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本編
8話 初依頼①
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再び、冒険者ギルドに来てギルドの扉をくぐる。
「人が多いなぁ。」
結構、時間が経っていると思っていたがまだ朝2の鐘がなっていない為、冒険者はまだ依頼を受けていないものが多いようだ。
アークを見つけた冒険者達は道を譲るように退いていき依頼票が貼ってあるボードまでの道が出来た。
どうやら昨日の出来事を知っているものが大半のようだ。
「えっと………」
仕方がないので、ボードの前まで行き依頼票を見る。
しばらく、依頼票を見ていたが初めてなので常設依頼のゴブリン討伐を受けることにしたアークは受付のリリアンの元へ向かう
「リリアンさん。こんにちは。」
「あら?アーク君今日はどうしたの?」
「初めての依頼を受けようと思ったんですけど、よくわからないのでとりあえずゴブリン討伐を受けようかと思って。」
「そうね。いきなり高ランクになったから、良いかもしれないわね。」
「ゴブリンは魔石を持ってくれば良いですか?」
「ゴブリン討伐証明は魔石と右耳を持ってくれば大丈夫よ。」
「そうなんですね。わかりました。」
そんな会話を交わして冒険者ギルドを後にする。
南門に向かうまでに出店があったので、串肉等を買い昼食を確保する。
ちょうど良く買い忘れていたナイフがあったので、それも買う。
解体用ナイフが手に入った。
そして、南門が見えてきた。
「うわぁ、相変わらず多いなぁ。」
街に入ろうと並んでいる列を横目に近くにいる兵士に声を掛ける。
「これから、外に出ますね。
門が閉まるのはいつ頃ですか?」
「門は時期によるが日が落ちる頃には閉めるよ。大体、夜1の鐘が鳴る頃だな。」
「わかりました。」
そう言って、門を出て森の方へ向かう。
人が見えない場所まで歩いてきたアークは周りに人がいないことを確認すると森まで全速力で走った。
「うわぁ、まさか、本気で走るとものの数分で初めてこっちに来た場所まで来ちゃったよ…」
自分でも半ば呆れている。
「まあ、気を取り直して行くかな。
魔法の練習と剣の練習をしないとなぁ、今日中には魔法は操れるようにしとかないと色々と危ないからなぁ。」
剣を片手にし、気配を消しながら森の中に入っていく。
まるで、暗殺者のようである。
気配遮断と気配察知、魔力察知、索敵をフルに使いゴブリンを見つけては剣で首を両断する。
「結構、ゴブリンいるなぁ。」
そう呟いたとき、索敵範囲内に大量の魔物が引っ掛かる。
「うわぁ。なんだこの量。
殆どがゴブリンみたいだけど…
ゴブリンよりも強いヤツが結構いるなぁ。」
500はあろうかと言うほどの量であった
「これ、もしかしなくてもゴブリン村が出来てるんじゃないかな?そうなるとゴブリンキングがいるだろうなぁ、この数だし(´-ω-`)」
やれやれ、と言った感じだが、このままにしておくわけにもいかないので身体強化を使いゴブリンのいる場所まで一気に走る。
……3時間後
「疲れたぁ~!」
1人の青年が立っていた。
アークである。
ゴブリンの集落に突っ込んだアークは数を減らすために真空刃を連発し首を切り落としていく、しかし、なかなか数は減らない。
異変に気づいたゴブリン達が集まってきたからだ。
囲まれては不味いと判断した、アークは何を思ったのか、風の上位魔法である、雷を自分に落とした。
そして、雷を纏ったアークは目にも止まらぬ速さでゴブリンを倒していくのであった。
ゴブリン、ゴブリンソルジャー、ゴブリンアーチャー、ゴブリンメイジ、ゴブリンヒーラー、ゴブリンジェネラル等大半を倒したあと、やっと、ゴブリンキングが現れた。
ゴブリンキングはCランクの魔物である。
が、アークには関係ない、仲間がやられて怒ったゴブリンキングがアーク目掛けて剣を振り下ろしたがそこには誰もおらずにゴブリンキングの首が飛んだ。
ここまで凡そ1時間程である。
「人が多いなぁ。」
結構、時間が経っていると思っていたがまだ朝2の鐘がなっていない為、冒険者はまだ依頼を受けていないものが多いようだ。
アークを見つけた冒険者達は道を譲るように退いていき依頼票が貼ってあるボードまでの道が出来た。
どうやら昨日の出来事を知っているものが大半のようだ。
「えっと………」
仕方がないので、ボードの前まで行き依頼票を見る。
しばらく、依頼票を見ていたが初めてなので常設依頼のゴブリン討伐を受けることにしたアークは受付のリリアンの元へ向かう
「リリアンさん。こんにちは。」
「あら?アーク君今日はどうしたの?」
「初めての依頼を受けようと思ったんですけど、よくわからないのでとりあえずゴブリン討伐を受けようかと思って。」
「そうね。いきなり高ランクになったから、良いかもしれないわね。」
「ゴブリンは魔石を持ってくれば良いですか?」
「ゴブリン討伐証明は魔石と右耳を持ってくれば大丈夫よ。」
「そうなんですね。わかりました。」
そんな会話を交わして冒険者ギルドを後にする。
南門に向かうまでに出店があったので、串肉等を買い昼食を確保する。
ちょうど良く買い忘れていたナイフがあったので、それも買う。
解体用ナイフが手に入った。
そして、南門が見えてきた。
「うわぁ、相変わらず多いなぁ。」
街に入ろうと並んでいる列を横目に近くにいる兵士に声を掛ける。
「これから、外に出ますね。
門が閉まるのはいつ頃ですか?」
「門は時期によるが日が落ちる頃には閉めるよ。大体、夜1の鐘が鳴る頃だな。」
「わかりました。」
そう言って、門を出て森の方へ向かう。
人が見えない場所まで歩いてきたアークは周りに人がいないことを確認すると森まで全速力で走った。
「うわぁ、まさか、本気で走るとものの数分で初めてこっちに来た場所まで来ちゃったよ…」
自分でも半ば呆れている。
「まあ、気を取り直して行くかな。
魔法の練習と剣の練習をしないとなぁ、今日中には魔法は操れるようにしとかないと色々と危ないからなぁ。」
剣を片手にし、気配を消しながら森の中に入っていく。
まるで、暗殺者のようである。
気配遮断と気配察知、魔力察知、索敵をフルに使いゴブリンを見つけては剣で首を両断する。
「結構、ゴブリンいるなぁ。」
そう呟いたとき、索敵範囲内に大量の魔物が引っ掛かる。
「うわぁ。なんだこの量。
殆どがゴブリンみたいだけど…
ゴブリンよりも強いヤツが結構いるなぁ。」
500はあろうかと言うほどの量であった
「これ、もしかしなくてもゴブリン村が出来てるんじゃないかな?そうなるとゴブリンキングがいるだろうなぁ、この数だし(´-ω-`)」
やれやれ、と言った感じだが、このままにしておくわけにもいかないので身体強化を使いゴブリンのいる場所まで一気に走る。
……3時間後
「疲れたぁ~!」
1人の青年が立っていた。
アークである。
ゴブリンの集落に突っ込んだアークは数を減らすために真空刃を連発し首を切り落としていく、しかし、なかなか数は減らない。
異変に気づいたゴブリン達が集まってきたからだ。
囲まれては不味いと判断した、アークは何を思ったのか、風の上位魔法である、雷を自分に落とした。
そして、雷を纏ったアークは目にも止まらぬ速さでゴブリンを倒していくのであった。
ゴブリン、ゴブリンソルジャー、ゴブリンアーチャー、ゴブリンメイジ、ゴブリンヒーラー、ゴブリンジェネラル等大半を倒したあと、やっと、ゴブリンキングが現れた。
ゴブリンキングはCランクの魔物である。
が、アークには関係ない、仲間がやられて怒ったゴブリンキングがアーク目掛けて剣を振り下ろしたがそこには誰もおらずにゴブリンキングの首が飛んだ。
ここまで凡そ1時間程である。
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