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中編: イロハ編
[中編(イロハ編)]プロローグ
しおりを挟むハルとアキは、互いの為必死になって自分たちの居場所を守った。
あんなに苦しんで、悩んで、泣いて
それでも一生懸命に、一歩ずつ前へ進んで……
だからこそ、笑い合える今が在るんだと思う。
(あぁ、眩しいな……)
2人はまるで陽だまりみたいで、一緒にいるだけでほんわり心が暖かくなる。
おれも、早くあぁやって心から笑いたいな。
2人と一緒に、めいいっぱい笑い合いたい。
そして、大好きな人と……
もうずっとずっと待たせてしまってる優しいあの人と一緒に、幸せになりたい。
「待たせてごめんね」って、抱きしめたい。
(だから、)
だから、
今度は、〝おれ〟の番ーーーー
-ハルとアキ-
中編(イロハ編)
〈包容力 × 元気〉
カズマ × イロハ
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