じゃあパパでいいよ。

吉井春樹

文字の大きさ
上 下
64 / 71

63ほえろ。

しおりを挟む





なにがきっかけかもわからないのですが、

子供のころ「ひらけ!ポンキッキ」で流れてた

「ほえろ!マンモスくん」という歌が気になって

ムスメといっしょになって歌っておりました。


すると

「ほえろって何?」

と質問をされたので、

「犬がワンワンっていうでしょ、

 そういう感じ」

っていうと

「ネコちゃんがにゃーんっていうこととか?」

と聞き返されて答えに困りました(笑。


=================

吠えるよりも、鳴くよりも、
さえずるくらいに、伝えたい。

=================

犬のわんわん、は「吠える」だけど、
(吠える、っていう字に”犬”が入るくらいだもの)
猫のにゃー、は、きっと「鳴く」です。

「吠える」と「鳴く」って
けっこう近いとものだと思うけど、
でも、ちゃんとちがうもので、
それを感覚的に使い分けてもいるようで。

自分が子どもや人と接するとき、
吠えるような表現の仕方では、
伝わりづらいだろうな、と感じました。

遠く離れているならまだしも、
そばにいる人に吠えるよりは、
きっと、適度な音量や声色がある。

ただ話をするだけでも、
吠えるか、鳴くか、さえずるか、
いろいろな伝え方があるものだと
ムスメに気づかせてもらったのでした。


しおりを挟む
子育て中のママはもちろん、
仕事や恋愛で、いつもいつも、
がんばっている女性へのささやかなエール。
ちょっとほっこり、ちょっと幸せになる
小さな、小さな、きっかけになればいいなと
書き残してきたメッセージです。

【 絵本ひろば 】にて公開中
・「ママに早く会いたくて」(第10回絵本大賞・読者賞受賞」
・「ぼくはお金くん」
●ホームページで「フォト エッセイ」作品公開中
 http://haruki-yoshii.com 
●Twitter/https://twitter.com/harukiyoshii

感想 6

あなたにおすすめの小説

IdeS-photo art-

Frаwr
エッセイ・ノンフィクション
素人の写真集 撮った写真をゆっくり載せていきます

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

子供って難解だ〜2児の母の笑える小話〜

珊瑚やよい(にん)
エッセイ・ノンフィクション
10秒で読める笑えるエッセイ集です。 2匹の怪獣さんの母です。11歳の娘と5歳の息子がいます。子供はネタの宝庫だと思います。クスッと笑えるエピソードをどうぞ。 毎日毎日ネタが絶えなくて更新しながら楽しんでいます(笑)

-MonoChrome-

ひぐらしゆうき
エッセイ・ノンフィクション
作品第一弾[-MonoChrome-]。 タイトル通り、モノクロ写真の作品集です。 こちらでは作品の写真と軽い説明を書いていきます。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

運営に【通報】したけどスルーされてしまった件

蒼 飛雲
エッセイ・ノンフィクション
運営に不正を「通報」すれども、しかしそれを取り合ってもらえない底辺作者の悲哀と歯ぎしり。 このままだと、ほんとヤバいんだけど。

(完結)貴方から解放してくださいー私はもう疲れました(全4話)

青空一夏
恋愛
私はローワン伯爵家の一人娘クララ。私には大好きな男性がいるの。それはイーサン・ドミニク。侯爵家の子息である彼と私は相思相愛だと信じていた。 だって、私のお誕生日には私の瞳色のジャボ(今のネクタイのようなもの)をして参加してくれて、別れ際にキスまでしてくれたから。 けれど、翌日「僕の手紙を君の親友ダーシィに渡してくれないか?」と、唐突に言われた。意味がわからない。愛されていると信じていたからだ。 「なぜですか?」 「うん、実のところ私が本当に愛しているのはダーシィなんだ」 イーサン様は私の心をかき乱す。なぜ、私はこれほどにふりまわすの? これは大好きな男性に心をかき乱された女性が悩んで・・・・・・結果、幸せになったお話しです。(元さやではない) 因果応報的ざまぁ。主人公がなにかを仕掛けるわけではありません。中世ヨーロッパ風世界で、現代的表現や機器がでてくるかもしれない異世界のお話しです。ご都合主義です。タグ修正、追加の可能性あり。

処理中です...