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本編
4話 冒険者ギルド①
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列に並んでから1時間程して、やっと順番が来た。
「身分証を見せてください。」
マイクは自分の身分証を見せる。
「身分証持ってないです。」
と俺は素直に話した。
「なら、こっちで簡単な検査を受けてくれ。」
と言われたので素直に兵士に着いていった。
「この水晶玉に手を乗せてくれ。
何も無ければ緑、犯罪歴があれば赤で光るから。」
「わかりました。」
そう言って水晶玉に手を乗せた。
水晶玉は緑に光る。
「うん。問題ないね。仮証を発行します。
それと銀貨5枚掛かるよ。これは、冒険者ギルドとか商業ギルドでギルドカードを発行して貰って、仮証を返しに来てくれれば、銀貨5枚も返却するから。
ただし、仮証のままで3日を超えた場合は罰金で銀貨3枚だよ。
払えない場合は奴隷落ちもあるから、気を付けてね。」
そう言って兵士は仮証を渡してくれた。銀貨5枚を払い仮証を受けとる。
そしてマイクの元に行き合流する。
「仮証を貰えたみたいだね。すぐに冒険者ギルドに行くだろ?」
「はい、このまま行こうかと思ってます。」
「冒険者ギルドはこのまま大通りを行けば右側にあるよ。
盾のマークに剣がクロスして重なってる看板があるから、わかると思うよ。
今度うちの店に来てくれ、改めて礼をするからさ。」
「ありがとう、今度店に行かせて貰いますよ。」
そう言ってマイクと別れたアークは言われたとおりに進んでいった。
「あった!ここか!」
冒険者ギルドを見つけたアークは中に入っていった。
ガラン!ガラン!
扉を開けて中に入るとベルの大きな音がした。
扉を開けると音が鳴るようになっているようだ、騒がしいなかでも誰かが来たときにわかるようにだろう。
酒を飲んでいるもの、雑談をしているもの等色々と居るが一斉にこちらを見ている。どうやら、値踏みしているようだ。
アークはそんな視線を気にせずに受け付けへ向かう
受け付けの女性がこちらを見てにこやかに笑う。
「冒険者ギルドへようこそ。
本日のご用件は何でしょうか?」
「ギルドの登録に来ました。」
そんなやり取りをしていると不意に後ろから声をかけられた。
「おい!ここは、お前みたいなガキが来る処じゃねぇ!」
アークはテンプレに遭遇したなぁと思いながら後ろを振り向いた。
「オーク!!?」
酒を飲んで顔が赤くなっているヤツを見て思わずそんな言葉が出てしまった!
回りの冒険者達も盛大に笑っているもの、笑いをこらえているもの等さまざまだ!
「テメぇ!誰がオークだ!」
「あんただよ!顔真っ赤にして!発情期のオークにしか見えんだろ!」
笑いをこらえていたものも盛大に笑う受け付けの奥からも笑い声が聞こえてきた。
それにキレたオークと言われた男は、掌底打ちを繰り出して来た。
受け付けの女性に被害がいかないように攻撃を受け流した。
コイツ見た目と言い攻撃方法と言い、ハー○様に見えてきたな。
アークはそんなことを思っていた。
攻撃を受け流したことにより出来た隙を着いて顎に飛び膝蹴りを食らわせて、襲いかかってきた男は仰向けに倒れた。
周りで見ていたものも唖然である。
オークと言われる程の巨体を蹴り飛ばしたのだから。
「何の騒ぎだ!」
奥の階段からそんな声と共に1人の男がこちらにやってきた。
見た目は男○の塾長の江○島平八みたいな男である。
受け付けの女性が塾長に近付きことの経緯を説明したようだ。
「誰かソイツを地下室に運べ!」
すると周りの冒険者達は一斉に
「「「「「「無理だ!!」」」」」」
と叫んでいた。
「じゃあロープなり鎖なりで縛っておけ!」
そんなことを言われた冒険者達は指示に従っていた。
「で?お前さんは?」
「田舎から出てきたばかりのアークって言います。
こちらで冒険者登録をしようとしたら先程のオークに襲われたので迎撃しました!(*゚∀゚)ゞ」
「冒険者登録か……ちょっと奥に来い。」
面倒なことになったと思いながら着いていくアークであった……
「身分証を見せてください。」
マイクは自分の身分証を見せる。
「身分証持ってないです。」
と俺は素直に話した。
「なら、こっちで簡単な検査を受けてくれ。」
と言われたので素直に兵士に着いていった。
「この水晶玉に手を乗せてくれ。
何も無ければ緑、犯罪歴があれば赤で光るから。」
「わかりました。」
そう言って水晶玉に手を乗せた。
水晶玉は緑に光る。
「うん。問題ないね。仮証を発行します。
それと銀貨5枚掛かるよ。これは、冒険者ギルドとか商業ギルドでギルドカードを発行して貰って、仮証を返しに来てくれれば、銀貨5枚も返却するから。
ただし、仮証のままで3日を超えた場合は罰金で銀貨3枚だよ。
払えない場合は奴隷落ちもあるから、気を付けてね。」
そう言って兵士は仮証を渡してくれた。銀貨5枚を払い仮証を受けとる。
そしてマイクの元に行き合流する。
「仮証を貰えたみたいだね。すぐに冒険者ギルドに行くだろ?」
「はい、このまま行こうかと思ってます。」
「冒険者ギルドはこのまま大通りを行けば右側にあるよ。
盾のマークに剣がクロスして重なってる看板があるから、わかると思うよ。
今度うちの店に来てくれ、改めて礼をするからさ。」
「ありがとう、今度店に行かせて貰いますよ。」
そう言ってマイクと別れたアークは言われたとおりに進んでいった。
「あった!ここか!」
冒険者ギルドを見つけたアークは中に入っていった。
ガラン!ガラン!
扉を開けて中に入るとベルの大きな音がした。
扉を開けると音が鳴るようになっているようだ、騒がしいなかでも誰かが来たときにわかるようにだろう。
酒を飲んでいるもの、雑談をしているもの等色々と居るが一斉にこちらを見ている。どうやら、値踏みしているようだ。
アークはそんな視線を気にせずに受け付けへ向かう
受け付けの女性がこちらを見てにこやかに笑う。
「冒険者ギルドへようこそ。
本日のご用件は何でしょうか?」
「ギルドの登録に来ました。」
そんなやり取りをしていると不意に後ろから声をかけられた。
「おい!ここは、お前みたいなガキが来る処じゃねぇ!」
アークはテンプレに遭遇したなぁと思いながら後ろを振り向いた。
「オーク!!?」
酒を飲んで顔が赤くなっているヤツを見て思わずそんな言葉が出てしまった!
回りの冒険者達も盛大に笑っているもの、笑いをこらえているもの等さまざまだ!
「テメぇ!誰がオークだ!」
「あんただよ!顔真っ赤にして!発情期のオークにしか見えんだろ!」
笑いをこらえていたものも盛大に笑う受け付けの奥からも笑い声が聞こえてきた。
それにキレたオークと言われた男は、掌底打ちを繰り出して来た。
受け付けの女性に被害がいかないように攻撃を受け流した。
コイツ見た目と言い攻撃方法と言い、ハー○様に見えてきたな。
アークはそんなことを思っていた。
攻撃を受け流したことにより出来た隙を着いて顎に飛び膝蹴りを食らわせて、襲いかかってきた男は仰向けに倒れた。
周りで見ていたものも唖然である。
オークと言われる程の巨体を蹴り飛ばしたのだから。
「何の騒ぎだ!」
奥の階段からそんな声と共に1人の男がこちらにやってきた。
見た目は男○の塾長の江○島平八みたいな男である。
受け付けの女性が塾長に近付きことの経緯を説明したようだ。
「誰かソイツを地下室に運べ!」
すると周りの冒険者達は一斉に
「「「「「「無理だ!!」」」」」」
と叫んでいた。
「じゃあロープなり鎖なりで縛っておけ!」
そんなことを言われた冒険者達は指示に従っていた。
「で?お前さんは?」
「田舎から出てきたばかりのアークって言います。
こちらで冒険者登録をしようとしたら先程のオークに襲われたので迎撃しました!(*゚∀゚)ゞ」
「冒険者登録か……ちょっと奥に来い。」
面倒なことになったと思いながら着いていくアークであった……
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