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-閑話-
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友人の様子がおかしい。1つ年下の少女に惚れていると思われる友人、ウェル。あいつは少女が何かある度に助け気にかけている。そんな少女、イェルニーナに対し何かと突っかかる女。悪女と呼ばれるその女はニーナを目の敵にしているのか罵声を浴びせているところを見かける。
女は好きだ。柔らかいしセックスは気持ちいい。胸がでかい方がいいし尻もでかいと最高だ。ニーナは色々と小さくそそられない。ただ友人の想い人のため気にかけてはいる。
前までは都合のいい女を誘い色々してたが最近はニーナがことあるごとに近づいてくるせいで時間がとれずかなり欲が溜まっている。
いや、俺の性事情はどうでもいい。ウェルがおかしい。ニーナに引っ付き悪女を牽制してたはずが悪女を目で追っかけている。しかも顔を赤らめて。怪しすぎる。昨日までは親の仇を見るかのように睨んでいたやつが突然あんなエロい目で見るなんて何かあったとしか考えられない。
「ウェル」
「なんだ、マテリア」
「何かあった?」
「なっにがだ」
「いや、怪しすぎるって。悪女ちゃんに対する態度。なんかされたの?」
「さっされるわけないだろ!あれは夢だ!」
「はぁ?悪女ちゃんの夢見たの?」
「くっそ⋯⋯。もういいだろ。気にするな」
「あ、おいちょ、待てって」
明らかに動揺しすぎだろ。あの女の夢を見る?しかもあんなに顔赤くする夢?一体どんな夢見たんだ。淫夢でも見たのか?あの女のことだ。金にものをいわせ夢操作の魔道具でも買ったのか。
友人に危害を加える気があるなら許しはしない。明日あの女にお灸でも据えてやろう。
────────
突然空気が変わり甘い香りが漂った。足に力が入らなくなり触ってもないのにちんこが勃ちあがった。そんな身体の異常に混乱しつつ目の前の女に酷く欲情している自分がいた。
さっきまでウェルにしでかしたことを吐き出させるため対峙していたはず。それがなぜこんな状況に陥ったのか。基本的に媚薬の類は体質上効きにくい。それにも関わらずここまで興奮しているのは何かの魔法なのか。この女にそんな魔法使えるはずがないのに。
女から漂う甘い香りに誘われ、耳元で聞こえてくる声に、身体を這う白く細い指に、柔らかい唇に本能が引き摺り出されていく。
──押し倒したい。ぐちゃぐちゃに犯し汚い喘ぎ声を聞きたい。中に出し快楽に壊れていく姿を見たい。
俺の汚い感情がどんどん溢れ出る。挙げ句の果てこの女はフェラをしてくる始末。しかもかなり上手い。俺の足の間に蹲り必死に咥える姿、かなり興奮する。いつもは偉そうな女が俺をイカせるため喉奥まで咥え込むのはかなり被虐心をくすぐった。思わず背中に触れる。腰も肩も首も細い。そのくせ乳はでかい。
──くっそエロい。
丸い後頭部を掴み口腔内にちんこを押し込む。喉奥に直接出せばどんな苦しむ顔を見せるのか気になった。暴れるか泣くか、一挙手一投足見逃さないためじっくり観察すればこの女喉奥突かれたくせにイった。精子を残さず飲み込み恍惚な表情をした。
こんなビッチに好き勝手されたことを俺のプライドが許すはずもなく壁際に追いやる。耳を舐めれば女は喘ぎ声を漏らした。水音をわざと出しながら丁寧に愛撫すれば体の力が抜け始める。
今までヤってきた女につけたこともないキスマークを何個か付けた。理由は分からない。所有印なんて面倒くさいものつけるはずもなかったがなぜかつけてしまった。困ればいい、そう思い。
手を繋げば弱々しく握り返してくるのに胸が嫌な軋み方をした。この女のやること全てがイラつき癪に触る。しかし身体は女の顔じゅうにキスを落としていく。涙目で見上げる姿にムカついた。
口にしてやったらどうなるのか。この赤い唇に舌を割り入れ絡めたら。こんなにイラつく女にキスなんて、そう思う自分とこのまま続け女を快楽漬けにしてやりたい自分とで頭が混乱する。
──どんな泣き顔が見れるのだろうか。
期待に染まる瞳を見つめその唇に喰らい付いた。
────────
「はっはぁっ」
目が覚めると空き教室に寝転がっていた。悪女を呼び出し話を聞こうとしたところまでは覚えている。そのあとは全く記憶になかった。なんでこんなところで寝てるのか、あの女はどこに行ったのか。
やけにリアルであり得ない夢を見ていた。結局ウェルに何かしたのか聞けず逃げられた。あの夢は一体何だったのか、今まで俺は何していたのか、なぜこんなところで寝ていたのか。何も覚えていない。
時間を見れば最後の授業があと数分で終わるところだった。約3時間一体何をしていたのか、あの女はいつ帰ったのか。謎は深まるばかりだった。
とりあえずあの夢のせいで痛いほどに勃ち上がる自分のモノを抜かないと。あの女に欲情している自分に嫌気が刺す。しかしあまりにエロく下半身にクる夢は正直今までで1番興奮した。
この空き教室に誰も来ないことを祈りズボンを下ろす。先走りで濡れた先はパンツを汚しシミを作っていた。パンツを脱ぎそれを握る。夢で見たあの女の細く白い指を思い出す。さらに硬さを増したちんこを扱く。俺のモノを咥え必死に舐め、吸いつく姿を思い出し手を早める。女の喉奥に出したあの感覚を思い出しながら射精する。床に落ちる精子を見ながら項垂れた。あの女をオカズに抜いたことも未だ治まることを知らないちんこにも。
ため息を吐きつつもう一度扱き始める。あまりにリアルすぎたあの夢は本当に夢だったのか。次あの女に会ったら必ず問い詰めてやることを心に決めた。
結局3回ほど出して漸く落ち着き魔法で汚れを浄化し帰宅の準備を始める。帰宅の途中、あの女を思い出し下半身が重くなり深呼吸しながら帰宅した。あまりに屈辱的なはずなのに何度思い出しても興奮してしまう。あの女への怒りが増したことは当然のことだった。
その後、誰か手頃な女を見つけようとも考えたが気が乗らず自宅に着いた後また抜いたことは秘密だ。
女は好きだ。柔らかいしセックスは気持ちいい。胸がでかい方がいいし尻もでかいと最高だ。ニーナは色々と小さくそそられない。ただ友人の想い人のため気にかけてはいる。
前までは都合のいい女を誘い色々してたが最近はニーナがことあるごとに近づいてくるせいで時間がとれずかなり欲が溜まっている。
いや、俺の性事情はどうでもいい。ウェルがおかしい。ニーナに引っ付き悪女を牽制してたはずが悪女を目で追っかけている。しかも顔を赤らめて。怪しすぎる。昨日までは親の仇を見るかのように睨んでいたやつが突然あんなエロい目で見るなんて何かあったとしか考えられない。
「ウェル」
「なんだ、マテリア」
「何かあった?」
「なっにがだ」
「いや、怪しすぎるって。悪女ちゃんに対する態度。なんかされたの?」
「さっされるわけないだろ!あれは夢だ!」
「はぁ?悪女ちゃんの夢見たの?」
「くっそ⋯⋯。もういいだろ。気にするな」
「あ、おいちょ、待てって」
明らかに動揺しすぎだろ。あの女の夢を見る?しかもあんなに顔赤くする夢?一体どんな夢見たんだ。淫夢でも見たのか?あの女のことだ。金にものをいわせ夢操作の魔道具でも買ったのか。
友人に危害を加える気があるなら許しはしない。明日あの女にお灸でも据えてやろう。
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突然空気が変わり甘い香りが漂った。足に力が入らなくなり触ってもないのにちんこが勃ちあがった。そんな身体の異常に混乱しつつ目の前の女に酷く欲情している自分がいた。
さっきまでウェルにしでかしたことを吐き出させるため対峙していたはず。それがなぜこんな状況に陥ったのか。基本的に媚薬の類は体質上効きにくい。それにも関わらずここまで興奮しているのは何かの魔法なのか。この女にそんな魔法使えるはずがないのに。
女から漂う甘い香りに誘われ、耳元で聞こえてくる声に、身体を這う白く細い指に、柔らかい唇に本能が引き摺り出されていく。
──押し倒したい。ぐちゃぐちゃに犯し汚い喘ぎ声を聞きたい。中に出し快楽に壊れていく姿を見たい。
俺の汚い感情がどんどん溢れ出る。挙げ句の果てこの女はフェラをしてくる始末。しかもかなり上手い。俺の足の間に蹲り必死に咥える姿、かなり興奮する。いつもは偉そうな女が俺をイカせるため喉奥まで咥え込むのはかなり被虐心をくすぐった。思わず背中に触れる。腰も肩も首も細い。そのくせ乳はでかい。
──くっそエロい。
丸い後頭部を掴み口腔内にちんこを押し込む。喉奥に直接出せばどんな苦しむ顔を見せるのか気になった。暴れるか泣くか、一挙手一投足見逃さないためじっくり観察すればこの女喉奥突かれたくせにイった。精子を残さず飲み込み恍惚な表情をした。
こんなビッチに好き勝手されたことを俺のプライドが許すはずもなく壁際に追いやる。耳を舐めれば女は喘ぎ声を漏らした。水音をわざと出しながら丁寧に愛撫すれば体の力が抜け始める。
今までヤってきた女につけたこともないキスマークを何個か付けた。理由は分からない。所有印なんて面倒くさいものつけるはずもなかったがなぜかつけてしまった。困ればいい、そう思い。
手を繋げば弱々しく握り返してくるのに胸が嫌な軋み方をした。この女のやること全てがイラつき癪に触る。しかし身体は女の顔じゅうにキスを落としていく。涙目で見上げる姿にムカついた。
口にしてやったらどうなるのか。この赤い唇に舌を割り入れ絡めたら。こんなにイラつく女にキスなんて、そう思う自分とこのまま続け女を快楽漬けにしてやりたい自分とで頭が混乱する。
──どんな泣き顔が見れるのだろうか。
期待に染まる瞳を見つめその唇に喰らい付いた。
────────
「はっはぁっ」
目が覚めると空き教室に寝転がっていた。悪女を呼び出し話を聞こうとしたところまでは覚えている。そのあとは全く記憶になかった。なんでこんなところで寝てるのか、あの女はどこに行ったのか。
やけにリアルであり得ない夢を見ていた。結局ウェルに何かしたのか聞けず逃げられた。あの夢は一体何だったのか、今まで俺は何していたのか、なぜこんなところで寝ていたのか。何も覚えていない。
時間を見れば最後の授業があと数分で終わるところだった。約3時間一体何をしていたのか、あの女はいつ帰ったのか。謎は深まるばかりだった。
とりあえずあの夢のせいで痛いほどに勃ち上がる自分のモノを抜かないと。あの女に欲情している自分に嫌気が刺す。しかしあまりにエロく下半身にクる夢は正直今までで1番興奮した。
この空き教室に誰も来ないことを祈りズボンを下ろす。先走りで濡れた先はパンツを汚しシミを作っていた。パンツを脱ぎそれを握る。夢で見たあの女の細く白い指を思い出す。さらに硬さを増したちんこを扱く。俺のモノを咥え必死に舐め、吸いつく姿を思い出し手を早める。女の喉奥に出したあの感覚を思い出しながら射精する。床に落ちる精子を見ながら項垂れた。あの女をオカズに抜いたことも未だ治まることを知らないちんこにも。
ため息を吐きつつもう一度扱き始める。あまりにリアルすぎたあの夢は本当に夢だったのか。次あの女に会ったら必ず問い詰めてやることを心に決めた。
結局3回ほど出して漸く落ち着き魔法で汚れを浄化し帰宅の準備を始める。帰宅の途中、あの女を思い出し下半身が重くなり深呼吸しながら帰宅した。あまりに屈辱的なはずなのに何度思い出しても興奮してしまう。あの女への怒りが増したことは当然のことだった。
その後、誰か手頃な女を見つけようとも考えたが気が乗らず自宅に着いた後また抜いたことは秘密だ。
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