婚約破棄の裏事情
王家のパーティで公爵令嬢カローナは第一王子から突然婚約破棄を告げられた。妃教育では王族の命令は絶対と教えられた。鉄壁の笑顔で訳のわからない言葉を聞き流し婚約破棄を受け入れ退場した。多忙な生活を送っていたカローナは憧れの怠惰な生活を送るため思考を巡らせた。
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コメントありがとうございます。
返事が遅くすみません。
全く嫌な印象を受けることはなかったので心配しないでください。どんなコメントも楽しく読ませていただいてます。
コメントや感想から刺激をいただき気付きや新たなネタが思いつくことも多いので感謝の限りです。
実は私も第一王子の人気?に驚き、第三王子のずる賢いイメージに、「確かにー!!そうも捉えられる」っと感心させられました。
色んな解釈をしてほしいと思い綴ったので読者様から感想をいただけて嬉しいだけでなく、読んでて物凄く楽しいです(笑)
もうしばらく続く予定なので、気ままにお付き合いいただければ嬉しいです。
コメントありがとうございます。
長文ですが、最後まで読んでくださりありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しいです。
視点を変えれば王様以外は誰もが被害者にも加害者にもなれると思います。
第一王子は母親から偏った教育を受け、カローナが尻拭いをしながら環境を整え、居心地のよい箱庭がカローナの犠牲により作られたものだと気づいたときにはすでにおそし。
第三王子はカローナと出会い、明確な目標が出来たから母親が作った安全な箱庭から早々に抜け出し、夢を叶えましたね。ある意味運が良かったのかもしれませんね。
お妃様達のその後については後日綴りたいと思いますのでしばらくお待ちいただき、またお付き合いくださると嬉しいです。
コメントありがとうございます。
カローナにとってのヒーローは第三王子。カローナの大事なものを理解してくれる初めての頼れる存在になりましたね!!
カローナ達のその後はしばらくお待ちください
コメントありがとうございます。
カローナの自我が育つのはこれからです。
カローナの成長はしばらくお待ちくださいませ(笑)
こんなお話綴っていいにくいのですが、基本はハッピーエンドを目指しています。王族皆殺しは、するのはカローナではありませんね……。他には叶えそうな人物は多数いますが……。カローナだけは善良側にいてほしい(笑)コメントを読んでいたら思いっきりシリアスでifを書くのも楽しそうな気がしてしまいました(笑)
コメントありがとうございます。
サンは頑張ったんです。
そう言っていただけると嬉しいです。
どんな理由があってもカローナを傷つけた事実は変わりません。自覚がなかった、環境が悪かった、色んな言い訳をしてもカローナ側の人間からすれば許せませんよね。
コメントありがとうございます。
誰の視点によるかで、感じ方が変わるかなと思います。そして視点によっての解釈の幅を持たせそこを楽しんでいただけたらと書いた作品です。
誰でも不幸に嵌まり抜け出せないこともあれば、ふとしたきっかけでハッピーエンドになることもあります。
本編ではヒロインのカローナが被害者、加害者が第一王子、ヒーローが第三王子のつもりで、ポンコツ気味ではありますが思いっきり第一王子は悪役に書きました。第三王子を格好いいヒーローにしたかったんですが……そこはうん、ごめんね、サン、表現力と文章力がなかったからの書けなかったみたいです(苦笑)
もしもの話は二つほど構想があるので、気が向いたらお付き合いいただけると嬉しいです。
たぶん賛否両論別れるだろうものなので、今度は王家と第一王子とカローナメインで。
正直第一王子の人気に驚いたので、思いっきり酷い男とコメントいただきほっとしてます(笑)
コメントありがとうございます。
第一王子は思春期まっさかり……。可愛い幼女が化粧の力で突然魅力的な少女に成長し、意識してしまってからのさらなる悪循環に陥りました。ある意味全てを諦めたカローナは第一王子の言葉を全てネガティブに解釈するのも問題ではありましたが……。カローナは被害者ですが、第一王子の言葉に本気で傷ついた素振りをみせていれば違う関係性になれたかもしれません。成長したカローナにとっての第一王子の存在がどんなものかはいずれ綴りたいと思います。
どんなお話になっても第二王子達は真っ黒で間違いなしですが……。
しばらく長編が続くのでお付き合いいただけると嬉しいです。
コメントありがとうございます。
ほぼおっしゃる通りだと思われます(笑)
これ以上はこれからのお話のネタバレになるので控えますね。
ただ第一王子は生まれたときから全てを持てるように整えられた環境にいました。それゆえ維持するためにきちんと動かなければいけないことを知らずに成長してしまった。王族として綺麗な部分しか見せてもらえなかったゆえに兄弟の中で一番成長する機会がなかったのは、贅沢な不幸に襲われたかなと思います。
息子失脚後のお話はもうしばらくお待ちくださいませ(笑)
コメントありがとうございます。確かに一番純粋なのは第一王子ですね。第一王子のハッピーエンド……。今の番外編が落ち着いたら綴ってみますね(笑)
コメントありがとうございます。第三妃のことはネタバレになるのでまだ伏せておきますね。また登場するのでしばらくお待ちください!!
コメントありがとうございます。兄弟の中で一番過保護に育てられたせいか純粋である意味一番おバカですね(苦笑)
カローナは自我が育つ前にお人形になったので……。自分の意思を殺して、しまいには何も感じないことが目標でしたから……。イナナの姉なので腹黒の素質はありますが、この時点では何も言えませんかね。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りです。しばらくしたら第一王子の報われるお話を綴ろうかと思いますのでよければお付き合いくださいませ。
コメントありがとうございます。
第三王子は情報が制限されてましたし、兄のことを理解できてませんでした。これ以上はこれからのお話のネタバレになるので心情についてはもうしばらくお待ちください。
コメントありがとうございます。
幼いカローナと第一王子の婚約は王位争いゆえのもの。カローナと第一王子を引き離そうとする者ばかりにどうしてなったのかはもうしばらくお待ちくださいませ。
コメントありがとうございます。楽しみにしていただけて嬉しいです!!
男爵令嬢が自由に動け、どうして逃げ出したかや王家のその後はもうしばらくお待ちくださいませ(笑)
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りです。視野の狭さゆえ周囲からの言葉も疑わず信じていたのも一因ですかねぇ。まぁ周囲には鉄壁の笑顔の持ち主ばかりの環境ゆえ、うん、きちんとした情操教育をなされなかったのが一番の不幸かもしれませんね。そして自分を騙した令嬢を受け入れ、現実に向き合うのは難しいかと……。特に不器用な第一王子は(苦笑)
コメントありがとうございます。
正直第一王子の人気ぶりに驚いています。
この番外編が落ち着いたら、第一王子がハッピーエンドになる別のお話を綴ろうか迷っています(笑)
第二王子のお話も用意しているのでもうしばらくお待ちください(笑)
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りかもしれませんね。カローナと第一王子だけだったらうまくいってました。ただ王宮という場所は成長していない二人にとって生き抜くには難しい場所。カローナが慣例通りの社交デビューをしてから出会えば本当のハッピーエンドだったかもしれませんね。
各々が自己中だったのは、そういう生き物だったから仕方ありません(苦笑)
第二王子やイナナのその後はもうしばらくお待ちくださいませ。
コメントありがとうございます。
カローナは騙されていてもサンやイナナに救われていたことは確かですし、誰かを恨んだり疎んだりできるようには育ってないのでどうですかねぇ……。
後ろ楯のない孤立無援な第三王子にとってカローナを救うのは危険なことですし、兄にカローナが好かれていないと思い込んでましたし、サンがカローナにとっての最善を考え必死に頑張った結果が騙し奪うことなら致しかたないような……。
カローナにとってのヒーローはサン、第一王子はトラウマ……。
誰を中心に考えるかで配役が変わるのを楽しんでほしいと書いたお話なので、色々な解釈をいただけてありがたいです!!
コメントありがとうございます。
誰が一番悪いかは人によって解釈が異なりますかね。
個人的には妃の横暴を許していた王様が一番悪いと思ってます(笑)
偏った価値観をもたず、きちんと育てられたカローナだったら違う結末だったでしょう。
カローナにとってハッピーエンドを目指しましたが、後ろ暗い展開が多いのでそう言って、いただけると嬉しいです。
コメントありがとうございます。
このお話の裏の主人公は癖のある三人の王子です。もうしばらく続きますのでカローナ達の昔話に最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
読んでいただきありがとうございます。
第二王子のことももうしばらくしたら綴っていく予定です。
第一王子のしていたことはカローナにとっては最低で、クズですが王子の中で悪意を持って行動してなかった唯一なんですよね……。
第二王子と第一王子は足して2でわったら丁度良かったでしょうかねぇ(笑)
もうしばらくお付き合いくださいませ。
コメントありがとうございます。
聡明で視野の広く、貴族らしい(腹黒い)母親を持ち一番環境に恵まれていたのが第二王子のつもりです。そのせいか外面はある意味一番王族らしいです。
第三王子はカローナを救うという目的を持ってからは、兄弟の中で一番必死に学びました。また立ち回りのうまい母親をよく見ていたので、ずる賢さは一番です。
第一王子はある意味一番運が悪かった王子です。
カローナがもう少し成長してから婚約すれば、臣下に恵まれれば、母親に溺愛されなければと、端から見れば恵まれているように見えたことが全て悪循環をおこしました。
三人の王子に天才はいません。ただ環境とめざすものの違いにより能力に差が開いたので各々の立ち位置が変わればどうなったかはわかりません。
ただカローナは立場が入れ替わっていたら平凡な外見の第三王子に一目惚れはしなかったかもしれませんね(笑)。
三人の王子の置かれた環境については、番外編でもう少し掘り下げるのでもうしばらくお付き合いいただけると嬉しいです。
めちゃくちゃ面白くて一気に読ませて頂きました😃
更新が楽しみでワクワク💕します。
コメントありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しいです!!
番外編はカローナではなく王子が主役を横取りしてますが最後までお付き合いいただけるとさらに嬉しいです(笑)
コメントありがとうございます。
長文なので、読みにくいか心配してましたが、そう言っていただけるとありがたいです。
また長文になりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
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