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第二章 第二の秘密
第二十話
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恥ずかしそうに頬を染めるユンを見詰める。心臓がどくんどくんと脈打ち始める。自分の内から湧き出す感情に突き動かされて、ユンの側に駆け寄った。
「駄目だ、エイク! 今近付いたら……!」
俺はユンの顔を見上げながら、ユンの胸筋の上を誘うように撫で、首に手を絡ませる。
「今度はベッドで優しく抱いてくれる? 恋人にするみたいに、さ」
ぐいと強く抱き寄せられ、唇を押し付けられる。そして口を割ってユンの舌が這入ってきて、俺の舌を絡めとった。
互いを求め合うように激しく唇を重ねる。余りに心地よくて腰が砕けそうになる俺をユンが腰に手を回して支える。一度収まりかけていた発情期に再び火が点いたかのように、全身が熱く昂っていくのが分かった。
ユンの手が俺の下着の中に入って、尻の谷間に指が挿し込まれる。
「ん、っ……ふ、ぁ」
「キスだけで、もうこんなに濡れてる……」
耳元で囁かれて、熱い吐息が耳に掛かり身体が反応する。完全にユンのペースに乗せられているのは癪に障るので―― 発情期がぶり返して自由が利きにくくなっていたから仕方ないが――、ユンの股間に手を伸ばした。びくっと身体を震わせる。
「ユンだって、俺にぶち込みたくてたまんねぇって感じじゃねえか」
服の上から硬くなった茎を根元から尖端に向かってゆっくりと撫で上げた。この太い肉棒に、身体を貫かれたい。早く欲しい。ついさっきまで抱かれていたのだ。感触と快感を思い出し興奮してきて、呼吸が荒くなる。
「エイク、ベッドに行こう」
ユンは指を引き抜き、屈んだかと思うと、まるで羽根のように軽く俺を抱え上げた。そして、部屋の隅にある古びたベッドに横たえさせる。俺の上に覆い被さるユンに鼓動が高まる。
「好きだよ、エイク……僕には、ずっと君だけだ」
頬を優しく包み込んで、柔らかな笑みを浮かべるユンを見ていたら、涙が溢れきた。――ああ、これは俺がずっと欲しかった言葉だ。
「大丈夫? やっぱり嫌……?」
「違う、からっ……めちゃくちゃ嬉しいだけっ……!」
ユンが優しく指で涙を掬い、触れるだけの口付けをして「僕もだよ」と微笑んだ。
「もっと、して……」
俺が首に腕を絡めて強請るように言うと、ユンは再び唇を重ね、次は舌を絡ませ合い、深く求め合った。そして、ユンの手が俺のタンクトップを捲り上げて、胸を撫で上げる。
「んっ……胸、やだ……っ」
「嫌なの? でも、身体は反応してるよ」
乳頭は触る前から上向いていて、ユンの指の腹で撫でられただけで、身体がびくんと動いた。ユンは俺の様子を見て、胸に顔を寄せ、舌で突起を舐め上げる。
「ん、ふ……っ」
両方の突起を指と舌で同時に弄られて、確かに感じる快感と、しかし下腹部に覚える燻りを高まらせるばかりで、堪えられない感覚に身を捩った。
と、ユンの手が俺の下着の中に入っていく。
「っ、あ……!」
「さっきより、すごく濡れてる……もう指が三本入ってるの分かる?」
自分でも自分のそこがどうなっているのか分かった。ユンの指を容易に受け入れたそこは、彼の指が掻き回すように動く度に淫靡な水音を立てた。
「駄目だ、エイク! 今近付いたら……!」
俺はユンの顔を見上げながら、ユンの胸筋の上を誘うように撫で、首に手を絡ませる。
「今度はベッドで優しく抱いてくれる? 恋人にするみたいに、さ」
ぐいと強く抱き寄せられ、唇を押し付けられる。そして口を割ってユンの舌が這入ってきて、俺の舌を絡めとった。
互いを求め合うように激しく唇を重ねる。余りに心地よくて腰が砕けそうになる俺をユンが腰に手を回して支える。一度収まりかけていた発情期に再び火が点いたかのように、全身が熱く昂っていくのが分かった。
ユンの手が俺の下着の中に入って、尻の谷間に指が挿し込まれる。
「ん、っ……ふ、ぁ」
「キスだけで、もうこんなに濡れてる……」
耳元で囁かれて、熱い吐息が耳に掛かり身体が反応する。完全にユンのペースに乗せられているのは癪に障るので―― 発情期がぶり返して自由が利きにくくなっていたから仕方ないが――、ユンの股間に手を伸ばした。びくっと身体を震わせる。
「ユンだって、俺にぶち込みたくてたまんねぇって感じじゃねえか」
服の上から硬くなった茎を根元から尖端に向かってゆっくりと撫で上げた。この太い肉棒に、身体を貫かれたい。早く欲しい。ついさっきまで抱かれていたのだ。感触と快感を思い出し興奮してきて、呼吸が荒くなる。
「エイク、ベッドに行こう」
ユンは指を引き抜き、屈んだかと思うと、まるで羽根のように軽く俺を抱え上げた。そして、部屋の隅にある古びたベッドに横たえさせる。俺の上に覆い被さるユンに鼓動が高まる。
「好きだよ、エイク……僕には、ずっと君だけだ」
頬を優しく包み込んで、柔らかな笑みを浮かべるユンを見ていたら、涙が溢れきた。――ああ、これは俺がずっと欲しかった言葉だ。
「大丈夫? やっぱり嫌……?」
「違う、からっ……めちゃくちゃ嬉しいだけっ……!」
ユンが優しく指で涙を掬い、触れるだけの口付けをして「僕もだよ」と微笑んだ。
「もっと、して……」
俺が首に腕を絡めて強請るように言うと、ユンは再び唇を重ね、次は舌を絡ませ合い、深く求め合った。そして、ユンの手が俺のタンクトップを捲り上げて、胸を撫で上げる。
「んっ……胸、やだ……っ」
「嫌なの? でも、身体は反応してるよ」
乳頭は触る前から上向いていて、ユンの指の腹で撫でられただけで、身体がびくんと動いた。ユンは俺の様子を見て、胸に顔を寄せ、舌で突起を舐め上げる。
「ん、ふ……っ」
両方の突起を指と舌で同時に弄られて、確かに感じる快感と、しかし下腹部に覚える燻りを高まらせるばかりで、堪えられない感覚に身を捩った。
と、ユンの手が俺の下着の中に入っていく。
「っ、あ……!」
「さっきより、すごく濡れてる……もう指が三本入ってるの分かる?」
自分でも自分のそこがどうなっているのか分かった。ユンの指を容易に受け入れたそこは、彼の指が掻き回すように動く度に淫靡な水音を立てた。
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