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(※父親視点)
牢獄での生活には、本当にうんざりとしていた。
こんなの、人間の暮らしとは、とても呼べない。
しかし私は、ヘレンを守るために、この選択をした。
どうせ殺人罪に問われるのだから、ヘレンを守るために嘘をつくくらい、なんともなかった。
しかし、一生牢獄生活が待っているのかと思うと、かなり気が滅入る。
大きなため息をついていると、アンドレという兵が、私に会いに牢獄へやってきた。
彼は、真剣な顔つきで、私に報告することがあると言ってきた。
「実は、ローリンズ夫人のことなのですが、あなたが銃で撃つ前に、彼女は亡くなっていました」
「……は!?」
何を、言っているんだ、こいつは……。
妻が、既に死んでいた?
そんな……、馬鹿な……。
妻は、私が撃ち殺したのではないのか!?
その前に死んでいたなんて、そんな……。
「そ、そんなの……、ありえない……。妻はあの時、ベッドで眠っていたんだ……」
「その時、きちんと顔を見ましたか? 静かな部屋なら、耳をすませば寝息も聞こえたはずですが、聞こえましたか?」
「あ、あの時は、部屋が暗かったから、顔なんて見ていない。寝息も、聞いていないが……、だが、彼女は全く動かなかったんだぞ! ベッドに横になっていて動かなかったら、眠っていると思うだろう! 私が、勘違いしていたとでもいうのか!?」
「ええ、そうです。彼女は死んだように眠っていたのではなく、眠っているように死んでいたのです。これは、検視結果が出ているので、まちがいありません。あなたは、死んでいた奥様を撃ったのです」
「そ、そんな……、まさか、そんなことが……」
私はいろいろなものを天秤にかけ、覚悟を決めた。
そして、涙を流しながら妻を撃った。
それなのに、その時すでに妻が死んでいたなんて……。
「つまりですね、あなたは、殺人罪には問われないのです」
「……え?」
兵の言葉に、私は思わず、笑みを浮かべていた。
*
(※アンドレ視点)
どうやら、妻がすでに亡くなっていたと聞いて、彼は本当に驚いているようだ。
これが演技なら大したものだが、その可能性はないとみていいだろう。
彼にそこまでの能力があるとは、とても思えない。
彼は、妻が死んでいたことに、気付いていなかった。
つまりこれは、彼女が話していた前者の仮説通りだということだ。
これなら、彼女が本物だと証明できる可能性がある。
私は改めて気を引き締め、彼との会話に臨んだ。
「あなたは今、殺人の容疑で逮捕されていますが、それは取り下げられます。殺人未遂か、あるいは死体損壊か、いずれにしても、殺人罪に比べれば、罪は格段に軽くなります」
「そ、そうか……」
ローリンズ氏は、ほっとしている様子だった。
しかしここで、私はある話を、彼に持ち出した。
「しかしあなたは、もう一つ、大きな罪を犯していますよね?」
私は彼の目を見ながら言った。
「い、いったい、何のことだ!?」
彼は、明らかに動揺している。
「殿下を騙している罪ですよ。殿下が婚約しているのが、エマ様ではなく、妹のヘレン様だということはわかっています。まあ、この話を信じている者は、今のところは私しかいませんが、殿下も少しは疑っているご様子ですよ。ヘレン様にも、そう言われたのではありませんか? だから、奥様と口論になって、口封じのために撃ったのではありませんか?」
「そ、そんなの、ただの貴様の妄想だろう!」
彼は否定しているが、明らかに動揺している。
もう一押しだ。
「あなたたちが殿下に大きな嘘をついていることがバレるのは、時間の問題です。せっかく殺人罪から免れたのに、そのことがバレたら、また長い間、牢獄に入らなくてはいけなくなりますよ。王家に嘘をついたのですから、最悪の場合は、極刑だってあり得ます。そうでなくても、一生牢獄で暮らさなくてはいけなくなるかもしれません。しかし、自白すれば、あとで罪がバレた場合に比べれば、罪は軽くなります。それでも十年以上は牢獄に閉じ込められるでしょうが、それからは外の世界で余生を過ごすことができますよ」
「外に、出られるかもしれない……」
彼は小さく呟いた。
どうやら、自白するかどうか、かなり悩んでいる様子である。
彼は今、娘への愛を試されている。
自分のことを優先するのか、それとも愛する娘のために、沈黙を貫き通すのか……。
私は、最後の一押しをした。
「随分と悩んでいるように見えますが、あまり時間はありませんよ。当然ですが、嘘がバレてから自白しても、遅いですからね。自白するのなら、嘘がバレていない今のうちだけです」
「チャンスは、今だけ……」
彼は、小さく呟いた。
私はそれを見て、席を立った。
「私はもう、失礼します。伝えるべきことは、すべて伝えました。あとはあなた次第ですよ。外の世界で自由な余生を過ごすのか、それともこの暗い牢獄の中で、極刑になるのを震えながら待つのか……」
私は彼の元から去ろうとした。
「ま、待ってくれ!」
私は彼の言葉を聞いて、足を止めた。
思わず笑みがこぼれる。
私は真剣な表情を作って、彼の方へ振り向いた。
「何か、話したいことでもあるのですか?」
「わかった……、正直に話す。じ、実は──」
彼は、妻を撃った本当の動機を話し始めた。
すべて、彼女の計画通りだった。
牢獄での生活には、本当にうんざりとしていた。
こんなの、人間の暮らしとは、とても呼べない。
しかし私は、ヘレンを守るために、この選択をした。
どうせ殺人罪に問われるのだから、ヘレンを守るために嘘をつくくらい、なんともなかった。
しかし、一生牢獄生活が待っているのかと思うと、かなり気が滅入る。
大きなため息をついていると、アンドレという兵が、私に会いに牢獄へやってきた。
彼は、真剣な顔つきで、私に報告することがあると言ってきた。
「実は、ローリンズ夫人のことなのですが、あなたが銃で撃つ前に、彼女は亡くなっていました」
「……は!?」
何を、言っているんだ、こいつは……。
妻が、既に死んでいた?
そんな……、馬鹿な……。
妻は、私が撃ち殺したのではないのか!?
その前に死んでいたなんて、そんな……。
「そ、そんなの……、ありえない……。妻はあの時、ベッドで眠っていたんだ……」
「その時、きちんと顔を見ましたか? 静かな部屋なら、耳をすませば寝息も聞こえたはずですが、聞こえましたか?」
「あ、あの時は、部屋が暗かったから、顔なんて見ていない。寝息も、聞いていないが……、だが、彼女は全く動かなかったんだぞ! ベッドに横になっていて動かなかったら、眠っていると思うだろう! 私が、勘違いしていたとでもいうのか!?」
「ええ、そうです。彼女は死んだように眠っていたのではなく、眠っているように死んでいたのです。これは、検視結果が出ているので、まちがいありません。あなたは、死んでいた奥様を撃ったのです」
「そ、そんな……、まさか、そんなことが……」
私はいろいろなものを天秤にかけ、覚悟を決めた。
そして、涙を流しながら妻を撃った。
それなのに、その時すでに妻が死んでいたなんて……。
「つまりですね、あなたは、殺人罪には問われないのです」
「……え?」
兵の言葉に、私は思わず、笑みを浮かべていた。
*
(※アンドレ視点)
どうやら、妻がすでに亡くなっていたと聞いて、彼は本当に驚いているようだ。
これが演技なら大したものだが、その可能性はないとみていいだろう。
彼にそこまでの能力があるとは、とても思えない。
彼は、妻が死んでいたことに、気付いていなかった。
つまりこれは、彼女が話していた前者の仮説通りだということだ。
これなら、彼女が本物だと証明できる可能性がある。
私は改めて気を引き締め、彼との会話に臨んだ。
「あなたは今、殺人の容疑で逮捕されていますが、それは取り下げられます。殺人未遂か、あるいは死体損壊か、いずれにしても、殺人罪に比べれば、罪は格段に軽くなります」
「そ、そうか……」
ローリンズ氏は、ほっとしている様子だった。
しかしここで、私はある話を、彼に持ち出した。
「しかしあなたは、もう一つ、大きな罪を犯していますよね?」
私は彼の目を見ながら言った。
「い、いったい、何のことだ!?」
彼は、明らかに動揺している。
「殿下を騙している罪ですよ。殿下が婚約しているのが、エマ様ではなく、妹のヘレン様だということはわかっています。まあ、この話を信じている者は、今のところは私しかいませんが、殿下も少しは疑っているご様子ですよ。ヘレン様にも、そう言われたのではありませんか? だから、奥様と口論になって、口封じのために撃ったのではありませんか?」
「そ、そんなの、ただの貴様の妄想だろう!」
彼は否定しているが、明らかに動揺している。
もう一押しだ。
「あなたたちが殿下に大きな嘘をついていることがバレるのは、時間の問題です。せっかく殺人罪から免れたのに、そのことがバレたら、また長い間、牢獄に入らなくてはいけなくなりますよ。王家に嘘をついたのですから、最悪の場合は、極刑だってあり得ます。そうでなくても、一生牢獄で暮らさなくてはいけなくなるかもしれません。しかし、自白すれば、あとで罪がバレた場合に比べれば、罪は軽くなります。それでも十年以上は牢獄に閉じ込められるでしょうが、それからは外の世界で余生を過ごすことができますよ」
「外に、出られるかもしれない……」
彼は小さく呟いた。
どうやら、自白するかどうか、かなり悩んでいる様子である。
彼は今、娘への愛を試されている。
自分のことを優先するのか、それとも愛する娘のために、沈黙を貫き通すのか……。
私は、最後の一押しをした。
「随分と悩んでいるように見えますが、あまり時間はありませんよ。当然ですが、嘘がバレてから自白しても、遅いですからね。自白するのなら、嘘がバレていない今のうちだけです」
「チャンスは、今だけ……」
彼は、小さく呟いた。
私はそれを見て、席を立った。
「私はもう、失礼します。伝えるべきことは、すべて伝えました。あとはあなた次第ですよ。外の世界で自由な余生を過ごすのか、それともこの暗い牢獄の中で、極刑になるのを震えながら待つのか……」
私は彼の元から去ろうとした。
「ま、待ってくれ!」
私は彼の言葉を聞いて、足を止めた。
思わず笑みがこぼれる。
私は真剣な表情を作って、彼の方へ振り向いた。
「何か、話したいことでもあるのですか?」
「わかった……、正直に話す。じ、実は──」
彼は、妻を撃った本当の動機を話し始めた。
すべて、彼女の計画通りだった。
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