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1章 日常になっていく日々

1話 

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「暑中お見舞申し上げます」

 やめてくださいやめてください。頭は掻きむしるためにある。

 さぁさぁラ()ノベ()の主人公。

 開始2ページからフラレクト、こんな筈じゃない。

 ランタイムエラーが発生しました。デバッグしますか?それでは身長順に整列してください。

 巻き戻しの力よりも深く深く根本的に、そんな次元超えて来ないで画面から。

 ハードカバーの角で殴られる。

 ああ感涙感涙。しぶきあげ。殺人現場一丁上がり。んなことしとる場合かっての。

 それがだめなら大通りの喧騒。地方銀行とカフェとデパートがある街並みです。

「どうして、大切にできないのでしょう」

 冷たく蔑むヒロインご観世音。

 現実はここに突きつけられた。

 わかってるんだよ、貴様じゃない。少し劣るが確定確定。もういいかい?まーだだよ。

 既存のタブー破るべく調味用の脇道。そんな自我に、ある意味どんなラブコメよりも顔に穴の開いた過剰積載殺戮。イコォルオーバーキル。

 「一生妄想の中で生きててください」


 あひゃひゃひゃひゃうひゃひゃひゃひゃ




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