元平民の侯爵令嬢の奔走

大切な人を守りたかっただけなのに、行きついた先は地獄のような景色だった――

秘宝の力で巻き戻った時、もう二度と同じことを繰り返さないためにアイリーンは立ち上がる。

って、どうして協力を求めてきた立場で私を疑うの⁉
あなたに王太子になってもらわなきゃ、困るのですが!
私がいなくても大丈夫って、あなたそれで無理だったって……覚えていないのか……。

2度目の生、似ているけれど確かに違う日々の中でアイリーンは奔走する

他サイトにも掲載しています。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,729 位 / 193,729件 恋愛 58,486 位 / 58,486件

あなたにおすすめの小説

【完結】婚約破棄される未来を変える為に海に飛び込んでみようと思います〜大逆転は一週間で!?溺愛はすぐ側に〜

●やきいもほくほく●
恋愛
マデリーンはこの国の第一王子であるパトリックの婚約者だった。 血の滲むような努力も、我慢も全ては幼い頃に交わした約束を守る為だった。 しかしシーア侯爵家の養女であるローズマリーが現れたことで状況は変わっていく。 花のように愛らしいローズマリーは婚約者であるパトリックの心も簡単に奪い取っていった。 「パトリック殿下は、何故あの令嬢に夢中なのかしらッ!それにあの態度、本当に許せないわッ」 学園の卒業パーティーを一週間と迫ったある日のことだった。 パトリックは婚約者の自分ではなく、ローズマリーとパーティーに参加するようだ。それにドレスも贈られる事もなかった……。 マデリーンが不思議な日記を見つけたのは、その日の夜だった。 ーータスケテ、オネガイ 日記からそんな声が聞こえた気がした。 どうしても気になったマデリーンは、震える手で日記を開いたのだった。

聖女な義妹に恋する婚約者の為に身を引いたら大賢者の花嫁になりました。今更婚約破棄を破棄にはできません!

ユウ
恋愛
伯爵令嬢のソフィアの婚約者、ヘリオスの義妹テレサは聖女だった。 美しく可憐な面立ちで、国一番の美女と謡われて誰からも愛される存在だった。 聖女であることで後ろ盾が必要なため、ヘリオスの義妹となった。 しかしヘリオスは無垢で美しい義妹を愛するようになり、社交界でも噂になり。 ソフィアは身を引くことを選ぶ。 元より政略結婚でヘリオスに思いはなかったのだが… ヘリオスとその家族は絶句する。 あまりにもあっさりしたソフィアは貴族籍を除籍しようとしたのだが、隣国との同盟の為に嫁いでほしいと国王に懇願されるのだった。 そのおかげでソフィアの矜持は守られたのだ。 しかしその相手は隣国の英雄と呼ばれる人物でソフィアと縁のある人物だった。 しかもヘリオスはとんでもない勘違いをしていたのだが…

【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革

うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。 優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。 家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。 主人公は、魔法・知識チートは持っていません。 加筆修正しました。 お手に取って頂けたら嬉しいです。

旦那様、政略結婚ですので離婚しましょう

おてんば松尾
恋愛
王命により政略結婚したアイリス。 本来ならば皆に祝福され幸せの絶頂を味わっているはずなのにそうはならなかった。 初夜の場で夫の公爵であるスノウに「今日は疲れただろう。もう少し互いの事を知って、納得した上で夫婦として閨を共にするべきだ」と言われ寝室に一人残されてしまった。 翌日から夫は仕事で屋敷には帰ってこなくなり使用人たちには冷たく扱われてしまうアイリス…… (※この物語はフィクションです。実在の人物や事件とは関係ありません。)

あなたの嫉妬なんて知らない

abang
恋愛
「あなたが尻軽だとは知らなかったな」 「あ、そう。誰を信じるかは自由よ。じゃあ、終わりって事でいいのね」 「は……終わりだなんて、」 「こんな所にいらしたのね!お二人とも……皆探していましたよ…… "今日の主役が二人も抜けては"」 婚約パーティーの夜だった。 愛おしい恋人に「尻軽」だと身に覚えのない事で罵られたのは。 長年の恋人の言葉よりもあざとい秘書官の言葉を信頼する近頃の彼にどれほど傷ついただろう。 「はー、もういいわ」 皇帝という立場の恋人は、仕事仲間である優秀な秘書官を信頼していた。 彼女の言葉を信じて私に婚約パーティーの日に「尻軽」だと言った彼。 「公女様は、退屈な方ですね」そういって耳元で嘲笑った秘書官。 だから私は悪女になった。 「しつこいわね、見て分かんないの?貴方とは終わったの」 洗練された公女の所作に、恵まれた女性の魅力に、高貴な家門の名に、男女問わず皆が魅了される。 「貴女は、俺の婚約者だろう!」 「これを見ても?貴方の言ったとおり"尻軽"に振る舞ったのだけど、思いの他皆にモテているの。感謝するわ」 「ダリア!いい加減に……」 嫉妬に燃える皇帝はダリアの新しい恋を次々と邪魔して……?

侯爵の愛人だったと誤解された私の結婚は2か月で終わりました

しゃーりん
恋愛
子爵令嬢アリーズは、侯爵家で侍女として働いていたが、そこの主人に抱きしめられているところを夫人に見られて愛人だと誤解され、首になって実家に戻った。 夫を誘惑する女だと社交界に広められてしまい、侍女として働くことも難しくなった時、元雇い主の侯爵が申し訳なかったと嫁ぎ先を紹介してくれる。 しかし、相手は妻が不貞相手と心中し昨年醜聞になった男爵で、アリーズのことを侯爵の愛人だったと信じていたため、初夜は散々。 しかも、夫が愛人にした侍女が妊娠。 離婚を望むアリーズと平民を妻にしたくないために離婚を望まない夫。というお話です。

『完』婚約破棄されたのでお針子になりました。〜私が元婚約者だと気づかず求婚してくるクズ男は、裸の王子さまで十分ですわよね?〜

桐生桜月姫
恋愛
「老婆のような白髪に、ちょっと賢いからって生意気な青い瞳が気に入らん!!よって婚約を破棄する!!せいぜい泣き喚くんだな!!」 「そうですか。わたくし、あなたのことを愛せませんでしたので、泣けませんの。ごめんなさいね」  理不尽な婚約破棄を受けたマリンソフィアは……… 「うふふっ、あはははっ!これでわたくしは正真正銘自由の身!!わたくしの夢を叶えるためじゃないとはいえ、婚約破棄をしてくれた王太子殿下にはとーっても感謝しなくっちゃ!!」  落ち込むどころか舞い上がって喜んでいた。  そして、意気揚々と自分の夢を叶えてお針子になって自由気ままなスローライフ?を楽しむ!!  だが、ある時大嫌いな元婚約者が現れて……… 「あぁ、なんと美しい人なんだ。絹のように美しく真っ白な髪に、サファイアのような知性あふれる瞳。どうか俺の妃になってはくれないだろうか」  なんと婚約破棄をされた時と真反対の言葉でマリンソフィアだと気が付かずに褒め称えて求婚してくる。 「あぁ、もう!!こんなうっざい男、裸の王子さまで十分よ!!」  お針子マリンソフィアの楽しい楽しいお洋服『ざまあ』が今開幕!!

【完結】婚約前に巻き戻ったので婚約回避を目指します~もう一度やり直すなんて、私にはもう無理です~

佐倉えび
恋愛
リリアンナは夫のジルベールの浮気や子どもとの不仲、うまくいかない結婚生活に限界を感じ疲れ果てていた。そんなある日、ジルベールに首を絞められ、気が付けば婚約直前の日まで時が巻き戻っていた……!! 結婚しても誰も幸せになれないのだから、今度は婚約を回避しよう! 幼馴染のふたりが巻き戻りをきっかけにやり直すお話です。 小説家になろう様でも掲載しています。