110 / 869
110:長い靴下※
しおりを挟む寝室につき、彼女を寝かしつけたが、目を覚ますことはない。
赤い上着と口元の布を取り口づけをする。
ん、ん、あん
眠りながらも応えてくれる
下から手を入れると、黒く長い靴下は途中で終わり
腰からのひもで吊るしていた。
足先の靴は本当に奇妙な形をしていた。
これで歩けていたのか?
脱がすと、足先までが黒く薄い靴下で覆われていた。
思わす、足先を口に含む。不思議な感触だ。
手触りがいい、直に太ももを触りたいが、今日はこれでいいか。
腰にぴったりとしたものと捲し上げると、あの下着をつけている。
なにを覆ているのかわからない奴だ。
切れ目から指を入れると、いつものようにぐちゅりと音が出る。
シャツのボタンを外し、胸当てから強引に乳を出す。
押しだされてさらに圧が増す。また、ここに挟んでほしい。
そういえばセサミナがここに顔をうずめていたな。許せん!
そのまま抱え込み、顔をうずめ、尻を持ちあがる。
「んーー、ん?マティ?マティス?」
目が覚めてしまった。残念なようなうれしいような。
「いい?」
「え?あ?ん?どこ?」
「家に戻ったよ?あの啖呵の後お前は寝てしまたんだよ?いい?」
「あ、ドーガー死んじゃう?あんなにおいしそうに食べてくれてたのに?」
「んー、、死なないよ。セサミナがうまくしてくれる。ね?いい?」
「そ?ならいいや?え?・・・もう!!マティス君?」
「はい、先生!いいですか?」
「ふふふふ、いいですよ?マティス君の好きなように。」
「はい、先生。」
「んーこれはストキング、ガーターベルト。それでこれはタイトスカート、あれはハイヒール。」
「これは普段着なのか?」
「そうだね、スカートはちょっと短かったけど、普通だな。」
「愛しい人もこのような?」
「そとに勤めに出てた時は、似たような恰好かな?」
「なんということだ・・・やはりお前のいた世界はすこし、
恥じらいの精神が壊れているんじゃないか?」
「あはははは、そうかもね。でもま、みんなおなじようだったからね。」
「そうか。」
「んで、なんでこの格好のまま、お風呂にはいってるの?」
「脱がせ方が分からなかったが、湯につかりたかったので。
あ、そうだ、セサミナの館に大きな風呂があるらしいぞ?
みなが入れる大きさだと、この風呂を見る前に自慢された。」
「お!大きいお風呂か!いいね。2人っきりで貸し切りしてくれるかな?」
「してもらうさ。」
「あー。ちょっとさすがにこのままでは、気持ち悪い。脱ぐね。あ、脱ぎにくい~。」
彼女がするすると脱いでいく。シャツをとり、胸当て、すかあと。
長い靴下と下着だけになった時、壁に彼女を押し付けて後ろから突き上げた。
ゼムの似顔絵は素早く消した。また大笑いされたらたまらない。
あ、あん、んう、あ。
セサミナと子供のように遊んだ風呂で彼女と抱き合う。
私は少しおかしいのかもしれない。それがすごく興奮した。
彼女にそういうと
「じゃ、、この服で、作業部屋で、あ、ん、抱いて?
台所では裸のまま、前掛けだけ付けるから、それで。」
ああ、素晴らしい。
すぐにそれらを実行したい。
なのに、彼女は月が昇り、沈むまで眠っていた。
やはりこれは体力のなさが響いているのだ。鍛錬の内容を変えていこう。
彼女が眠り続ける横で、板に挟んだ紙に鉛筆で項目を書き出していった。
13
あなたにおすすめの小説
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
魔界建築家 井原 ”はじまお外伝”
どたぬき
ファンタジー
ある日乗っていた飛行機が事故にあり、死んだはずの井原は名もない世界に神によって召喚された。現代を生きていた井原は、そこで神に”ダンジョンマスター”になって欲しいと懇願された。自身も建物を建てたい思いもあり、二つ返事で頷いた…。そんなダンジョンマスターの”はじまお”本編とは全くテイストの違う”普通のダンジョンマスター物”です。タグは書いていくうちに足していきます。
なろうさんに、これの本編である”はじまりのまおう”があります。そちらも一緒にご覧ください。こちらもあちらも、一日一話を目標に書いています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる