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カルパディア編

第二十四章:帰還と報告

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 訓練場施設へと下りて来たシンハ王と悠介達。コウの複合体と栄耀同盟の機動甲冑による激しい戦闘の痕跡は既に片付けられており、整然と整えられた砂地が広がっている。
 ちなみに訓練場に下りて来た闇神隊は悠介と専属従者のスンだけで、他のメンバーは空中庭園に上がって帰還待ちしている。

「さて、とりあえず半身甲冑巨人の素材は今日使った石材でいいかな」
「集団戦にも使えるという飛ぶゴーレムか。興味深いな」

 国王自ら試す気満々のシンハ王。今回は立場上あまり大立ち回りをやれるほど動けなかったので、フラストレーションが溜まっていたようだ。
 最初はシンハが一人で相手をすると言って配置についた。

「いつでもいいぞ」
「ほんじゃ行くぞー、実行っと」

 悠介が魔導重力装置を装着した左手を翳すと、魔力の帯が八メートル近く伸びて地面に刺さる。そこから高さ二メートル半はありそうな三体の半身ゴーレムが並んで生えた。
 訓練場の真ん中で、白金の大剣を手に佇むシンハは、正面に現れたゴーレムに油断なく構える。闇神隊員達に聞いた話では、これらが宙を飛びながら攻撃して来るという。

 白の獣が躍動的に大剣を振るう度に、半身の甲冑巨人が斬られ、砕かれ、石の欠片が宙を舞う。次々と生えては打ち壊される半身甲冑。
 対人の訓練と違って遠慮なく全力で攻撃を叩きつけられるので、シンハは実に楽しそうに、それはもう楽しそうに白金の大剣を振るって大暴れしていた。

「よしっ! ユースケ、次は六体同時にだ!」
「楽しそうで何より」

 決まった攻撃動作しか出来ないとはいえ、幾つかのパターンを設定して順次切り替える事で結構複雑な連携も見せる。
 魔導重力装置の戦闘仕様によって生成される半身甲冑は、空中を移動しながら時に回転したり、巨大化したり、小型化したり、地面から生えたりという摩訶不思議な攻撃を繰り出す。
 白族の熟練戦士でも二体くらいまでならギリギリ捌けるかという戦闘力を誇る半身甲冑だが、シンハのような規格外の戦士には丁度良い訓練相手になるようだ。

 その後、シンハ直属の白族戦士も何人か交えて半身甲冑との集団戦などもこなした。
 シンハ達は大いに楽しめたようだ。悠介にとっても、魔導重力装置の扱い方でなかなか有意義な時間を過ごせた。
 思う存分暴れられて御機嫌スッキリ気分爽快なシンハに見送られ、悠介達闇神隊はコウも連れてシフトムーブでフォンクランクに帰還した。

 サンクアディエットの中心、ヴォルアンス宮殿の第二控え室に帰って来た悠介は、そこでハタと気付く。

「あ、しまった。宮殿にコウ君連れて来ちゃったよ」

 就寝前に急遽ガゼッタに飛んで栄耀同盟絡みのクーデター阻止に協力し、徹夜明けでシンハ達と模擬戦までやるなど、疲労と睡魔で思考力が低下していたのかもしれない。
 コウ少年の持つ読心能力は強力過ぎる為、機密の多い宮殿でヴォレット姫に会わせる事を断念した経緯があったのだが、シフトムーブでの帰還先が宮殿内だった事を忘れていた。

「うっかりしてたわ」
「あっしらも同じく頭から抜けてやしたぜ」
「こういう時は大体連鎖するんすよね~」

 悠介の呟きにヴォーマルもすっかり忘れていたと告げ、フョンケが不穏な事を口走る。そして、それは大体的中する。

「戻ったかユースケ! って、うおっなんじゃこれはっ」
「きたか」

 既に事情を知らされていたヴォレットが、闇神隊帰還の報告を受けて第二控え室にやって来た。宮殿魔改造計画でエレベーターを設置したので、移動も早い。
 とりあえず、第二控え室の真ん中に鎮座してヴォレットの突撃を阻んだ大型機械――先に送っておいた浄化装置を悠介邸の敷地へとシフトムーブで移動させる。

「ガゼッタで軍事衝突があったそうじゃな。うん? 見慣れぬ子供を連れているな?」
「こんにちはー」

 隠す間もなく、ヴォレットが目敏くコウを認めた。呑気に挨拶をしたコウは、おもむろに悠介を振り返って一言。

「おにーさんすごいね」
「ちがうからね?」

 コウ少年がヴォレットから何を読み取ったのかは分からないが『流石ロリキラー』と目が謳っているのは気のせいだと思いたい悠介であった。
 既に手遅れかもしれないが、ひとまずコウ少年も悠介邸にシフトムーブ便で送り届けた。

「なんじゃ、せっかく面白い話が聞けそうじゃったのに」
「確かにヴォレットが喜びそうな話のストックは多いだろうな。前にも話したけど、コウ君の読心能力は強力過ぎるんだ。流石に王族関係者から機密の駄々洩れはちょっとシャレにならんから」

 根こそぎ読み取る常時発動中の読心能力に何らかの対策が出来るまでは、コウ少年とお話するのは待ってくれと、悠介は肩を竦めて見せた。

(早速なんか読み取ってたみたいだしな……)

 その後、少し遅れてやって来たクレイヴォルを交えて、改めて事の経緯を説明する事になった。説明は悠介がいれば事足りるので、他の闇神隊メンバーは先に休ませた。

 ちなみに、クレイヴォルが遅れて来た理由は、闇神隊帰還の報を受けて直ぐに部屋を飛び出したヴォレットが、エレベーターに乗り込むなり速攻で扉を閉めて下に移動してしまったからだ。
 いつものペースでヴォレットを追って部屋を出たクレイヴォルは、途中で追い付いて淑女の嗜みを御小言で指摘するつもりだったのだが、エレベーターのせいで思い切り置いて行かれたらしい。

 さておき、悠介は就寝前のマップチェックでパトルティアノーストに異変が起きている事に気付いてからの一連の行動と、向こうでのやり取りなどを詳しく説明、報告した。
 栄耀同盟がカルツィオに建設していたらしい最大規模の支部をコウ少年が潰したので、栄耀同盟の動きも今後かなり制限されるだろう。

「ふうむ、ならばカルツィオにおける栄耀同盟の問題は、ほぼ片付いたと見て良いわけじゃな?」
「強力な武器を持つ栄耀同盟の残党が潜伏した場合、かなり脅威となりそうですが……」
「ブルガーデンで暗躍してた連中は一網打尽にされてるし、トレントリエッタに潜り込んでたのはこっちに亡命する人が出るくらいだし、後はアルシア達が本拠地を叩いてくれれば解決しそうだ」

 ヴォレットとクレイヴォルの見解にそう答えた悠介は、詳しい報告書はまた昼過ぎから纏める旨を告げがてら、夕方から訓練場を貸し切りで使いたいと申請しておく。

「なんじゃ? またあの面白い訓練でもするのか?」
「いや、コウ君が栄耀同盟からかっぱらって来たらしい建物施設の補強とか整理をね」

 帰り支度を進めながら必要な説明を済ませた悠介は、ヴォレットに宮殿施設の優先利用に便宜を図ってもらう約束を取り付けると、スンを連れて悠介邸へと帰還した。


「はぁ~やれやれ、やっと一眠り出来るな」
「ふふっ、お疲れさまでした、ユウスケさん」

「おかえりー」
「ただいま――って言うのも何か変な気もするな……」

 急な出撃と帰宅だった為、宮殿とのシフトムーブの起点にした二階の廊下で主人を出迎えられる使用人達は居なかったが、代わりに先に送っておいたコウ少年に出迎えられた。
 悠介は苦笑しながら訊ねる。

「コウ君、例の基地施設を弄れるのは夕方頃からになるけど、それまでどうする?」
「そのあたりをてきとーに散歩してくるよ」

 サンクアディエットは非常に広い街だが、コウは以前に夜の散歩を楽しんだ時や、悠介達闇神隊員からも地理情報を読み取り済みなので、街の住民以上に詳しくなっているらしい。
 せっかくなので彼方此方を回ってじっくり観光するそうだ。

「分かった。それなら夕方に合流して、宮殿の訓練場で作業に入ろう」
「おっけー」

 コウは「じゃあ出掛けて来るね」と言って屋敷を後にした。悠介とスンは軽く湯浴みで汗を流すと、寝室に直行して身体を休める。
 この時間ならラーザッシアが起き出している頃だが、徹夜明けになった悠介とスンに配慮したのか、はたまた苦手意識のあるコウ少年が居たからか、顔を出す事は無かった。

「おやすみ、スン」
「おやすみなさい、ユウスケさん」


 そして昼頃。カーテンの隙間から射し込む眩しい日差しに刺激され、悠介はゆっくり眼を開く。隣で眠るスンの寝顔をぼーっと眺めて微睡んでいると、やがて彼女も目を覚ました。

「……おはよう」
「……おはよう、ございます……そんなにじっくり見ないでください」

 寝顔を見られていた事に気付いたスンは、恥ずかしそうに寝返りを打って枕に顔を埋めた。
 寝起きに少々イチャイチャしたりしつつ起き出した悠介は、遅い朝食を済ませて宮殿に出勤する。まずは上層階の私室に籠もり、昨晩の詳細を報告書に纏めるのだ。

「何気にこういう書類仕事って、あんまりやってなかった気がするな」

 今までほとんど口頭の連絡だけで済ませていたのは、ヴォレットが公言する特別扱いも関係しているのだろう。

 昨夜遅く、パトルティアノーストの異変に気付き、空中庭園のアユウカスと連絡を取って状況を把握。援軍要請を受けて闇神隊メンバーと共にガゼッタにシフトムーブ。
 栄耀同盟と覇権主義派による軍事クーデターに対抗すべく、カスタマイズ能力を駆使してシンハ王達を援護。この際、異世界からの来訪者である冒険者コウとも協力して反乱軍部隊を鎮圧した。
 援軍の謝礼として、ガゼッタの宝物庫より古代の浄化装置を譲渡された。
 そして帰還前にやって来た異界の魔術士・戦女神サクヤより、栄耀同盟の本拠地を特定する手掛かりを得られたという情報がもたらされる。
 さらには、その情報提供者となった栄耀同盟の構成員で、魔導技術の研究者がフォンクランクに亡命する可能性が高い旨も知らされた。

「――で、今に至ると。大まかな内容はこんなもんかな」

 ほぼ、あった出来事の箇条書きだが、大体あっていれば問題無い。後はそれぞれの出来事に付随する細かい捕捉も足しておく。

「これでよし。早速提出して来るか」

 報告書を纏めた悠介は、上司に提出するべく私室を後にする。
 通常、宮殿衛士が任務に係る書類を作成した場合、まずは窓口となる専門の官僚のところへ持って行くのだが、悠介の場合は直接上司ヴォレットの元へ提出するのだ。
 以前は闇神隊長の通常任務下街情報の報告で、よく訪れていたヴォレットの私室を訪ねる。

「おう来たかユースケ。少し待て」
「ありゃ、仕事中だったか?」

 部屋に通されると、ヴォレットは珍しく執務机に向かって何やら書類を捌いていた。傍に教師役らしい老紳士が控えており、筒状に丸めた書類の束を抱えている。
 悠介は報告書を持って来ただけなので直ぐに退室するつもりだったが、ヴォレットがもう直ぐ終わるので待てと引き留める。

「父様の仕事の一部を任されておるのじゃ。些細な案件の確認と可否じゃな――これは却下」
「さらっと機密を漏らさないように」

 王族の裁定が必要な案件など些細な物でも重要事項だろと突っ込む悠介は、ヴォレットが将来、女王に戴冠する事が決まっているので、その教育の一環なのだろうなぁと内心で納得もする。


 それから三件ほどの書類を処理してヴォレットの仕事は一段落した。巻物を抱えた老紳士が恭しく挨拶して退室すると、使用人がお茶を持って来た。
 一息吐くヴォレットといつものテーブルで向かい合う。カップに口を付けながら悠介の報告書にふむふむと目を通したヴォレットは、朝方に聞いた話と合わせて凡その状況を把握した。

「ふーむ、一晩で随分と事が進んだな。やはり問題の大半は片付いたと見てよさそうじゃ」
「まあ、後は向こうポルヴァーティアでアルシア達が栄耀同盟の本拠地を押さえてくれれば、一段落しそうだけどな」

 クレイヴォルが言っていたように、強力な武器を持った栄耀同盟の構成員が相当数カルツィオに入り込んでいるので、このまま潜伏されるのはかなり危険だ。

「うむ。そこら辺りの事は父様達も考えておるようじゃ。何かしら手を打つじゃろ」

 そのまま昼過ぎまでヴォレットとお喋りの仕事をこなし、夕刻前にコウと合流するべく悠介邸に戻る準備をする。訓練場で行う予定の作業には、ヴォレットも当然のように顔を出すそうな。

「安全第一だからな?」
「分かっておるわ。はよう迎えに行ってこい」

 訓練場は確保しておくと言うヴォレットに送り出されて、悠介は宮殿の私室からシフトムーブで帰宅するのだった。


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