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そろそろ良い加減少しはスローライフをしたい
第47話 異世界アイスクリーム屋さん
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「なあ、もしかして俺ら商売やったら大金持ちになれるんじゃ無いか?」
時夫は家庭菜園で作ったトマトっぽい野菜を収穫しつつ、一緒に作業をするルミィに話しかけた。
早いものでカズオの死からひと月が経っている。
因みにカズオを倒したのはラスティアなので、アルマはハーシュレイから力を取り戻すことは出来なかったので、ボーナスは無しである。
祖父の死でパワーアップも願い下げだけどな。
ルミィにはカズオの死の動揺の中で抱きついちゃったりして、暫くは少し気まずかったが、最近ようやく自然に接することができる様になってきた。
あの時オデコちゅーされた気がするけど、気のせいだったかも知れないので、聞く事ができない。
長らく女性と縁遠い生活を送っていた時夫は、ルミィの唇辺りをバレない様にコソコソ盗み見る気持ち悪い生活を送っている。
が、とにかく表面上は前と同じ生活に戻っているのだ。
あの後のマルズ国では、相変わらず聖女ユスティアこと、邪教徒のラスティアがこちらこそ本物の聖女であると大人気で、こちらアーシュラン国の方では伊織を偽物扱いされて王家も神殿も大いにイライラしているらしい。
その為に伊織のプロモーションがこちらの国でも煩いが、パレードをカズオに台無しにされた事などがまだ尾を引いて、国際社会では、どちらかと言えばユスティアこそが真の聖女として認められつつある。
何といってもカズオの被害を祈りで癒し、カズオはユスティアが倒したのだと半分本当の事を言っているのだ。
伊織の何よりも弱い点は、実際に伊織が聖女としての能力を持たない事だ。
そこで、時夫は伊織を一度訪ねて、聖女の真実を話したのだった。
時夫はその時の事を思い出す。
~回想スタート!
時夫達の話に伊織は驚いていたが、時夫を責めることは無かった。
「トッキーさんにはお世話になりましたし、同じ日本人がこの世界にいてくれるだけで心強いですから」
そう言う伊織は、淑女教育も身になり始めている様で、優雅にお茶を啜る様子もだいぶ板に付いてきた。
元々優しく気の利く子だからか、友人も出来て楽しくやってる様で何よりだ。
王子やその取り巻きとは少し距離を置いているらしい。結構なことだ。王子ザマァ。
「そういうわけだから、今後聖女関係の力が必要な時は呼んでくれれば駆け付けるよ」
「本当ですか!?会いに来てくれるなんて嬉しいです!」
伊織がずずいと身を乗り出す。
おやおや淑女教育がもっと必要な様だ。
時夫はちょっと仰け反り距離をとる。
「いや、齋藤さんに会いに来るとか、そう言うわけじゃ……」
「……伊織」
「へ?」
伊織が急に自分の下の名前をやたらハキハキした発音で言うので、時夫はポカンとした、
そして、その整った顔を時夫に近付ける。
「伊織で良いですよ。齋藤よりは良いやすいですよね?」
「いや、そう言うわけには……」
親戚とかでも無い女子高生を下の名前で呼ぶ三十路とかヤバい。
「伊織と呼んでください。ルミィさんの事は呼び捨てにしてるんですし、私も呼び捨てで良いですよ」
「いや……そう言うわけには……じゃあ……伊織さん?で」
「ダメです。い・お・り!」
「い……伊織……ちゃん……」
これが限界だ。言われてみればルミィの呼び捨てとか何も考えてなかったな。ルミィも問答無用で呼び捨てしてくるし。
ルミィを盗み見る。ルミィの青灰色の瞳が何となく冷たく見える。
時夫は慌ててルミィから視線を外す。
「まあ良いでしょう」
伊織が何とか納得してくれた。
ルミィの方は何故か気まずくて振り向けない。
その日はルミィがそこはかとなく素っ気ない気がして生きた心地がしなかったなぁ。
――俺は10代女性を狙うロリコンなんかじゃ無いよ。俺は子供の頃からバインバインのセクシーな年上のお姉さんが好きなんだ。
そう言えば良いだけなのに、しかし何故か言えなかった。
それを言ったらダメだと本能が告げていた。
だから時夫は口を噤んだ。
時間が問題を解決してくれる。沈黙は金。時は金なり。それが時夫のモットーである。
――はい、回想終了。
そんなこんなで、時間が解決して、とにかくルミィとは相変わらず愉快な信頼できる相棒として変わらず過ごしているのだ。
そして、話しかけられたルミィが時夫の言葉に謎の豆科の植物をもぎ取りつつ顔をあげた。
「何かまた凄くどうでも良い事思いついたんですか?」
ルミィがどうでも良さげに聞き返す。
ばちん!
「いったあ!」
久々のデコピン炸裂だ。
「話を聞く前からどうでも良いとか言うな!」
まったく。この素晴らしいアイデアを聞きもせずに。これだから凡人は困る。
時夫は思いついたすんばらしいアイデアを話す。異世界チートで大儲けの天才的なアイデアである。
『乾燥』の能力は本当にチートに使える。
例えば洗濯物はすぐに乾かせるし、食べ物に使ったら、フリーズドライの様になった。
それに冷やすのに使える。
氷系統の魔法使いは存在はするらしいが、非常に珍しいので、ライバルにはならないだろう。
いても、商売人には成らずに軍や騎士か冒険者にでもなって戦争や戦いで活躍するのだ。
「アイスクリーム屋さんに、俺はなる!」
異世界アイスクリーム屋さんだ!
きっと儲かるぞ!
ムフフ……食い物屋って一度はやってみたいよね。
日本じゃとてもそんな博打を打つ気にはなれないが、こっちでは冒険者として働いてそこそこ溜め込んでいるのだ。
失敗しても住む家はあるし、食う物もある。
「そうですか。頑張ってくださいね」
ルミィは豆の収穫に戻る。
「なーに言ってんだ!お前も一緒にやるんだよ!」
「えー!?なんで私が!?」
うちの看板娘が騒がしい。
もっとお淑やかにしないとお客様がビックリして逃げてしまうぞ。
伊織のところで淑女教育でも受けさせるか?
時夫はアイスクリーム屋をチェーン店化し、アイスクリーム界隈の頂点に立った自分を想像した。
バニラアイスよりも甘い妄想に時夫は間抜けな顔で涎を垂らし、ルミィはそんな不気味な時夫から、それとなく距離をとった。
時夫は家庭菜園で作ったトマトっぽい野菜を収穫しつつ、一緒に作業をするルミィに話しかけた。
早いものでカズオの死からひと月が経っている。
因みにカズオを倒したのはラスティアなので、アルマはハーシュレイから力を取り戻すことは出来なかったので、ボーナスは無しである。
祖父の死でパワーアップも願い下げだけどな。
ルミィにはカズオの死の動揺の中で抱きついちゃったりして、暫くは少し気まずかったが、最近ようやく自然に接することができる様になってきた。
あの時オデコちゅーされた気がするけど、気のせいだったかも知れないので、聞く事ができない。
長らく女性と縁遠い生活を送っていた時夫は、ルミィの唇辺りをバレない様にコソコソ盗み見る気持ち悪い生活を送っている。
が、とにかく表面上は前と同じ生活に戻っているのだ。
あの後のマルズ国では、相変わらず聖女ユスティアこと、邪教徒のラスティアがこちらこそ本物の聖女であると大人気で、こちらアーシュラン国の方では伊織を偽物扱いされて王家も神殿も大いにイライラしているらしい。
その為に伊織のプロモーションがこちらの国でも煩いが、パレードをカズオに台無しにされた事などがまだ尾を引いて、国際社会では、どちらかと言えばユスティアこそが真の聖女として認められつつある。
何といってもカズオの被害を祈りで癒し、カズオはユスティアが倒したのだと半分本当の事を言っているのだ。
伊織の何よりも弱い点は、実際に伊織が聖女としての能力を持たない事だ。
そこで、時夫は伊織を一度訪ねて、聖女の真実を話したのだった。
時夫はその時の事を思い出す。
~回想スタート!
時夫達の話に伊織は驚いていたが、時夫を責めることは無かった。
「トッキーさんにはお世話になりましたし、同じ日本人がこの世界にいてくれるだけで心強いですから」
そう言う伊織は、淑女教育も身になり始めている様で、優雅にお茶を啜る様子もだいぶ板に付いてきた。
元々優しく気の利く子だからか、友人も出来て楽しくやってる様で何よりだ。
王子やその取り巻きとは少し距離を置いているらしい。結構なことだ。王子ザマァ。
「そういうわけだから、今後聖女関係の力が必要な時は呼んでくれれば駆け付けるよ」
「本当ですか!?会いに来てくれるなんて嬉しいです!」
伊織がずずいと身を乗り出す。
おやおや淑女教育がもっと必要な様だ。
時夫はちょっと仰け反り距離をとる。
「いや、齋藤さんに会いに来るとか、そう言うわけじゃ……」
「……伊織」
「へ?」
伊織が急に自分の下の名前をやたらハキハキした発音で言うので、時夫はポカンとした、
そして、その整った顔を時夫に近付ける。
「伊織で良いですよ。齋藤よりは良いやすいですよね?」
「いや、そう言うわけには……」
親戚とかでも無い女子高生を下の名前で呼ぶ三十路とかヤバい。
「伊織と呼んでください。ルミィさんの事は呼び捨てにしてるんですし、私も呼び捨てで良いですよ」
「いや……そう言うわけには……じゃあ……伊織さん?で」
「ダメです。い・お・り!」
「い……伊織……ちゃん……」
これが限界だ。言われてみればルミィの呼び捨てとか何も考えてなかったな。ルミィも問答無用で呼び捨てしてくるし。
ルミィを盗み見る。ルミィの青灰色の瞳が何となく冷たく見える。
時夫は慌ててルミィから視線を外す。
「まあ良いでしょう」
伊織が何とか納得してくれた。
ルミィの方は何故か気まずくて振り向けない。
その日はルミィがそこはかとなく素っ気ない気がして生きた心地がしなかったなぁ。
――俺は10代女性を狙うロリコンなんかじゃ無いよ。俺は子供の頃からバインバインのセクシーな年上のお姉さんが好きなんだ。
そう言えば良いだけなのに、しかし何故か言えなかった。
それを言ったらダメだと本能が告げていた。
だから時夫は口を噤んだ。
時間が問題を解決してくれる。沈黙は金。時は金なり。それが時夫のモットーである。
――はい、回想終了。
そんなこんなで、時間が解決して、とにかくルミィとは相変わらず愉快な信頼できる相棒として変わらず過ごしているのだ。
そして、話しかけられたルミィが時夫の言葉に謎の豆科の植物をもぎ取りつつ顔をあげた。
「何かまた凄くどうでも良い事思いついたんですか?」
ルミィがどうでも良さげに聞き返す。
ばちん!
「いったあ!」
久々のデコピン炸裂だ。
「話を聞く前からどうでも良いとか言うな!」
まったく。この素晴らしいアイデアを聞きもせずに。これだから凡人は困る。
時夫は思いついたすんばらしいアイデアを話す。異世界チートで大儲けの天才的なアイデアである。
『乾燥』の能力は本当にチートに使える。
例えば洗濯物はすぐに乾かせるし、食べ物に使ったら、フリーズドライの様になった。
それに冷やすのに使える。
氷系統の魔法使いは存在はするらしいが、非常に珍しいので、ライバルにはならないだろう。
いても、商売人には成らずに軍や騎士か冒険者にでもなって戦争や戦いで活躍するのだ。
「アイスクリーム屋さんに、俺はなる!」
異世界アイスクリーム屋さんだ!
きっと儲かるぞ!
ムフフ……食い物屋って一度はやってみたいよね。
日本じゃとてもそんな博打を打つ気にはなれないが、こっちでは冒険者として働いてそこそこ溜め込んでいるのだ。
失敗しても住む家はあるし、食う物もある。
「そうですか。頑張ってくださいね」
ルミィは豆の収穫に戻る。
「なーに言ってんだ!お前も一緒にやるんだよ!」
「えー!?なんで私が!?」
うちの看板娘が騒がしい。
もっとお淑やかにしないとお客様がビックリして逃げてしまうぞ。
伊織のところで淑女教育でも受けさせるか?
時夫はアイスクリーム屋をチェーン店化し、アイスクリーム界隈の頂点に立った自分を想像した。
バニラアイスよりも甘い妄想に時夫は間抜けな顔で涎を垂らし、ルミィはそんな不気味な時夫から、それとなく距離をとった。
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