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Extra1:君の初めては全部……
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透さんの匂いを感じながら、首筋から鎖骨、胸、腹筋へと、引き締まったしなやかな身体を辿っていけば、熱を帯び張り詰めた先端が頬に当たる。
それは腹にくっつく程に勃ちあがっていて、舌を伸ばして触れてみれば、先端から溢れる蜜の味がした。
舌で触れた感触だけで見えないのに、手を拘束されていて触ることもできないのに、興奮してしまう。
――透さんも同じように興奮してくれてるのかなって思うと、なんだか嬉しいけど……、でも……。
「……ッ……直くん」
熱の籠った呼気と共に少し焦った声が落ちてきて、俺の顔にかかる前髪を優しい手がそっと掻き上げた。
目隠しされてて見えないけど、情欲に濡れた眼差しに上からじっと見下ろされているのを感じる。
そのまま熱い幹へ舌を這わせていけば、浮き出た血管が脈打っているのが、リアルに舌先に伝わってくる。
シーツに肌が擦れる音と共にスプリングが揺れて、透さんが身じろぐ気配がする。
見えないから、歯が当たらないように気を付けながら口を大きく開けて、そろそろと先端から呑み込んでいけば、咥内で透さんのがドクンとまた大きく膨らんだ。
俺の前髪を掻き上げている指先に力が入ったのを感じて……、
「……っ……直……」
透さんの余裕のなくなってきた声に呼ばれた途端、頭をそこから引き剥がされて、体はゆっくりと後ろへ押し倒されてしまった。
「……っ」
脚の間に透さんが割入ってきて、汗ばんだ体がのしかかり、唇を塞がれる。
「……挿れていい?」
舌を絡め合わせながら、透さんはキスの合間に掠れた声で囁いて、後ろの入り口に硬い熱を押し付けてくる。
「……ん、……」
頷けば、もう一度だけ啄ばむようになキスをくれて、リップ音を残しながら唇の温もりが離れていってしまう。俺は思わず、追いかけるように頭を起こしたけど、上手く届かなかった。
腰を持ち上げる手が双丘を割り広げ、グッと先端を埋め込まれる。
ついさっきまで透さんを受け入れていたそこは、吸い付くように難なく張り詰めた熱を呑み込んでいく。
俺は後ろで縛られている手を強く握り締めることしかできなくて……。
「ああっ」
「……っ」
体内がいっぱいになっていく感触に思わず声をあげる。同時に、透さんが零した吐息が聞こえてきた。
顔の両脇でスプリングが僅かに軋んだ。シーツに手を突いた透さんに、上から見下ろされている気配がする。
「……直……っ」
余裕のなくなってきた声で呼ばれた瞬間、抱き寄せられてベッドのスプリングが大きく揺れる。
反動をつけて体が起こされて、対面座位の形で抱きしめられた。
「……っ、ああっ」
自分の重みで一気に奥まで貫かれる。嬌声を上げながら反らした喉に濡れた舌が這わされて、体が大きく戦慄いた。
そのまま胸へと下りて、感じやすくなっている尖りを吸い上げる。
「あぁ……ふ、ぁ……っ、とーるさっ……」
俺の体は、押し寄せる快感に硬直して、カクカクと小刻みに震えて……。
そして、透さんの乱れた熱い息が肌にかかるのを感じて……。
――透さんも興奮してくれてるのが伝わってきて、やっぱり嬉しい……。でも……。
それは腹にくっつく程に勃ちあがっていて、舌を伸ばして触れてみれば、先端から溢れる蜜の味がした。
舌で触れた感触だけで見えないのに、手を拘束されていて触ることもできないのに、興奮してしまう。
――透さんも同じように興奮してくれてるのかなって思うと、なんだか嬉しいけど……、でも……。
「……ッ……直くん」
熱の籠った呼気と共に少し焦った声が落ちてきて、俺の顔にかかる前髪を優しい手がそっと掻き上げた。
目隠しされてて見えないけど、情欲に濡れた眼差しに上からじっと見下ろされているのを感じる。
そのまま熱い幹へ舌を這わせていけば、浮き出た血管が脈打っているのが、リアルに舌先に伝わってくる。
シーツに肌が擦れる音と共にスプリングが揺れて、透さんが身じろぐ気配がする。
見えないから、歯が当たらないように気を付けながら口を大きく開けて、そろそろと先端から呑み込んでいけば、咥内で透さんのがドクンとまた大きく膨らんだ。
俺の前髪を掻き上げている指先に力が入ったのを感じて……、
「……っ……直……」
透さんの余裕のなくなってきた声に呼ばれた途端、頭をそこから引き剥がされて、体はゆっくりと後ろへ押し倒されてしまった。
「……っ」
脚の間に透さんが割入ってきて、汗ばんだ体がのしかかり、唇を塞がれる。
「……挿れていい?」
舌を絡め合わせながら、透さんはキスの合間に掠れた声で囁いて、後ろの入り口に硬い熱を押し付けてくる。
「……ん、……」
頷けば、もう一度だけ啄ばむようになキスをくれて、リップ音を残しながら唇の温もりが離れていってしまう。俺は思わず、追いかけるように頭を起こしたけど、上手く届かなかった。
腰を持ち上げる手が双丘を割り広げ、グッと先端を埋め込まれる。
ついさっきまで透さんを受け入れていたそこは、吸い付くように難なく張り詰めた熱を呑み込んでいく。
俺は後ろで縛られている手を強く握り締めることしかできなくて……。
「ああっ」
「……っ」
体内がいっぱいになっていく感触に思わず声をあげる。同時に、透さんが零した吐息が聞こえてきた。
顔の両脇でスプリングが僅かに軋んだ。シーツに手を突いた透さんに、上から見下ろされている気配がする。
「……直……っ」
余裕のなくなってきた声で呼ばれた瞬間、抱き寄せられてベッドのスプリングが大きく揺れる。
反動をつけて体が起こされて、対面座位の形で抱きしめられた。
「……っ、ああっ」
自分の重みで一気に奥まで貫かれる。嬌声を上げながら反らした喉に濡れた舌が這わされて、体が大きく戦慄いた。
そのまま胸へと下りて、感じやすくなっている尖りを吸い上げる。
「あぁ……ふ、ぁ……っ、とーるさっ……」
俺の体は、押し寄せる快感に硬直して、カクカクと小刻みに震えて……。
そして、透さんの乱れた熱い息が肌にかかるのを感じて……。
――透さんも興奮してくれてるのが伝わってきて、やっぱり嬉しい……。でも……。
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