女嫌い

里海金以

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女嫌い

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女嫌い。女にいじめられたから、女にいじめられたとは、僕は過去に女に
「悟(さとる)ウザ」
とか、
「こっち見なよバーカ」
と、言われた。僕は身に覚えがないのにいじめられるようなことした記憶ないのに、いじめられていた。だから女嫌い。女の人に声をかけられるだけで、吐き気するのだ。仕事場で話しかけられて僕は吐くような顔したのだ。すると女性たちがブツブツ言っているのだ。その様子を見かけて、上司の高浜 佑(たかはま ゆう)が
「土城 悟(つちじょう さとる)。お前女性嫌ってるようだけど何かあった?」
と、
「大丈夫ですよ」
と、
「大丈夫なら女性話しかけられた時とか吐く動作はどうかと思うけど?」
「それは、僕反省しております」
と、
「反省している?」
と、
「はい」
と、そして放課後今日ディナー行くと、僕はいいえと断ったが、聞きたい事があるからと、ディナーに無理矢理連れていかれた。普通のファミレスだ。しかも人の少ないところに座ったのだ。そして注文して僕は取ってきますと、取りにいったのだ。食事する前は普通に、
「今日観たいものとかあった?」
と、
「いいえ、特には」
と、
「動画とか観ている?」
「はい。何と無くです。テレビより観てますね」
と、
「おすすめとかいる?」
「オススメとか有名どころですかね?」
「そっか。どんな形が好きとかある?」
「バラエティー系無能系BL系歌い手とか?ゲーム系とか、バーチャルバー系。考察系とか」
と、
「へぇー」
と、
「高浜さんはどういう系が好きですか?」
「僕は観ないからなぁ。これでもまだ、25歳なんだけどね。動画とは無縁でね」
と、
「そうなんですか?」
と、そこへご飯が運ばれたのだ。ご飯食べ始めて少し経つといきなり、
「昼間の質問覚えている?」
と、
「昼間・・・?あぁ。女性の件?どうしてまたそれを?」
「あの時は会社だったから話せないかなぁて、土城、正直話してくれた方が傷つかなくて済むと思うけど」
と、
「高浜さん何のことですか?もしかして、妹の紗奈(さな)から聞いているんですか?」
「聞いているよ。まぁ面接とか担当した人に、土城の学歴を教えてもらった。かぜかって、土城最初から女性を嫌がるそぶり見せていたからさぁ.過去に何かあると思って学校を聞き出した。そしたら紗奈と同じ年齢で同じ学校だと知り、紗奈に聞いたら土城のこと教えてくれたんだ。女嫌いなのはいじめ受けていたからだって、あえて僕が紗奈のこと話したのはこれで納得してもらうため。紗奈の事言わなくて、いきなり切り出されて勧められて後々実は兄妹なんだとか言われても困るだろう?今でさえ少し混乱しているのに、これでも僕は気を遣った方だけど、ごめん」
と、
「いいえ。なるほどその説明してくれなかったら、わかっててもすごいパニックです」
と、後日落ち着いたら話そうか?と、それから1週間僕は落ち着きを戻しつつ仕事をしていたのだ。落ち着いてきたのを観てまたディナーに誘ってきたのだ。僕は、引き受けたのだ。
「あの時の話覚えてる?」
「あの時、紗奈さんから聞いた話?」
「そう。そもそも土城はいじめられるような人間でないのに女たちから嫌われていたんでしょう?恐怖でしょう?また身に覚えがないが嫌われるとか?恐怖のあまり女性拒否してあんな態度になって、よけいその行動をされた女子たちは悪口言ってさらに土城自分を苦しめる原因になっている。
土城自身はどうしたい?どう女性と関わりたい?」
と、僕は
「あんな態度とりたくないよ。変わりたいよ」
と、言うと
「そのためにどうするとかある?」
「考えた事なかったです。もしかしてだけど僕ってそこまで変わりたいがないのかなぁ?」
と、
「そこまで考えなくていいんじゃない?考えるからこそ、できなくなったりするんだ」
と、
「それはそれであるかも・・・」
「変わるためにどうしたらいい?かゆっくり考えた方がいいけど、今思いつくことある?」
と、僕は考えて
「まずは打ち明けて思いとか聞くとか?」
「おぉ大胆な答え」
「大胆って普通じゃない?」
「自分ができることから答えろよ」
「できなくても普通じゃない?」
「はいはい。できそう?」
と、言うと
「できません。あんな態度しておいて声をかけるなんてできません」
と、
「じゃぁ、どうするの?僕は歩みよる気持ちはいいと思ってる。やっぱ怖いが勝つんだって思ってるよ」
と、
「高浜さん。助けてください。高浜さんが僕が話したいことあるみたいと振っていただけませんか?」
と、そこから打ち合わせして、月曜日昼休憩の時に1人目に声をかけたのだ。僕は拒否反応出しながらも自分の思いを伝えたのだ。そして、僕は逆に思っていること聞くと、
「言ってくれればいいのに」
と、
「ごめんなさい」
と、言うと
「話してくれてありがとう。高浜さんから軽くは聞いていたけど、自ら話してくれてありがとう」
と、僕は終わるとトイレに行って吐いていたのだ。
すると、
「土城いるか?」
と、高浜上司が僕は喋ること無理で黙っていたのだ。目を覚ますと、まだトイレにいたのだ。僕は時計見ると、夜の9時だ。僕は落ち着きでると、
「土城。大丈夫か?」
と、高浜上司が近づいてきたのだ。
「ごめんなさい」
と、言うと
「大丈夫か?顔色悪いよ」
と、
「はい。大丈夫です」
と、言うと
「嘘はよくないよ」
と、僕は
「ごめんなさい」
そこへ社長が来たみたいだ。
「すみませんでした」
「いや、頑張ったなぁ。実は僕の弟も同じ学校でさぁ。弟が兄さんの会社に就職するみたいだと、兄さんに注意してと、土城が謎に女子たちから嫌われていたと、だからこそ女苦手だと、高浜さんを返してだけど謝ったことは流石だと思うぞ。謝ったと言うよりこう言う過去があってあんな態度とり悪いてこと言えてすごいぞ。頑張ったなぁ」
と、
「ありがとうございます」
「顔色悪いけど大丈夫か?」
「ちょうど高浜さんにも事実話そうと思ってましたが、話したあと、吐き気が襲いトイレで吐いてました。そして、そのまま意識をなくしてさっき意識戻して、そして高浜さんと会って顔色悪いよって言われて、自分でも分かってないです。笑」
と、
「重症みたいだなぁ。救急車呼ぶか」
と、呼ばれたのだ。そして病院に行き診断結果相当ダメージ受けているとのこと、無理に女性に話しかけたりはしない方がいいかもと、とにかくここで安静にしといてくださいと、病院で泊まることに。次の日会社を休んだのだ。そして、月曜日から復活した。僕に女性社員が話しかける時は様子をみて高浜さんが入ってくれたのだ。むしろ僕に差別は良くないと大丈夫な時は遠目から見ていたし、無理かもと思えば入るしうまくバランスを取ってくれるのだ。僕はそのおかげで無理なく働けたのだ。
 ある日、ある後輩女性からアプローチを受けたのだ。僕は断ったが、後輩女性は聞かないのだ。僕と同じ学校だったとか、いって近づいてくる。僕は閉じこもってしまったのだ。仕事場に行けば声をかけられてその度に逃げ込み。そのせいで遅れて。僕は家に閉じ籠り泣いていた。そこへ高浜先輩が来たのだ。
「土城。あの子僕の友達の妹なんだよね。ごめんなぁ。そこまで目回らなくて」
「大丈夫です。だけど僕は悔しい。悔しいって言うか心苦しいです。その度に逃げて遅らせたりしてしまって」 
「あぁ。最近みんな気を遣って、期間が長めなやつをあげている。期間早めに言ってるのはもしギリギリだと、ギリギリでもしんどいかなぁと、期間早めだと、無理だと判断すればこちらから引き継ぎもできるし、それにできましたとかいえば見たり直したりができるし、それに早く回してくれた方が、土城的にも楽なのかなぁて、こうやって話しかけられると難しいこともあるからギリギリでなられる方がこちらはめいわくだからなぁ。でも早めに期限制定して苦しめているなら謝る」
と、
「それは説明してください。説明してくれていれば少しは落ち着くよ。遅れているかと思って迷惑かけているって思ったのもあるし、後輩からの声かけのせいで苦しむ自分に苦しんでいました」
と、言うと
「よく言えました」
と、僕はその言葉のせいで僕は気持ちよくなり、こんなこと言ってしまった。
「高浜上司は男性でもいけますか?」
と、
「いきなりどうした」
僕は、はっとして
「すみません。つい」
と、言うと僕をベッドに押し倒してきた。そして、僕の顔を見ながら
「もしかして、僕のこと好き?」
と、
「はい。上司としては」
と、
「嘘はよくないよ」
「嘘ではないです」
「なら、体に聞いてもいい?」
と、いきなりキスをしてきた。キスをしながら下を脱がせてきて、そして、
「いきなりいいかなぁ?」
と、触られたのだ。僕は
「あっ、あっ」
と、
「恋として好きじゃないなら、こんな可愛いくならないし、抵抗するのに大人しくされるとか、可愛い」
と、僕は行きそうになったが抑えていると、
「あれもういく?出すの我慢してる?しない方がいいよ。体のためにも」
と、絞り出されたのだ。そして、僕はさらにトロンってすると、突っ込まれて僕はその気持ちよさに出すと、逆に入れられたのだ。
 目を覚ますと、高浜上司が寝ている。僕は立ちあがろうとしたが、出来なくって座り込んでいると、
「起きた?立てない?もしかして初めて?」
「うん」
「僕も、今日は立てるまで寝転んどくか」
と、抱いて僕のベッドで寝たのだ。
 そして、次の日起きれて、すると料理作ってくれていたみたい。僕に会社行こうか?と、僕はいくと守るかのようにリードしてくれたのだ。それを見て
「だと思ったわ。両思いだってこと、気づいてないと思わないでよ」
とか、後輩女性は絡まなくなった。
 今幸せだ。それから二人で話し合い付き合っているのだ。
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