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1章
マーラ国到着
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「あ!リンヤ!見えた!門みたいの見えたよ!」
「ああ、あれがマーラ国の入口だ」
おぉ!
門がめっちゃでっかい!
「なんか、列がある!」
「入国するのに身分確認のようなものが必要でな。その列だろう」
「へ~!凄いね!」
じゃあ、あの列に並べばいいのね!
「リンヤ、早く行こ!早く入りたい!」
「分かった」
並んで待っていると、周りから変な話が聞こえてきた
私は兎族の獣人だから、遠くの声も結構聞こえるようになったからかな?
「あの娘、売ったら結構長く稼げそうじゃね?」
「そうだな」
そんな話が聞こえてるくと、私を抱っこしてるリンヤからものすごく怖いオーラが出てきた
「リンヤ?どーしたの?」
多分、あの人たちの会話が不愉快だったのかな?
でも、リンヤも耳いいんだね!
「あいつら、俺の可愛いミカを売ると?殺してやる…」
えっと…?
リンヤさん…?
なんか、いつの間にか私、リンヤのものになってた?
「リンヤ!私は平気!だから、そんなに怒らないで?」
「だが…」
取り敢えず、リンヤを落ち着かせなきゃ
「それに、何かあってもリンヤが守ってくれるんでしょ?」
「っ!ああ!」
「なら、大丈夫だよ!」
まったく、リンヤは過保護だな~
まだあって数時間だよ?
「あ!リンヤ、もうすぐ入れるね!」
「そうだな、ミカは身分証がないから、入ったらまずは身分証を作りに行こうな」
「あ!そっか!」
私、この世界での身分証はないんだ…
え?
じゃあ、私この国入れなくない?
「ねぇ、リンヤ!私、身分証ないけど、この国入れるの?」
「あぁ、銀貨1枚支払うと仮の身分証を貸してもらえてな、正式な身分証を作ったあとそれを返せばいいんだ」
へぇ~
便利だね!
あ!
「でも、私お金もってないよ?」
「俺がギル様から預かっている。俺とミカの2人くらいなら一生遊んで暮らして行けるくらいは貰ったな」
え!?
そんなに!?
「リンヤ!流石に多すぎじゃない?」
「ギル様はミカを気に入っているからな。楽な生活をさせてあげたいとの事だ」
えぇー
それにしたって…
ギル様にそんなにお世話になるのは…
そうだ!
「私、冒険者になる!それで、自分で稼いでいく!」
「お、おい?ミカ?流石に冒険者は危ないから賛成できないぞ」
「いいの!なるの!」
自分で稼いで生活くらいできるんだから!
「…分かった。俺も連れてくと約束できるなら、いいぞ」
「分かった!」
あ!
もう順番だ!
「身分証はお持ちですか?」
「俺はある。この子はまだ無くてな。この国で発行しようと思っていたところだ」
リンヤは自分の身分証を見せて、私の説明をした
「かしこまりました。では、銀貨1枚になります…はい、受け取りました。こちらが仮の身分証となります。身分証を発行できましたら、こちらまで返却をお願いします」
「はーい!ありがとね!門番さん!」
「っ!いいえ、また会えるといいね」
なんか、門番さんの顔が赤くなった気がする…
まあ、いいや!
取り敢えず…
「マーラ国、到着ー!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
投稿が遅くなりごめんなさい!
これからも不定期でとても遅いですが、呆れずにお付き合い頂けると嬉しいです!
「ああ、あれがマーラ国の入口だ」
おぉ!
門がめっちゃでっかい!
「なんか、列がある!」
「入国するのに身分確認のようなものが必要でな。その列だろう」
「へ~!凄いね!」
じゃあ、あの列に並べばいいのね!
「リンヤ、早く行こ!早く入りたい!」
「分かった」
並んで待っていると、周りから変な話が聞こえてきた
私は兎族の獣人だから、遠くの声も結構聞こえるようになったからかな?
「あの娘、売ったら結構長く稼げそうじゃね?」
「そうだな」
そんな話が聞こえてるくと、私を抱っこしてるリンヤからものすごく怖いオーラが出てきた
「リンヤ?どーしたの?」
多分、あの人たちの会話が不愉快だったのかな?
でも、リンヤも耳いいんだね!
「あいつら、俺の可愛いミカを売ると?殺してやる…」
えっと…?
リンヤさん…?
なんか、いつの間にか私、リンヤのものになってた?
「リンヤ!私は平気!だから、そんなに怒らないで?」
「だが…」
取り敢えず、リンヤを落ち着かせなきゃ
「それに、何かあってもリンヤが守ってくれるんでしょ?」
「っ!ああ!」
「なら、大丈夫だよ!」
まったく、リンヤは過保護だな~
まだあって数時間だよ?
「あ!リンヤ、もうすぐ入れるね!」
「そうだな、ミカは身分証がないから、入ったらまずは身分証を作りに行こうな」
「あ!そっか!」
私、この世界での身分証はないんだ…
え?
じゃあ、私この国入れなくない?
「ねぇ、リンヤ!私、身分証ないけど、この国入れるの?」
「あぁ、銀貨1枚支払うと仮の身分証を貸してもらえてな、正式な身分証を作ったあとそれを返せばいいんだ」
へぇ~
便利だね!
あ!
「でも、私お金もってないよ?」
「俺がギル様から預かっている。俺とミカの2人くらいなら一生遊んで暮らして行けるくらいは貰ったな」
え!?
そんなに!?
「リンヤ!流石に多すぎじゃない?」
「ギル様はミカを気に入っているからな。楽な生活をさせてあげたいとの事だ」
えぇー
それにしたって…
ギル様にそんなにお世話になるのは…
そうだ!
「私、冒険者になる!それで、自分で稼いでいく!」
「お、おい?ミカ?流石に冒険者は危ないから賛成できないぞ」
「いいの!なるの!」
自分で稼いで生活くらいできるんだから!
「…分かった。俺も連れてくと約束できるなら、いいぞ」
「分かった!」
あ!
もう順番だ!
「身分証はお持ちですか?」
「俺はある。この子はまだ無くてな。この国で発行しようと思っていたところだ」
リンヤは自分の身分証を見せて、私の説明をした
「かしこまりました。では、銀貨1枚になります…はい、受け取りました。こちらが仮の身分証となります。身分証を発行できましたら、こちらまで返却をお願いします」
「はーい!ありがとね!門番さん!」
「っ!いいえ、また会えるといいね」
なんか、門番さんの顔が赤くなった気がする…
まあ、いいや!
取り敢えず…
「マーラ国、到着ー!!!」
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投稿が遅くなりごめんなさい!
これからも不定期でとても遅いですが、呆れずにお付き合い頂けると嬉しいです!
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