転生少女の溺愛異世界旅

優羅

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転生編

リンヤ…過保護すぎない?

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「えっと…この世界の事、教えてくれる?」
「あぁ。元々、それをする為に来たしな」

そうなんだ
ギル様、仕事早い!

「まず、この世界はビュールと言う。ギル様が造った世界だ。ここはマヤの森といいう森の中だ。マヤの森はつよい魔物が多いからA級以上の冒険者以外はほとんど寄り付かない。ギル様にはこの後、森を出てすぐのマーラ国に行くように言われている」

なるほど…
私、凄く危ない森にいたのね

「じゃぁ、そのマーラ国?に行こうか!森にいてもどうにもならないし」
「承知した。では、俺に乗って森を抜けるか?」

んー…

「いや、歩いてこ!魔物?見てみたい!」

折角のファンタジー世界なんだし、どうせならね…!

「ふむ…危ないぞ?魔物などからは俺が守るが…転んだりしないか?」

えっ?
待って…

「私、何歳だと思ってるの?」
「ふむ?6歳と聞いているぞ」
「そうだよ!だから、転んだりしないよ!てか、転生だから中身は15歳だよ!」
「だとしても、ギル様が危なっかしい奴だから頼むと言っていた」

ギル様!
何を思って私を子供扱いしてんの?

「実際、俺も会ってみて危ないと思ったしな」

んな!

「私ほどしっかりとしている15歳はいないよ!o(`・ω´・+o) ドヤァ…」
「いや、常識とかは分からんが、お前は危なっかしいと思うぞ?」

失礼なっ!
もうこれは話を変えるしかない!

「てか、リンヤって今どきだよね。ドラゴンってもっと特徴的な喋り方とかだと思ってた!」
「ミカは話を変えるのが下手だな…俺はたまに人化して街などを見ていたからな!ミカよりは頼もしいと思うぞ!」

うっそ!
私、話変えるのは上手だと思ってたんだけど…

「と、取り敢えず、歩こうよ!今日中にマーラ国に着くよ!」
「ふむ…そうだな!今から歩けば2時間程で着くぞ」

意外と近い…

「じゃぁ、しゅっぱーつ!」
「いや、ちょっと待て。やっぱり、不安だから、抱っこする」

ちょっ!

「これからって時に水ささないでよ!てか、勝手に抱き上げないで!」

中身15歳なんだよ?
もう、恥ずかしくて泣きそう…

「よし、行くか!」

無視された…
もう、吹っ切れるしかないの?
もういいや!
吹っ切らないといつまでも進まない気がしてきたし…

「魔物とかちゃんと見せてね」
「承知した」

なんか、リンヤ嬉しそう?
リンヤもロリコンだったの?

「じゃ、改めて、しゅっぱーつ!」
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