伯爵令嬢の苦悩
伯爵令嬢ライラの婚約者の趣味は婚約破棄だった。
婚約破棄してほしいと願う婚約者を宥めることが面倒になった。10回目の申し出のときに了承することにした。ただ二人の中で婚約破棄の認識の違いがあった・・・。
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・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
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どうせなら従兄弟の兄夫婦に亀裂入れる部分があってもいい気もする。
自分達の恋に関しては障害があれば~で燃え上がって頭が馬鹿になって何言っても無駄だったろうけど、婚姻して邪魔もなくなって平坦な状況で自分の妻が弟に吹き込んでいたこと全部聞かされて、その婚約者でもある従姉妹に多大な不快な思いと迷惑かけて婚約破棄は気持ちを確かめる行為として吹き込んで、すると良いと唆されて10回もされたと知れば流石に目も覚めるんのでは?
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これで覚めないなら人として終わってるか脳のどこかに疾患でもあるか疑うし、優秀と言われてもってなる。
その事実に少なからず妻のどこか異常さとか非常識さに引いて数年後なり冷めきって愛人を囲うとか、正気に戻って距離を置いてその後離婚したらしい~とか欲しくなる。
元に戻らないくらい頭ラリってるなら、仕事で領地に向かう時に不慮の事故で亡くなって貰うでいいんじゃないかな?元はそういう案もあったみたいだし、後からでも別に遅くはないでしょうし、本当に処分しないなら、そういう体で市井に今度こそ放逐すればいいと思う。
疫病神は遅くなっても飼わずに処分は鉄則。家の害になる。いずれ産まれるマカオの子供に余計なこと吹き込まれることも考えた方が良い絶対に。
コメントありがとうございます。
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トナーの姉に悪意を感じますね(笑)
周りの不幸をあおるような、、それを高みの見物みたいな、、
ざまぁwwwwされてほしい案件ですね(笑)
なぜ、マカオ?の兄はそんなのと結婚したのか不思議、、
感想ありがとうございます。計算高い人間に囲まれていたため、感情豊かで正直な令嬢を好きになりました。いつまでも変わらない純粋な子供のままの可愛らしい恋人。壁があるほど燃え上がるため愛情は冷めません。止める弟を振り切り平民として暮らした方が後々皆が幸せでした。兄の婚姻時はマカオも子供だったので。
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