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本編
25話 迷宮都市へ向けての準備と食事会
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数日後、貴族の名前と紋章の登録に関する文書が速達便として、鳥の魔物を使って届けられた。
届くまでアークは交易都市リユニオンに行き食材の補充をしていた。
そして、そこで、砂糖、酢、醤油、味噌を見つけた。
「やっと、色々作れる。」
更に探索していたら、なんと!!
念願の米を見つけた!
砂糖、酢、醤油、味噌と米、慣れ親しんだ調味料と米を手に入れた!
何処から運ばれてきたのか聞いたところなんと、迷宮都市産だと言う話だ!
アークは米を買い占めていた!
とそんなことがあってから、2日後に貴族の名前と紋章の登録に関する文書が届けられたことの連絡が入る。
執務室に着きノックをする。
「入れ!」
「失礼します。」
「おお、アークか!
無事登録出来たと連絡があったぞ。」
「よし!これで迷宮都市行ける!
冒険者ギルドと孤児院に挨拶をしたら、そのまま出発しますね!」
「待て!!何をそんなに急いでいる。紋章が登録出来たってことはその紋章の指輪を作らないと駄目なんだぞ。」
「え?じゃあ、また、何日も足止め?」
「今回は1日で出来る。何をそんなに急いでいるんだ。」
「米を見つけたからですよ!しかも、迷宮都市産!!」
「米?ああ、リゾットにするやつか。たかがそれだけじゃないか。」
「全然、ちがぁぁぁう!!!
今日は、僕が主導になって夕飯は作りますから!
ゴアンさんとリリアンさんと孤児院の全員を呼んでください!
僕が砂糖、塩、酢、醤油、味噌と米を使った料理がどれだけあるか見せて上げます!!!」
ちょっと、引き気味のベイグマン。
「わ、わかった。」
「さて、調理場に行くか。」
そして、料理長を説得し色々と作り始めるアークであった。
作った料理は、おにぎり(塩味)、焼おにぎり(醤油、味噌)、肉じゃが、豚汁ならぬオーク汁、けんちん汁、味噌汁、唐揚げ、ハンバーグ、ボア肉の生姜焼、トンカツならぬオークカツ、餃子、チャーハン、野菜類の天麩羅など、思い付いて作れる限りのものを作った。
そして、迷宮都市に行くために買い込んだ食材と米を全て使いきった。
屋敷の者、ゴアンとリリアン、孤児院のクレメータ、ロザリンド、子供達で食べても食べきれない量を作ったアークは1度全ての料理を無限収納に収納した。
「食堂に運びますので。」
料理人達は自分達は食べれないと思い沈んでいた。
「皆さんで試食してください。」
すこし、置いていった。
ここで、料理を出していく、勿論出さない料理もある。そう!現地で作らなくて良いように振る舞うついでにお弁当的な感覚で作ってしまったのだ。
料理スキルがLv.10でカンストしているので造作もなく作れてしまう。
食堂に並べ終えた頃ベイグマン、ランセリア、ルーセリア、ゴアン、リリアン、クレメータ、ロザリンド、子供達が入ってきた。
「どうやら、出来たようだな。」
「美味しそうな匂いがしますわね。」
「本当に美味しそうです。」
「来たぞ~!」
「一応、貴族の屋敷に招待されたのだからしっかりしてください!」
「「ほ、本日は、お、お招き」」
「クレメータさん、ロザリーさん、そういう堅苦しいのはいらないから。」
「「「「「美味しそう!!」」」」」
そして、子供達よ、ヨダレが凄いぞ!
「じゃあ、皆さん好きなものを好きなだけ食べてください!」
「なんだこれは、これが米か?」
「それは、おにぎり(塩味)ですよ!
あっちが焼きおにぎり(醤油と味噌)」
皆、美味しいと言いながらかぶりついている。
「良かった。さて、僕も食べるか。」
そして、途中からは使用人達も参加して大いに賑わった。
ちょっとした、立食パーティーになってしまった。
そして、夜2の鐘が鳴る頃、皆満足したのか解散となった。
「今まで食べたどんな料理よりも旨かった!」
「そうだな!」
「「「うんうん!!!」」」
孤児院の人達はゴアンとリリアンに護衛されながら帰っていった。
何だかんだとこの2ヶ月は、ベイグマン、ランセリア、ゴアン、リリアン、ルーセリアそして、アークは孤児院にいき子供達と遊んだり勉強をしたり剣の稽古をつけたりと出入りが激しかったのである。
瑠璃は主に女の子にモフモフされていた。
部屋に戻ったアークは瑠璃に声をかける。
「瑠璃も満足した?」
「うん!お腹一杯!」
「そっか!じゃあ、もう、寝るか!」
そうして、就寝した。
届くまでアークは交易都市リユニオンに行き食材の補充をしていた。
そして、そこで、砂糖、酢、醤油、味噌を見つけた。
「やっと、色々作れる。」
更に探索していたら、なんと!!
念願の米を見つけた!
砂糖、酢、醤油、味噌と米、慣れ親しんだ調味料と米を手に入れた!
何処から運ばれてきたのか聞いたところなんと、迷宮都市産だと言う話だ!
アークは米を買い占めていた!
とそんなことがあってから、2日後に貴族の名前と紋章の登録に関する文書が届けられたことの連絡が入る。
執務室に着きノックをする。
「入れ!」
「失礼します。」
「おお、アークか!
無事登録出来たと連絡があったぞ。」
「よし!これで迷宮都市行ける!
冒険者ギルドと孤児院に挨拶をしたら、そのまま出発しますね!」
「待て!!何をそんなに急いでいる。紋章が登録出来たってことはその紋章の指輪を作らないと駄目なんだぞ。」
「え?じゃあ、また、何日も足止め?」
「今回は1日で出来る。何をそんなに急いでいるんだ。」
「米を見つけたからですよ!しかも、迷宮都市産!!」
「米?ああ、リゾットにするやつか。たかがそれだけじゃないか。」
「全然、ちがぁぁぁう!!!
今日は、僕が主導になって夕飯は作りますから!
ゴアンさんとリリアンさんと孤児院の全員を呼んでください!
僕が砂糖、塩、酢、醤油、味噌と米を使った料理がどれだけあるか見せて上げます!!!」
ちょっと、引き気味のベイグマン。
「わ、わかった。」
「さて、調理場に行くか。」
そして、料理長を説得し色々と作り始めるアークであった。
作った料理は、おにぎり(塩味)、焼おにぎり(醤油、味噌)、肉じゃが、豚汁ならぬオーク汁、けんちん汁、味噌汁、唐揚げ、ハンバーグ、ボア肉の生姜焼、トンカツならぬオークカツ、餃子、チャーハン、野菜類の天麩羅など、思い付いて作れる限りのものを作った。
そして、迷宮都市に行くために買い込んだ食材と米を全て使いきった。
屋敷の者、ゴアンとリリアン、孤児院のクレメータ、ロザリンド、子供達で食べても食べきれない量を作ったアークは1度全ての料理を無限収納に収納した。
「食堂に運びますので。」
料理人達は自分達は食べれないと思い沈んでいた。
「皆さんで試食してください。」
すこし、置いていった。
ここで、料理を出していく、勿論出さない料理もある。そう!現地で作らなくて良いように振る舞うついでにお弁当的な感覚で作ってしまったのだ。
料理スキルがLv.10でカンストしているので造作もなく作れてしまう。
食堂に並べ終えた頃ベイグマン、ランセリア、ルーセリア、ゴアン、リリアン、クレメータ、ロザリンド、子供達が入ってきた。
「どうやら、出来たようだな。」
「美味しそうな匂いがしますわね。」
「本当に美味しそうです。」
「来たぞ~!」
「一応、貴族の屋敷に招待されたのだからしっかりしてください!」
「「ほ、本日は、お、お招き」」
「クレメータさん、ロザリーさん、そういう堅苦しいのはいらないから。」
「「「「「美味しそう!!」」」」」
そして、子供達よ、ヨダレが凄いぞ!
「じゃあ、皆さん好きなものを好きなだけ食べてください!」
「なんだこれは、これが米か?」
「それは、おにぎり(塩味)ですよ!
あっちが焼きおにぎり(醤油と味噌)」
皆、美味しいと言いながらかぶりついている。
「良かった。さて、僕も食べるか。」
そして、途中からは使用人達も参加して大いに賑わった。
ちょっとした、立食パーティーになってしまった。
そして、夜2の鐘が鳴る頃、皆満足したのか解散となった。
「今まで食べたどんな料理よりも旨かった!」
「そうだな!」
「「「うんうん!!!」」」
孤児院の人達はゴアンとリリアンに護衛されながら帰っていった。
何だかんだとこの2ヶ月は、ベイグマン、ランセリア、ゴアン、リリアン、ルーセリアそして、アークは孤児院にいき子供達と遊んだり勉強をしたり剣の稽古をつけたりと出入りが激しかったのである。
瑠璃は主に女の子にモフモフされていた。
部屋に戻ったアークは瑠璃に声をかける。
「瑠璃も満足した?」
「うん!お腹一杯!」
「そっか!じゃあ、もう、寝るか!」
そうして、就寝した。
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