15 / 43
第15話 比類なきPRIDE
しおりを挟む
――――立ち塞がる賊たちは五人。四人は幅広のダンビラなどを構えた男たちで、一人は魔術師のようだ。魔術師は後衛に下がり魔術杖を構える。どうやらこの五人のリーダー格。
「野郎共、かかれぇっ!」
「うおおーッ!!」
剣を持った男たちが突撃してくる!
「落ち着いて敵の動きを見るんだ! ヴェラさんとベネット、ブラックさんは後衛へ! ロレンスはあの魔術師の動きを封じてくれ! 他は散開して叩くんだ!」
ラルフは的確に指示を出し、自らも突進してくる悪漢たちと剣を交える!
「ふんっ! とっ、おりゃっ!!」
「痛てぇっ!」
ウルリカは力自慢の男の野太刀を受けても全く怯まず体勢も崩さない。剣戟をいなして動きを止めた後、戦斧でまず足を切りつける!
これで一気に身動きが取れなくなる。続けて手足に打撃を加えた上で、当身で昏倒させる。
ラルフとブラックの意向により、賊と言えど極力殺生はせぬよう他の仲間にも伝えていた。
「……なーんてのァ、生温いぜぇ!!」
「うおっ!?」
セアドは手近な砂を拾って投げつけて敵の目を眩ませた後、素早く足払いをしかけてすっ転ばし――――そのまま勢いを殺さず、手指で突き刺し両眼に目潰しをした!
「うぎゃあああああーっ!! 目がァ……! 俺の目がアアァァ!!」
「セアド! 殺すなと言っているだろう!!」
後衛にいるブラックが思わず叫ぶが、セアドは至ってすました顔で言う。
「へはぁっ! 殺しゃァしねえよ! ただ、こっちが勝ちやすくするだけだ、ぜぇぇあっ!!」
続けて棍棒で脳天に強烈な殴打。この賊は既に昏倒した。
「くっ……ちっ! うらあっ! このアマ……避けまくりやがって…………!」
ルルカと剣を交える賊は、攻撃が全く命中せず焦りを募らせていた。それほどルルカの身のこなしは軽く、相手を手玉に取っていた。
「あまり、手酷い傷は付けたく、ありませんわ! 私に、剣を、抜かせないでっ!」
「ぐえっ!」
相手が攻撃を空振りする度に、蹴りの乱打をルルカは浴びせる。全て関節などの局所狙いだ。
「ぐああっ! ……? 傷口が……痛くねえ、けど……動け……ね…………」
後衛からブラックが銃撃を浴びせる。
「――私が調合した人体用の特製麻酔弾だ。如何かね? 傷口こそ大きいが、局所麻酔より遥かに効くだろう? くくく……」
形勢が不利なことを見て、魔術師の賊は舌打ちをした。
「ちいっ! テメェら何やってんだ――――うおおっ!?」
咄嗟に避けた魔術師のすぐ近くで、火炎魔法が浴びせられた。
「――――王国に仕える者として……魔法で遅れを取るわけにはいかぬ!」
ロレンスは腕を肩まで上げて魔術杖を敵に向け、念じ続けている。
「……けっ。あの王国直属の宮廷魔術師サマかよ――――術比べなら、上等だぜ!」
賊の魔術師も自らの魔術杖を構え、素早く詠唱を始めた!
「……驟雨の如き雷よ、彼の者に打ち付けよ!」
「冷蒼なる氷の刃よ、奴を射殺せ!」
両者は詠唱し、魔力をその血が滾る勢いのままに高まらせ、魔法を嵐のように放つ!
ロレンスは素早く杖に集中させた炎の魔力で杖を回転させて、立て続けに飛んでくる敵の放つ氷刃を瞬時に蒸発させ、敵も降り注ぐ雷撃に魔法障壁を張って凌いだ。
「――荒れ狂う流転の風よ、敵を薙げ!」
「――氷塊よ、奴を捕らえろ!」
次にロレンスは風の魔法で敵に風の衝撃波をぶつけ、敵は無数の氷塊を舞わせ、ロレンスの周囲を横殴りの嵐のように飛び交わせる!
「うぐっ……ちくしょう……」
「なんの、この程度!」
ロレンスの詠唱と魔力の方が速く、また強いのか、先に敵が衝撃波を喰らって膝を付いた。
――――ほんの数分間。
されど、魔法による嵐の如き攻防が繰り広げられ、その数分間は見るものに万年のようにすら長く錯覚させるに充分だった。危険な攻撃魔法の応酬に、他の仲間たちは安易に近付けない。
だが……やはり、若干ロレンスの方が術比べではその詠唱速度、魔力、魔法の練度の高さでは敵を上回っているように見える。
だが、敵の魔術師も負けてはいない。
ロレンスに足りない体力や敏捷性、地形を巧みに利用し、応用した戦い方などは互角以上である。加えて、魔法の中に暗器や道具類なども織り交ぜてきている。既に爆薬や毒針、魔力を補助する霊薬などをその手さばきの速さで以てロレンスより優位に扱って、魔法の優劣を無きものとしていた。
決め手があるとすれば――――如何に場数を踏み、戦略的に上回っているのか、と言ったところか。
敵の氷の魔法を何とか躱し、ロレンスが再び唱えた風の衝撃波の魔法に、敵は体勢を崩した。
「うぐっ……」
「もらった! 聖霊よ、我が身に巨鳥の翼の如き迅速を与えよ……!」
すかさず、ロレンスは敏捷性を高める魔法を掛け、敵との間合いを詰めた。
「――――なあんて、なあ!!」
「――ぐっ!!」
ロレンスが間合いを詰めようとした瞬間、足元に魔法陣が展開され、茨がその両脚を絡めとった! ――――敵の魔術師の罠である。
「さらに!!」
「うあああっ!!」
宙を舞っていた氷塊が、ロレンスの足元に集束する! 一瞬にして足を固められ、身動きが取れなくなった…………。
「……へへっ! 宮廷魔術師サマ、とやらも落ちたもんだぜぇ。こんな外法の道を往く……人生面白おかしくやってる俺に殺られるんだからなああああッ!!」
勝ち誇った魔術師は、徐にロレンスに余裕綽々と言った足取りで近寄り、腰に提げた短剣を抜き、ロレンスの喉元に――――
「――ロレンス!!」
ラルフは急いでロレンスを助けに走った……だが遠過ぎる――――
「――――こうして私の足を固め、お前が呑気に近寄ってくることを……予想出来ないとでも思ったか…………?」
「……なっ!? こ、こいつ――――うあっ!」
なんと、近寄ってきた魔術師の魔術杖と短剣を、ロレンスが念じると――――強力な磁石のようにロレンスの手元に引き寄せた!
敵の魔術師は武器を失い、一瞬呆気に取られる。
「……こ、こんな、まさか……ホントはここまでの力を――――」
そう。ロレンスは敵に魔力の底を気取られない為に、わざと魔力を温存して戦っていたのだ。物体を動かす魔力は、対象との距離が近い方が強い。そして、油断した敵が近寄ってきたので『能ある鷹の隠した爪を現した』のだった。もちろん、罠にかかったのはわざとだ。
「――そこだ! はああアッ!!」
ロレンスは短剣をラルフの足元に投げ捨て、敵の魔術師の魔術杖も片手に持ち……両手に魔術杖を構えて念じた。
「うあっ……! ち、ちっくしょう……」
魔術杖で何乗にもなった強大な念力は容易く魔術師の身体を持ち上げ……周りで他の仲間たちが倒した賊たちをも纏めて集束させていく!
「――我が王家伝来の大魔法……その身に落ちる鉄槌と噛み締めるがいい!!」
とてつもない魔力が肉眼にもハッキリ見えるエネルギー粒子となり敵に集中し――――大爆発を起こした!!
「ぎゃあああああああアアアアーーッ!! ……こんな、馬鹿な…………」
爆風で重傷を負い、五人の賊たちはたちまちの内に再起不能となった。
「――――宮廷魔術師を舐めるな。裁きを受けるのだ、賊共」
こうして、次の階層へと進む道はこじ開けられた。
「野郎共、かかれぇっ!」
「うおおーッ!!」
剣を持った男たちが突撃してくる!
「落ち着いて敵の動きを見るんだ! ヴェラさんとベネット、ブラックさんは後衛へ! ロレンスはあの魔術師の動きを封じてくれ! 他は散開して叩くんだ!」
ラルフは的確に指示を出し、自らも突進してくる悪漢たちと剣を交える!
「ふんっ! とっ、おりゃっ!!」
「痛てぇっ!」
ウルリカは力自慢の男の野太刀を受けても全く怯まず体勢も崩さない。剣戟をいなして動きを止めた後、戦斧でまず足を切りつける!
これで一気に身動きが取れなくなる。続けて手足に打撃を加えた上で、当身で昏倒させる。
ラルフとブラックの意向により、賊と言えど極力殺生はせぬよう他の仲間にも伝えていた。
「……なーんてのァ、生温いぜぇ!!」
「うおっ!?」
セアドは手近な砂を拾って投げつけて敵の目を眩ませた後、素早く足払いをしかけてすっ転ばし――――そのまま勢いを殺さず、手指で突き刺し両眼に目潰しをした!
「うぎゃあああああーっ!! 目がァ……! 俺の目がアアァァ!!」
「セアド! 殺すなと言っているだろう!!」
後衛にいるブラックが思わず叫ぶが、セアドは至ってすました顔で言う。
「へはぁっ! 殺しゃァしねえよ! ただ、こっちが勝ちやすくするだけだ、ぜぇぇあっ!!」
続けて棍棒で脳天に強烈な殴打。この賊は既に昏倒した。
「くっ……ちっ! うらあっ! このアマ……避けまくりやがって…………!」
ルルカと剣を交える賊は、攻撃が全く命中せず焦りを募らせていた。それほどルルカの身のこなしは軽く、相手を手玉に取っていた。
「あまり、手酷い傷は付けたく、ありませんわ! 私に、剣を、抜かせないでっ!」
「ぐえっ!」
相手が攻撃を空振りする度に、蹴りの乱打をルルカは浴びせる。全て関節などの局所狙いだ。
「ぐああっ! ……? 傷口が……痛くねえ、けど……動け……ね…………」
後衛からブラックが銃撃を浴びせる。
「――私が調合した人体用の特製麻酔弾だ。如何かね? 傷口こそ大きいが、局所麻酔より遥かに効くだろう? くくく……」
形勢が不利なことを見て、魔術師の賊は舌打ちをした。
「ちいっ! テメェら何やってんだ――――うおおっ!?」
咄嗟に避けた魔術師のすぐ近くで、火炎魔法が浴びせられた。
「――――王国に仕える者として……魔法で遅れを取るわけにはいかぬ!」
ロレンスは腕を肩まで上げて魔術杖を敵に向け、念じ続けている。
「……けっ。あの王国直属の宮廷魔術師サマかよ――――術比べなら、上等だぜ!」
賊の魔術師も自らの魔術杖を構え、素早く詠唱を始めた!
「……驟雨の如き雷よ、彼の者に打ち付けよ!」
「冷蒼なる氷の刃よ、奴を射殺せ!」
両者は詠唱し、魔力をその血が滾る勢いのままに高まらせ、魔法を嵐のように放つ!
ロレンスは素早く杖に集中させた炎の魔力で杖を回転させて、立て続けに飛んでくる敵の放つ氷刃を瞬時に蒸発させ、敵も降り注ぐ雷撃に魔法障壁を張って凌いだ。
「――荒れ狂う流転の風よ、敵を薙げ!」
「――氷塊よ、奴を捕らえろ!」
次にロレンスは風の魔法で敵に風の衝撃波をぶつけ、敵は無数の氷塊を舞わせ、ロレンスの周囲を横殴りの嵐のように飛び交わせる!
「うぐっ……ちくしょう……」
「なんの、この程度!」
ロレンスの詠唱と魔力の方が速く、また強いのか、先に敵が衝撃波を喰らって膝を付いた。
――――ほんの数分間。
されど、魔法による嵐の如き攻防が繰り広げられ、その数分間は見るものに万年のようにすら長く錯覚させるに充分だった。危険な攻撃魔法の応酬に、他の仲間たちは安易に近付けない。
だが……やはり、若干ロレンスの方が術比べではその詠唱速度、魔力、魔法の練度の高さでは敵を上回っているように見える。
だが、敵の魔術師も負けてはいない。
ロレンスに足りない体力や敏捷性、地形を巧みに利用し、応用した戦い方などは互角以上である。加えて、魔法の中に暗器や道具類なども織り交ぜてきている。既に爆薬や毒針、魔力を補助する霊薬などをその手さばきの速さで以てロレンスより優位に扱って、魔法の優劣を無きものとしていた。
決め手があるとすれば――――如何に場数を踏み、戦略的に上回っているのか、と言ったところか。
敵の氷の魔法を何とか躱し、ロレンスが再び唱えた風の衝撃波の魔法に、敵は体勢を崩した。
「うぐっ……」
「もらった! 聖霊よ、我が身に巨鳥の翼の如き迅速を与えよ……!」
すかさず、ロレンスは敏捷性を高める魔法を掛け、敵との間合いを詰めた。
「――――なあんて、なあ!!」
「――ぐっ!!」
ロレンスが間合いを詰めようとした瞬間、足元に魔法陣が展開され、茨がその両脚を絡めとった! ――――敵の魔術師の罠である。
「さらに!!」
「うあああっ!!」
宙を舞っていた氷塊が、ロレンスの足元に集束する! 一瞬にして足を固められ、身動きが取れなくなった…………。
「……へへっ! 宮廷魔術師サマ、とやらも落ちたもんだぜぇ。こんな外法の道を往く……人生面白おかしくやってる俺に殺られるんだからなああああッ!!」
勝ち誇った魔術師は、徐にロレンスに余裕綽々と言った足取りで近寄り、腰に提げた短剣を抜き、ロレンスの喉元に――――
「――ロレンス!!」
ラルフは急いでロレンスを助けに走った……だが遠過ぎる――――
「――――こうして私の足を固め、お前が呑気に近寄ってくることを……予想出来ないとでも思ったか…………?」
「……なっ!? こ、こいつ――――うあっ!」
なんと、近寄ってきた魔術師の魔術杖と短剣を、ロレンスが念じると――――強力な磁石のようにロレンスの手元に引き寄せた!
敵の魔術師は武器を失い、一瞬呆気に取られる。
「……こ、こんな、まさか……ホントはここまでの力を――――」
そう。ロレンスは敵に魔力の底を気取られない為に、わざと魔力を温存して戦っていたのだ。物体を動かす魔力は、対象との距離が近い方が強い。そして、油断した敵が近寄ってきたので『能ある鷹の隠した爪を現した』のだった。もちろん、罠にかかったのはわざとだ。
「――そこだ! はああアッ!!」
ロレンスは短剣をラルフの足元に投げ捨て、敵の魔術師の魔術杖も片手に持ち……両手に魔術杖を構えて念じた。
「うあっ……! ち、ちっくしょう……」
魔術杖で何乗にもなった強大な念力は容易く魔術師の身体を持ち上げ……周りで他の仲間たちが倒した賊たちをも纏めて集束させていく!
「――我が王家伝来の大魔法……その身に落ちる鉄槌と噛み締めるがいい!!」
とてつもない魔力が肉眼にもハッキリ見えるエネルギー粒子となり敵に集中し――――大爆発を起こした!!
「ぎゃあああああああアアアアーーッ!! ……こんな、馬鹿な…………」
爆風で重傷を負い、五人の賊たちはたちまちの内に再起不能となった。
「――――宮廷魔術師を舐めるな。裁きを受けるのだ、賊共」
こうして、次の階層へと進む道はこじ開けられた。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
とあるおっさんのVRMMO活動記
椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。
念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。
戦闘は生々しい表現も含みます。
のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。
また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり
一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が
お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。
また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や
無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が
テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという
事もございません。
また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる