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EP01「〔魔女獄門〕事変」
SCENE-038
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柄を掴んだ手に力を入れて。先端をぐっ、と引き上げた杖は、私の思うがままに、みるみる高度を上げていく。
〈街の四方から一機ずつ、うちのドローンを上げる。うっかり撃ち落とすなよ〉
ユージンのそんな声が聞こえてくる頃には。私の視界は、第九フロートの一角にこんもりと盛り上がった『闇』をすっかり見下ろすことが出来るほどに開けていた。
「カガリが派手目に魔力を放出するはずだから、煽られて落ちちゃうかもよ」
〈技術班が泣いて喜びそうな話だな〉
私の眼下を、五羽の金烏が円を描いて飛んでいる。
その中心。イベントのために用意されたはりぼての街をすっぽりと覆った『闇』の上には、カガリがいて。まるでそこにしっかりとした足場でもあるかのよう、空中に小揺るぎもしないで佇んでいる。
「カガリ」
『闇』を取り巻く金烏の囲いの中に入らないよう、ほどほどに距離をとった私が、普通に考えて届くはずもない声をかけると。
『闇』の上にいるカガリではなく、ローブの中に居着いているアンバースライムが、蛇のよう細長く伸ばした体で巻きついている私の腕を、返事の代わりぎゅっ、と締めつけた。
「ドローンを飛ばすから、それは撃ち落とさないでほしいって、ユージンが」
えぇー? とばかり、腕に巻きついているスライムが体をうねらせる。
「勝手に落ちる分には気にしなくていいから」
〈おい〉
これにはぎゅっ、と返事があったので。ユージンの物言いたげな声は聞かなかったことにした。
……そんなのに構ってる暇があるかは、その時になってみないとわからないし。
「そろそろ始まるわよ」
『闇』の真上に陣取っているカガリの魔力の高まり具合から、そう予想して。通信機の向こうにいるユージンへ声をかけると。
私の声を合図にしたかのよう、タイミング良く。〔擬態〕を解いたカガリが、足下に広がる『闇』めがけて、蜜色の本性をぶちまけた。
魔力の限り〔増殖〕できるカガリのスライムボディが爆発的に質量を増し、蕾だった花が花弁を開いていくかのよう大きく広がりながら、『闇』と混じることなくその表面を覆っていく。
「うわぁ……」
……水まんじゅうみたい。
やっていることは凄いんだけど。それにしたって絵面があれだ。
「水まんじゅうの口になる……」
〈おいやめろ、気が抜けるだろ〉
「だってあれ、どう見てもそうでしょ」
カガリのスライムボディは、あれよあれよという間に『闇』を呑み込んで。
周囲を飛んでいる金烏たちが、五羽で描く綺麗な円の幅を狭めはじめると。それに合わせて、蜜色のスライムボディに包まれた『闇』がじわり、じわりと縮んでいく。
魔力を感じられる私のような魔法使いには、それが『闇』として目に見えるほど密度を増した『月女神の魔力』をどうにかして減らしていっているのではなく、力尽くで圧縮しているのだと、見ていてわかるから。内心ではわりと冷や汗ものだ。
……カガリなら大丈夫だとは思うけど、凄いことするわね。
てっきり、『闇』が『黒い靄』になるくらいまで月女神の魔力を削るか散らすかするものだと思っていたのに。蓋を開けてみれば、そんな手間はかけていられないと言わんばかりの力技だ。
『闇』の方はどうだか知らないけど。しっかりと実体のあるカガリのスライムボディが『闇』を押し込めていくせいで、徐々に縮まっていく『闇』の中から現れるはりぼての街は、上物が綺麗に削ぎ落とされて、残念なことになっている。
……あーあ。
これが幻世でのことなら「こちとら魔女ですけど?」くらいのノリで、いくらでも知らん顔が出来るわけだけど。
さすがに、この辺りではそうもいかないわけで。
「街を壊したのは月女神さまってことにしておいてね」
彼女は『受容』や『寛容』も司っている神性なので。それくらいの泥は何も言わずに被ってくれることだろう。
なにせ、求められたからとのこのこ異世界くんだりまでやってきて、まともに祀られもしないでいる状況に怒りもせず、困り果てた挙句、曲がりなりにも自分の信徒相手に助けを求めるくらいのお人好しだ。
〈月女神? ……なんの話だ?〉
「世界統合機構がこの世界に招いた、向こうの世界の神性よ」
通信機越しでもわかるくらい訝しげなユージンの言葉に答えてから。
横乗りした杖の上ではて、と首を傾げる。
「そんなことも知らずにダンジョンを作ろうとしてたの? 向こうの世界でダンジョンやモンスターを生み出しているのは月女神さまの権能で、月女神さまがいないとプレイヤーはスキルを使ったクラフト一つ満足にできないのに?」
そもそもこっちでスキルが使えるようになったこと自体、月女神の恩寵というか、『求められたので応えました』というレベルの温情だろうに。
〈イユンクスの自称専門家どもより、お前の方がよっぽど詳しそうだな〉
一周回っておかしくなったのか、通信機越しに聞こえてくるユージンの声は笑い混じりだったけど。私は普通に笑えない。
……ひきこもりの廃ゲーマーに知識量で負けてる専門家なんて、嫌すぎる。
それが、グループ内の実働組織に情報が下りてきていないという、ただそれだけの話なのか。それとも、世界統合機構そのものが、ダンジョンが出来上がる仕組みもろくに知らないで、現世にダンジョンを作り出そうだなんて無謀もいいところな計画を実行に移した挙句、こんなことになってしまっているのかは、いま考えたところで仕方のないことなのだろうけど。
「それじゃあ、私なら月女神さまと話ができて、カガリがいれば月女神さまに対抗できるっていうのも知らないでこの場を任せたの?」
……それはそれで豪運というか、思い切りが良すぎない?
自分で言っていて、思い出したことだけど。ユージンには昔からそういうところがある。
死人が出るような銃撃戦の最中に、ユージンだけがただの一発も弾丸を食らわずにすんだ……なんて冗談みたいな話を、私はユージンの部下からこれまでに何度も聞かされていて。
だからユージンは大丈夫、という安請け合いまでがセットだったから。わりと話半分に聞いていたけど。いつもこんな調子で『当たり』を引き続けているのだとしたら。ユージンの部下が、指揮官としてのユージンのことをあれほど深く信頼して命を預けているのも、理解できるような気がした。
戦場で『外れ』を引かない指揮官ほど頼もしいものはないと、このオケアノスでぬくぬくと育った私にだって、なんとなく想像はつく。
〈どの道、こっちにお前以上の魔法使いはいないだろ〉
そして。そんなユージンが引いた『当たり』の最たるものが自分だと思うと、今更ながらに気分が良かった。
「それはまぁ、そうなんだけどね」
……残念ながら、魔法使いじゃなくて神子案件なんだなぁ。これが。
私とユージンが呑気に話しているうちに。水まんじゅうならぬ、神性魔力のアンバースライム包みの大きさは、私がカガリを喚び出したイベントの本会場――奇しくも、幻世に実在する神殿を模した建物――と同じくらいにまで縮んでいる。
生憎と、建物自体は壊れてしまっているわけだけど。
……レプリカとはいえ、幻世で唯一神を気取る太陽神の神殿跡地に月女神を祀ろうだなんて、皮肉が効いてるわ。
空は雲一つなく晴れているのに。どこからともなくドォーンッ、ドォーンッと、特大の雷が立て続けに五回も落ちて。
青天の霹靂に打たれた五羽の金烏が、空から一直線に落ちてきた雷をそのまま凍りつかせたような蜜色の結晶柱に姿を変え、第九フロートの構造体へと突き刺さる。
五本の結晶柱によって五つの頂点を持つ領域が形成されると。その中心で、球状にまとまった水まんじゅうモドキが宙に浮かび上がって、ぴたりと動きを止めた。
……もうじき、日が暮れる。
日没というのは、月女神と太陽神――私たちが便宜上そう呼んでいる、二柱で一対の神性――の力がちょうど釣り合う、幻世の神性を祀る『場』を作るには絶好のタイミングだ。
それをカガリもわかっているのだろう。
水平線の向こうに太陽が沈みきる、その瞬間を狙い澄ましたよう、最後に一際大きな雷が――ドォーンッ、と――落ちて。
月女神の魔力によってもたらされたものではない、本当の闇が空の東側からひたひたと押し寄せる中。瞼の裏にちかちかと余韻を残すほどの稲光が消えた後には、瓦礫一つ残さず綺麗に平らげられたはりぼての街の中心に、神の御姿――それ自体が白く淡い輝きを放つ石像――が、忽然と現れていた。
〈街の四方から一機ずつ、うちのドローンを上げる。うっかり撃ち落とすなよ〉
ユージンのそんな声が聞こえてくる頃には。私の視界は、第九フロートの一角にこんもりと盛り上がった『闇』をすっかり見下ろすことが出来るほどに開けていた。
「カガリが派手目に魔力を放出するはずだから、煽られて落ちちゃうかもよ」
〈技術班が泣いて喜びそうな話だな〉
私の眼下を、五羽の金烏が円を描いて飛んでいる。
その中心。イベントのために用意されたはりぼての街をすっぽりと覆った『闇』の上には、カガリがいて。まるでそこにしっかりとした足場でもあるかのよう、空中に小揺るぎもしないで佇んでいる。
「カガリ」
『闇』を取り巻く金烏の囲いの中に入らないよう、ほどほどに距離をとった私が、普通に考えて届くはずもない声をかけると。
『闇』の上にいるカガリではなく、ローブの中に居着いているアンバースライムが、蛇のよう細長く伸ばした体で巻きついている私の腕を、返事の代わりぎゅっ、と締めつけた。
「ドローンを飛ばすから、それは撃ち落とさないでほしいって、ユージンが」
えぇー? とばかり、腕に巻きついているスライムが体をうねらせる。
「勝手に落ちる分には気にしなくていいから」
〈おい〉
これにはぎゅっ、と返事があったので。ユージンの物言いたげな声は聞かなかったことにした。
……そんなのに構ってる暇があるかは、その時になってみないとわからないし。
「そろそろ始まるわよ」
『闇』の真上に陣取っているカガリの魔力の高まり具合から、そう予想して。通信機の向こうにいるユージンへ声をかけると。
私の声を合図にしたかのよう、タイミング良く。〔擬態〕を解いたカガリが、足下に広がる『闇』めがけて、蜜色の本性をぶちまけた。
魔力の限り〔増殖〕できるカガリのスライムボディが爆発的に質量を増し、蕾だった花が花弁を開いていくかのよう大きく広がりながら、『闇』と混じることなくその表面を覆っていく。
「うわぁ……」
……水まんじゅうみたい。
やっていることは凄いんだけど。それにしたって絵面があれだ。
「水まんじゅうの口になる……」
〈おいやめろ、気が抜けるだろ〉
「だってあれ、どう見てもそうでしょ」
カガリのスライムボディは、あれよあれよという間に『闇』を呑み込んで。
周囲を飛んでいる金烏たちが、五羽で描く綺麗な円の幅を狭めはじめると。それに合わせて、蜜色のスライムボディに包まれた『闇』がじわり、じわりと縮んでいく。
魔力を感じられる私のような魔法使いには、それが『闇』として目に見えるほど密度を増した『月女神の魔力』をどうにかして減らしていっているのではなく、力尽くで圧縮しているのだと、見ていてわかるから。内心ではわりと冷や汗ものだ。
……カガリなら大丈夫だとは思うけど、凄いことするわね。
てっきり、『闇』が『黒い靄』になるくらいまで月女神の魔力を削るか散らすかするものだと思っていたのに。蓋を開けてみれば、そんな手間はかけていられないと言わんばかりの力技だ。
『闇』の方はどうだか知らないけど。しっかりと実体のあるカガリのスライムボディが『闇』を押し込めていくせいで、徐々に縮まっていく『闇』の中から現れるはりぼての街は、上物が綺麗に削ぎ落とされて、残念なことになっている。
……あーあ。
これが幻世でのことなら「こちとら魔女ですけど?」くらいのノリで、いくらでも知らん顔が出来るわけだけど。
さすがに、この辺りではそうもいかないわけで。
「街を壊したのは月女神さまってことにしておいてね」
彼女は『受容』や『寛容』も司っている神性なので。それくらいの泥は何も言わずに被ってくれることだろう。
なにせ、求められたからとのこのこ異世界くんだりまでやってきて、まともに祀られもしないでいる状況に怒りもせず、困り果てた挙句、曲がりなりにも自分の信徒相手に助けを求めるくらいのお人好しだ。
〈月女神? ……なんの話だ?〉
「世界統合機構がこの世界に招いた、向こうの世界の神性よ」
通信機越しでもわかるくらい訝しげなユージンの言葉に答えてから。
横乗りした杖の上ではて、と首を傾げる。
「そんなことも知らずにダンジョンを作ろうとしてたの? 向こうの世界でダンジョンやモンスターを生み出しているのは月女神さまの権能で、月女神さまがいないとプレイヤーはスキルを使ったクラフト一つ満足にできないのに?」
そもそもこっちでスキルが使えるようになったこと自体、月女神の恩寵というか、『求められたので応えました』というレベルの温情だろうに。
〈イユンクスの自称専門家どもより、お前の方がよっぽど詳しそうだな〉
一周回っておかしくなったのか、通信機越しに聞こえてくるユージンの声は笑い混じりだったけど。私は普通に笑えない。
……ひきこもりの廃ゲーマーに知識量で負けてる専門家なんて、嫌すぎる。
それが、グループ内の実働組織に情報が下りてきていないという、ただそれだけの話なのか。それとも、世界統合機構そのものが、ダンジョンが出来上がる仕組みもろくに知らないで、現世にダンジョンを作り出そうだなんて無謀もいいところな計画を実行に移した挙句、こんなことになってしまっているのかは、いま考えたところで仕方のないことなのだろうけど。
「それじゃあ、私なら月女神さまと話ができて、カガリがいれば月女神さまに対抗できるっていうのも知らないでこの場を任せたの?」
……それはそれで豪運というか、思い切りが良すぎない?
自分で言っていて、思い出したことだけど。ユージンには昔からそういうところがある。
死人が出るような銃撃戦の最中に、ユージンだけがただの一発も弾丸を食らわずにすんだ……なんて冗談みたいな話を、私はユージンの部下からこれまでに何度も聞かされていて。
だからユージンは大丈夫、という安請け合いまでがセットだったから。わりと話半分に聞いていたけど。いつもこんな調子で『当たり』を引き続けているのだとしたら。ユージンの部下が、指揮官としてのユージンのことをあれほど深く信頼して命を預けているのも、理解できるような気がした。
戦場で『外れ』を引かない指揮官ほど頼もしいものはないと、このオケアノスでぬくぬくと育った私にだって、なんとなく想像はつく。
〈どの道、こっちにお前以上の魔法使いはいないだろ〉
そして。そんなユージンが引いた『当たり』の最たるものが自分だと思うと、今更ながらに気分が良かった。
「それはまぁ、そうなんだけどね」
……残念ながら、魔法使いじゃなくて神子案件なんだなぁ。これが。
私とユージンが呑気に話しているうちに。水まんじゅうならぬ、神性魔力のアンバースライム包みの大きさは、私がカガリを喚び出したイベントの本会場――奇しくも、幻世に実在する神殿を模した建物――と同じくらいにまで縮んでいる。
生憎と、建物自体は壊れてしまっているわけだけど。
……レプリカとはいえ、幻世で唯一神を気取る太陽神の神殿跡地に月女神を祀ろうだなんて、皮肉が効いてるわ。
空は雲一つなく晴れているのに。どこからともなくドォーンッ、ドォーンッと、特大の雷が立て続けに五回も落ちて。
青天の霹靂に打たれた五羽の金烏が、空から一直線に落ちてきた雷をそのまま凍りつかせたような蜜色の結晶柱に姿を変え、第九フロートの構造体へと突き刺さる。
五本の結晶柱によって五つの頂点を持つ領域が形成されると。その中心で、球状にまとまった水まんじゅうモドキが宙に浮かび上がって、ぴたりと動きを止めた。
……もうじき、日が暮れる。
日没というのは、月女神と太陽神――私たちが便宜上そう呼んでいる、二柱で一対の神性――の力がちょうど釣り合う、幻世の神性を祀る『場』を作るには絶好のタイミングだ。
それをカガリもわかっているのだろう。
水平線の向こうに太陽が沈みきる、その瞬間を狙い澄ましたよう、最後に一際大きな雷が――ドォーンッ、と――落ちて。
月女神の魔力によってもたらされたものではない、本当の闇が空の東側からひたひたと押し寄せる中。瞼の裏にちかちかと余韻を残すほどの稲光が消えた後には、瓦礫一つ残さず綺麗に平らげられたはりぼての街の中心に、神の御姿――それ自体が白く淡い輝きを放つ石像――が、忽然と現れていた。
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