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【第85話】 盗賊の男と??の女
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◇ ◇ ◇ ◇ ◇
異世界アルファザードの空中神殿に召喚されたオレ・六堂王輝(37歳のサラリーマン)と静原美羽(歳の離れた幼なじみで17歳のJK)は、癒しの女神ヒーリスと雷の女神サンダリオンから、魔王グランデールの討伐を頼まれた。
一通り説明を受け、装備やアイテム(転送の指輪)や支度金(100万ゴルド)を受け取った後、地上(リムルネールの街)に送り出されたのだった…。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『 ヒュンッ 』
ヒーリスの【転移】魔法で、オレと美羽はリムルネールの街の近郊に一瞬で送られた。
オレ 「 …っと! ここがリムルネールの街か…って、ここ、路地裏か…? 」
どうやら、リムルネールの街の『近郊』ではなく、直でリムルネールの街(の路地裏)に転移されたらしい。
美羽 「 そうみたいだね。 転移で現れた時に街の人に見られて騒がれたり目立ったりしないように、人気のない路地裏を選んで転移してくれたのかな…? 」
オレ 「 それっぽいな。 とりま、表通りに出てみるか…。 」
美羽 「 うん。 」
オレと美羽は表通りに向かって歩いた。
表通りに出ると…そこは思い描いていた通りの『THE 異世界』といった光景が目の前に広がっていた。
中世ヨーロッパというか…ファンタジーRPGのような街並みだ。
大勢の一般人に混じって、鎧と剣を装備した戦士やローブと杖を装備した魔法使いのような冒険者とおぼしき者もチラホラ見受けられる。 ( 中には、鎧は身に付けているが手ぶらの戦士もいる。 おそらくオレ達と同じで、『転送の指輪』かそれと同じようなアイテムを所持していて、戦闘時にだけ武器を手元に転送・出現させるのだろう。 )
また、人間だけでなく、エルフの剣士やドワーフの戦士やハーフリングの盗賊(シーフ)の冒険者の姿も見られる。
「「 おお~…! 」」
オレと美羽は夢にまで見た異世界の街並みを目の前にして、感動の声をあげた。
通行人の何人かが、チラッとオレ達の方を見て、足早に通り過ぎて行った。
中には『クスクス…w』と笑いながら通り過ぎて行った者もいた。
…どうやら、『都会に出てきたばかりの田舎者』に思われたらしい…。
美羽もそれを察したようだ。
「 …なんか、『おのぼりさん』と思われちゃったみたいだね… 」 (///)
オレ 「 そうだな…。 ちょっと場所を移るか…。 」 (///)
オレと美羽は、とりま街中をぶらついてみることにした。
最初の拠点となるであろう街だから、どんな街なのかよく知っておかないとな。
少し歩いたところで、街を俯瞰で見たような(斜め上から見たような)地図が描かれた大きな立て看板を見つけた。
ので、近づいて見てみた。
その地図によると、どうやらこの街は円形で半径は約5km、周囲を高さ数メートルの壁に覆われているようだ。
で、街の北側から南側に向かって大きな運河が流れている。
ちなみに、運河は街の中央を避けるように少し北東寄りに湾曲して流れており、街の中央は大広場になっている。
地図を見た感じ、街の面積の内の60%くらいが家屋などの建造物で、空き地が20%くらい、森が20%くらいだ。
街の外は平野や田畑や森になっているおり、ところどころ街道が走っている。
…なんというか、異世界アニメとかでよくありそうな形状の街だな。
(^_^;)
更によく見てみると、現在地(この立て看板の位置)や冒険者ギルドの場所や宿屋などの場所も記されている。
ちなみに、現在地は街の中央から西に2kmほどの場所で冒険者ギルドは中央大広場の近くだ。
オレ 「 とりま、冒険者ギルドに行くか? 」
美羽 「 そだね♪ 早めに冒険者ギルドへの登録もしときたいし… 」
こうして、オレ達は冒険者ギルドに向かって歩き出した。
街は活気に溢れていて、人々の顔に悲壮感は感じられない。
女神ヒーリスは『この世界は魔王軍に脅かされてはいるが、リムルネールの街は魔王軍の拠点から遠く離れていることもあり、いまだ魔王軍の影響は小さい。』というようなことを言っていた。
だからこそ、オレ達のレベルが低い内は、このリムルネールの街近郊でレベル上げしろってことで、女神ヒーリスはオレ達をここ(リムルネールの街)に転移してくれたわけだが。
しかし、冒険者ギルドに近づくにつれ、冒険者の姿を多く見かけるようになってきたが、同時にガラの悪いゴロツキみたいな連中(モヒカンやスキンヘッドで強面で、肩で風を切るように偉そうに歩いている。)の姿も目につくようになってきた…。
美羽 「 なんか、ガラの悪い人がチラホラいるね…。 」
オレ 「 そうだな…。 只のゴロツキなのか、それとも、一応は冒険者なのか…? 」
…と、その時、十メートルくらい前方で複数人がもめているのが見えた。
どうやら、盗賊(シーフ)風の若い男と露出度の高い衣装を着た若い女が、四人のゴロツキに絡まれているようだ。 ( 男も女も見た感じ17歳くらい。 男の方は、黒髪で、身長は170cmくらい、濃いグレー系の盗賊っぽい装備をしている。 女の方は、赤髪のツインテールに加え襟足の左右も小さく結ってあり、身長は160cmくらい、赤いビキニの水着のような衣装の上下と赤いマントを装備している。 ちなみに、美羽と同じくらいの巨乳だ…。 )
ゴロツキA 「 おいおい…テメー(若い盗賊)が肩にぶつかってきたせいで、肩をケガしちまったよ…。 ひょっとしたら、骨が折れちまったかもしんねーよ…。 」
ゴロツキB 「 こりゃあ賠償モンだなぁ~www 」
若い盗賊 「 は…? オマエらの方からぶつかってきたんだろうが。 何イチャモンつけてんだ? 」
ゴロツキC 「 おい、若造! 口のきき方に気ぃつけろよ!? 」(威圧)
ゴロツキD 「 まぁ、金がねえ(無い)ってんなら、連れのエロい姉ちゃんに今夜一晩付き合ってもらうんでもいいぜ? ゲヘヘ… 」
若い女 「 いや~キツイっスね~…。 全然 好みじゃないんで、お断りするっス♪ 」
ゴロツキD 「 あ…? 若造だけじゃなく、姉ちゃんの方も口のきき方を知らねえみてーだなぁ~? 」(威圧)
そういや、(パーティーメンバーじゃなくても、)種族とレベルと体力のステータス(パラメーター)だけは見れるんだったな…。
オレはとりあえずゴロツキの一人のステータスを見てみた。 ( 美羽もオレと同じことを考えたようで、ゴロツキ達のステータスを見ているようだ。 )
ぶつかられて肩の骨が折れたかもとか言ってたゴロツキのステータスを見ると…
◆◆◆◆◆ ステータス(Status) ◆◆◆◆◆
種族(Race): 人間
レベル(LV): 戦士 LV5
体力(HP): 300/300
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
…という感じだ。 ( 体力が満タン(300/300)なことから、予想通り、肩をケガした云々はデタラメ=イチャモンのようだ。 )
他の三人のゴロツキのステータスもサッと見たが、似たようなものだった。
一方、盗賊風の若い男と露出の激しい若い女のステータスは…
◆◆◆◆◆ ステータス(Status) ◆◆◆◆◆
種族(Race): 人間
レベル(LV): 盗賊 LV1
体力(HP): 150/150
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆ ステータス(Status) ◆◆◆◆◆
種族(Race): 人間
レベル(LV): 神官 LV1
体力(HP): 100/100
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「「 えっ!? 」」
オレと美羽は同時に声を出した。
そして、顔を見合わせた。
たぶん、二人とも同じことで驚いたのだろう…。
オレ 「 …あのビキニの露出の激しい女って… 」
美羽 「 神官だったんだね… 」
全然そんな風には見えないが…
(^_^;)
異世界アルファザードの空中神殿に召喚されたオレ・六堂王輝(37歳のサラリーマン)と静原美羽(歳の離れた幼なじみで17歳のJK)は、癒しの女神ヒーリスと雷の女神サンダリオンから、魔王グランデールの討伐を頼まれた。
一通り説明を受け、装備やアイテム(転送の指輪)や支度金(100万ゴルド)を受け取った後、地上(リムルネールの街)に送り出されたのだった…。
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『 ヒュンッ 』
ヒーリスの【転移】魔法で、オレと美羽はリムルネールの街の近郊に一瞬で送られた。
オレ 「 …っと! ここがリムルネールの街か…って、ここ、路地裏か…? 」
どうやら、リムルネールの街の『近郊』ではなく、直でリムルネールの街(の路地裏)に転移されたらしい。
美羽 「 そうみたいだね。 転移で現れた時に街の人に見られて騒がれたり目立ったりしないように、人気のない路地裏を選んで転移してくれたのかな…? 」
オレ 「 それっぽいな。 とりま、表通りに出てみるか…。 」
美羽 「 うん。 」
オレと美羽は表通りに向かって歩いた。
表通りに出ると…そこは思い描いていた通りの『THE 異世界』といった光景が目の前に広がっていた。
中世ヨーロッパというか…ファンタジーRPGのような街並みだ。
大勢の一般人に混じって、鎧と剣を装備した戦士やローブと杖を装備した魔法使いのような冒険者とおぼしき者もチラホラ見受けられる。 ( 中には、鎧は身に付けているが手ぶらの戦士もいる。 おそらくオレ達と同じで、『転送の指輪』かそれと同じようなアイテムを所持していて、戦闘時にだけ武器を手元に転送・出現させるのだろう。 )
また、人間だけでなく、エルフの剣士やドワーフの戦士やハーフリングの盗賊(シーフ)の冒険者の姿も見られる。
「「 おお~…! 」」
オレと美羽は夢にまで見た異世界の街並みを目の前にして、感動の声をあげた。
通行人の何人かが、チラッとオレ達の方を見て、足早に通り過ぎて行った。
中には『クスクス…w』と笑いながら通り過ぎて行った者もいた。
…どうやら、『都会に出てきたばかりの田舎者』に思われたらしい…。
美羽もそれを察したようだ。
「 …なんか、『おのぼりさん』と思われちゃったみたいだね… 」 (///)
オレ 「 そうだな…。 ちょっと場所を移るか…。 」 (///)
オレと美羽は、とりま街中をぶらついてみることにした。
最初の拠点となるであろう街だから、どんな街なのかよく知っておかないとな。
少し歩いたところで、街を俯瞰で見たような(斜め上から見たような)地図が描かれた大きな立て看板を見つけた。
ので、近づいて見てみた。
その地図によると、どうやらこの街は円形で半径は約5km、周囲を高さ数メートルの壁に覆われているようだ。
で、街の北側から南側に向かって大きな運河が流れている。
ちなみに、運河は街の中央を避けるように少し北東寄りに湾曲して流れており、街の中央は大広場になっている。
地図を見た感じ、街の面積の内の60%くらいが家屋などの建造物で、空き地が20%くらい、森が20%くらいだ。
街の外は平野や田畑や森になっているおり、ところどころ街道が走っている。
…なんというか、異世界アニメとかでよくありそうな形状の街だな。
(^_^;)
更によく見てみると、現在地(この立て看板の位置)や冒険者ギルドの場所や宿屋などの場所も記されている。
ちなみに、現在地は街の中央から西に2kmほどの場所で冒険者ギルドは中央大広場の近くだ。
オレ 「 とりま、冒険者ギルドに行くか? 」
美羽 「 そだね♪ 早めに冒険者ギルドへの登録もしときたいし… 」
こうして、オレ達は冒険者ギルドに向かって歩き出した。
街は活気に溢れていて、人々の顔に悲壮感は感じられない。
女神ヒーリスは『この世界は魔王軍に脅かされてはいるが、リムルネールの街は魔王軍の拠点から遠く離れていることもあり、いまだ魔王軍の影響は小さい。』というようなことを言っていた。
だからこそ、オレ達のレベルが低い内は、このリムルネールの街近郊でレベル上げしろってことで、女神ヒーリスはオレ達をここ(リムルネールの街)に転移してくれたわけだが。
しかし、冒険者ギルドに近づくにつれ、冒険者の姿を多く見かけるようになってきたが、同時にガラの悪いゴロツキみたいな連中(モヒカンやスキンヘッドで強面で、肩で風を切るように偉そうに歩いている。)の姿も目につくようになってきた…。
美羽 「 なんか、ガラの悪い人がチラホラいるね…。 」
オレ 「 そうだな…。 只のゴロツキなのか、それとも、一応は冒険者なのか…? 」
…と、その時、十メートルくらい前方で複数人がもめているのが見えた。
どうやら、盗賊(シーフ)風の若い男と露出度の高い衣装を着た若い女が、四人のゴロツキに絡まれているようだ。 ( 男も女も見た感じ17歳くらい。 男の方は、黒髪で、身長は170cmくらい、濃いグレー系の盗賊っぽい装備をしている。 女の方は、赤髪のツインテールに加え襟足の左右も小さく結ってあり、身長は160cmくらい、赤いビキニの水着のような衣装の上下と赤いマントを装備している。 ちなみに、美羽と同じくらいの巨乳だ…。 )
ゴロツキA 「 おいおい…テメー(若い盗賊)が肩にぶつかってきたせいで、肩をケガしちまったよ…。 ひょっとしたら、骨が折れちまったかもしんねーよ…。 」
ゴロツキB 「 こりゃあ賠償モンだなぁ~www 」
若い盗賊 「 は…? オマエらの方からぶつかってきたんだろうが。 何イチャモンつけてんだ? 」
ゴロツキC 「 おい、若造! 口のきき方に気ぃつけろよ!? 」(威圧)
ゴロツキD 「 まぁ、金がねえ(無い)ってんなら、連れのエロい姉ちゃんに今夜一晩付き合ってもらうんでもいいぜ? ゲヘヘ… 」
若い女 「 いや~キツイっスね~…。 全然 好みじゃないんで、お断りするっス♪ 」
ゴロツキD 「 あ…? 若造だけじゃなく、姉ちゃんの方も口のきき方を知らねえみてーだなぁ~? 」(威圧)
そういや、(パーティーメンバーじゃなくても、)種族とレベルと体力のステータス(パラメーター)だけは見れるんだったな…。
オレはとりあえずゴロツキの一人のステータスを見てみた。 ( 美羽もオレと同じことを考えたようで、ゴロツキ達のステータスを見ているようだ。 )
ぶつかられて肩の骨が折れたかもとか言ってたゴロツキのステータスを見ると…
◆◆◆◆◆ ステータス(Status) ◆◆◆◆◆
種族(Race): 人間
レベル(LV): 戦士 LV5
体力(HP): 300/300
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
…という感じだ。 ( 体力が満タン(300/300)なことから、予想通り、肩をケガした云々はデタラメ=イチャモンのようだ。 )
他の三人のゴロツキのステータスもサッと見たが、似たようなものだった。
一方、盗賊風の若い男と露出の激しい若い女のステータスは…
◆◆◆◆◆ ステータス(Status) ◆◆◆◆◆
種族(Race): 人間
レベル(LV): 盗賊 LV1
体力(HP): 150/150
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆ ステータス(Status) ◆◆◆◆◆
種族(Race): 人間
レベル(LV): 神官 LV1
体力(HP): 100/100
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「「 えっ!? 」」
オレと美羽は同時に声を出した。
そして、顔を見合わせた。
たぶん、二人とも同じことで驚いたのだろう…。
オレ 「 …あのビキニの露出の激しい女って… 」
美羽 「 神官だったんだね… 」
全然そんな風には見えないが…
(^_^;)
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