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第一章 凍れる音楽
第四話
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一曲終えると、柊矢はキタラを置いた。
「どう思った?」
柊矢が小夜に訊ねた。
「柊矢さんが演奏していた人の一人だったんですか?」
「そうだが……。そうじゃなくて、この部屋は防音だ。ドアも閉めてある」
柊矢は扉を指した。
確かに閉まっている。
二人とも黙ってしまうと、部屋は静まりかえった。外からの音は何も聞こえてこない。
と言うことはこの中の音も外に聞こえないはずだ。
「どうして他の演奏者や歌い手の声が聴こえたんだ?」
それに何故、他の歌い手や演奏者に自分達の歌や演奏が聴こえたのか。
「不思議ですよね」
小夜も疑問に思っていたらしい。だが、理由は彼女も知らないようだった。
そのとき、小夜の腹が鳴った。小夜が真っ赤になる。
「もう昼だな。飯でも食いに行こう」
柊矢はそう言うと戸口に向かった。
「あ、あの、材料があれば私が何か作ります」
「材料がないんだ」
柊矢は冷蔵庫の中を思い浮かべながら言った。
空ではなかったような気はするが賞味期限が切れてないものがあるかどうか……。
「作ってくれるなら材料を買いに行こう」
「はい」
小夜は柊矢について音楽室を出た。
柊矢はポケットを探って車の鍵を探し、夕辺西新宿のアパートのそばに車を置いてきたことを思い出した。
坂本が近くの駐車場に置いといてくれてるはずだ。
車を取りに行きたいが、小夜を連れて行くのは躊躇われる。
小夜の家の近所なのだ。小夜の家があったところにはまだ瓦礫が残ってるはずだ。
「食事を作ってもらうのは夕食でいいか? 昼は近所のファミレスにしよう」
柊矢は歩き出しながら言った。
「夕食でもいいですけど、でも、どうしてですか?」
小夜は柊矢について歩きながら訊ねた。
柊矢は車を取りに行かなければならないと説明した。
「私も一緒に行きましょうか?」
「わざわざ二人で行くほどのことじゃないだろ」
柊矢はそう言うと、小夜が注文するのを見届けてからファミレスを出て、近くのバス停から新宿駅へ向かった。
「なんか、一杯買っちゃいましたね」
小夜は大きめのエコバッグ二つ分の荷物を見て言った。
「そのために車で来たんだ。それに、この程度じゃ二日分だ」
柊矢はその二つを手に持つと出口に向かった。
「あ、荷物……」
片方持つ、と言おうとしたのだが、柊矢は構わずにスーパーのドアを開けて小夜を通し、自分も出ると歩き出した。スーパーの近くにある駐車場に向かう。
新宿は大通りのそばの住宅街なら駐車場にはあまり困らない。
バブル全盛期の頃、地上げで奪われた土地がバブル崩壊後に不良債権と化して今は駐車場になっているからだ。
大久保通り沿いのあちこちに小さな駐車場がある。
もっとも、大久保通りの北側は、通りに面しているところを除けば地上げに遭った場所はこの近所では知る限りなかった。
明治通りの西側は戦前からある古い住宅地だから何故地上げに遭わなかったのかは分からないが、東側はほとんどが都営住宅だからだろう。
柊矢の家のある住宅街は都営住宅ではないのだが、被害に遭ったという話は聞いてない。
狭い道を入った奥の不便な場所だから地上げしてまで奪う価値なしと判断されたか、都の住宅供給公社が作った住宅街だから手が出せなかったかのどちらかだろう。
柊矢は自宅の車庫に車を入れると荷物を持って家に入った。
柊矢が台所の食卓の上に荷物を置くと、
「じゃあ、早速夕食作りますね」
小夜はそう言って腕まくりをした。
「頼む。俺は二階の部屋にいるから。それと、もうそろそろ楸矢が帰ってくるが、メールで事情は伝えてある」
「ただいま」
玄関から声が聞こえてきた。
廊下を歩く足音がしたので振り返るのと、足音の主が台所を覗くのは同時だった。
入ってきたのは小夜と同い年くらいの男子だった。
背は柊矢と同じくらい高い――百七十センチ前後だ――が、顔は幼い感じがした。
眼が大きいせいかもしれない。短い茶色の髪は緩い巻き毛だった。
柊矢は黒髪だから脱色しているのだろうか。
耳にはきれいな緑色の石の小さなピアスをしていた。
高校からの帰宅だから制服を着ている。
ブレザーの色は小夜の高校のものと似ていたがネクタイの色は違う。
カバンの他に細長い楽器のケースを持っていた。フルートのケースだろう。
「あ」
二人は同時に声を出した。
「君が……鳥さん?」
「は?」
小夜は面食らって瞬きしたとき、鍋が噴きこぼれる音がした。
慌ててガス台の方を向くと、火を弱くした。
「君、歌ってる人だって柊兄から聞いたけど」
「はい、そうです」
小夜は鍋の中を覗き込みながら返事をした。
焦げ付いてはいないみたい。
自分から作るなんて言いだしておいて失敗したら恥ずかしい。
そういえば、さっき話の流れで楸矢も歌が聴こえると言っていた。
「霞乃……さやちゃん? さよちゃん?」
楸矢はスマホの画面に目を落としながら訊ねた。
柊矢の送ったメールを見ているのだろう。
「さよです」
「小夜曲の小夜か」
「小夜曲?」
「セレナーデのこと。君が歌う人だからその名前にしたのかな」
「さぁ? 名前の由来については聞いてなかったので……」
まだ聞いてないことが一杯あった。
名前の由来も、誰が付けたのかも、両親はどんな人だったのかも。
聞きたかったけれど聞けなかった。
だから、いつか話してくれるのを待とうと思っていた。
でも、もう「いつか」は来ない。
こんなことなら無理にでも聞いておけば良かった……。
小夜は浮かんできた涙を見られないようにと、鍋の方を向いた。
楸矢もしまった、と言う表情で再びスマホに目を落とした。
「そ、そうそう、歌う人なんだよね。俺達は鳥って呼んでたんだ」
だから鳥さん?
「元はバードなんだけどね」
「バード?」
小夜は振り返って小首を傾げた。
「バードは鳥って意味もあるけど、吟遊詩人って意味もあるんだ。人前で話をするとき、バードより鳥の方が人の注意を引かないでしょ」
どうやら普通の人には聴こえない歌の話をするときの隠語として使っていたらしい。
「でも、君は吟遊詩人って言うより小鳥ちゃんだね」
「小鳥ちゃんって……同い年ぐらいじゃないですか」
「小夜ちゃん、俺のこといくつだと思ってる?」
「十六、七歳くらいですか?」
「俺、十八。もう彼女とは大人の付き合いしてるんだよ」
大人の付き合いがどういう意味なのかは分からなかったが、とりあえず自分より年上と言うことは理解できた。
「部屋のドアにかかってるネームプレートが裏返ってるときは彼女が来てるって意味だから声かけないでね」
「はい」
小夜は返事をすると、煮物の味見をした。
「ね、俺もそれ味見していい?」
「いいですよ」
小夜が小皿を取ろうとすると、楸矢は中鉢を取り出して差し出してきた。
少しだけ入れると、
「もっとどーんと入れてよ」
と言われて多めに入れた。
「夕食、食べられなくなりますよ」
「この程度で腹いっぱいになんかならないよ。おかわり」
小夜が溜息をついて再度入れていると柊矢が入ってきた。
「いい匂いだな」
「美味いよ」
「俺にもくれ」
柊矢はそう言うと大皿を出した。
今日は煮物、諦めよう。
さっき柊矢が二日分といった意味がよく分かった。
柊矢のお椀に煮物を目一杯入れた。
小夜は男二人の食欲を甘く見ていた。
確か肉を買ってあったし、白滝はないけどジャガイモもあるし、新しく肉じゃがを作ろう。
肉は牛肉だけど、関西は牛肉で肉じゃがを作るらしいし、味付けが関東風なら牛肉でも多分この二人は気にしないだろう。
味を濃いめにすれば量が少なくてもご飯が沢山食べられるはずだから多めに炊こう。
楸矢の皿に煮物の残りを全部入れると、ジャガイモを洗い始めた。
「どう思った?」
柊矢が小夜に訊ねた。
「柊矢さんが演奏していた人の一人だったんですか?」
「そうだが……。そうじゃなくて、この部屋は防音だ。ドアも閉めてある」
柊矢は扉を指した。
確かに閉まっている。
二人とも黙ってしまうと、部屋は静まりかえった。外からの音は何も聞こえてこない。
と言うことはこの中の音も外に聞こえないはずだ。
「どうして他の演奏者や歌い手の声が聴こえたんだ?」
それに何故、他の歌い手や演奏者に自分達の歌や演奏が聴こえたのか。
「不思議ですよね」
小夜も疑問に思っていたらしい。だが、理由は彼女も知らないようだった。
そのとき、小夜の腹が鳴った。小夜が真っ赤になる。
「もう昼だな。飯でも食いに行こう」
柊矢はそう言うと戸口に向かった。
「あ、あの、材料があれば私が何か作ります」
「材料がないんだ」
柊矢は冷蔵庫の中を思い浮かべながら言った。
空ではなかったような気はするが賞味期限が切れてないものがあるかどうか……。
「作ってくれるなら材料を買いに行こう」
「はい」
小夜は柊矢について音楽室を出た。
柊矢はポケットを探って車の鍵を探し、夕辺西新宿のアパートのそばに車を置いてきたことを思い出した。
坂本が近くの駐車場に置いといてくれてるはずだ。
車を取りに行きたいが、小夜を連れて行くのは躊躇われる。
小夜の家の近所なのだ。小夜の家があったところにはまだ瓦礫が残ってるはずだ。
「食事を作ってもらうのは夕食でいいか? 昼は近所のファミレスにしよう」
柊矢は歩き出しながら言った。
「夕食でもいいですけど、でも、どうしてですか?」
小夜は柊矢について歩きながら訊ねた。
柊矢は車を取りに行かなければならないと説明した。
「私も一緒に行きましょうか?」
「わざわざ二人で行くほどのことじゃないだろ」
柊矢はそう言うと、小夜が注文するのを見届けてからファミレスを出て、近くのバス停から新宿駅へ向かった。
「なんか、一杯買っちゃいましたね」
小夜は大きめのエコバッグ二つ分の荷物を見て言った。
「そのために車で来たんだ。それに、この程度じゃ二日分だ」
柊矢はその二つを手に持つと出口に向かった。
「あ、荷物……」
片方持つ、と言おうとしたのだが、柊矢は構わずにスーパーのドアを開けて小夜を通し、自分も出ると歩き出した。スーパーの近くにある駐車場に向かう。
新宿は大通りのそばの住宅街なら駐車場にはあまり困らない。
バブル全盛期の頃、地上げで奪われた土地がバブル崩壊後に不良債権と化して今は駐車場になっているからだ。
大久保通り沿いのあちこちに小さな駐車場がある。
もっとも、大久保通りの北側は、通りに面しているところを除けば地上げに遭った場所はこの近所では知る限りなかった。
明治通りの西側は戦前からある古い住宅地だから何故地上げに遭わなかったのかは分からないが、東側はほとんどが都営住宅だからだろう。
柊矢の家のある住宅街は都営住宅ではないのだが、被害に遭ったという話は聞いてない。
狭い道を入った奥の不便な場所だから地上げしてまで奪う価値なしと判断されたか、都の住宅供給公社が作った住宅街だから手が出せなかったかのどちらかだろう。
柊矢は自宅の車庫に車を入れると荷物を持って家に入った。
柊矢が台所の食卓の上に荷物を置くと、
「じゃあ、早速夕食作りますね」
小夜はそう言って腕まくりをした。
「頼む。俺は二階の部屋にいるから。それと、もうそろそろ楸矢が帰ってくるが、メールで事情は伝えてある」
「ただいま」
玄関から声が聞こえてきた。
廊下を歩く足音がしたので振り返るのと、足音の主が台所を覗くのは同時だった。
入ってきたのは小夜と同い年くらいの男子だった。
背は柊矢と同じくらい高い――百七十センチ前後だ――が、顔は幼い感じがした。
眼が大きいせいかもしれない。短い茶色の髪は緩い巻き毛だった。
柊矢は黒髪だから脱色しているのだろうか。
耳にはきれいな緑色の石の小さなピアスをしていた。
高校からの帰宅だから制服を着ている。
ブレザーの色は小夜の高校のものと似ていたがネクタイの色は違う。
カバンの他に細長い楽器のケースを持っていた。フルートのケースだろう。
「あ」
二人は同時に声を出した。
「君が……鳥さん?」
「は?」
小夜は面食らって瞬きしたとき、鍋が噴きこぼれる音がした。
慌ててガス台の方を向くと、火を弱くした。
「君、歌ってる人だって柊兄から聞いたけど」
「はい、そうです」
小夜は鍋の中を覗き込みながら返事をした。
焦げ付いてはいないみたい。
自分から作るなんて言いだしておいて失敗したら恥ずかしい。
そういえば、さっき話の流れで楸矢も歌が聴こえると言っていた。
「霞乃……さやちゃん? さよちゃん?」
楸矢はスマホの画面に目を落としながら訊ねた。
柊矢の送ったメールを見ているのだろう。
「さよです」
「小夜曲の小夜か」
「小夜曲?」
「セレナーデのこと。君が歌う人だからその名前にしたのかな」
「さぁ? 名前の由来については聞いてなかったので……」
まだ聞いてないことが一杯あった。
名前の由来も、誰が付けたのかも、両親はどんな人だったのかも。
聞きたかったけれど聞けなかった。
だから、いつか話してくれるのを待とうと思っていた。
でも、もう「いつか」は来ない。
こんなことなら無理にでも聞いておけば良かった……。
小夜は浮かんできた涙を見られないようにと、鍋の方を向いた。
楸矢もしまった、と言う表情で再びスマホに目を落とした。
「そ、そうそう、歌う人なんだよね。俺達は鳥って呼んでたんだ」
だから鳥さん?
「元はバードなんだけどね」
「バード?」
小夜は振り返って小首を傾げた。
「バードは鳥って意味もあるけど、吟遊詩人って意味もあるんだ。人前で話をするとき、バードより鳥の方が人の注意を引かないでしょ」
どうやら普通の人には聴こえない歌の話をするときの隠語として使っていたらしい。
「でも、君は吟遊詩人って言うより小鳥ちゃんだね」
「小鳥ちゃんって……同い年ぐらいじゃないですか」
「小夜ちゃん、俺のこといくつだと思ってる?」
「十六、七歳くらいですか?」
「俺、十八。もう彼女とは大人の付き合いしてるんだよ」
大人の付き合いがどういう意味なのかは分からなかったが、とりあえず自分より年上と言うことは理解できた。
「部屋のドアにかかってるネームプレートが裏返ってるときは彼女が来てるって意味だから声かけないでね」
「はい」
小夜は返事をすると、煮物の味見をした。
「ね、俺もそれ味見していい?」
「いいですよ」
小夜が小皿を取ろうとすると、楸矢は中鉢を取り出して差し出してきた。
少しだけ入れると、
「もっとどーんと入れてよ」
と言われて多めに入れた。
「夕食、食べられなくなりますよ」
「この程度で腹いっぱいになんかならないよ。おかわり」
小夜が溜息をついて再度入れていると柊矢が入ってきた。
「いい匂いだな」
「美味いよ」
「俺にもくれ」
柊矢はそう言うと大皿を出した。
今日は煮物、諦めよう。
さっき柊矢が二日分といった意味がよく分かった。
柊矢のお椀に煮物を目一杯入れた。
小夜は男二人の食欲を甘く見ていた。
確か肉を買ってあったし、白滝はないけどジャガイモもあるし、新しく肉じゃがを作ろう。
肉は牛肉だけど、関西は牛肉で肉じゃがを作るらしいし、味付けが関東風なら牛肉でも多分この二人は気にしないだろう。
味を濃いめにすれば量が少なくてもご飯が沢山食べられるはずだから多めに炊こう。
楸矢の皿に煮物の残りを全部入れると、ジャガイモを洗い始めた。
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