5 / 10
転移!
えっと…
しおりを挟む
俺は魔力を測ることにした。
ターロが植木鉢を持ってくる。
「次は、この植木鉢に魔力を流してみて」
俺は、植木鉢を持って右手から左手へ魔力を流した。
すると、植木鉢の中から、ニュルニュルと草が伸びてきて、ポンッと音を立てて赤い実や、緑色の実、またまた、黒色のみなどができた。
「綺麗だね」
「は!ごめん。びっくりして思考回路が止まってた。もう流すのやめていいよ」
俺は、魔力を流すのをやめる。
「ハヤト。お前すごいな。普通は一色の実しかならないのに」
「え!?」
俺の実は、たくさんの色が出てきている。
「マジかよ。もしかして、俺、全属性持ち??」
「そうらしいな」
この世界には、属性がある。
火、水、雷、風、闇、光、
神様は、一人にひとつの属性を与えるらしい。
うん。やっぱ俺チートだわ。
前世の記憶もあるし、魔力量すごいし、そして、全属性持ち。
やっぱり、厨二病の血が騒ぐ!
「どうしよう。多分ハヤトの魔法のことが王都全体に広まったら大変なことになるぞ。魔法研究者に研究されてしまうかもしれない」
それはいやだ。だって、魔法とか戦いとかできなくなっちゃう!
「それでは、内緒ってことで…?」
「あぁ。そうするしかないな。」
ターロは俺の顔に顔を近づける
「ふたりだけの秘密だ」
うっ。イケメンの顔がすぐ近くに!ちょっとドキドキしてしまった。
ダメだダメだ。相手は男なんだし…
「よし帰るか」
「はい!」
帰り道、歩きながら
「ハヤトあのさ、今度一緒に行きたいところがあって…」
「全然大丈夫!俺もっとこの国のことよく知りたいし!」
と言って、今日も一緒に寝たのであった。
この世界に来て、約一週間が経った。
俺は、この世界のことについて分かったことがある。
・たくさんの種族がいるらしい
この国は、獣族の国らしく、獣族しかいない。
・女性の数が極端に少ない
女性が生まれてくる確率が、0.1%にも及ばないらしい。
普通は、男性と女性から子供が生まれえてくるが、女性の数が少ないため、
男性と男性からでも子供が生まれてくるらしいのだ。
うん。初めて聞いた時にびっくりした。
ターロはなんでそんなこと聞くの?みたいな顔してたけど、
細かいことはまだよくわからない。
男性からほんとに子供が生まれてくるかわからないし、まだ、信じたくない。
はじめて、街に出た時に男性しかいないなーとは思ったが、みなさんがイケメン過ぎて、何も思わなかった。
さいごに、この国そんなに発展していないこと。
まあ、全然問題はないんだけど、
未だに、馬車だったりするけど、魔法石っていうものがあってそれによってほぼほぼの生活が補われていて、そんなに不自由な生活ではない。
逆に、面白いくらいだ。
しかし俺は、一つ許せない問題がある。
それは、
風呂
である。
発展していないためか、獣族の国だからなのかは、わからないけど、
行水って、流石にないでしょ。冬冷たい水を体にかけるんだぜ?凍ってしまうよ。
でも、シャンプーもあるし、体洗うための葉っぱもある。
シャンプーは、なんかの木から取れた樹液を使うんだけど、めっちゃいいかおりがする!
しかも、体洗うための葉っぱは、めっちゃめっちゃ泡立ちいいし、これも、いいにおいがする!
あとは、お湯があればなー
いいんだけど
==============================================
次回!
2人でお出かけ!
乞うご期待!!!
ターロが植木鉢を持ってくる。
「次は、この植木鉢に魔力を流してみて」
俺は、植木鉢を持って右手から左手へ魔力を流した。
すると、植木鉢の中から、ニュルニュルと草が伸びてきて、ポンッと音を立てて赤い実や、緑色の実、またまた、黒色のみなどができた。
「綺麗だね」
「は!ごめん。びっくりして思考回路が止まってた。もう流すのやめていいよ」
俺は、魔力を流すのをやめる。
「ハヤト。お前すごいな。普通は一色の実しかならないのに」
「え!?」
俺の実は、たくさんの色が出てきている。
「マジかよ。もしかして、俺、全属性持ち??」
「そうらしいな」
この世界には、属性がある。
火、水、雷、風、闇、光、
神様は、一人にひとつの属性を与えるらしい。
うん。やっぱ俺チートだわ。
前世の記憶もあるし、魔力量すごいし、そして、全属性持ち。
やっぱり、厨二病の血が騒ぐ!
「どうしよう。多分ハヤトの魔法のことが王都全体に広まったら大変なことになるぞ。魔法研究者に研究されてしまうかもしれない」
それはいやだ。だって、魔法とか戦いとかできなくなっちゃう!
「それでは、内緒ってことで…?」
「あぁ。そうするしかないな。」
ターロは俺の顔に顔を近づける
「ふたりだけの秘密だ」
うっ。イケメンの顔がすぐ近くに!ちょっとドキドキしてしまった。
ダメだダメだ。相手は男なんだし…
「よし帰るか」
「はい!」
帰り道、歩きながら
「ハヤトあのさ、今度一緒に行きたいところがあって…」
「全然大丈夫!俺もっとこの国のことよく知りたいし!」
と言って、今日も一緒に寝たのであった。
この世界に来て、約一週間が経った。
俺は、この世界のことについて分かったことがある。
・たくさんの種族がいるらしい
この国は、獣族の国らしく、獣族しかいない。
・女性の数が極端に少ない
女性が生まれてくる確率が、0.1%にも及ばないらしい。
普通は、男性と女性から子供が生まれえてくるが、女性の数が少ないため、
男性と男性からでも子供が生まれてくるらしいのだ。
うん。初めて聞いた時にびっくりした。
ターロはなんでそんなこと聞くの?みたいな顔してたけど、
細かいことはまだよくわからない。
男性からほんとに子供が生まれてくるかわからないし、まだ、信じたくない。
はじめて、街に出た時に男性しかいないなーとは思ったが、みなさんがイケメン過ぎて、何も思わなかった。
さいごに、この国そんなに発展していないこと。
まあ、全然問題はないんだけど、
未だに、馬車だったりするけど、魔法石っていうものがあってそれによってほぼほぼの生活が補われていて、そんなに不自由な生活ではない。
逆に、面白いくらいだ。
しかし俺は、一つ許せない問題がある。
それは、
風呂
である。
発展していないためか、獣族の国だからなのかは、わからないけど、
行水って、流石にないでしょ。冬冷たい水を体にかけるんだぜ?凍ってしまうよ。
でも、シャンプーもあるし、体洗うための葉っぱもある。
シャンプーは、なんかの木から取れた樹液を使うんだけど、めっちゃいいかおりがする!
しかも、体洗うための葉っぱは、めっちゃめっちゃ泡立ちいいし、これも、いいにおいがする!
あとは、お湯があればなー
いいんだけど
==============================================
次回!
2人でお出かけ!
乞うご期待!!!
1
お気に入りに追加
393
あなたにおすすめの小説

婚約破棄された悪役令息は従者に溺愛される
田中
BL
BLゲームの悪役令息であるリアン・ヒスコックに転生してしまった俺は、婚約者である第二王子から断罪されるのを待っていた!
なぜなら断罪が領地で療養という軽い処置だから。
婚約破棄をされたリアンは従者のテオと共に領地の屋敷で暮らすことになるが何気ないリアンの一言で、テオがリアンにぐいぐい迫ってきてーー?!
従者×悪役令息

勇者になるのを断ったらなぜか敵国の騎士団長に溺愛されました
雪
BL
「勇者様!この国を勝利にお導きください!」
え?勇者って誰のこと?
突如勇者として召喚された俺。
いや、でも勇者ってチート能力持ってるやつのことでしょう?
俺、女神様からそんな能力もらってませんよ?人違いじゃないですか?

控えめカワイイ後輩クンにイケメンの俺が本気になる話
ずー子
BL
大学生BL。先輩×後輩。イケメン先輩が控えめカワイイ後輩男子にメロメロになっちゃって、テニサーの夏合宿の夜にモノにしようとする話です。終始ラブラブ。
大学3年の先輩×大学1年生のラブラブ話です。受クン視点も近々載せますね♡
私はこういう攻視点で受を「カワイイ」と悶えて本気でモノにするためになんでもしちゃう話がすきです。
お楽しみください!

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)



捨て猫はエリート騎士に溺愛される
135
BL
絶賛反抗期中のヤンキーが異世界でエリート騎士に甘やかされて、飼い猫になる話。
目つきの悪い野良猫が飼い猫になって目きゅるんきゅるんの愛される存在になる感じで読んでください。
お話をうまく書けるようになったら続きを書いてみたいなって。
京也は総受け。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる