20 / 20
日常
初めてのお風呂
しおりを挟む
物事には始まりがある。
経験したことの無いことにチャレンジする時、大なり小なり恐怖心が芽生えるもので……
お風呂デビューを迎えるアルブスとノワールは、正に今、その恐怖と戦っていた。
全身をブルブルと震わせ、小さな爪を俺の皮膚にくい込ませてくる。
なんだか可哀想に思えるほどだ。
「ほら、大丈夫。俺がちゃんと抱いてるから。な?」
しっかりと両腕で抱き込んで、声をかけると、「ホントに?」と言わんばかりにこちらを見つめてくる。
ちなみに、子ども達の爪で俺の腕にかすり傷がついたのを見て、アーノルドとアイザックが子どもたちを受け取ろうと申し出てくれたのだが、子どもたちが断固拒否の姿勢を見せたため断念した。
二人とも落ち込んでいたが、体を洗う時に手伝って欲しいとお願いすると、若干持ち直した。
「そろそろ入らないと体が冷えるぞ。」
アイザックがガラリと浴場の扉を開ける。
立ち上る湯気に興味が出たのか、アルブスが身を乗り出す。
だが、ノワールは未だブルブルと震えたままだ。
「アルブス。お湯には体を洗ってから入るんだよ。」
アーノルドの元にアルブスを連れていけば、子どもたちを洗うために用意された石鹸水をまんべんなく馴染ませ、手早く泡立てていく。
アルブスは何が起こっているのかわからず、目を丸くしていた。
「ほら、ノワールもね。」
ノワールはスマホのバイブ並みに震えたままだが、アイザックに渡すとすぐさま泡だらけにされていく。
その隙に俺も体を洗って、先に湯船に浸かる。
ちなみに、湯船に浸かる際は子どもたちの爪で怪我しないようにと支給された湯着を着用だ。
服を着て風呂に入るなんて初めての経験だが、まあ、体を洗ったあとだから特に不快感はない。
たっぷりの湯にひらひらと湯着が揺蕩うのを、大きく息を吐きながら眺める。
子ども達を世話する上で、どうしても前傾姿勢になりがちだからだろうか…最近肩こりが酷いのだが、こうして湯に浸かると体がほぐれる気がする。
極楽だ…。
「こらっ…!ノワール!」
アイザックの声に振り返ると、ノワールが思いっきり走って来ていた。
勢いをそのままに俺の顔にへばりつく。
…水気を吸った毛が顔に…。
両手でノワールを抱え、胸元で抱えてやると、キュンキュンと一生懸命鳴き、さも自分が何か酷い事をされたと言わんばかりだ。
「よしよし、ノワール。怖かったのか?でも…ほら、父さんが綺麗に洗ってくれたおかげで肉球も毛並みもピカピカだろう?カッコ良さが増したぞー。」
言い聞かせるように話しかければ、そう?と首を傾げる姿が可愛い。
そして油断している隙にそのまま湯船に浸ける。
一瞬ぎゅっと手に力が入り、爪の痛さを感じたが、数秒で落ち着いた様子を見せた。
意外とお風呂好きになるかもしれないな。
「すまない。大丈夫か?」
「ああ、大丈夫だよ。ありがとうね。」
アイザックが浴槽に入ってきて、ノワールを子どもを乗せる用だという湯の入った木桶に入れる。
プカプカと揺れる小舟のようなものだが、その揺れがいいのかノワールは直ぐに縁に顎を乗せてウトウトし始める。
アルブスはどうしているのかと様子を伺えば、アーノルドのゴッドフィンガーで既に昇天していたようで、寝息を立てている状態で運ばれてきた。
「…とりあえずは水や湯を嫌がることはなかったな。」
「だね。ちょっと安心した。」
ふっと一息つく王にお疲れ様と声を掛け、アルブスも桶に入れる。
「もう少し成長したら裏山の川に連れて行って泳ぎの訓練と外での水浴びに慣れさせなくてはな。」
「ここでも泳げそうだけどね。」
わざわざ山に入らなくても…と言えば、ふたり揃って首を振った。
「子どもの時は湯だと体温調節がうまくいかなくて危険だ。それに流れている水の中で泳げないと意味がないからな。」
「体が流される感覚は覚えさせておかないと、いざという時に何処に向かって泳いでいいか分からず溺れ死ぬ危険が有る。」
「へぇ…そうなんだ…」
ちなみに興味本位で訊ねたところ、泳ぐ時は獣体で犬かきらしい。
水泳の授業や競技の話をすると興味を持ったようで、今度泳法を見せることになってしまったが、もしかして俺も川に連れて行かれるんだろうか。
水着ないけど…着衣水泳?これで溺れでもしたら二度と泳がせてもらえなくなりそうだな…。
そもそも、獣人の中では人型で泳ぐという発想自体がないらしく、獣人体でのトレーニングの幅が広がりそうだとアイザックが笑みを浮かべていた。
これ、隊員さんたちに俺がクレームもらうことになるんじゃ…?
30分程だろうか。ゆっくりと喋りながら湯を楽しみ終わり、子どもたちを起こしたあと、俺は先に脱衣所へ向かう。
子どもたちには教わらなければならない事が残っているのだ。
アーノルドとアイザックの影が獣体へ変化したのを見て浴室の扉を閉める。
次の瞬間…大粒の雨が叩きつけられるかのような音が響いた。
そして、浴室から出てきた子どもたちの毛がまだまだぺったりと水分を含んでいるのを見て、修行が必要だな…と笑いながらタオルで拭いてやる。
当の本人たちは至極満足げだが。
尚、この後子どもたちの中でブルブルブームが巻き起こり、至るところで水を飛ばすため掃除が大変になったのだが…ご愛嬌である。
経験したことの無いことにチャレンジする時、大なり小なり恐怖心が芽生えるもので……
お風呂デビューを迎えるアルブスとノワールは、正に今、その恐怖と戦っていた。
全身をブルブルと震わせ、小さな爪を俺の皮膚にくい込ませてくる。
なんだか可哀想に思えるほどだ。
「ほら、大丈夫。俺がちゃんと抱いてるから。な?」
しっかりと両腕で抱き込んで、声をかけると、「ホントに?」と言わんばかりにこちらを見つめてくる。
ちなみに、子ども達の爪で俺の腕にかすり傷がついたのを見て、アーノルドとアイザックが子どもたちを受け取ろうと申し出てくれたのだが、子どもたちが断固拒否の姿勢を見せたため断念した。
二人とも落ち込んでいたが、体を洗う時に手伝って欲しいとお願いすると、若干持ち直した。
「そろそろ入らないと体が冷えるぞ。」
アイザックがガラリと浴場の扉を開ける。
立ち上る湯気に興味が出たのか、アルブスが身を乗り出す。
だが、ノワールは未だブルブルと震えたままだ。
「アルブス。お湯には体を洗ってから入るんだよ。」
アーノルドの元にアルブスを連れていけば、子どもたちを洗うために用意された石鹸水をまんべんなく馴染ませ、手早く泡立てていく。
アルブスは何が起こっているのかわからず、目を丸くしていた。
「ほら、ノワールもね。」
ノワールはスマホのバイブ並みに震えたままだが、アイザックに渡すとすぐさま泡だらけにされていく。
その隙に俺も体を洗って、先に湯船に浸かる。
ちなみに、湯船に浸かる際は子どもたちの爪で怪我しないようにと支給された湯着を着用だ。
服を着て風呂に入るなんて初めての経験だが、まあ、体を洗ったあとだから特に不快感はない。
たっぷりの湯にひらひらと湯着が揺蕩うのを、大きく息を吐きながら眺める。
子ども達を世話する上で、どうしても前傾姿勢になりがちだからだろうか…最近肩こりが酷いのだが、こうして湯に浸かると体がほぐれる気がする。
極楽だ…。
「こらっ…!ノワール!」
アイザックの声に振り返ると、ノワールが思いっきり走って来ていた。
勢いをそのままに俺の顔にへばりつく。
…水気を吸った毛が顔に…。
両手でノワールを抱え、胸元で抱えてやると、キュンキュンと一生懸命鳴き、さも自分が何か酷い事をされたと言わんばかりだ。
「よしよし、ノワール。怖かったのか?でも…ほら、父さんが綺麗に洗ってくれたおかげで肉球も毛並みもピカピカだろう?カッコ良さが増したぞー。」
言い聞かせるように話しかければ、そう?と首を傾げる姿が可愛い。
そして油断している隙にそのまま湯船に浸ける。
一瞬ぎゅっと手に力が入り、爪の痛さを感じたが、数秒で落ち着いた様子を見せた。
意外とお風呂好きになるかもしれないな。
「すまない。大丈夫か?」
「ああ、大丈夫だよ。ありがとうね。」
アイザックが浴槽に入ってきて、ノワールを子どもを乗せる用だという湯の入った木桶に入れる。
プカプカと揺れる小舟のようなものだが、その揺れがいいのかノワールは直ぐに縁に顎を乗せてウトウトし始める。
アルブスはどうしているのかと様子を伺えば、アーノルドのゴッドフィンガーで既に昇天していたようで、寝息を立てている状態で運ばれてきた。
「…とりあえずは水や湯を嫌がることはなかったな。」
「だね。ちょっと安心した。」
ふっと一息つく王にお疲れ様と声を掛け、アルブスも桶に入れる。
「もう少し成長したら裏山の川に連れて行って泳ぎの訓練と外での水浴びに慣れさせなくてはな。」
「ここでも泳げそうだけどね。」
わざわざ山に入らなくても…と言えば、ふたり揃って首を振った。
「子どもの時は湯だと体温調節がうまくいかなくて危険だ。それに流れている水の中で泳げないと意味がないからな。」
「体が流される感覚は覚えさせておかないと、いざという時に何処に向かって泳いでいいか分からず溺れ死ぬ危険が有る。」
「へぇ…そうなんだ…」
ちなみに興味本位で訊ねたところ、泳ぐ時は獣体で犬かきらしい。
水泳の授業や競技の話をすると興味を持ったようで、今度泳法を見せることになってしまったが、もしかして俺も川に連れて行かれるんだろうか。
水着ないけど…着衣水泳?これで溺れでもしたら二度と泳がせてもらえなくなりそうだな…。
そもそも、獣人の中では人型で泳ぐという発想自体がないらしく、獣人体でのトレーニングの幅が広がりそうだとアイザックが笑みを浮かべていた。
これ、隊員さんたちに俺がクレームもらうことになるんじゃ…?
30分程だろうか。ゆっくりと喋りながら湯を楽しみ終わり、子どもたちを起こしたあと、俺は先に脱衣所へ向かう。
子どもたちには教わらなければならない事が残っているのだ。
アーノルドとアイザックの影が獣体へ変化したのを見て浴室の扉を閉める。
次の瞬間…大粒の雨が叩きつけられるかのような音が響いた。
そして、浴室から出てきた子どもたちの毛がまだまだぺったりと水分を含んでいるのを見て、修行が必要だな…と笑いながらタオルで拭いてやる。
当の本人たちは至極満足げだが。
尚、この後子どもたちの中でブルブルブームが巻き起こり、至るところで水を飛ばすため掃除が大変になったのだが…ご愛嬌である。
29
お気に入りに追加
2,938
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(41件)
あなたにおすすめの小説
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
急に運命の番と言われても。夜会で永遠の愛を誓われ駆け落ちし、数年後ぽい捨てされた母を持つ平民娘は、氷の騎士の甘い求婚を冷たく拒む。
石河 翠
恋愛
ルビーの花屋に、隣国の氷の騎士ディランが現れた。
雪豹の獣人である彼は番の匂いを追いかけていたらしい。ところが花屋に着いたとたんに、手がかりを失ってしまったというのだ。
一時的に鼻が詰まった人間並みの嗅覚になったディランだが、番が見つかるまでは帰らないと言い張る始末。ルビーは彼の世話をする羽目に。
ルビーと喧嘩をしつつ、人間についての理解を深めていくディラン。
その後嗅覚を取り戻したディランは番の正体に歓喜し、公衆の面前で結婚を申し込むが冷たく拒まれる。ルビーが求婚を断ったのには理由があって……。
愛されることが怖い臆病なヒロインと、彼女のためならすべてを捨てる一途でだだ甘なヒーローの恋物語。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
扉絵は写真ACより、チョコラテさまの作品(ID25481643)をお借りしています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1巻重版)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
側妃は捨てられましたので
なか
恋愛
「この国に側妃など要らないのではないか?」
現王、ランドルフが呟いた言葉。
周囲の人間は内心に怒りを抱きつつ、聞き耳を立てる。
ランドルフは、彼のために人生を捧げて王妃となったクリスティーナ妃を側妃に変え。
別の女性を正妃として迎え入れた。
裏切りに近い行為は彼女の心を確かに傷付け、癒えてもいない内に廃妃にすると宣言したのだ。
あまりの横暴、人道を無視した非道な行い。
だが、彼を止める事は誰にも出来ず。
廃妃となった事実を知らされたクリスティーナは、涙で瞳を潤ませながら「分かりました」とだけ答えた。
王妃として教育を受けて、側妃にされ
廃妃となった彼女。
その半生をランドルフのために捧げ、彼のために献身した事実さえも軽んじられる。
実の両親さえ……彼女を慰めてくれずに『捨てられた女性に価値はない』と非難した。
それらの行為に……彼女の心が吹っ切れた。
屋敷を飛び出し、一人で生きていく事を選択した。
ただコソコソと身を隠すつまりはない。
私を軽んじて。
捨てた彼らに自身の価値を示すため。
捨てられたのは、どちらか……。
後悔するのはどちらかを示すために。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
レンタル4周しました。
今回やはり、この作品好きだぁ、ってなったので、電子ですが購入しました。
面白い作品ありがとうございます。
もう執筆活動とかしてないのでしょうか?どこかにありますか?
他にもいろいろ読みたいです。
更新頑張ってください!
書籍化おめでとうございます。書店で見つけてさっそく購入しました。webの更新も楽しみにしています。