元平民の侯爵令嬢の奔走

大切な人を守りたかっただけなのに、行きついた先は地獄のような景色だった――

秘宝の力で巻き戻った時、もう二度と同じことを繰り返さないためにアイリーンは立ち上がる。

って、どうして協力を求めてきた立場で私を疑うの⁉
あなたに王太子になってもらわなきゃ、困るのですが!
私がいなくても大丈夫って、あなたそれで無理だったって……覚えていないのか……。

2度目の生、似ているけれど確かに違う日々の中でアイリーンは奔走する

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