スピリット・マイグレーション

ヘロー天気

文字の大きさ
上 下
108 / 146
オルドリア大陸編

第四話:時空回廊

しおりを挟む
ハデス「.....まぁいい」

「...はぁはぁ」

ハデス「お前も疲れているだろう?」  

ハデス「俺の勝ちは近づいている」

「...このままじゃ...負ける」

ハデス「魔王に楽に勝てると思ったか?」

「....予想以上の強さだ....」

「上位魔王軍とは比べもんになんねぇ...」

ハデス「そうだろう?」

ハデス「俺は魔王」

ハデス「お前らを倒すものである...」

「もう...拳しか」

「拳に..力を込めて.....思いっきり...」

ハデス「ま~た....拳か」

「くらえぇぇぇえ!!」

ハデス「うぎゃ...」

ドォォォォォォォォォオン!

ハデス「....はぁ」

「なんで...効いてねぇんだよ...」

ハデス「お前は弱すぎる」

ハデス「上には上がいるのだ....」

ハデス「もういい」

ハデス「....終わらせる」

ハデス「黒の稲妻」

「くっ...」

ハデス「じゃあな」

「ぐぉ」

ドォォォォォォォォォオン!

「....」

「ぁ....」

バタン

ハデス「フン...」

ハデス「弱い....まぁ」

ハデス「魔王城に...帰るとしますか...」

レイヴ「ま......てよ」

ハデス「は?」

レイヴ「ふふ...ふはははは!!」

レイヴ「俺は......生き..てる」

ハデス「黒の稲妻を受けて死なないとか...気持ちわり...」

レイヴ「...エルシーは...やられた...みたいだな」

ハデス「.... ああ...エルシーは死んだよ」

レイヴ「は?」

ハデス「俺が殺しといた」

レイヴ「..テメェ」

ハデス「どうだ?戻ってこないか?」

ハデス「チャンスを与えよう」

ハデス「今ならちょうど空いてるぜ?」

レイヴ「戻るだって?」

ハデス「そうさ...」

レイヴ「戻るわけねぇだろ...もう...ここまで来たら.....戻れねぇ」

レイヴ「とことん暴れて死ぬ...」

レイヴ「今の自分が一番輝いてる..昔の自分は捨ててきた...」

レイヴ「今だけを振り返る..」

レイヴ「やろうぜ..リベンジマッチだ!!!」

ハデス「そうか...ここまで絶体絶命の状態なのにまだ言えるのか...逆に尊敬するよ...」

ハデス「...まぁ..次は確実に殺すが」

レイヴ「..こい」

ハデス「あぁ」

この瞬間..レイヴは美しく見え

レイヴ「..ぐっっっ」

ハデス「うぉらぁぁ!!」

ハデスの拳を思いっきり喰らうレイヴ

そしてレイヴは

ドォォォォォォォォォオン!

レイヴ「...ゴフッ..」

レイヴ「ここまで...か」

レイヴ「クッソ...」

レイヴ「..死にたく..ねぇな」
しおりを挟む
感想 55

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?

おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました! 皆様ありがとうございます。 「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」 眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。 「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」 ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。 ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視 上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。

強制力がなくなった世界に残されたものは

りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った 令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達 世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか その世界を狂わせたものは

王家も我が家を馬鹿にしてますわよね

章槻雅希
ファンタジー
 よくある婚約者が護衛対象の王女を優先して婚約破棄になるパターンのお話。あの手の話を読んで、『なんで王家は王女の醜聞になりかねない噂を放置してるんだろう』『てか、これ、王家が婚約者の家蔑ろにしてるよね?』と思った結果できた話。ひそかなサブタイは『うちも王家を馬鹿にしてますけど』かもしれません。 『小説家になろう』『アルファポリス』(敬称略)に重複投稿、自サイトにも掲載しています。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました

ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

義妹が私に毒を盛ったので、飲んだふりをして周りの反応を見て見る事にしました

新野乃花(大舟)
恋愛
義姉であるラナーと義妹であるレベッカは、ラナーの婚約者であるロッドを隔ててぎくしゃくとした関係にあった。というのも、義妹であるレベッカが一方的にラナーの事を敵対視し、関係を悪化させていたのだ。ある日、ラナーの事が気に入らないレベッカは、ラナーに渡すワインの中にちょっとした仕掛けを施した…。その結果、2人を巻き込む関係は思わぬ方向に進んでいくこととなるのだった…。

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。