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本編
10話 再び、冒険者ギルド
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「中に入って座ってくれ。」
あのあとギルドマスターが来て、昨日の会議室に連れていかれた。
「実は、昨日、お前さんにゴブリンの話を聞いたあと集落が出来てるかもしれないからギルドの方でギルド所属の密偵を使って森を調査させていたんだ。そして、お前さんが潰した集落を見付けたんだ。報告ではゴブリンが200と聞いていたんだが500もいたか…」
「はい。ゴブリンキングとゴブリンキングよりも大きな個体を含めて500程いましたよ。」
「そうか……ところでゴブリンキングよりも大きな個体って言ってたのが気になっていたんだがその死体はどうした?」
「ゴブリンジェネラル以上は討伐証明部位がわからないのでまるごと持ってきましたよ。」
「持ってきたって、お前さん、アイテムボックス持ちか!?そんな量が入るなんて聞いたこと無いが……」
「え?まあ、はい、そんなところです」
正直に言うと面倒ごとに巻き込まれそうだから黙っとこ…
「まあ、いいか、ゴブリンキングよりも大きな個体ってのを見せて貰えるか?」
「わかりました。ここで出していいですか?」
「大丈夫だ。」
そう言われたので無限収納からゴブリンキングよりも大きな個体を出した!
「これはゴブリンエンペラー!!」
そう言ってギルドマスターは驚愕する。
ゴブリンエンペラーはゴブリンキングを10体まとめて相手にするよりも厄介な魔物らしいランクで言うとAランク上位からSランク下位になるらしい。
この差は個体差だそうだ。
今回はAランク上位の個体だった
「とりあえず、確認したからしまってくれ。
後程ゴブリンキング、ゴブリンジェネラルを含めて買い取りをする。」
「わかりました。」
「そして、今回の集落の件だがな。
集落殲滅として、白金貨20枚を支払うことになる。
これは領主から出されている支度金だ。」
「そ、そんなに!?」
「本来なら人を集めて討伐しに行くんだ、おまけにゴブリンエンペラーまでいたことを考えるとかなりの被害になっただろうからな。
むしろ少ない方だ。
だから、気にせず受けとれ。」
「わかりました。」
「さて、倉庫に一緒に来てくれ。
そこでゴブリンエンペラー等全部受けとる。」
そうして、ギルドマスターと一緒に解体場に行きゴブリンジェネラル等100体の死体を渡した。
解体専門のもの達もあまりの数に泣いていた。
「改めて状態を見せて貰った。
全部、首を一撃とはな。
買い取り額は…白金貨80枚でどうだ?」
「そんなに?」
「ああ、首を一撃で他の傷が一切無い上に劣化がほとんど無いからな。」
「わかりました。じゃあ、それで。」
受付に行き討伐と買い取りの処理をして先程の白金貨20枚と合わせて、全部で白金貨100枚を受け取って無限収納にしまった。
「とりあえず、宿に戻るかな。」
部屋に戻ってきたアークは自分自身に生活魔法のクリーンを掛ける。
「あぁ、疲れた~」
ベッドに倒れ込む。
「夕食まで時間あるし遠出するだろうから、食材とか買いに行くか。」
起き上がって部屋を出ていく。
「さて、野菜と鍋とかも買わないとな。」
そう言って、街の中に消えていくアークであった。
そうして、宿に戻ってきたアークは夕食を食べて部屋に戻ってくる。
街に出て聞いてきた話では迷宮都市と言う場所があるらしい。
何でもダンジョンが数多く存在してる場所だとか。
「よし。迷宮都市に行こう。
そして、お米を探そう。」
そんな決意をするアークは早々に寝てしまった。
===============================
異世界と言えばダンジョンですよね!(*´∇`*)
あのあとギルドマスターが来て、昨日の会議室に連れていかれた。
「実は、昨日、お前さんにゴブリンの話を聞いたあと集落が出来てるかもしれないからギルドの方でギルド所属の密偵を使って森を調査させていたんだ。そして、お前さんが潰した集落を見付けたんだ。報告ではゴブリンが200と聞いていたんだが500もいたか…」
「はい。ゴブリンキングとゴブリンキングよりも大きな個体を含めて500程いましたよ。」
「そうか……ところでゴブリンキングよりも大きな個体って言ってたのが気になっていたんだがその死体はどうした?」
「ゴブリンジェネラル以上は討伐証明部位がわからないのでまるごと持ってきましたよ。」
「持ってきたって、お前さん、アイテムボックス持ちか!?そんな量が入るなんて聞いたこと無いが……」
「え?まあ、はい、そんなところです」
正直に言うと面倒ごとに巻き込まれそうだから黙っとこ…
「まあ、いいか、ゴブリンキングよりも大きな個体ってのを見せて貰えるか?」
「わかりました。ここで出していいですか?」
「大丈夫だ。」
そう言われたので無限収納からゴブリンキングよりも大きな個体を出した!
「これはゴブリンエンペラー!!」
そう言ってギルドマスターは驚愕する。
ゴブリンエンペラーはゴブリンキングを10体まとめて相手にするよりも厄介な魔物らしいランクで言うとAランク上位からSランク下位になるらしい。
この差は個体差だそうだ。
今回はAランク上位の個体だった
「とりあえず、確認したからしまってくれ。
後程ゴブリンキング、ゴブリンジェネラルを含めて買い取りをする。」
「わかりました。」
「そして、今回の集落の件だがな。
集落殲滅として、白金貨20枚を支払うことになる。
これは領主から出されている支度金だ。」
「そ、そんなに!?」
「本来なら人を集めて討伐しに行くんだ、おまけにゴブリンエンペラーまでいたことを考えるとかなりの被害になっただろうからな。
むしろ少ない方だ。
だから、気にせず受けとれ。」
「わかりました。」
「さて、倉庫に一緒に来てくれ。
そこでゴブリンエンペラー等全部受けとる。」
そうして、ギルドマスターと一緒に解体場に行きゴブリンジェネラル等100体の死体を渡した。
解体専門のもの達もあまりの数に泣いていた。
「改めて状態を見せて貰った。
全部、首を一撃とはな。
買い取り額は…白金貨80枚でどうだ?」
「そんなに?」
「ああ、首を一撃で他の傷が一切無い上に劣化がほとんど無いからな。」
「わかりました。じゃあ、それで。」
受付に行き討伐と買い取りの処理をして先程の白金貨20枚と合わせて、全部で白金貨100枚を受け取って無限収納にしまった。
「とりあえず、宿に戻るかな。」
部屋に戻ってきたアークは自分自身に生活魔法のクリーンを掛ける。
「あぁ、疲れた~」
ベッドに倒れ込む。
「夕食まで時間あるし遠出するだろうから、食材とか買いに行くか。」
起き上がって部屋を出ていく。
「さて、野菜と鍋とかも買わないとな。」
そう言って、街の中に消えていくアークであった。
そうして、宿に戻ってきたアークは夕食を食べて部屋に戻ってくる。
街に出て聞いてきた話では迷宮都市と言う場所があるらしい。
何でもダンジョンが数多く存在してる場所だとか。
「よし。迷宮都市に行こう。
そして、お米を探そう。」
そんな決意をするアークは早々に寝てしまった。
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異世界と言えばダンジョンですよね!(*´∇`*)
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