11 / 11
魔石回収
しおりを挟む
「倒した…?」
壁が炉のようになってフレイムブレスの威力も上がっていたようだ。腕ウサギがこんがり焼き上がっていた。
「食料問題も解決、か?」
レベルが上がりHPもMPも回復したが、やはり精神的疲労が大きい。強敵を倒したことで安心し足の力が抜けて座り込む。
壁にもたれ深呼吸をしたところで、腕ウサギの死体から中央が深い赤色をした透明な玉が出てきた。
「それ、魔石じゃないか?」
「魔石?」
本で読んだような覚えがあるが、そんなに記憶がない。魔物の体から出てきたから魔物の核となるものだろうか。
「あぁ。魔物からまれに入手できる魔力の結晶みたいなやつだ。武器とか盾に埋め込んで使うとか…。そういえば里で読んだ本には上手く魔石を壊せば吸収できるともあったな…」
「吸収…そんなことも出来るのか。壊し方は書いてなかったか?」
「小さい時に読んだからあまり覚えてないんだ。すまない」
クロは申し訳なさそうに首を横に振った。
吸収できる、か。これはいいことを聞いた。上手く壊して吸収すれば強くなれるかも。
「クロ、チャレンジしてみてもいいか?」
「ん?あぁ、いいんじゃないか?もし上に戻れたとしても売るか装備品にするかくらいだし」
クロからの了承も得て、早速壊しにかかる。鎌の柄の部分で突っついてみたが、相当硬い。刃の方で攻撃したら刃こぼれを起こしそうだ。
魔石の中心が赤色って事は、これは炎の魔法が込められた魔石と考えていいのだろうか。腕ウサギは炎系の魔法は使ってなかったと思うが。炎に強いのは普通に考えると水か。水圧で攻撃する『アクアカッター』なら壊せるかもしれないが、私は水とは相性が悪いみたいであまり威力が出ない。それでもやってみる価値はあるか。試してみよう。
手を開き、水をイメージしながら手を横に薙ぐ。パシャンと水の音が響いたが、魔石には傷1つ付いていない。やはりダメだったか。
「クロ、水系の魔法って使えるか?私とはどうも相性が悪くてな。」
「水?使えないことも無いが、あまり得意じゃ無いぞ。」
クロも苦手みたいだが、現実世界から来た私よりも元からこの世界にいたクロの方が魔法は得意だと思うからきっと私よりも威力は出るはずだ。
クロにアクアカッターを使ってもらい、魔石を確認する。
「……ダメだ。傷もついてない。」
クロでも傷がつかないのなら、水の魔法では壊せないということか。赤色の反対は青、青なら水というイメージがあったが間違いだったみたいだ。
ならば、腕ウサギが得意だったものを考えてその反対をぶつけてみるか。足鳩を倒した時も、熊を食べていた時も魔法を使った形跡は無かった。という事は腕ウサギは自己強化の魔法を使って戦っていたのかもしれない。自己強化の反対といえば、弱体化になるがそんな魔法で魔石は壊せるのか…?
私は自己強化の魔法しか使えない。またクロに頼むことになるな。
「クロ、弱体化の魔法で何か使えるのあるか?」
「弱体化か。攻撃力低下魔法なら使えるぞ。やってみるか。」
「頼む。」
クロが魔石に手をかざし、魔法をかけた。すると、徐々に中心の赤色が透明になっていき、パリンと小気味いい音が響き、魔石が壊れた。壊れた魔石から赤色の魔力が溢れ出し、クロの体へと入っていった。
「…まじか。」
弱体化で魔石が壊れるとは思わなかった。どうやら魔石の力は壊した本人に吸収されるみたいだ。私の方へは入ってこなかった。
「何か違和感とかあるか?大丈夫か?」
魔石を壊して、一言「まじか」と呟いてからクロの反応がない。少し不安になり、クロに近づき顔を覗き込む。
「……すげぇよ。すげぇよこれ!力が溢れてくるみたいだ!これならもう守ってもらわなくても自分で戦える!」
クロが笑顔で私を抱きしめてそう言った。
「あ、わり。」
クロは我に帰りすぐに離してくれたが、驚いてしばらく固まってしまった。
今まで首を絞められた事は何度かあったが、抱きしめられたのは初めてだった。20センチくらい身長差があるからちょっと怖かったのは言わないでおく。
クロは私に守られなくて済むと言っていたが、そうか。以前のパーティとの戦闘時も強敵に出会った時も影の中にしまっていたから、守られていると思っていたのか。私自身は自分の固有スキルで移動もできるから便利だと思いあまり考えていなかったが、クロは気になっていたようだ。
「あいつ、スキルで『剛力』ってのを持っていたみたいだ。多分だけどそれが使えるようになった。」
クロが「見てて」といい、壁を殴る。爆発したような音が響き壁に丸く穴が空く。
「これ竜化して使ったらとんでもない事になるんじゃないか?」
嬉しそうなクロが声を弾ませながらそう言う。たしかに、竜化したクロが剛力を使い殴ったら腕ウサギを超える力で殴れそうだ。その場面を想像したら足鳩が弾けたのを思い出し、身震いをする。だが戦闘で役に立つのは間違いない。クロも嬉しそうだし。
クロが新たなスキルを身につけた所で、腕ウサギの死体を解体しバングルにしまい、狭い通路を出る。塩も何も振っていないから素材そのものの味になるが、肉は肉だ。きっと食料になる。持って行って損はないだろう。
ついでに溜まったSPを使って片っ端からスキルを取っていく。耐性が上がるスキルは早めに取っておいた方が良さそうだ。
鑑定で見てみたところ、耐性系のスキルは、スキルに対する負荷がかかる事で徐々にレベルが上がっていくようだ。
「他の魔物からも魔石が貰えるかもしれないから、回収しに行かないか?」
魔石を壊した事で強くなれるのなら、私も強くなりたい。魔物を倒し、稀に出てくる魔石を回収。もし回収できなくても経験値がもらえるからレベルも上がって一石二鳥だ。
「あぁ、もっとたくさん回収しようぜ!」
クロの同意を得てここの階層の魔物を影に入って探す。先手を取られたくないため隠密も使っている。
ダンジョンには階層が深くなれば、フロアボスというものが出てくる。そのままの意味でその階層で一番強い魔物という意味だ。どうやらここの階層では腕ウサギがフロアボスだったらしく、あいつよりも強い魔物は出てこなかった。と言っても、やはり上の階層よりは段違いで強いが。
腕ウサギが食べていた4つ耳熊の群れを見つけ、影から出て奇襲をかける。腕ウサギを倒し大幅にレベルが上がった事で大量に貰ったSPを使い覚えた、『死神の鎌』で攻撃する。
死神の鎌は、遠く離れた敵でもその場から攻撃できるスキルだ。しかし、敵が見えていないと攻撃は届かない。
4つ耳熊の首に狙いを定め、鎌を振り下ろす。黒い斬撃が熊の体に当たる。はやり初めて使うスキルだから狙い通りに当てる事はできなかった。まぁ、当たったのだから今は良しとしよう。
熊がこちらに気づき、怒りを顕にし襲いかかってくる。熊が左手を振り上げ殴りかかろうとした時、クロが私の前に出て熊の顔面を殴りつける。剛力を使い殴ったみたいだ。熊の顔がひしゃげ、走ってきたスピードに頭が置いていかれその場で体が回転して倒れた。改めて見ると威力とんでもないな。
綺麗に1回転を決めて倒れた熊を仲間の熊はポカンと見つめていた。近くで止まっているなら当たるかもしれない。私はもう一度死神の鎌を使い、ごとりと熊の首が落ちる。今度はしっかり首に当たった。近いと簡単に当たるな。
熊は残り2体。仲間の2体がサクッと死んでしまい、私達を危険とみなしたのか残りの2体が逃げ出した。ここで逃してしまったら経験値が惜しい。死神の鎌の精度を上げるためにも練習台になってもらおう。
最初に腹に攻撃した方の熊に、死神の鎌を使い胴体を切り裂いた。遠い上に動いてる敵の首を狙うのはまだまだ練習が足りないな。
もう1体はクロが雷撃で仕留めたようだ。
熊の死体を確認し、茶色の魔石を1つ回収した。
壁が炉のようになってフレイムブレスの威力も上がっていたようだ。腕ウサギがこんがり焼き上がっていた。
「食料問題も解決、か?」
レベルが上がりHPもMPも回復したが、やはり精神的疲労が大きい。強敵を倒したことで安心し足の力が抜けて座り込む。
壁にもたれ深呼吸をしたところで、腕ウサギの死体から中央が深い赤色をした透明な玉が出てきた。
「それ、魔石じゃないか?」
「魔石?」
本で読んだような覚えがあるが、そんなに記憶がない。魔物の体から出てきたから魔物の核となるものだろうか。
「あぁ。魔物からまれに入手できる魔力の結晶みたいなやつだ。武器とか盾に埋め込んで使うとか…。そういえば里で読んだ本には上手く魔石を壊せば吸収できるともあったな…」
「吸収…そんなことも出来るのか。壊し方は書いてなかったか?」
「小さい時に読んだからあまり覚えてないんだ。すまない」
クロは申し訳なさそうに首を横に振った。
吸収できる、か。これはいいことを聞いた。上手く壊して吸収すれば強くなれるかも。
「クロ、チャレンジしてみてもいいか?」
「ん?あぁ、いいんじゃないか?もし上に戻れたとしても売るか装備品にするかくらいだし」
クロからの了承も得て、早速壊しにかかる。鎌の柄の部分で突っついてみたが、相当硬い。刃の方で攻撃したら刃こぼれを起こしそうだ。
魔石の中心が赤色って事は、これは炎の魔法が込められた魔石と考えていいのだろうか。腕ウサギは炎系の魔法は使ってなかったと思うが。炎に強いのは普通に考えると水か。水圧で攻撃する『アクアカッター』なら壊せるかもしれないが、私は水とは相性が悪いみたいであまり威力が出ない。それでもやってみる価値はあるか。試してみよう。
手を開き、水をイメージしながら手を横に薙ぐ。パシャンと水の音が響いたが、魔石には傷1つ付いていない。やはりダメだったか。
「クロ、水系の魔法って使えるか?私とはどうも相性が悪くてな。」
「水?使えないことも無いが、あまり得意じゃ無いぞ。」
クロも苦手みたいだが、現実世界から来た私よりも元からこの世界にいたクロの方が魔法は得意だと思うからきっと私よりも威力は出るはずだ。
クロにアクアカッターを使ってもらい、魔石を確認する。
「……ダメだ。傷もついてない。」
クロでも傷がつかないのなら、水の魔法では壊せないということか。赤色の反対は青、青なら水というイメージがあったが間違いだったみたいだ。
ならば、腕ウサギが得意だったものを考えてその反対をぶつけてみるか。足鳩を倒した時も、熊を食べていた時も魔法を使った形跡は無かった。という事は腕ウサギは自己強化の魔法を使って戦っていたのかもしれない。自己強化の反対といえば、弱体化になるがそんな魔法で魔石は壊せるのか…?
私は自己強化の魔法しか使えない。またクロに頼むことになるな。
「クロ、弱体化の魔法で何か使えるのあるか?」
「弱体化か。攻撃力低下魔法なら使えるぞ。やってみるか。」
「頼む。」
クロが魔石に手をかざし、魔法をかけた。すると、徐々に中心の赤色が透明になっていき、パリンと小気味いい音が響き、魔石が壊れた。壊れた魔石から赤色の魔力が溢れ出し、クロの体へと入っていった。
「…まじか。」
弱体化で魔石が壊れるとは思わなかった。どうやら魔石の力は壊した本人に吸収されるみたいだ。私の方へは入ってこなかった。
「何か違和感とかあるか?大丈夫か?」
魔石を壊して、一言「まじか」と呟いてからクロの反応がない。少し不安になり、クロに近づき顔を覗き込む。
「……すげぇよ。すげぇよこれ!力が溢れてくるみたいだ!これならもう守ってもらわなくても自分で戦える!」
クロが笑顔で私を抱きしめてそう言った。
「あ、わり。」
クロは我に帰りすぐに離してくれたが、驚いてしばらく固まってしまった。
今まで首を絞められた事は何度かあったが、抱きしめられたのは初めてだった。20センチくらい身長差があるからちょっと怖かったのは言わないでおく。
クロは私に守られなくて済むと言っていたが、そうか。以前のパーティとの戦闘時も強敵に出会った時も影の中にしまっていたから、守られていると思っていたのか。私自身は自分の固有スキルで移動もできるから便利だと思いあまり考えていなかったが、クロは気になっていたようだ。
「あいつ、スキルで『剛力』ってのを持っていたみたいだ。多分だけどそれが使えるようになった。」
クロが「見てて」といい、壁を殴る。爆発したような音が響き壁に丸く穴が空く。
「これ竜化して使ったらとんでもない事になるんじゃないか?」
嬉しそうなクロが声を弾ませながらそう言う。たしかに、竜化したクロが剛力を使い殴ったら腕ウサギを超える力で殴れそうだ。その場面を想像したら足鳩が弾けたのを思い出し、身震いをする。だが戦闘で役に立つのは間違いない。クロも嬉しそうだし。
クロが新たなスキルを身につけた所で、腕ウサギの死体を解体しバングルにしまい、狭い通路を出る。塩も何も振っていないから素材そのものの味になるが、肉は肉だ。きっと食料になる。持って行って損はないだろう。
ついでに溜まったSPを使って片っ端からスキルを取っていく。耐性が上がるスキルは早めに取っておいた方が良さそうだ。
鑑定で見てみたところ、耐性系のスキルは、スキルに対する負荷がかかる事で徐々にレベルが上がっていくようだ。
「他の魔物からも魔石が貰えるかもしれないから、回収しに行かないか?」
魔石を壊した事で強くなれるのなら、私も強くなりたい。魔物を倒し、稀に出てくる魔石を回収。もし回収できなくても経験値がもらえるからレベルも上がって一石二鳥だ。
「あぁ、もっとたくさん回収しようぜ!」
クロの同意を得てここの階層の魔物を影に入って探す。先手を取られたくないため隠密も使っている。
ダンジョンには階層が深くなれば、フロアボスというものが出てくる。そのままの意味でその階層で一番強い魔物という意味だ。どうやらここの階層では腕ウサギがフロアボスだったらしく、あいつよりも強い魔物は出てこなかった。と言っても、やはり上の階層よりは段違いで強いが。
腕ウサギが食べていた4つ耳熊の群れを見つけ、影から出て奇襲をかける。腕ウサギを倒し大幅にレベルが上がった事で大量に貰ったSPを使い覚えた、『死神の鎌』で攻撃する。
死神の鎌は、遠く離れた敵でもその場から攻撃できるスキルだ。しかし、敵が見えていないと攻撃は届かない。
4つ耳熊の首に狙いを定め、鎌を振り下ろす。黒い斬撃が熊の体に当たる。はやり初めて使うスキルだから狙い通りに当てる事はできなかった。まぁ、当たったのだから今は良しとしよう。
熊がこちらに気づき、怒りを顕にし襲いかかってくる。熊が左手を振り上げ殴りかかろうとした時、クロが私の前に出て熊の顔面を殴りつける。剛力を使い殴ったみたいだ。熊の顔がひしゃげ、走ってきたスピードに頭が置いていかれその場で体が回転して倒れた。改めて見ると威力とんでもないな。
綺麗に1回転を決めて倒れた熊を仲間の熊はポカンと見つめていた。近くで止まっているなら当たるかもしれない。私はもう一度死神の鎌を使い、ごとりと熊の首が落ちる。今度はしっかり首に当たった。近いと簡単に当たるな。
熊は残り2体。仲間の2体がサクッと死んでしまい、私達を危険とみなしたのか残りの2体が逃げ出した。ここで逃してしまったら経験値が惜しい。死神の鎌の精度を上げるためにも練習台になってもらおう。
最初に腹に攻撃した方の熊に、死神の鎌を使い胴体を切り裂いた。遠い上に動いてる敵の首を狙うのはまだまだ練習が足りないな。
もう1体はクロが雷撃で仕留めたようだ。
熊の死体を確認し、茶色の魔石を1つ回収した。
0
お気に入りに追加
2
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
地獄の手違いで殺されてしまったが、閻魔大王が愛猫と一緒にネット環境付きで異世界転生させてくれました。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作、面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
高橋翔は地獄の官吏のミスで寿命でもないのに殺されてしまった。だが流石に地獄の十王達だった。配下の失敗にいち早く気付き、本来なら地獄の泰広王(不動明王)だけが初七日に審理する場に、十王全員が勢揃いして善後策を協議する事になった。だが、流石の十王達でも、配下の失敗に気がつくのに六日掛かっていた、高橋翔の身体は既に焼かれて灰となっていた。高橋翔は閻魔大王たちを相手に交渉した。現世で残されていた寿命を異世界で全うさせてくれる事。どのような異世界であろうと、異世界間ネットスーパーを利用して元の生活水準を保証してくれる事。死ぬまでに得ていた貯金と家屋敷、死亡保険金を保証して異世界で使えるようにする事。更には異世界に行く前に地獄で鍛錬させてもらう事まで要求し、権利を勝ち取った。そのお陰で異世界では楽々に生きる事ができた。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
わがまま姉のせいで8歳で大聖女になってしまいました
ぺきぺき
ファンタジー
ルロワ公爵家の三女として生まれたクリスローズは聖女の素質を持ち、6歳で教会で聖女の修行を始めた。幼いながらも修行に励み、周りに応援されながら頑張っていたある日突然、大聖女をしていた10歳上の姉が『妊娠したから大聖女をやめて結婚するわ』と宣言した。
大聖女資格があったのは、その時まだ8歳だったクリスローズだけで…。
ー---
全5章、最終話まで執筆済み。
第1章 6歳の聖女
第2章 8歳の大聖女
第3章 12歳の公爵令嬢
第4章 15歳の辺境聖女
第5章 17歳の愛し子
権力のあるわがまま女に振り回されながらも健気にがんばる女の子の話を書いた…はず。
おまけの後日談投稿します(6/26)。
番外編投稿します(12/30-1/1)。
作者の別作品『人たらしヒロインは無自覚で魔法学園を改革しています』の隣の国の昔のお話です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる