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第14話 最強と槍使いのお食事会。
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忍とアイザックの二人だけは王宮からハンターギルドまで戻り、空腹だったので料理を注文し来るまで待っていた。
「…シノブさんって凄いですよね。王様に強気な態度で責めるからヒヤヒヤしてますよ。」
「…王族には嫌な思い出しかない。例え何処の国の王でさえも簡単に心を許せないだけだ。」
忍は苦渋そうな表情を浮かべて、王族に対しての嫌悪感な理由をアイザックへ語っていた。
「へぇ~、俺はシノブさんが一人でオークの軍勢に挑んだ時、馬鹿なんじゃないのか? って思ってけど、意外な人間性もあるんだ。」
まだ完全に仲間としてなっていなかった、アイザックは密かに忍を馬鹿にしていた。
「あの時は腕試しに丁度良かったからだ。最初の所でスライムと出会したが、なんとか無視して王国まで来たんだ。」
「…スライムって無視できたんだ。」
「触りたくなかったからな。」
(シノブさんらしい理由だな。)
この短い二日間でアイザックは忍の性格が分かってきた様子だった。
とにかく何をやるにも面倒くさがりで、反抗すれば倍返しで何かされ、戦う際は敵に容赦なく、ハッキリと言うべき事は伝える。
アイザックは彼とどう付き合うべきか、ゆっくりと考えていた。
「お待たせしました。クリームシチューのチーズ添えとバターロールです。」
ギルドの食堂で働く、女性ウェイトレスが二人に同じ物をテーブルへ並べていく。
クリームシチューからら白く立ち込める湯気、それと一緒に引き付けられてクリームの食欲を湧かせる匂い。
忍がトッピングとしてウェイトレスに頼み、クリームシチューにチーズを加えて、濃厚な味わいになっていた。
「美味いっすね。やっぱギルドが作ってくれる飯は最高ですよ。」
アイザックは一口、木製のスプーンでクリームシチューを啜り飲み、歓喜な表情で感想を述べていた。
「…俺が覚えている範囲の歴史なら、こんな贅沢に素材が食えるなら最高だな。バターロールなんかは今の時代で再現すんのは厳しいと思うが…まあ、気にしてもしょうがねぇがな。」
自分が覚えている歴史なんか役に立たないと思い、忍はバターロールを小さく千切り、クリームシチューに付けて一口で食べる。
「シノブさんがいた国って、どんな場所なんですか?」
アイザックは忍の素性が気になったのか、それとなく尋ねてみた。
「フランスか? あそこはワインと芸術作品が集まる場所だ。俺は見習いでワイナリーしていたが、今となっては無職だな。」
「へぇ~」
アイザックは興味深そうにフランスの話を聞いていた。
「そんなに俺が気になるか?」
忍は詮索される事には、不快でない表情を浮かべながらアイザックへ質問した。
「だって勇者が目の前にいるから…ちょっと気になっちゃって…気に障ったなら止めるよ。」
「いや、行動を共にするなら互いに何か知っておくべきだ。じゃあ、アイザック。俺からも質問をするぞ、何を恐れてる?」
「え? な、何が?」
「さっきから俺を警戒している。アーシェに何を吹き込まれた?」
忍が不在の間、アイザックとアーシェは何を話していたのか問いただした。
「…アーシェさんが召喚して忍さんが、もしかしたら異世界の『魔王』かもしれないって。」
曇った顔でアイザックは潔く白状し、アーシェが王族と話していた内容を忍に教えていた。
その話を聞いて忍は馬鹿らしく呆れ果てていた。
「…あのさ、俺が『魔王』だったらアーシェの言うことなんて聞いてねぇぞ?
それに、お前と悠長に飯行ったりしねぇし、クラウスト王国を早く滅ぼしてるぜ?」
忍はもし自分が『魔王』ならアーシェは殺害され、邪魔になるアイザックやクラウスト王国等の全て滅ぼし、安全策を打っていると説明した。
「…アーシェさんは信じてないみたいですけど、俺はシノブさんを信じてますよ。まあ、魔王でも良い人には変わりないから…。」
「…何、気持ち悪い事を言ってるんだ?」
最後の最後で忍からは辛辣に突き放され、分かりやすくアイザックはトホホと落ち込んでいた。
「…アイザック、お前にとって、今の俺はどんな存在だ?」
「え? それはどういう意味なんですか?」
忍は何か思い当たる節があるのか、アイザックへ質問を尋ねたのだ。
「俺は神崎として産まれ、教会で育ち、神に復讐する事を誓った。そして信仰を捨て、自分勝手に生きている。そんな俺をどう思っていると言う話だ。」
色々と忍から単語が一杯並べられ、理解不能寸前にまで陥ったアイザックだった。が、暫く考え口を開いた。
「…俺からしたら、シノブさんは仕事くれた人だし、金に困って襲った俺を仲間にしてくれてアーシェさんと出会えた。多分、シノブさんは勇者として選ばれて、当然なんだろうなって思ったかな?」
「…俺はそれほど立派じゃない。ある日、俺はたった一人の男に負けた。古臭いリーゼントの変なスカジャン着て、たった一つの目的だけで命を張って、つまらん意地を貫く馬鹿に俺は負けた。」
「シノブさんに勝てる人がいたんだ。」
忍のいた世界で、彼へ勝てる人間がいた事はアイザックにとって驚愕だった。
「あぁ、俺に勝てる奴なんて閻魔光だけだと思っていた。ある男の口車に乗せられたが、全て勝てると思っていた。けれど奴は『最強』なんていう称号の為に、俺の元まで辿り着き俺に挑んだ。二度も負け、諦めなかった。」
忍は白龍と黒龍の刺青がはいった、極道を思い浮かべていた。
「そ、その人凄くないですか?」
「一回目は右腕と左足を折ってやった。二回目は完封なき叩きのめしてやった。最後は油断して負けたがな。」
語り終わると忍は水を飲むため、唇に木製のグラスを近づかせていた。
「…それだけシノブさんは変わったという事ですよ。その人が勝ってくれたていうのもおかしいけど…。」
「…すまない。先に帰っていてくれ、俺は夜風に当たってから帰る。」
忍はグラスを置いて、曇った顔を浮かべていた。そして席を立ち、アイザックより先に店から出たのだ。
「あ、シノブさん。お金払ってない…。」
アイザックは勘定が終わってない事を気付き、忍の分まで支払う事で、軽く落ち込んでいた。
忍は誰もいない見張り台に立って、夜景を見ながら思い悩んでいた。
(俺が変わった? あの時から神を怨み、憎しみ、だから復讐を誓った。品川修二との戦いで俺は…何が変わり、何を失った?)
忍が悩んでいたのは、異世界に転移する前の事だった。自分が一番危ない真似をし、周りへ迷惑をかけた罪だった。
(…まさか、この世界を救う事が神に与えられた罰だと? ふざけるな、俺がどれだけ貴様に対し、憎悪を抱いていると思っている事を知ってる癖に…。)
「ここにいたんですね。アイザックさんが泣いて帰って来ましたよ?」
忍の背後からアーシェが梯子から上がって来て、声を掛けた。が、忍は振り向かず風景を眺めていた。
「…アーシェ、何しに来た?」
「シノブさんが思い寄せた顔をして、出て行ったんで心配になって来たんですよ。」
「…そうか。じゃあ心配はなくなっただろ? だったら早く帰れ。」
忍は何故かアーシェに対し、冷たい言葉で突き放していた。
「冷たいですね。もう慣れましたけど…じゃあシノブさん、ちゃんと宿に帰って来てくださいね。」
アーシェは忍の指示通りに宿へと帰ろうとしていた。
「…待て、アーシェ・ドラグナ。お前は何の為に俺を召喚し、魔王を倒す理由を教えろ。」
「…なんでですか?」
忍の質問に対し、アーシェは何かを隠すように話していた。
「出会った時から、お前から魔王を倒す理由を聞いた事がない。お前は一体何がしたい? 俺に何を隠している?」
冷えた空気が緊迫感を産み出していた。
「…シノブさんって凄いですよね。王様に強気な態度で責めるからヒヤヒヤしてますよ。」
「…王族には嫌な思い出しかない。例え何処の国の王でさえも簡単に心を許せないだけだ。」
忍は苦渋そうな表情を浮かべて、王族に対しての嫌悪感な理由をアイザックへ語っていた。
「へぇ~、俺はシノブさんが一人でオークの軍勢に挑んだ時、馬鹿なんじゃないのか? って思ってけど、意外な人間性もあるんだ。」
まだ完全に仲間としてなっていなかった、アイザックは密かに忍を馬鹿にしていた。
「あの時は腕試しに丁度良かったからだ。最初の所でスライムと出会したが、なんとか無視して王国まで来たんだ。」
「…スライムって無視できたんだ。」
「触りたくなかったからな。」
(シノブさんらしい理由だな。)
この短い二日間でアイザックは忍の性格が分かってきた様子だった。
とにかく何をやるにも面倒くさがりで、反抗すれば倍返しで何かされ、戦う際は敵に容赦なく、ハッキリと言うべき事は伝える。
アイザックは彼とどう付き合うべきか、ゆっくりと考えていた。
「お待たせしました。クリームシチューのチーズ添えとバターロールです。」
ギルドの食堂で働く、女性ウェイトレスが二人に同じ物をテーブルへ並べていく。
クリームシチューからら白く立ち込める湯気、それと一緒に引き付けられてクリームの食欲を湧かせる匂い。
忍がトッピングとしてウェイトレスに頼み、クリームシチューにチーズを加えて、濃厚な味わいになっていた。
「美味いっすね。やっぱギルドが作ってくれる飯は最高ですよ。」
アイザックは一口、木製のスプーンでクリームシチューを啜り飲み、歓喜な表情で感想を述べていた。
「…俺が覚えている範囲の歴史なら、こんな贅沢に素材が食えるなら最高だな。バターロールなんかは今の時代で再現すんのは厳しいと思うが…まあ、気にしてもしょうがねぇがな。」
自分が覚えている歴史なんか役に立たないと思い、忍はバターロールを小さく千切り、クリームシチューに付けて一口で食べる。
「シノブさんがいた国って、どんな場所なんですか?」
アイザックは忍の素性が気になったのか、それとなく尋ねてみた。
「フランスか? あそこはワインと芸術作品が集まる場所だ。俺は見習いでワイナリーしていたが、今となっては無職だな。」
「へぇ~」
アイザックは興味深そうにフランスの話を聞いていた。
「そんなに俺が気になるか?」
忍は詮索される事には、不快でない表情を浮かべながらアイザックへ質問した。
「だって勇者が目の前にいるから…ちょっと気になっちゃって…気に障ったなら止めるよ。」
「いや、行動を共にするなら互いに何か知っておくべきだ。じゃあ、アイザック。俺からも質問をするぞ、何を恐れてる?」
「え? な、何が?」
「さっきから俺を警戒している。アーシェに何を吹き込まれた?」
忍が不在の間、アイザックとアーシェは何を話していたのか問いただした。
「…アーシェさんが召喚して忍さんが、もしかしたら異世界の『魔王』かもしれないって。」
曇った顔でアイザックは潔く白状し、アーシェが王族と話していた内容を忍に教えていた。
その話を聞いて忍は馬鹿らしく呆れ果てていた。
「…あのさ、俺が『魔王』だったらアーシェの言うことなんて聞いてねぇぞ?
それに、お前と悠長に飯行ったりしねぇし、クラウスト王国を早く滅ぼしてるぜ?」
忍はもし自分が『魔王』ならアーシェは殺害され、邪魔になるアイザックやクラウスト王国等の全て滅ぼし、安全策を打っていると説明した。
「…アーシェさんは信じてないみたいですけど、俺はシノブさんを信じてますよ。まあ、魔王でも良い人には変わりないから…。」
「…何、気持ち悪い事を言ってるんだ?」
最後の最後で忍からは辛辣に突き放され、分かりやすくアイザックはトホホと落ち込んでいた。
「…アイザック、お前にとって、今の俺はどんな存在だ?」
「え? それはどういう意味なんですか?」
忍は何か思い当たる節があるのか、アイザックへ質問を尋ねたのだ。
「俺は神崎として産まれ、教会で育ち、神に復讐する事を誓った。そして信仰を捨て、自分勝手に生きている。そんな俺をどう思っていると言う話だ。」
色々と忍から単語が一杯並べられ、理解不能寸前にまで陥ったアイザックだった。が、暫く考え口を開いた。
「…俺からしたら、シノブさんは仕事くれた人だし、金に困って襲った俺を仲間にしてくれてアーシェさんと出会えた。多分、シノブさんは勇者として選ばれて、当然なんだろうなって思ったかな?」
「…俺はそれほど立派じゃない。ある日、俺はたった一人の男に負けた。古臭いリーゼントの変なスカジャン着て、たった一つの目的だけで命を張って、つまらん意地を貫く馬鹿に俺は負けた。」
「シノブさんに勝てる人がいたんだ。」
忍のいた世界で、彼へ勝てる人間がいた事はアイザックにとって驚愕だった。
「あぁ、俺に勝てる奴なんて閻魔光だけだと思っていた。ある男の口車に乗せられたが、全て勝てると思っていた。けれど奴は『最強』なんていう称号の為に、俺の元まで辿り着き俺に挑んだ。二度も負け、諦めなかった。」
忍は白龍と黒龍の刺青がはいった、極道を思い浮かべていた。
「そ、その人凄くないですか?」
「一回目は右腕と左足を折ってやった。二回目は完封なき叩きのめしてやった。最後は油断して負けたがな。」
語り終わると忍は水を飲むため、唇に木製のグラスを近づかせていた。
「…それだけシノブさんは変わったという事ですよ。その人が勝ってくれたていうのもおかしいけど…。」
「…すまない。先に帰っていてくれ、俺は夜風に当たってから帰る。」
忍はグラスを置いて、曇った顔を浮かべていた。そして席を立ち、アイザックより先に店から出たのだ。
「あ、シノブさん。お金払ってない…。」
アイザックは勘定が終わってない事を気付き、忍の分まで支払う事で、軽く落ち込んでいた。
忍は誰もいない見張り台に立って、夜景を見ながら思い悩んでいた。
(俺が変わった? あの時から神を怨み、憎しみ、だから復讐を誓った。品川修二との戦いで俺は…何が変わり、何を失った?)
忍が悩んでいたのは、異世界に転移する前の事だった。自分が一番危ない真似をし、周りへ迷惑をかけた罪だった。
(…まさか、この世界を救う事が神に与えられた罰だと? ふざけるな、俺がどれだけ貴様に対し、憎悪を抱いていると思っている事を知ってる癖に…。)
「ここにいたんですね。アイザックさんが泣いて帰って来ましたよ?」
忍の背後からアーシェが梯子から上がって来て、声を掛けた。が、忍は振り向かず風景を眺めていた。
「…アーシェ、何しに来た?」
「シノブさんが思い寄せた顔をして、出て行ったんで心配になって来たんですよ。」
「…そうか。じゃあ心配はなくなっただろ? だったら早く帰れ。」
忍は何故かアーシェに対し、冷たい言葉で突き放していた。
「冷たいですね。もう慣れましたけど…じゃあシノブさん、ちゃんと宿に帰って来てくださいね。」
アーシェは忍の指示通りに宿へと帰ろうとしていた。
「…待て、アーシェ・ドラグナ。お前は何の為に俺を召喚し、魔王を倒す理由を教えろ。」
「…なんでですか?」
忍の質問に対し、アーシェは何かを隠すように話していた。
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