんぽしゅきっ♥♥♥♥おちんぽだいしゅきなのぉおおおォ♥♥♥♥」
発情したメスそのものの表情で、男が啼く。
表では二人とも以前のように高貴な騎士としての体面を保っていたが、こうして人目がなくなれば途端にその化けの皮は剥がれしまう。
特に戦いの後、昂ぶった身体は抑制が効かなくなりがちであり、主人がいない時はこうして堕ちきった身体を互いに慰め合うのが常だった。
「おほっ♥♥おほぁあああ……ッ♥♥♥♥
あ……あはッ♥♥みてみて♥♥
じるがイクの見て、あるてゅーるもイッちゃったよぉ♥♥」
親友が達したのを見下ろしながら、自らの快感も煽るように攻め立てていた男が心底嬉しそうな笑顔を美貌に張り付かせ、自らの股間を寛げる。
途端、まったく勢いの衰えていない男根が、蜜を弾かせながらぶるりと飛び出す。
「うふふ……♥♥
そんなにじっとみないでェ♥じるに見られてるとまた気持ちよくなってぇ♥♥あるてゅーるのダメチンポおっきくなっちゃう……♥♥」
とろとろと名残汁を流したままの立派な逸物を見せつけて、頬を紅潮させている姿は騎士とは名ばかりの変態そのものであり、普段の男を知る者が見れば背筋が寒くなるような光景であったが、男に組み敷かれている貴公子は、むしろてらてらと濡れ光る卑猥な肉棒を食い入るように見つめている。
「うぅ……♥♥」
雄の象徴とも言えるそれに奉仕する悦びに目覚めてしまったメス堕ち騎士にとって、漂ってくる青臭い臭いも隆起した肉の卑猥な反り返りも、全てが抗い難い力を持って、本能を刺激する。
たちまち己の中に残っていたなけなしの理性が蒸発していくのを感じながら、白髪の貴公子の表情もまた、官能の炎よってうっとりと蕩け落ちていく。
「あぅ♥……ちんぽ……あるてゅーるの……おちんぽ……♥♥……ッ♥」
「欲しいでしょおぉ♥♥だからぁ♥いっしょにもっと気持ちよくなろォ♥♥♥♥」
「んぁっ♥はひィ……ッ♥♥」
手慣れた手付きで男が組み敷いた親友の着衣を解き、脱がしていく。
「あるてゅーる、おちんぽ入れられる方が好きだけど、じるになら入れてあげてもいいんだぁ……♥♥」
几帳面に整えられていた軍装の下から現れたのは、女のような柔らかさを持つ肢体。
もともと中性的な美貌の持ち主だった事から、精神に加えて、身体にまで手を入れられた青年の身体は、神話に登場する両性具有の神を思わせる。
当人は己の身をいたく嘆いていたが、男とも女ともつかない艶めかしいその美しさを、男はいっそう愛しいものに感じていた。
「おっぱいいじってあげるね♥」
「ひゃううううっ♥♥」
少女のような初々しく形の良い乳房を大きな掌がこねくり回すと、その先端で主張する淡い色をした勃起乳首がますます尖り出す。
「ああんッ♥♥すってぇ♥おっぱいもむんじゃなくて吸ってェ♥♥♥♥
乳首もっといちじめてぇっ♥♥」
「じるはおっぱい本当によわいんだねぇ……かわいい♥♥ちゅぱっ♥♥」
「おほぉっ♥あっあっあっあっ♥♥♥♥ちくびきたぁっ♥♥あるてゅーるっ♥♥あるてゅーるっ♥♥」
ぴくぴく震える乳頭にむしゃぶりつき、音を立てて吸いあげつつ、男はもてあました股間の逸物を、組み敷く身体が残す男の名残へと押しつける。
中心で熱く昂ぶった肉茎同士が擦り合い、ぬちょぬちょと粘着質な水音を立てながら、互いの腹を汚す。塗り込められる先走りの液に反応して、下腹部に刻まれた奴隷の証である淫紋が鈍い光を放ち、騎士二人の脳裏から性欲以外の事柄を些末な事象として消し飛ばしてしまう。
知性など微塵も感じられない獣同士の交わり──結果、行為は一層激しく見境のないものになっていく。
「あぁあ゛ぁぁぁ♥♥♥♥ちんぽ好きっ♥おっぱいしゅきっ♥♥しゅきぃい♥♥りゃめら゛っ、てぇ゛え……♥あ♥あ♥こしがっ♥♥かってにぃ゛い♥♥んぃ゛い……ッ♥♥んぐぅう♥♥おぁっ♥♥お゛っ♥お゛っ♥♥あ゛っ、あ、や゛らぁ♥♥ンッ♥♥♥♥」
「ん♥んぅう♥♥ちんぽ♥♥ちんぽぴくぴくってェッ♥♥♥♥や゛ぁっ、またっ♥♥あ゛ーーっ♥♥あ゛ーー♥♥んほお゛お゛お゛っ♥♥♥♥
おほぉっ♥♥おほぉお゛お゛おっ♥♥しゅりしゅり♥♥きもちぃっ♥♥♥♥じるとおちんぽしゅりしゅり♥♥♥♥キモチぃぃよぉお゛ッ♥♥♥♥」
淫乱奴隷の嬌声が重なり合い、互いの興奮を高め合う。
ビンビンに勃起したデカ乳首を扱かれ、あるいは唇で吸われ、青年の身体が呼吸を乱して痙攣する。
勃ち上がった己ものには容赦なく相手の淫棒が押し付けられ、一方で空いた方の指先が、下肢の双丘の割れ目をぬってひくつく場所へと入り込むと、容赦なく抜き差しされる勢いで、頭の中に火花が散った。
思考能力などとうに奪われ、麗しい貴公子達の唇はうわ言のように卑猥な言葉を繰り返すだけだ。
そして。
「おほっ♥おほぉおおォォォォッ♥♥あ、あるてゅーるっ♥あァアアアア~♥♥ちくびっ♥♥乳首いいッ♥♥んおぁっ♥♥♥♥おっぱいあついっ♥♥あちゅいのぉっ♥♥あひぃいいいいッ♥♥♥♥」
ぷしゅうううううううううぁあ……ッ!
嬲られ続けた白髪の貴公子の牛のような勃起乳首から、勢いよく白泉が放たれた。
「んん───っ♥♥」
どこか懐かしい温かく甘い白い液体が、胸に吸い付く男の喉に流れ込む。
青年の硬く凝り固まった乳頭が脈打つように痙攣する度、ぴゅっぴゅと白糸を散らすように放たれるそれは、本来は成熟した女体に宿るはずの乳に他ならなかった。
唇を寄せる男が強く吸引すると、胸の内側から官能の激流が先端に向かって殺到し、さながら射精のような快感と疑似的に母になったような多幸感が青年を襲う。
「あぁ……♥♥ぁハンッ♥と、とんじゃうっ♥♥お乳気持ち良くて飛んじゃうぅううううッ♥♥」
男とも女ともつかない身体にされた青年の全身が歓喜と共に震え、その悦びを示すように尖った乳頭からは甘い白泉が噴出し続ける。
「んんんっ♥♥じるのメスミルク♥♥おいちいよぉ♥♥♥♥ちゅ♥♥」
「んァァァアアアア……♥♥♥♥」
勃起した股間を擦り付け合いながら、涎と乳をたれ流し、濃厚な口づけを交わすメス奴隷二人。
多くの者が幻滅するような姿を見せつけて、夢中で愛し合う男達は、その時、背後の扉が静かに開いた事に気が付かなかった。
「あ…………ああ……」
どさっと、絨毯の上に何か重いものが落ちたような音に、初めて二人は振り返った。
「す、すいませ……わたしは……ただ報告を頼まれただけで……定時になってもお返事がないので……様子を見に……けっして悪気は……ああ……」
目の前で繰り広げられる男達の狂態に、腰を抜かした若者──伝令を頼まれたのであろう従騎士が、必死に力の入らない身体を叱咤して後ずさろうとしている。
本能的に理解したのだろう。自分がけっして見てはいけないものを見てしまった許されざる闖入者であることを。
その哀れな姿に、本来若者が尊敬してやまない上官であるメス奴隷達の表情に浮かんだのは──実に愉しげな笑顔だった。
そう、子供が飛び切りの悪戯を思いついた時のような──面白い玩具を見つけた時や小動物と戯れる時に見せるような、無邪気で残酷なあの表情。
「見られちゃった♥」
「見られてしまいましたね……♥♥」
「……どうしようか」
「どうしましょうか……」
熱に浮かされていた男達の表情と口調が、徐々に平時の怜悧なものに戻っていく。
軍の内部では並ぶ者がいない権力者である男達の前で、目を見開いたまま、戦々恐々としている若者に、身体を起こした白髪の貴公子が妖艶な笑顔を向ける。
「ああ……そんなに怖がらなくてもいい。私たちは別に君を処罰したりはしない。君は何も悪い事はしていないのだから。
だから君も今見た事を不用意に公言したりはしない。そうだろう?」
「も、もちろんであります……!け、けっしてそんなことは致しません!」
にこり、と微笑まれて、むしろ蛇に睨まれたカエルのような心地で、見習騎士があわてて上官に応える。
「……なら、君と私達は運命共同体……つまり仲間、と言う事だ」
「え……?」
「仲間なら我々と対等な報償を与えないといけませんよねぇ……?アルテュール?」
混乱する若者を余所に、上官二人が目配せをする──言葉を交わさずとも、互いに考えている事は同じのようだった。
「ああ、そうだな……君がそういうならば、私に異存はない」
「……だそうだ。
さあおいで。いつも私を物欲しげな顔で見ていた君。望むものを与えてやろうではないか」
「な……」
貴公子の美貌に浮かぶ笑みが不穏な空気を孕んでより深くなる。
「私の太腿で挟んで欲しいんだろう……?跨られて、腰を擦り付けられて……ふふ……君達が普段私をどんな目で見ているか知らないとでも?」
「あ……ああ……」
「君は最高に運が良い……今から存分に望んだものを与えてやろう。
ただし、このことは墓場の中まで持って行け。いいな?」
「……………………はい」
こうしてまた一人、前途ある若者の未来が潰えた。
■■■
「あああああああっ♥♥これが閣下のケツマンコッ♥♥
おほぁっ♥♥先端から根元まできゅうきゅう締め付けてッ♥♥♥♥なんて熱くて狭いッ♥♥んぁっ♥♥
男マンコ超気持ちいいッ♥♥アァッ♥♥ふぁああああっ♥♥♥♥」
より淫気が増した部屋の中に、甘い悲鳴が上がる。
「チンポとろけるっ♥♥チンポずっぽり♥♥にぎにぎされて♥ケツマンコにちんぽ食べられちゃうッ♥♥おほぉおおおッ♥♥」
「可哀想に……我が友のケツマンコを知ったらもう女は抱けないなぁ♥♥♥」
「いいれすっ♥♥もう自分は閣下の種付専用チンポ奴隷でいいれすっ♥♥一生ケツマンコに尽くしますッ♥♥」
「あんまり私の部下を苛めないで下さいよ、アルテュール♥これから私達を満足させられるように、色々教えてやらないといけないんですから♥♥」
憧れ焦がれた白髪の貴公子の胎の中に己の半身を埋めつつ、金髪の美丈夫に言葉や指で弄られる。
性に疎い若者の心はすっかり男の姿をした淫婦二人の虜になっていた。
「私とてさっき散々舌で奉仕してやったというのに……忘れたわけではないよな?ん?」
「もちろんれすっ♥♥伯爵様の舌使いはもうとろけるようれっ♥♥自分はお二人の共有財産♥♥不肖の童貞チンポを高貴なケツマンコで存分に鍛えてやってくらしゃいっ♥♥」
「よしよし。この贅沢ものめ♥♥今日は空イキするまで可愛がってやろう♥♥」
「よかったですねぇ、アルテュール♥♥
これで軍務の間もちんぽに飢えずにすみますよ♥♥」
「前に私が同じことをした時は怒ったクセに……現金だなぁジルは……」
「貴方は嫌がる従者を無理矢理連れ込んだんでしょ♥
この子と私は両想いだからいいんですよ♥♥ね♥♥」
「はぃいいい♥♥自分は閣下にお仕え出来て幸せですぅううう♥♥♥♥」
──こうして、勝利に酔う男達の夜は更けていく。
やがて骨抜きにされた従騎士が仲間を誘い、またこの元帥の称号を持つ淫婦達──最も高貴なメス奴隷に使える志願奴隷が増える事になるのは、時間の問題なのであった。
「立派なもんさね」
戦場から帰還してきた勇壮な軍勢の姿に、街道沿いの村の人々や停泊する街の人々から感嘆の声が上がる。
「伯爵様が宮廷に復帰してからは、臣下に裏切られ続け、人生そのものに負け癖がついていた陛下も連戦連勝。笑いが止まらないだろうよ」
「今回も敵軍は伯爵様の名前を聞いただけで這う這うの体で逃げ帰ったらしいな。いい気味だ」
「こうして侵略者と戦うだけでなく、街道荒らしのような無法者も取り締まって下さるし……ありがたいことで」
「まさに〈正義の人〉……素晴らしいお方だ」
凱旋を果した軍の先頭で馬を進める金髪の美丈夫が、人々の賞賛の声や眼差しに軽く手を上げて応えると、更に黄色い声が人ごみの中から上がるのだった。
「ああ……!伯爵様が手を振って下さったわ!素敵!」
「お隣にいる騎士様もなんて綺麗な方なのかしら。お二人ともまるでおとぎ話に出てくる王子様みたい」
「きっと奥方様方もお美しいんでしょうね……羨ましいわ」
そんな風に女達が囁き合うのを耳にしながら、付き従う歩兵の一人がげんなりとした顔で溜息をつく。
「いいよなぁ……生まれも育ちも顔かたちすら恵まれている人間は……それなのに俺ときたら……」
「ぼやいたって仕方がないだろ。お偉方にはお偉方なりの苦労もあると思うぜ、きっと」
男が嘆くのを横で聞いていた同僚が、脇をつつく。
「これから俺達が勝利の美酒に酔っている間も、あのお二方は、国王に報告を済ませて次の作戦の指揮を執る為の準備にとりかかるんだ。
俺には真似できないし、したくもないよ」
「へえ。すごいな」
「実際すごいんだよ。
伯爵様も横にいる男爵様も厳しい方だが、俺達下っ端には意外とおおらかだしな。改革派だから他の貴族からのやっかみも凄いって聞くぜ。
あの方達が街道あらしを取り締まってくれるようになったおかげで、俺の故郷も助かってるんだ。
このまま安全地帯でふんぞりかえっているだけの連中に負けないで頑張ってほしいもんだ」
「そうかぁ……じゃあ俺達もその誇り高い軍勢の一人として貢献しないとな」
「そうそう」
「なんだよ、偉そうに。
でも……帰ったらまずは酒だな!やっぱりここは祝杯をあげないと!俺達の指揮官様達に乾杯だ!」
「おまえってやつは……だがそれについては俺も賛成だ!今夜はとことんつきあうぞ」
──さて、これから安酒をあおる俺達と違って、あの立派な騎士様達は一体どんな美酒を愉しむのだろう。
さぞうまい一本を上品に空けるに違いない、と、やはり男は羨ましく思いながら、隊列の先頭を飾る貴公子達を見上げたのだった。
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「ジルっ……♥♥んんっ、んァッ♥♥……はぁ♥♥はぁ♥♥……んっ……ちゅっ♥♥」
「アルテュール……っ♥♥だめですっ♥♥
まだ仕事が残っ……てェエ♥♥あぅッ、んんんっ……♥♥ぁあっ♥♥♥♥あうンッ♥♥」
豪奢な長椅子の上。軍服を纏った男達の身体が荒々しく重なり合っている。
金髪の美丈夫に身体を抑えつけられ、唇を奪われた白髪の貴公子の喉から抑えようもない甘い嬌声が上がった。
ぴちゃ……くちゅ……くちゅり……
何度も角度を変えながら、形の良い朱色の唇同士が触れあい、吸い付き、舌で舐め合いながら、互いの唾液を混ぜあい、流し込む。
長い脚を絡ませ、擦り付けあう腰の奥から湧きあがってくる官能の響きに、均整のとれた長身が歓喜に震えた。
力のない抗議の声を上げる貴公子の脇には、ベネチア産の見事な細工を施されたグラスが、無造作に転がっている。
その中に残されていた飲みかけのワインが、毛足の長い絨毯の上にじわじわと広がりながら、血のように紅い染みを作っていた。
しかし部屋の主達の関心は既に芳しい酒精にも漆黒の卓上に広げられた報告書にもなく。
ただ、己の内で渦巻く無限の快楽への欲求に衝き動かされるまま、互いの身体を貪り合っている。
「じりゅぅ♥♥じるりゅう……っ♥♥♥♥
ホントはしたいクセにッ♥♥こんなにおちんぽ♥かたくしてるクセにッ♥♥ガマンするなんて悪いコッ♥♥
悪いコなんだぁあああ♥♥」
白皙の麗貌を妖しい色に染めながら、美丈夫が淫靡に微笑む。
その表情も低俗な言葉遣いも、馬上にあって人々の尊敬のまなざしを一身に集めていた人物と同じ者とはとても思えない。
「悪いコちんぽ♥はおしおきしちゃうっ♥♥
ちゃあんと、おちんぽ♥みるく、ぴゅっぴゅっ♥して♥♥『エッチなのに、ガマンしてごめんなさい♡』するまでゆるさないんらからぁ♥♥」
「んあ♥♥あ、あぁああァァあああ……ッ♥♥♥♥
あるてゅーるっ♥♥らめぇっ♥らめなのっ♥♥シコシコしないれっ♥♥じるの早漏チンポシコシコしないれっ♥でちゃうっ♥♥もうでちゃうッ♥♥♥♥メスチンポからミルクでちゃうのォオッ♥♥」
服を着たまま、布越しに股間を巧みに擦り上げられて、白子のような長い髪を揺らし、組み敷かれた青年がむせび泣く。
否──果たして彼を青年と言っていいものか。
軍服に包まれた身体はどこか中性的で肉感に満ちていて、特に腰回りからは男を誘うような淫猥な雰囲気が漂っている。
「だしてっ♥♥みるく出してっ♥♥あるてゅーるに、じるがおもらし♥するところ、みせてっ♥♥♥♥
おもらしぱんつ♥クンカクンカさせてぇ♥♥♥♥
んっ♥ちゅ……ッ♥♥」
「ヒ……ッ♥♥ひ、ひどいぃっ♥♥♥♥
ぬぐからぁっ♥♥自分でぬぐからぁああッ♥♥やめれェ♥やめれよォぉおおッ♥♥
おもらしいやらぁっ♥♥♥いやらのォおおお……ッ♥♥
あぁ、やァっ、いやぁああああ─────ッ♥♥♥♥」
──ぴゅるるるっ、ぴゅるううううううっ!
追い詰められた青年が、不本意な官能の高みへと到達する。
じわじわと下履きに生温かい感触が広がっていくのを感じながら、恥辱と快感に塗れて貴公子が喘ぐ。
「あ……あン……ッ……♥♥あぁぁ……でちゃったぁ……おちんぽみるく出ちゃったよぉおお♥♥♥♥♥とまりゃないいぃ♥♥
みりゅくぴゅるぴゅる♥♥気持ちいいのッ♥♥とまりゃないのぉおおおッ♥♥♥♥」
腰をへこへこ動かしながら無意識のうちに己を嬲る指先に股間を擦り付けてしまう。
一時の快楽に負けた事で、この後、己が痴態を曝した証である臭いを纏わりつかせたまま、部屋を出なければいけない。それを想像するだけで、恐怖とそれ以上の快感が貴公子の全身を駆け巡る。
彼もまた、組み敷いた男と同様、歪んだ性欲に支配された存在であり、既に男に種付される事を至上の悦びとする在り方を骨の髄まで刷り込まれたメス奴隷であった。
「んはぁあああああッ♥♥じるのみりゅくっ♥♥おちんぽみるくの匂いがしゅりゅうううう♥♥♥♥」
達したばかりの湿り気を帯びた股間に、見事な金髪を揺らしながら美丈夫が鼻先を押し当てるようにして、むしゃぶりつく。
ちゅぱちゅぱと、下品な音を立ててそこへと唇を吸い付かせながら、気が狂ったように腰を振っている。
見れば男の下肢の中心も熱を発しながら大きく膨れ上がり、逐情する瞬間を待ち望んでいるようだった。
「ンぁあああっ♥♥おいちぃいいいっ♥♥♥♥ちんぽっ♥♥ちんぽしゅきっ♥♥♥♥おちんぽだいしゅきなのぉおおおォ♥♥♥♥」
発情したメスそのものの表情で、男が啼く。
表では二人とも以前のように高貴な騎士としての体面を保っていたが、こうして人目がなくなれば途端にその化けの皮は剥がれしまう。
特に戦いの後、昂ぶった身体は抑制が効かなくなりがちであり、主人がいない時はこうして堕ちきった身体を互いに慰め合うのが常だった。
「おほっ♥♥おほぁあああ……ッ♥♥♥♥
あ……あはッ♥♥みてみて♥♥
じるがイクの見て、あるてゅーるもイッちゃったよぉ♥♥」
親友が達したのを見下ろしながら、自らの快感も煽るように攻め立てていた男が心底嬉しそうな笑顔を美貌に張り付かせ、自らの股間を寛げる。
途端、まったく勢いの衰えていない男根が、蜜を弾かせながらぶるりと飛び出す。
「うふふ……♥♥
そんなにじっとみないでェ♥じるに見られてるとまた気持ちよくなってぇ♥♥あるてゅーるのダメチンポおっきくなっちゃう……♥♥」
とろとろと名残汁を流したままの立派な逸物を見せつけて、頬を紅潮させている姿は騎士とは名ばかりの変態そのものであり、普段の男を知る者が見れば背筋が寒くなるような光景であったが、男に組み敷かれている貴公子は、むしろてらてらと濡れ光る卑猥な肉棒を食い入るように見つめている。
「うぅ……♥♥」
雄の象徴とも言えるそれに奉仕する悦びに目覚めてしまったメス堕ち騎士にとって、漂ってくる青臭い臭いも隆起した肉の卑猥な反り返りも、全てが抗い難い力を持って、本能を刺激する。
たちまち己の中に残っていたなけなしの理性が蒸発していくのを感じながら、白髪の貴公子の表情もまた、官能の炎よってうっとりと蕩け落ちていく。
「あぅ♥……ちんぽ……あるてゅーるの……おちんぽ……♥♥……ッ♥」
「欲しいでしょおぉ♥♥だからぁ♥いっしょにもっと気持ちよくなろォ♥♥♥♥」
「んぁっ♥はひィ……ッ♥♥」
手慣れた手付きで男が組み敷いた親友の着衣を解き、脱がしていく。
「あるてゅーる、おちんぽ入れられる方が好きだけど、じるになら入れてあげてもいいんだぁ……♥♥」
几帳面に整えられていた軍装の下から現れたのは、女のような柔らかさを持つ肢体。
もともと中性的な美貌の持ち主だった事から、精神に加えて、身体にまで手を入れられた青年の身体は、神話に登場する両性具有の神を思わせる。
当人は己の身をいたく嘆いていたが、男とも女ともつかない艶めかしいその美しさを、男はいっそう愛しいものに感じていた。
「おっぱいいじってあげるね♥」
「ひゃううううっ♥♥」
少女のような初々しく形の良い乳房を大きな掌がこねくり回すと、その先端で主張する淡い色をした勃起乳首がますます尖り出す。
「ああんッ♥♥すってぇ♥おっぱいもむんじゃなくて吸ってェ♥♥♥♥
乳首もっといちじめてぇっ♥♥」
「じるはおっぱい本当によわいんだねぇ……かわいい♥♥ちゅぱっ♥♥」
「おほぉっ♥あっあっあっあっ♥♥♥♥ちくびきたぁっ♥♥あるてゅーるっ♥♥あるてゅーるっ♥♥」
ぴくぴく震える乳頭にむしゃぶりつき、音を立てて吸いあげつつ、男はもてあました股間の逸物を、組み敷く身体が残す男の名残へと押しつける。
中心で熱く昂ぶった肉茎同士が擦り合い、ぬちょぬちょと粘着質な水音を立てながら、互いの腹を汚す。塗り込められる先走りの液に反応して、下腹部に刻まれた奴隷の証である淫紋が鈍い光を放ち、騎士二人の脳裏から性欲以外の事柄を些末な事象として消し飛ばしてしまう。
知性など微塵も感じられない獣同士の交わり──結果、行為は一層激しく見境のないものになっていく。
「あぁあ゛ぁぁぁ♥♥♥♥ちんぽ好きっ♥おっぱいしゅきっ♥♥しゅきぃい♥♥りゃめら゛っ、てぇ゛え……♥あ♥あ♥こしがっ♥♥かってにぃ゛い♥♥んぃ゛い……ッ♥♥んぐぅう♥♥おぁっ♥♥お゛っ♥お゛っ♥♥あ゛っ、あ、や゛らぁ♥♥ンッ♥♥♥♥」
「ん♥んぅう♥♥ちんぽ♥♥ちんぽぴくぴくってェッ♥♥♥♥や゛ぁっ、またっ♥♥あ゛ーーっ♥♥あ゛ーー♥♥んほお゛お゛お゛っ♥♥♥♥
おほぉっ♥♥おほぉお゛お゛おっ♥♥しゅりしゅり♥♥きもちぃっ♥♥♥♥じるとおちんぽしゅりしゅり♥♥♥♥キモチぃぃよぉお゛ッ♥♥♥♥」
淫乱奴隷の嬌声が重なり合い、互いの興奮を高め合う。
ビンビンに勃起したデカ乳首を扱かれ、あるいは唇で吸われ、青年の身体が呼吸を乱して痙攣する。
勃ち上がった己ものには容赦なく相手の淫棒が押し付けられ、一方で空いた方の指先が、下肢の双丘の割れ目をぬってひくつく場所へと入り込むと、容赦なく抜き差しされる勢いで、頭の中に火花が散った。
思考能力などとうに奪われ、麗しい貴公子達の唇はうわ言のように卑猥な言葉を繰り返すだけだ。
そして。
「おほっ♥おほぉおおォォォォッ♥♥あ、あるてゅーるっ♥あァアアアア~♥♥ちくびっ♥♥乳首いいッ♥♥んおぁっ♥♥♥♥おっぱいあついっ♥♥あちゅいのぉっ♥♥あひぃいいいいッ♥♥♥♥」
ぷしゅうううううううううぁあ……ッ!
嬲られ続けた白髪の貴公子の牛のような勃起乳首から、勢いよく白泉が放たれた。
「んん───っ♥♥」
どこか懐かしい温かく甘い白い液体が、胸に吸い付く男の喉に流れ込む。
青年の硬く凝り固まった乳頭が脈打つように痙攣する度、ぴゅっぴゅと白糸を散らすように放たれるそれは、本来は成熟した女体に宿るはずの乳に他ならなかった。
唇を寄せる男が強く吸引すると、胸の内側から官能の激流が先端に向かって殺到し、さながら射精のような快感と疑似的に母になったような多幸感が青年を襲う。
「あぁ……♥♥ぁハンッ♥と、とんじゃうっ♥♥お乳気持ち良くて飛んじゃうぅううううッ♥♥」
男とも女ともつかない身体にされた青年の全身が歓喜と共に震え、その悦びを示すように尖った乳頭からは甘い白泉が噴出し続ける。
「んんんっ♥♥じるのメスミルク♥♥おいちいよぉ♥♥♥♥ちゅ♥♥」
「んァァァアアアア……♥♥♥♥」
勃起した股間を擦り付け合いながら、涎と乳をたれ流し、濃厚な口づけを交わすメス奴隷二人。
多くの者が幻滅するような姿を見せつけて、夢中で愛し合う男達は、その時、背後の扉が静かに開いた事に気が付かなかった。
「あ…………ああ……」
どさっと、絨毯の上に何か重いものが落ちたような音に、初めて二人は振り返った。
「す、すいませ……わたしは……ただ報告を頼まれただけで……定時になってもお返事がないので……様子を見に……けっして悪気は……ああ……」
目の前で繰り広げられる男達の狂態に、腰を抜かした若者──伝令を頼まれたのであろう従騎士が、必死に力の入らない身体を叱咤して後ずさろうとしている。
本能的に理解したのだろう。自分がけっして見てはいけないものを見てしまった許されざる闖入者であることを。
その哀れな姿に、本来若者が尊敬してやまない上官であるメス奴隷達の表情に浮かんだのは──実に愉しげな笑顔だった。
そう、子供が飛び切りの悪戯を思いついた時のような──面白い玩具を見つけた時や小動物と戯れる時に見せるような、無邪気で残酷なあの表情。
「見られちゃった♥」
「見られてしまいましたね……♥♥」
「……どうしようか」
「どうしましょうか……」
熱に浮かされていた男達の表情と口調が、徐々に平時の怜悧なものに戻っていく。
軍の内部では並ぶ者がいない権力者である男達の前で、目を見開いたまま、戦々恐々としている若者に、身体を起こした白髪の貴公子が妖艶な笑顔を向ける。
「ああ……そんなに怖がらなくてもいい。私たちは別に君を処罰したりはしない。君は何も悪い事はしていないのだから。
だから君も今見た事を不用意に公言したりはしない。そうだろう?」
「も、もちろんであります……!け、けっしてそんなことは致しません!」
にこり、と微笑まれて、むしろ蛇に睨まれたカエルのような心地で、見習騎士があわてて上官に応える。
「……なら、君と私達は運命共同体……つまり仲間、と言う事だ」
「え……?」
「仲間なら我々と対等な報償を与えないといけませんよねぇ……?アルテュール?」
混乱する若者を余所に、上官二人が目配せをする──言葉を交わさずとも、互いに考えている事は同じのようだった。
「ああ、そうだな……君がそういうならば、私に異存はない」
「……だそうだ。
さあおいで。いつも私を物欲しげな顔で見ていた君。望むものを与えてやろうではないか」
「な……」
貴公子の美貌に浮かぶ笑みが不穏な空気を孕んでより深くなる。
「私の太腿で挟んで欲しいんだろう……?跨られて、腰を擦り付けられて……ふふ……君達が普段私をどんな目で見ているか知らないとでも?」
「あ……ああ……」
「君は最高に運が良い……今から存分に望んだものを与えてやろう。
ただし、このことは墓場の中まで持って行け。いいな?」
「……………………はい」
こうしてまた一人、前途ある若者の未来が潰えた。
■■■
「あああああああっ♥♥これが閣下のケツマンコッ♥♥
おほぁっ♥♥先端から根元まできゅうきゅう締め付けてッ♥♥♥♥なんて熱くて狭いッ♥♥んぁっ♥♥
男マンコ超気持ちいいッ♥♥アァッ♥♥ふぁああああっ♥♥♥♥」
より淫気が増した部屋の中に、甘い悲鳴が上がる。
「チンポとろけるっ♥♥チンポずっぽり♥♥にぎにぎされて♥ケツマンコにちんぽ食べられちゃうッ♥♥おほぉおおおッ♥♥」
「可哀想に……我が友のケツマンコを知ったらもう女は抱けないなぁ♥♥♥」
「いいれすっ♥♥もう自分は閣下の種付専用チンポ奴隷でいいれすっ♥♥一生ケツマンコに尽くしますッ♥♥」
「あんまり私の部下を苛めないで下さいよ、アルテュール♥これから私達を満足させられるように、色々教えてやらないといけないんですから♥♥」
憧れ焦がれた白髪の貴公子の胎の中に己の半身を埋めつつ、金髪の美丈夫に言葉や指で弄られる。
性に疎い若者の心はすっかり男の姿をした淫婦二人の虜になっていた。
「私とてさっき散々舌で奉仕してやったというのに……忘れたわけではないよな?ん?」
「もちろんれすっ♥♥伯爵様の舌使いはもうとろけるようれっ♥♥自分はお二人の共有財産♥♥不肖の童貞チンポを高貴なケツマンコで存分に鍛えてやってくらしゃいっ♥♥」
「よしよし。この贅沢ものめ♥♥今日は空イキするまで可愛がってやろう♥♥」
「よかったですねぇ、アルテュール♥♥
これで軍務の間もちんぽに飢えずにすみますよ♥♥」
「前に私が同じことをした時は怒ったクセに……現金だなぁジルは……」
「貴方は嫌がる従者を無理矢理連れ込んだんでしょ♥
この子と私は両想いだからいいんですよ♥♥ね♥♥」
「はぃいいい♥♥自分は閣下にお仕え出来て幸せですぅううう♥♥♥♥」
──こうして、勝利に酔う男達の夜は更けていく。
やがて骨抜きにされた従騎士が仲間を誘い、またこの元帥の称号を持つ淫婦達──最も高貴なメス奴隷に使える志願奴隷が増える事になるのは、時間の問題なのであった。
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