10 / 16
第10話 王子からの提案と最強の何時も通りの不機嫌。
しおりを挟む
「……。」
「……。」
「……。」
静寂した空気の中で、忍とアーシェとアイザックは豪華なシャンデリア、置物、椅子とかがある待合室でエミールと話をする事になっていた。
「…落ち着きませんね。ここで待てと言われて数時間ですよ?」
何時まで経ってもエミールが来ない事に、不機嫌な表情を浮かべ文句の一つ言うアーシェ。
「…お腹空いたな。」
朝から何も食べてなく、そのまま魔物退治に駆り出された。ひもじいアイザック。
「……。」
上半身裸のまま腕を組み、更に足を組んで、瞼を閉じて何かを考えている様子の忍。
「アイザックさん、そんな事を言っている場合じゃないですよ。私達、軟禁状態になってるんですよ。」
「そりゃそうかもしれないけど、シノブさんがエミールの提案に乗ったから…。」
「シノブさんもシノブさんです。なんで本当か分からない話にホイホイと付いて行くのですか!」
「……。」
だが、怒っているアーシェを無視するかの様に忍は答えなかった。まるで何も聞こえていませんと言う状態だった。
「シノブさん?」
アーシェが椅子から立ち上がり、忍の様子に何かあったのかと近づくと……
「すぴーすぴー」
なんと忍は考える素振りをしておいて呑気に寝ていたのだ。
アーシェは顔を引き吊らせ、呆れた表情を浮かべ頭を悩ませていた。
流石のアイザックでさえもアーシェと同様な反応を示した。
「この人は何時も…。」
「なんだか自由な人だよね。」
「自由過ぎます。」
アーシェはタメ息を吐き、エミールが来るまで再び待つ事にした。
「…来たな。」
突然と忍が目覚め、腕と足を組むのを解いてきちんと座り直していた。
「…シノブさん、服着たらどうですか?」
アーシェは蔑んだ目と冷たく低い声で、まだ服を着ていない忍を注意する。
「この件が終わり次第、服は着る。それよりアチラさんの話を聞いて飯にしようぜ。」
忍が言い終わると同時に扉は両開かれ、現れたのは貴族的な衣装を身に纏い、気品のある面持ちで忍達を迎えたエミールだった。
「皆様、長らくお待たせしました。」
エミールは三人に遅くなったお詫びと感謝の意味を込めた。綺麗なお辞儀をしていた。
「お前等、王族の面倒な挨拶は抜きにして、さっさと始めてくれないか? 俺も暇じゃないんだ。」
王族が嫌いな忍は不機嫌な態度を顔に現しながらエミールと話す。
「この度は私の我儘に付き合い頂きありがとうございます。私も少し不安でした。もし、勇者であるシノブさんと戦う事になったらと思うと…。」
エミールは苦笑いを浮かべながら数時間前の事を思い出す。
それはエミールと忍が至近距離まで近づき、緊迫した状態で話す時だった。
「無礼は承知の上です。」
「その何でも知りたがるテメェの態度が一番気に入らねぇな。」
「一応、私の仕事柄が“そう言う事”になってるのですよ。出来れば協力して欲しい…。」
今にも二人が殺し合いに発展しそうな雰囲気だったので、周りの衛兵とハンター達が止めようと集まっていた。
「喧嘩のやり方は知ってんのか? クソガキ。」
「アナタこそ、勇者の癖に言葉遣いを知らないのですか? おじさん。」
そして暴言が言い終わると同時に、二人は互いの頬を素早く殴った。拳が頬に触れると人間の体から鳴ってはいけない轟音が聞こえたので、周りの全員は止めに入った。
「邪魔だ!」
「邪魔です!」
忍とエミールは喧嘩を止めに入った連中を相手にし、背負い投げをすれば、胸ぐらを掴み引き寄せ顔を殴り、倒れた男の足を掴み、ジャイアントスイングで周りの人物を薙ぎ倒していく。
そんな意味不明な混沌的状況になっていた。
「皆さん何やってるんですか、こんな時に!?」
意味不明な状況になった事で、目を点にしたアーシェがツッコミ出した。
「あ? 知らねぇよチビ!」
喧嘩に夢中なハンターと衛兵達は投げやりになり、アーシェの問いを暴言で返してしまった。
チビという単語に反応したアーシェは額に血管を浮かべさせ、亀裂が入るくらい杖を強く握り、怒りの炎を燃やしながら…
「“我、契約する者。我を侮辱した者に、怒りの稲妻を!”『サンダーパルス』」
アーシェは上空に雷雲を作り出し、ハンターと衛兵達に向けて雷を落とした。
ハンターと衛兵達は感電し、体が痺れて身動きが取れなくなっていた。
一発だけでは怒りが収まらないのか、何度も何度も雷を落としていた。
アーシェが何度も雷を落とす為、土煙が舞い上がっていた。
「シノブさん、大丈夫かな?」
嫌な予感がしたアイザックだけが喧嘩には参加せず、アーシェの隣に立ち、呆然とした表情で忍の心配をしていた。
土煙が徐々に晴れると二人の人影があった。それは剣で雷撃を防いでいたエミールと近くにいた衛兵とハンター二人を傘の感覚で盾にした忍がいた。
「イヤイヤ! シノブさん、流石にそれは人間がやって良い事じゃないですよ!」
「す、すまん。少し雷攻撃には苦手というより警戒してしまって…。」
アイザックに非人道的な行為をツッコまれ、ちゃんと謝罪し反省する忍だった。
「それより、まだやるかい? クラウスト王国の王子様よ。」
忍はエミールの正体を見破っていた。忍の発言に冷静を取り戻したアーシェとアイザックは驚きの表情を顕にした。
「…何処で分かりました?」
「剣の紋章で分かった。一般向けに販売されている剣は普通で、クラウストを代表する証、鷹の紋章は刻まれていなかった。」
忍は剣に指差しながらエミールが王子である理由を述べた。
「もしかしたら、私だけが特別持ってたという話はありませんでした?」
「じゃあなんで俺に構う? 勇者に興味がなかったら話掛けないし、そんな真剣な表情で対応するのもおかしいだろ?」
「…正解です。私がクラウスト王国第三王子のレオ・エミール・クラウストです。」
これ以上、隠しても仕方ないと思ったのか王子である事を認めたエミールだった。
「意外だな。第三王子とは…。」
忍はしっかりとしている王子が第三という身分に少し驚いていた。
「良く言われます。それより私達と同行してほしいんですよ。色々と私も王に伝えなければならない事もありますので…。」
「俺は王族が嫌いだ。第三王子だろうが、王家に関係してる奴の言う事を聞くと思っているのか?」
「じゃあ私も力を使わないといけないですね。“我、覚醒する者。汝の血族に従い、歯向かう者を殲滅する…。”」
エミールが詠唱を行うと周りの空気は一変し、重苦しくなっていた。そしてアーシェはエミールが何の魔法を使うのか気づき、忍に近づき耳打ちする。
「シノブさん、この魔法は国一つを滅ぼす力があります。流石に私も早死にしたくないので考え直してくれないですか?」
「またか。しょうがねぇな…おい、手加減知らない王子様よ。話ぐらいならしてやるから危険そうな魔法を使うのを止めろ。」
忍は呆れた表情を浮かべて停止を要求した。エミールは詠唱を止め、微笑みを浮かべた。
「それじゃあ王宮に案内します。」
上機嫌のエミールがスキップしながら先行で王宮までの道を歩く。
「おい、アイザック。美味そうな飯が食えるかもしれねぇから行くぞ。」
「はーい。」
王族からの命令で不機嫌状態の忍はアイザックに適当な理由を付けて同行させた。
アイザックは承諾し、槍を担ぎ上げ忍に付いて行った。
アーシェは大丈夫かなという心配を胸に忍の後を追い掛けた。
そして何時間も待たされる羽目になり、アーシェが文句を垂れ、アイザックがひもじそうにし、忍が呑気に寝ている状況までの経緯だった。
「……。」
「……。」
静寂した空気の中で、忍とアーシェとアイザックは豪華なシャンデリア、置物、椅子とかがある待合室でエミールと話をする事になっていた。
「…落ち着きませんね。ここで待てと言われて数時間ですよ?」
何時まで経ってもエミールが来ない事に、不機嫌な表情を浮かべ文句の一つ言うアーシェ。
「…お腹空いたな。」
朝から何も食べてなく、そのまま魔物退治に駆り出された。ひもじいアイザック。
「……。」
上半身裸のまま腕を組み、更に足を組んで、瞼を閉じて何かを考えている様子の忍。
「アイザックさん、そんな事を言っている場合じゃないですよ。私達、軟禁状態になってるんですよ。」
「そりゃそうかもしれないけど、シノブさんがエミールの提案に乗ったから…。」
「シノブさんもシノブさんです。なんで本当か分からない話にホイホイと付いて行くのですか!」
「……。」
だが、怒っているアーシェを無視するかの様に忍は答えなかった。まるで何も聞こえていませんと言う状態だった。
「シノブさん?」
アーシェが椅子から立ち上がり、忍の様子に何かあったのかと近づくと……
「すぴーすぴー」
なんと忍は考える素振りをしておいて呑気に寝ていたのだ。
アーシェは顔を引き吊らせ、呆れた表情を浮かべ頭を悩ませていた。
流石のアイザックでさえもアーシェと同様な反応を示した。
「この人は何時も…。」
「なんだか自由な人だよね。」
「自由過ぎます。」
アーシェはタメ息を吐き、エミールが来るまで再び待つ事にした。
「…来たな。」
突然と忍が目覚め、腕と足を組むのを解いてきちんと座り直していた。
「…シノブさん、服着たらどうですか?」
アーシェは蔑んだ目と冷たく低い声で、まだ服を着ていない忍を注意する。
「この件が終わり次第、服は着る。それよりアチラさんの話を聞いて飯にしようぜ。」
忍が言い終わると同時に扉は両開かれ、現れたのは貴族的な衣装を身に纏い、気品のある面持ちで忍達を迎えたエミールだった。
「皆様、長らくお待たせしました。」
エミールは三人に遅くなったお詫びと感謝の意味を込めた。綺麗なお辞儀をしていた。
「お前等、王族の面倒な挨拶は抜きにして、さっさと始めてくれないか? 俺も暇じゃないんだ。」
王族が嫌いな忍は不機嫌な態度を顔に現しながらエミールと話す。
「この度は私の我儘に付き合い頂きありがとうございます。私も少し不安でした。もし、勇者であるシノブさんと戦う事になったらと思うと…。」
エミールは苦笑いを浮かべながら数時間前の事を思い出す。
それはエミールと忍が至近距離まで近づき、緊迫した状態で話す時だった。
「無礼は承知の上です。」
「その何でも知りたがるテメェの態度が一番気に入らねぇな。」
「一応、私の仕事柄が“そう言う事”になってるのですよ。出来れば協力して欲しい…。」
今にも二人が殺し合いに発展しそうな雰囲気だったので、周りの衛兵とハンター達が止めようと集まっていた。
「喧嘩のやり方は知ってんのか? クソガキ。」
「アナタこそ、勇者の癖に言葉遣いを知らないのですか? おじさん。」
そして暴言が言い終わると同時に、二人は互いの頬を素早く殴った。拳が頬に触れると人間の体から鳴ってはいけない轟音が聞こえたので、周りの全員は止めに入った。
「邪魔だ!」
「邪魔です!」
忍とエミールは喧嘩を止めに入った連中を相手にし、背負い投げをすれば、胸ぐらを掴み引き寄せ顔を殴り、倒れた男の足を掴み、ジャイアントスイングで周りの人物を薙ぎ倒していく。
そんな意味不明な混沌的状況になっていた。
「皆さん何やってるんですか、こんな時に!?」
意味不明な状況になった事で、目を点にしたアーシェがツッコミ出した。
「あ? 知らねぇよチビ!」
喧嘩に夢中なハンターと衛兵達は投げやりになり、アーシェの問いを暴言で返してしまった。
チビという単語に反応したアーシェは額に血管を浮かべさせ、亀裂が入るくらい杖を強く握り、怒りの炎を燃やしながら…
「“我、契約する者。我を侮辱した者に、怒りの稲妻を!”『サンダーパルス』」
アーシェは上空に雷雲を作り出し、ハンターと衛兵達に向けて雷を落とした。
ハンターと衛兵達は感電し、体が痺れて身動きが取れなくなっていた。
一発だけでは怒りが収まらないのか、何度も何度も雷を落としていた。
アーシェが何度も雷を落とす為、土煙が舞い上がっていた。
「シノブさん、大丈夫かな?」
嫌な予感がしたアイザックだけが喧嘩には参加せず、アーシェの隣に立ち、呆然とした表情で忍の心配をしていた。
土煙が徐々に晴れると二人の人影があった。それは剣で雷撃を防いでいたエミールと近くにいた衛兵とハンター二人を傘の感覚で盾にした忍がいた。
「イヤイヤ! シノブさん、流石にそれは人間がやって良い事じゃないですよ!」
「す、すまん。少し雷攻撃には苦手というより警戒してしまって…。」
アイザックに非人道的な行為をツッコまれ、ちゃんと謝罪し反省する忍だった。
「それより、まだやるかい? クラウスト王国の王子様よ。」
忍はエミールの正体を見破っていた。忍の発言に冷静を取り戻したアーシェとアイザックは驚きの表情を顕にした。
「…何処で分かりました?」
「剣の紋章で分かった。一般向けに販売されている剣は普通で、クラウストを代表する証、鷹の紋章は刻まれていなかった。」
忍は剣に指差しながらエミールが王子である理由を述べた。
「もしかしたら、私だけが特別持ってたという話はありませんでした?」
「じゃあなんで俺に構う? 勇者に興味がなかったら話掛けないし、そんな真剣な表情で対応するのもおかしいだろ?」
「…正解です。私がクラウスト王国第三王子のレオ・エミール・クラウストです。」
これ以上、隠しても仕方ないと思ったのか王子である事を認めたエミールだった。
「意外だな。第三王子とは…。」
忍はしっかりとしている王子が第三という身分に少し驚いていた。
「良く言われます。それより私達と同行してほしいんですよ。色々と私も王に伝えなければならない事もありますので…。」
「俺は王族が嫌いだ。第三王子だろうが、王家に関係してる奴の言う事を聞くと思っているのか?」
「じゃあ私も力を使わないといけないですね。“我、覚醒する者。汝の血族に従い、歯向かう者を殲滅する…。”」
エミールが詠唱を行うと周りの空気は一変し、重苦しくなっていた。そしてアーシェはエミールが何の魔法を使うのか気づき、忍に近づき耳打ちする。
「シノブさん、この魔法は国一つを滅ぼす力があります。流石に私も早死にしたくないので考え直してくれないですか?」
「またか。しょうがねぇな…おい、手加減知らない王子様よ。話ぐらいならしてやるから危険そうな魔法を使うのを止めろ。」
忍は呆れた表情を浮かべて停止を要求した。エミールは詠唱を止め、微笑みを浮かべた。
「それじゃあ王宮に案内します。」
上機嫌のエミールがスキップしながら先行で王宮までの道を歩く。
「おい、アイザック。美味そうな飯が食えるかもしれねぇから行くぞ。」
「はーい。」
王族からの命令で不機嫌状態の忍はアイザックに適当な理由を付けて同行させた。
アイザックは承諾し、槍を担ぎ上げ忍に付いて行った。
アーシェは大丈夫かなという心配を胸に忍の後を追い掛けた。
そして何時間も待たされる羽目になり、アーシェが文句を垂れ、アイザックがひもじそうにし、忍が呑気に寝ている状況までの経緯だった。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ラック極振り転生者の異世界ライフ
匿名Xさん
ファンタジー
自他ともに認める不幸体質である薄井幸助。
轢かれそうになっている女子高生を助けて死んだ彼は、神からの提案を受け、異世界ファンタジアへと転生する。
しかし、転生した場所は高レベルの魔物が徘徊する超高難度ダンジョンの最深部だった!
絶体絶命から始まる異世界転生。
頼れるのは最強のステータスでも、伝説の武器でも、高威力の魔法でもなく――運⁉
果たして、幸助は無事ダンジョンを突破できるのか?
【幸運】を頼りに、ラック極振り転生者の異世界ライフが幕を開ける!
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる