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第88話 自立と決断
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「――――そうだ2人とも。ゆっくり、確実に、繊細に…………その出力の練気の揺らぎを保ってみろ…………よし、かなり出来るようになったな。」
――――タイラーとテイテツによるグロウの検査結果を受けた後も、エリー、ガイ、セリーナは練気をコントロールする修行を再開していた。イロハも例によって商人や職人、さらには練気使いの修行者などとも巧みにコミュニケーションを取って情報を集め、知見を深めるのに枚挙に暇が無かった。
テイテツは一旦、グロウの検査の結果が出たことを一区切りとし、自らが使う端末をモンスタースペックに改造したり、光線銃の整備などを始めた。その他のこれからの旅に必要な研究などはタイラーに任せた。
ニルヴァ市国に来て修行など、各々の活動を始めてから、はや1ヶ月が過ぎようとしていた。
ガイとセリーナは一心に練気のコントロールの修行を続け、ヴィクターとカシムが内心驚くほどに…………やはり並々ならぬ資質があったか、かなりのエネルギーを纏った練気を安定して保つようになってきた。
そして、エリーに至っては――――
「――これは…………心底驚いたな。凄まじい――――」
カシムが絶句した。
元々練気を半ば自我流で使いこなしていたというスタートラインの違い、『鬼』の血の影響もあるとはいえ、修行する前ならばとうに暴走状態に陥るか、エネルギーを使い果たして死んでしまうかもしれないほどの強力な練気のエネルギーを出力したまま、なお安定し、繊細にコントロールが出来るほどになっていた。
世界に練気使いが実のところどの程度存在するのか定かではないが、エリーは既に、少なくともニルヴァ市国にいるどの練気使いも歯が立たないであろうレベルにまで達していた。
だが――――
「――エリー。君の練気の力の出し方、そしてコントロールは既に申し分ないレベルにまで達している。保証するよ。だが、君の心には今、迷いが生じてきている。」
「――やっぱ、わかる? ごめん。集中出来てなくて…………」
「――練気は脳から発せられる生命エネルギーだ。その心、つまり精神や感情の在り方がダイレクトに出るものさ。そして君の心は迷っている――――グロウのこれからが、気になるんだね?」
「………………」
「おっと。練気そのものは解かなくていい。そのままそのまま。どんな時もベストな練気の纏い方を忘れてはならない……」
――グロウのこと。
即ち、グロウの今後の未来。
出会った当初は、かつての弟分と瓜二つなグロウの姿に自己欺瞞に満ちた投影をし、亡くなった弟分の代わりをさせようとした。
だが、一緒に旅をするうちに、もはや弟分の代わりなどではなく、一人の少年。旅の年少の仲間であり、かつての弟分にかけていたのとは違う親愛の情を持ってここまで来た。
そして、グロウには本来の種族、本来人生を共にするべき仲間が、この世の果てに存在するかもしれない。
――このまま、グロウを旅仲間としていていいのだろうか? 何より、グロウ自身は自分の身の振り方、自分の人生をどう選択するのだろうか?
そこに、疑似家族として自分の傍に縛り付ける権利など、何処にも無いのではないのだろうか、と――――
「――――そうよ。あたし、正直言って恐い。そりゃあ、ガラテア軍に捕まって実験体にされたり、殺されたりするよりは何億倍もマシだけどさ…………もし、グロウが本来の仲間のとこ行ってさ。そこで暮らすって言ったら――――もう、二度と会えない気がして。そんなの、寂しいに決まってるじゃない…………」
――平生、明るく振る舞うエリーも、グロウへの恋しさには俯く。別離の悲しみと不安が心には湧き出ていた。
「――そうなれば、グロウにとって自立だね。本来、人間にとって喜ばしい成長だ。自分の生きる道を自分で選択するというのは、己の人生を生きることそのもの。そこに他人の意志は介在しないもの。君が仲間として、家族として親しみを持ち続けるなら、喜んで送り出してあげるべきだね。冒険者も卒業だ。」
「――――でも!!」
――エリーはそこまで言いかけたが、言葉は続かなかった。
もし、グロウが自らの生きる道を選んだのであれば、それは喜ばしいこと。その通りだ、とエリー自身も頭では理解している。
だが、ガイやテイテツと共に10年間を生きてきて、まるで運命のようにグロウと出会えた。しかも、幼心から忘れられるはずもない親愛と悲しみを伴った弟分そっくりに。
旅の途中で様々な人と出会ってきたエリーだが、家族と呼べるような関係性の者は当然少ない。グロウと別れることは、内心四肢をももがれるほどの悲しみと寂しさを予感せずにいられない――――
「――――俺だって寂しいぜ。だが、あいつはおめえの玩具なんかじゃあねえんだぞ。」
「――――ガイ。」
エリーが不安に満ちていることにすぐ気付き、ガイは声を掛けてきた。
「――エリー。もしそうなったら、カシムの言う通りだ。ってか、最初にグロウを連れて行く時にも解り切ってたことだよな? あいつは一人の人間だ。そいつが自立するってんなら……笑って送り出してやるのが、姉貴分の筋ってもんじゃあねえのか。」
「…………でも、もう二度と会えないかも――――」
「んなこたあ、解らねえ。まだ今生の別れと決まったわけじゃあねえんだ。幻霧大陸…………確かに、人類未踏の地ともなりゃあ、会いに行くのは一苦労だろうが、案外、旅の足さえ確保すりゃあ、いつでも会えるかもしれねえじゃあねえか。悲観するのは早えぜ。」
「………………」
「そんな顔してんじゃあねえよ。おめえらしくもねえ――――大丈夫だ。家族はグロウだけじゃあねえ。俺がいる。例えグロウと別れようと、俺はおめえを絶対に幸せにする。だから…………泣くな。」
「――ガイ…………泣いてやしないわよ、馬鹿…………」
――生涯を誓い合ったエリーとガイ。グロウの別離の予感に怯えるエリーを、ガイはしっかりと抱き寄せ、頭を撫でて慰め、温かい声で励ました。
「――――二人とも。その当事者が来たぞ。一番話を聴いてやらないといけないんじゃあないのか?」
セリーナも歩み寄り…………宿から歩いて来るグロウを指さした。
「グロウ…………」
――当事者であるグロウ。その顔つきは普段とさほど変わらないが…………『明るく触れ合ってあげよう』、そう意識しようとするエリーだが、やはり哀惜の念が振り払えなかった。
「――ようグロウ。そういや、検査はもう済んだんだったな…………おめえはどうすんだ…………?」
「――――僕は…………」
――すると、グロウはカシムとヴィクターにそれぞれ頭を下げて一礼し、こう告げた。
「――――僕は…………僕も、練気の修行、します! ヴィクターさん、カシムさん。それにエリーお姉ちゃんたち、よろしくお願いします!!」
「――えっ!?」
――グロウ自身から、意外な発言。練気の修行を共にするという。
カシムが不思議そうに、グロウに問う。
「それは構わないが…………グロウ。君のルーツが幻霧大陸にあるかもしれないんだろう? そっちはどうするつもりなんだい?」
グロウは頷き。答えた。
「――確かに、僕の行くべき場所はそこかもしれません。でも……そこが僕のゴール地点とは限りません。もっともっと世界は広いかもしれないし、僕が骨を埋めるべき場所は別かもしれない。でも、練気の修行はここでしか出来ないはず。だったら、目いっぱい力を付けてから、旅立ちます。ガラテア軍にも、エリーお姉ちゃんたちにも負けないぐらい!!」
「おお……」
「グロウ――――!!」
――グロウの決意に満ちた瞳。
確かに目的地は世界の果てだ。だがそこで終わりとは限らない。そして、まっとうに練気の修行が出来るのは、ここニルヴァ市国だけ。
グロウは、まだエリーたちと今生の別れなどは意識せず、まず目の前で出来ることに専心すると宣言した。
思いもかけずしっかりとした答えに、ガイは感嘆し、エリーはとうとう涙ぐむのだった――――別れの時は、少なくとも今ではない――――
――――タイラーとテイテツによるグロウの検査結果を受けた後も、エリー、ガイ、セリーナは練気をコントロールする修行を再開していた。イロハも例によって商人や職人、さらには練気使いの修行者などとも巧みにコミュニケーションを取って情報を集め、知見を深めるのに枚挙に暇が無かった。
テイテツは一旦、グロウの検査の結果が出たことを一区切りとし、自らが使う端末をモンスタースペックに改造したり、光線銃の整備などを始めた。その他のこれからの旅に必要な研究などはタイラーに任せた。
ニルヴァ市国に来て修行など、各々の活動を始めてから、はや1ヶ月が過ぎようとしていた。
ガイとセリーナは一心に練気のコントロールの修行を続け、ヴィクターとカシムが内心驚くほどに…………やはり並々ならぬ資質があったか、かなりのエネルギーを纏った練気を安定して保つようになってきた。
そして、エリーに至っては――――
「――これは…………心底驚いたな。凄まじい――――」
カシムが絶句した。
元々練気を半ば自我流で使いこなしていたというスタートラインの違い、『鬼』の血の影響もあるとはいえ、修行する前ならばとうに暴走状態に陥るか、エネルギーを使い果たして死んでしまうかもしれないほどの強力な練気のエネルギーを出力したまま、なお安定し、繊細にコントロールが出来るほどになっていた。
世界に練気使いが実のところどの程度存在するのか定かではないが、エリーは既に、少なくともニルヴァ市国にいるどの練気使いも歯が立たないであろうレベルにまで達していた。
だが――――
「――エリー。君の練気の力の出し方、そしてコントロールは既に申し分ないレベルにまで達している。保証するよ。だが、君の心には今、迷いが生じてきている。」
「――やっぱ、わかる? ごめん。集中出来てなくて…………」
「――練気は脳から発せられる生命エネルギーだ。その心、つまり精神や感情の在り方がダイレクトに出るものさ。そして君の心は迷っている――――グロウのこれからが、気になるんだね?」
「………………」
「おっと。練気そのものは解かなくていい。そのままそのまま。どんな時もベストな練気の纏い方を忘れてはならない……」
――グロウのこと。
即ち、グロウの今後の未来。
出会った当初は、かつての弟分と瓜二つなグロウの姿に自己欺瞞に満ちた投影をし、亡くなった弟分の代わりをさせようとした。
だが、一緒に旅をするうちに、もはや弟分の代わりなどではなく、一人の少年。旅の年少の仲間であり、かつての弟分にかけていたのとは違う親愛の情を持ってここまで来た。
そして、グロウには本来の種族、本来人生を共にするべき仲間が、この世の果てに存在するかもしれない。
――このまま、グロウを旅仲間としていていいのだろうか? 何より、グロウ自身は自分の身の振り方、自分の人生をどう選択するのだろうか?
そこに、疑似家族として自分の傍に縛り付ける権利など、何処にも無いのではないのだろうか、と――――
「――――そうよ。あたし、正直言って恐い。そりゃあ、ガラテア軍に捕まって実験体にされたり、殺されたりするよりは何億倍もマシだけどさ…………もし、グロウが本来の仲間のとこ行ってさ。そこで暮らすって言ったら――――もう、二度と会えない気がして。そんなの、寂しいに決まってるじゃない…………」
――平生、明るく振る舞うエリーも、グロウへの恋しさには俯く。別離の悲しみと不安が心には湧き出ていた。
「――そうなれば、グロウにとって自立だね。本来、人間にとって喜ばしい成長だ。自分の生きる道を自分で選択するというのは、己の人生を生きることそのもの。そこに他人の意志は介在しないもの。君が仲間として、家族として親しみを持ち続けるなら、喜んで送り出してあげるべきだね。冒険者も卒業だ。」
「――――でも!!」
――エリーはそこまで言いかけたが、言葉は続かなかった。
もし、グロウが自らの生きる道を選んだのであれば、それは喜ばしいこと。その通りだ、とエリー自身も頭では理解している。
だが、ガイやテイテツと共に10年間を生きてきて、まるで運命のようにグロウと出会えた。しかも、幼心から忘れられるはずもない親愛と悲しみを伴った弟分そっくりに。
旅の途中で様々な人と出会ってきたエリーだが、家族と呼べるような関係性の者は当然少ない。グロウと別れることは、内心四肢をももがれるほどの悲しみと寂しさを予感せずにいられない――――
「――――俺だって寂しいぜ。だが、あいつはおめえの玩具なんかじゃあねえんだぞ。」
「――――ガイ。」
エリーが不安に満ちていることにすぐ気付き、ガイは声を掛けてきた。
「――エリー。もしそうなったら、カシムの言う通りだ。ってか、最初にグロウを連れて行く時にも解り切ってたことだよな? あいつは一人の人間だ。そいつが自立するってんなら……笑って送り出してやるのが、姉貴分の筋ってもんじゃあねえのか。」
「…………でも、もう二度と会えないかも――――」
「んなこたあ、解らねえ。まだ今生の別れと決まったわけじゃあねえんだ。幻霧大陸…………確かに、人類未踏の地ともなりゃあ、会いに行くのは一苦労だろうが、案外、旅の足さえ確保すりゃあ、いつでも会えるかもしれねえじゃあねえか。悲観するのは早えぜ。」
「………………」
「そんな顔してんじゃあねえよ。おめえらしくもねえ――――大丈夫だ。家族はグロウだけじゃあねえ。俺がいる。例えグロウと別れようと、俺はおめえを絶対に幸せにする。だから…………泣くな。」
「――ガイ…………泣いてやしないわよ、馬鹿…………」
――生涯を誓い合ったエリーとガイ。グロウの別離の予感に怯えるエリーを、ガイはしっかりと抱き寄せ、頭を撫でて慰め、温かい声で励ました。
「――――二人とも。その当事者が来たぞ。一番話を聴いてやらないといけないんじゃあないのか?」
セリーナも歩み寄り…………宿から歩いて来るグロウを指さした。
「グロウ…………」
――当事者であるグロウ。その顔つきは普段とさほど変わらないが…………『明るく触れ合ってあげよう』、そう意識しようとするエリーだが、やはり哀惜の念が振り払えなかった。
「――ようグロウ。そういや、検査はもう済んだんだったな…………おめえはどうすんだ…………?」
「――――僕は…………」
――すると、グロウはカシムとヴィクターにそれぞれ頭を下げて一礼し、こう告げた。
「――――僕は…………僕も、練気の修行、します! ヴィクターさん、カシムさん。それにエリーお姉ちゃんたち、よろしくお願いします!!」
「――えっ!?」
――グロウ自身から、意外な発言。練気の修行を共にするという。
カシムが不思議そうに、グロウに問う。
「それは構わないが…………グロウ。君のルーツが幻霧大陸にあるかもしれないんだろう? そっちはどうするつもりなんだい?」
グロウは頷き。答えた。
「――確かに、僕の行くべき場所はそこかもしれません。でも……そこが僕のゴール地点とは限りません。もっともっと世界は広いかもしれないし、僕が骨を埋めるべき場所は別かもしれない。でも、練気の修行はここでしか出来ないはず。だったら、目いっぱい力を付けてから、旅立ちます。ガラテア軍にも、エリーお姉ちゃんたちにも負けないぐらい!!」
「おお……」
「グロウ――――!!」
――グロウの決意に満ちた瞳。
確かに目的地は世界の果てだ。だがそこで終わりとは限らない。そして、まっとうに練気の修行が出来るのは、ここニルヴァ市国だけ。
グロウは、まだエリーたちと今生の別れなどは意識せず、まず目の前で出来ることに専心すると宣言した。
思いもかけずしっかりとした答えに、ガイは感嘆し、エリーはとうとう涙ぐむのだった――――別れの時は、少なくとも今ではない――――
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