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七章 学園生活 1-2
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「でも、お菓子がまだ余っているわね……。
そうだ、もしよければ持って帰らない?」
「いいのですか?
とてもおいしかったので、とても嬉しいです」
その言葉を近くで聞いていた侍女が、素早くお菓子を包んでくれる。
その袋はどこにあったのかな?
なんとうか、さすがです。
食べながら家族にも食べさせることができれば、と少しだけ思っていたのでとても嬉しい。
「はい、どうぞ。
入り口までお送りしますわ」
種類に分けて包んでもらったものを大きめの袋に入れてもらい、それをルカさんが私に渡してくれる。
それに本当に道がわからないから送ってもらえるのもありがたい。
「ありがとうございます」
「行きましょう」
そういうと、ルカさんはさっさと立ち上がる。
先生を待たせていないといいのだけれど……。
「それでね、……」
入り口への道中もルカさんと話していると、急にルカさんの声が途切れた。
それと同時に動いていた足も止まる。
「どうされたのですか?」
「これはこれは、ルカミア王女ではないですか。
ご機嫌麗しゅう」
目線の先には真っ白いフードを被った男性
後ろには数人の人がいる。
その人はわざとらしいくらいうやうやしく、ルカさんに頭を下げた。
「ごきげんよう、神官長様」
ニコッと、ルカさんが笑う。
それは見るからに作り笑いだった。
こんなルカさんははじめて見る。
それに先ほどのルカさんの発言によると、この人は神官長様?
「ああ、そんな連れないことをおっしゃらないでください。
ニタ、と呼んでくださいといつも……」
そこまで言って、男性はおや、と私の方を見てきた。
まるで今気が付いた、というように。
その視線が正直気持ち悪い。
「こちらの方は?」
「私の友人ですわ。
それでは急いでおりますので、失礼いたします。
行きましょう」
「紹介くらいしてくださってもいいでしょう?
素晴らしい魔力をお持ちのようではないですか」
き、気持ち悪い……。
そっと隣のルカさんを見てみると、相手をにらんでいた。
「おや、こちらにいらっしゃったのですね」
どうしたらいいのかと困っていたら、そこにチェスト先生が現れた。
そうだ、もしよければ持って帰らない?」
「いいのですか?
とてもおいしかったので、とても嬉しいです」
その言葉を近くで聞いていた侍女が、素早くお菓子を包んでくれる。
その袋はどこにあったのかな?
なんとうか、さすがです。
食べながら家族にも食べさせることができれば、と少しだけ思っていたのでとても嬉しい。
「はい、どうぞ。
入り口までお送りしますわ」
種類に分けて包んでもらったものを大きめの袋に入れてもらい、それをルカさんが私に渡してくれる。
それに本当に道がわからないから送ってもらえるのもありがたい。
「ありがとうございます」
「行きましょう」
そういうと、ルカさんはさっさと立ち上がる。
先生を待たせていないといいのだけれど……。
「それでね、……」
入り口への道中もルカさんと話していると、急にルカさんの声が途切れた。
それと同時に動いていた足も止まる。
「どうされたのですか?」
「これはこれは、ルカミア王女ではないですか。
ご機嫌麗しゅう」
目線の先には真っ白いフードを被った男性
後ろには数人の人がいる。
その人はわざとらしいくらいうやうやしく、ルカさんに頭を下げた。
「ごきげんよう、神官長様」
ニコッと、ルカさんが笑う。
それは見るからに作り笑いだった。
こんなルカさんははじめて見る。
それに先ほどのルカさんの発言によると、この人は神官長様?
「ああ、そんな連れないことをおっしゃらないでください。
ニタ、と呼んでくださいといつも……」
そこまで言って、男性はおや、と私の方を見てきた。
まるで今気が付いた、というように。
その視線が正直気持ち悪い。
「こちらの方は?」
「私の友人ですわ。
それでは急いでおりますので、失礼いたします。
行きましょう」
「紹介くらいしてくださってもいいでしょう?
素晴らしい魔力をお持ちのようではないですか」
き、気持ち悪い……。
そっと隣のルカさんを見てみると、相手をにらんでいた。
「おや、こちらにいらっしゃったのですね」
どうしたらいいのかと困っていたら、そこにチェスト先生が現れた。
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